強い女はお好きですか?

satomi

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10.最終話でラブラブ♡

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 結局私は団長、あ、コンラッド様だった。と婚約をすることとなった。
 コンラッド様としては、自分に群がる令嬢への牽制の役目を私がしているらしい。この役目を世間では虫除け役というらしい。
 コンラッド様という蜜に群がる令嬢(虫)達を避けるのに一役買っている。

 お父様と陛下は大喜び。陛下は「コンラッドは生涯独身を貫くんじゃないかと思った。若しくは、男色家……」と、言っていた。
 不敬だけど、男色家と言われたのが不満だったのか、コンラッド様は陛下に蹴りをいれようとして護衛の方に阻まれていた。陛下の護衛の方は流石にお強い。

 陛下とお父様でコンラッド様は今後どうするのかを決めたようです。
 我が家には跡取りがいないので、お父様としては是非ともコンラッド様に跡を継いでいただきたいようです。
 コンラッド様には娘婿として我が家を継いでもらうとして、王家から臣下に下ることとなった。

 コンラッド=ポーラル

「いやぁ、ポーラル公爵家が亡命してきた時に大きな邸を建ててよかったよ」
「陛下の慧眼です!」
「「ハハハハハ」」
 と、両方のお父様は二人で盛り上がっている。
 私としてもプライベートが守られる大きな邸で良かったと思うけど……。
 

 数年後には私は女の子(5)と男の子(3)を産んでいた。
 コンラッド様曰く「この子は絶対に嫁にやらない!」だそうだ。5才だというのに、剣術から体術から鍛えまくっている。本当に嫁の貰い手がなさそうだ。そっちの方が問題なのに。
 男の子(3)は…まだ3才だというのにチェスにはまってる。
「おとーさまもおかーさまもほんきでちぇすやってないの?」
 と、両親よりも強い。決して我々が『脳筋だ』というわけではない。何故なら本気でやってる国王陛下にも勝つという事をしているから。
 陛下が、「王位継承権って出生順とかなんだよなぁ」と呟いているのを聞いた。うちの子を国王にする気ですか?まだ3才ですから!そんな考えは捨てちゃって下さい。

 子供達には「おとうさまとおかあさまはらぶらぶなの?」と聞かれましたが、安心してください。私のお腹には第3の子が!この子はどんな風に育つのかな?と思うほど余裕があります。
 あ、コンラッド様がお帰りのようです。私は産休中。
「お帰りなさいませ。今日もご苦労様です。団長」
 ん?なんだか機嫌が悪い?
「どうしたの?」
「愛する旦那が帰ってきたんだぞ?ほっぺにチューとかないのか?」
 久しぶりに赤面してしまいました。
「こ、子供達もいるのにっ!」
「いやぁ、最近俺達がラブラブなのか?って聞いてきたからさぁ」
 コンラッド様にも聞いてたの?も~‼私はコンラッド様の頬にチューをして差し上げた。初めてチューした時は頭突きのようになって、コンラッド様もダメージを受けたと思う。私も口の中を切った。

 コンラッド様は満足げに家に入って行った。
「おかあさまとおとうさまはらぶらぶなんだね」
 そんな感じで、我が家は平和です。

 END

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