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8. 事件の報告+α
しおりを挟む報告を陛下にしたところ、かなりのお怒りを頂いた。私に怒らないでいただきたい。
「なんだと?兵士すらも満足に食事が出来ていなかったようだと?一体誰が食事をしているんだ?多くの貴族が亡命を求め、難民は増える一方」
「恐れながら、申し上げます。王家一家は食事が満足にできているのではないでしょうか?理由は現・国王夫妻、フィゴール伯爵の3人は捕縛しておりますが、3人とも血色豊かな感じで見たところ健康そうです」
「なるほどな。後で私が直々に尋問してやろうか?」
陛下がお怒りのようです。まだ見ぬ3人に向けて。
身体検査の後に、囚人服を着させていますが陛下にもしものことがあっては……。私もその席には同席しようと思います。おそらくコンラッド団長も。
「ふう。ところで、其方とコンラッドは良い仲にはならぬのか?」
私はお茶を頂いていたなら間違いなく吹き出していました。
「恐れながら、団長と私は上司と部下でそれ以上の関係はありません!」
「そうなのか。私はつまんなーい」
なんですか?どこの駄々っ子ですか?陛下を楽しませるために私が存在しているわけではないのですからね!
意識してしまうと、少しは変わるもので……。
うーん。団長ねぇ。こうして見ると確かにイケメンよね。それで、剣術に優れている第2皇子だもの。世間で言う‘優良物件’よねぇ。
「なんだ?俺をじーっと見て。惚れたか?」
「いえ、違います。本日陛下に先日ヴィクス王国に攻め込んだ時の報告に行った時、団長と私の仲について言及されたので、あらためて団長のお顔を拝見していました。失礼に当たりましたら謝罪申し上げます」
「ソッコーで否定されて、俺はショックなんだけど……。それはそうと、あの親父そんなことを考えてたのかよ」
「そのようです。あ、先日留守にした分も書類は溜まっているので、ジャンジャンと片付けていってくださいね!」
「笑顔で言うかなぁ?」
私は定時で帰りたい。そのためには是非とも書類を片付けていただきたい!
「うーん、仕方ないなぁ。リラ嬢!」
「なんですか?団長(ドス声)」
「俺と結婚を前提に交際してほしい。むしろ、婚約をしてほしい!」
「団長……頭大丈夫ですか?私の女性的魅力はどこにあるんですか?どこがいいんですか?こんなのの」
「どこと言ってもなぁ。女性的魅力は…まぁ俺だけが知ってればいい。他か?強くて、結婚後も仕事しような!四六時中一緒だぞ~」
それは見飽きるってやつじゃないのか?
「まぁいいとこも全部俺だけが知ってればいい。俺はお前が好きだ。以上だ!」
そう言われてもなぁ。
「持ち帰り、家でもじっくりと考えたいと思います」
というか、王族からの申し出に一貴族は断れないじゃんかー‼
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