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8.熱い交わり
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「あっ、あ、あっ、やだっ、気持ちいい……」
「そうでしょ?」
ベッドの上で、自信満々な言葉を返す第二王子。彼の手で体中をまさぐられて、ベルティナは甘い吐息を漏らす。そうこうしている間にも、彼女の入口からは蜜があふれ出て、すぐにでも彼のものが欲しいとねだっているようだった。
「んんっ……! んっ……!」
立ち上がった乳首を彼の口に含まれ、たまらず背を反らす。甘く噛んで、舌で転がされて。その間、彼の手はベルティナの大切なところに触れて、ぐちゃぐちゃになった愛液を入口にこすりつけられる。
「ふあっ……!」
敏感な入口の上、更に敏感な場所を第二王子は親指で押した。じんわりと快感が波のようにベルティナの体の内側に押し寄せる。それらは押し寄せた後に去らずに、更にまた波が押し寄せ、快楽が積み上がっていくようだ。第二王子は愛液を滑らせて円を描くように擦り、ベルティナは嬌声を上げ続ける。
「あっ、あっ、イッ……駄目っ……やあっ、クリトリスっ……それ以上っ……」
「!……あ、はは……はは、なるほど。いや、駄目じゃないよ」
「イッ……く……!」
びくりと体が反って、ベルティナの足はピンと伸ばされる。その様子を見た第二王子は目を丸くして、それから「はは」と小さく笑って体を起こした。
「エロいなぁ」
「ふーーーっ……ふーーーーっ」
(今、なんて言った? エロい……? そんな言葉を第二王子が使うの……?)
もしかして。ベルティナはまだ快楽に支配されながらも、荒い息を吐きながら第二王子に尋ねた。
「あなた……まさか……転生……者……?」
「あたり。君もだろ。さっき、クリトリス、って言ったよな? それ、こっちの世界にない言葉なんだよね。君、注意した方がいいよ?」
「!」
「俺さぁ」
俺。ベルティナは目を見開いた。
「今日は、シンデレラのために兄さんを舞踏会に出すのに、すげぇ苦労したんだよね。気付くのにすっげぇ時間かかったんだけど、これ、シンデレラの世界なんだろ? シンデレラの話ってさぁ、王子様とシンデレラが出会ったって話で、第二王子とかその辺の話なんもないじゃん? だから、大丈夫だと思ってたんだけどなぁ~……君を見た瞬間、なんかこう、抗えない何かを感じたんだよね」
そう言いながら、第二王子はベルティナの片足を自分の肩にかけた。ひゅっと冷たい空気に股間が晒されて、ベルティナははっとする。
「でも、ま、君みたいな可愛い子とセックス出来るからいっか。ははっ、後で、いっぱい金積んであげるから、黙っててね?」
「く、く、く、クズ……!」
「なんとでも。あー、でもまあ、君が黙っていられないっていうなら、城の牢獄にでも入れるしかないかなぁ~」
「ひど……んぐっ!?」
ずるりとベルティナの内側に彼のものが埋められる。熱いものを少しずつ飲み込みながら、ぞくぞくと快楽が体中に上って来る。なのに、それとは別に下腹部にも大きな快感が広がり、ベルティナは息を荒くした。
「んあっ、あっ、あ……」
「ねぇ、君の中、すっごい熱くて……ああ、凄いな……奥まで入れちまうよ」
「ふあっ……!」
ずぶずぶとゆっくりかき分けて、彼のものが奥へと導かれる。ベルティナはシーツを握りしめて息を荒くしていたが、声は鼻にかかって甘ったるい。
「そうでしょ?」
ベッドの上で、自信満々な言葉を返す第二王子。彼の手で体中をまさぐられて、ベルティナは甘い吐息を漏らす。そうこうしている間にも、彼女の入口からは蜜があふれ出て、すぐにでも彼のものが欲しいとねだっているようだった。
「んんっ……! んっ……!」
立ち上がった乳首を彼の口に含まれ、たまらず背を反らす。甘く噛んで、舌で転がされて。その間、彼の手はベルティナの大切なところに触れて、ぐちゃぐちゃになった愛液を入口にこすりつけられる。
「ふあっ……!」
敏感な入口の上、更に敏感な場所を第二王子は親指で押した。じんわりと快感が波のようにベルティナの体の内側に押し寄せる。それらは押し寄せた後に去らずに、更にまた波が押し寄せ、快楽が積み上がっていくようだ。第二王子は愛液を滑らせて円を描くように擦り、ベルティナは嬌声を上げ続ける。
「あっ、あっ、イッ……駄目っ……やあっ、クリトリスっ……それ以上っ……」
「!……あ、はは……はは、なるほど。いや、駄目じゃないよ」
「イッ……く……!」
びくりと体が反って、ベルティナの足はピンと伸ばされる。その様子を見た第二王子は目を丸くして、それから「はは」と小さく笑って体を起こした。
「エロいなぁ」
「ふーーーっ……ふーーーーっ」
(今、なんて言った? エロい……? そんな言葉を第二王子が使うの……?)
もしかして。ベルティナはまだ快楽に支配されながらも、荒い息を吐きながら第二王子に尋ねた。
「あなた……まさか……転生……者……?」
「あたり。君もだろ。さっき、クリトリス、って言ったよな? それ、こっちの世界にない言葉なんだよね。君、注意した方がいいよ?」
「!」
「俺さぁ」
俺。ベルティナは目を見開いた。
「今日は、シンデレラのために兄さんを舞踏会に出すのに、すげぇ苦労したんだよね。気付くのにすっげぇ時間かかったんだけど、これ、シンデレラの世界なんだろ? シンデレラの話ってさぁ、王子様とシンデレラが出会ったって話で、第二王子とかその辺の話なんもないじゃん? だから、大丈夫だと思ってたんだけどなぁ~……君を見た瞬間、なんかこう、抗えない何かを感じたんだよね」
そう言いながら、第二王子はベルティナの片足を自分の肩にかけた。ひゅっと冷たい空気に股間が晒されて、ベルティナははっとする。
「でも、ま、君みたいな可愛い子とセックス出来るからいっか。ははっ、後で、いっぱい金積んであげるから、黙っててね?」
「く、く、く、クズ……!」
「なんとでも。あー、でもまあ、君が黙っていられないっていうなら、城の牢獄にでも入れるしかないかなぁ~」
「ひど……んぐっ!?」
ずるりとベルティナの内側に彼のものが埋められる。熱いものを少しずつ飲み込みながら、ぞくぞくと快楽が体中に上って来る。なのに、それとは別に下腹部にも大きな快感が広がり、ベルティナは息を荒くした。
「んあっ、あっ、あ……」
「ねぇ、君の中、すっごい熱くて……ああ、凄いな……奥まで入れちまうよ」
「ふあっ……!」
ずぶずぶとゆっくりかき分けて、彼のものが奥へと導かれる。ベルティナはシーツを握りしめて息を荒くしていたが、声は鼻にかかって甘ったるい。
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