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9.長い夜
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(どうしよう。気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい……!)
これも魔法のせいなのか。わからないまま、自分の体に与えられる快楽に翻弄される。熱い。気持ちいい。熱い。気持ちいい。ただ彼の熱くて硬いものが自分を貫いているだけなのに、気持ちよさでどうにかなってしまいそうだ。
「……くぅっ!?」
体の中でみっちりと膨らんでいたもの抜かれ、ベルティナは背を反らす。それから、ばちゅん、と再び奥に差し込まれ、堪らず声をあげた。彼が前後に腰を動かすたびに、ぐちゃぐちゃになった愛液が飛び散る。それを恥ずかしいと思うたび、ベルティナは自分の内側をきゅうと締め付ける。そして、それをごつごつとした彼のものがこじ開け、擦り、彼女が酔いしれてしまうほどの快楽を作り出す。
「ああ~……ねぇ、君、すごいな。ね、やっぱり君、牢獄行きだよ。そこに繋いで、俺のセックスの道具になって欲しいな……いいだろ? 毎日抱いてやるよ」
「ひぃんっ……らめっ……んっ、んっ、やぁぁ……気持ちいい、気持ちいいよぉ……!」
「俺も、めっちゃ気持ちいい」
ばちゅん、ばちゅん、と腰を打ち付けられ、内側をえぐられるたびに大きな波がベルティナの体を襲い続ける。抗えない、とシーツをぎゅっと握りしめて、ベルティナはすすり泣いた。
「やっばい。最高。こっちの世界でヤった女の中で一番いいなぁ……」
「クズっ……やあっ、やっ、ああっ、気持ちいっ……」
肌と肌がぶつかり合って、ぱちゅぱちゅと音を立てる。揺れる乳房を第二王子は片手で鷲掴みにして
「自分でここ、触ってみなよ。こんなに勃っちゃってさ、やーらし……擦って」
「やだぁ……」
「やらないと、止めちゃうよ」
そう言って、腰の動きを止める。止めて困るのは第二王子の方なんじゃないか、とか、いや、でもセックスしないと出られない部屋だし、とか。ベルティナの思考は乱れる。しかし、彼のものを咥えている入口、そして内側は、もっと欲しいと強請って腰を動かしてしまう。
「駄目だよ。ひっぱって、カリカリ擦って。両手で。恥ずかしい可愛い姿を俺にだけ見せて」
そう言って第二王子は彼女の腰を掴んだ。ベルティナは泣きながら「やだぁ、動いて、動いて」と強請る。
「だって、痴女なんだろ? 痴女らしく自分でちゃんと感じるところを擦って、いやらしい可愛い声をあげて。そうしたら、いっぱい突いて気持ちよくしてあげるから……」
「ううっ……う……んあっ……あっ、あ、あ……」
ベルティナは我慢出来ず、腰を微かにくねらせながら自分の胸を触った。一度触りだせば、手が止まらなくなる。
「はは、凄い。本当に弄りだして。本当に可愛いな。止められないぐらい気持ちいい? 今、もっと気持ちよくしてあげる」
そういって第二王子は、どちゅん、とベルティナを奥まで貫いた。びりびりとした性感が脳天まで届き、彼女は腰を浮かせて嬌声をあげる。
「可愛いな。可愛い。うん。可愛い。まいったな……これが終わったら、この気持ちも消えているのかな……」
「あっ、あっ、あっ、あああああ!」
何かを返事しようとしても、快楽の波に抗えずにベルティナは嬌声を上げ続ける。そうして、長い夜は続くのだった。
これも魔法のせいなのか。わからないまま、自分の体に与えられる快楽に翻弄される。熱い。気持ちいい。熱い。気持ちいい。ただ彼の熱くて硬いものが自分を貫いているだけなのに、気持ちよさでどうにかなってしまいそうだ。
「……くぅっ!?」
体の中でみっちりと膨らんでいたもの抜かれ、ベルティナは背を反らす。それから、ばちゅん、と再び奥に差し込まれ、堪らず声をあげた。彼が前後に腰を動かすたびに、ぐちゃぐちゃになった愛液が飛び散る。それを恥ずかしいと思うたび、ベルティナは自分の内側をきゅうと締め付ける。そして、それをごつごつとした彼のものがこじ開け、擦り、彼女が酔いしれてしまうほどの快楽を作り出す。
「ああ~……ねぇ、君、すごいな。ね、やっぱり君、牢獄行きだよ。そこに繋いで、俺のセックスの道具になって欲しいな……いいだろ? 毎日抱いてやるよ」
「ひぃんっ……らめっ……んっ、んっ、やぁぁ……気持ちいい、気持ちいいよぉ……!」
「俺も、めっちゃ気持ちいい」
ばちゅん、ばちゅん、と腰を打ち付けられ、内側をえぐられるたびに大きな波がベルティナの体を襲い続ける。抗えない、とシーツをぎゅっと握りしめて、ベルティナはすすり泣いた。
「やっばい。最高。こっちの世界でヤった女の中で一番いいなぁ……」
「クズっ……やあっ、やっ、ああっ、気持ちいっ……」
肌と肌がぶつかり合って、ぱちゅぱちゅと音を立てる。揺れる乳房を第二王子は片手で鷲掴みにして
「自分でここ、触ってみなよ。こんなに勃っちゃってさ、やーらし……擦って」
「やだぁ……」
「やらないと、止めちゃうよ」
そう言って、腰の動きを止める。止めて困るのは第二王子の方なんじゃないか、とか、いや、でもセックスしないと出られない部屋だし、とか。ベルティナの思考は乱れる。しかし、彼のものを咥えている入口、そして内側は、もっと欲しいと強請って腰を動かしてしまう。
「駄目だよ。ひっぱって、カリカリ擦って。両手で。恥ずかしい可愛い姿を俺にだけ見せて」
そう言って第二王子は彼女の腰を掴んだ。ベルティナは泣きながら「やだぁ、動いて、動いて」と強請る。
「だって、痴女なんだろ? 痴女らしく自分でちゃんと感じるところを擦って、いやらしい可愛い声をあげて。そうしたら、いっぱい突いて気持ちよくしてあげるから……」
「ううっ……う……んあっ……あっ、あ、あ……」
ベルティナは我慢出来ず、腰を微かにくねらせながら自分の胸を触った。一度触りだせば、手が止まらなくなる。
「はは、凄い。本当に弄りだして。本当に可愛いな。止められないぐらい気持ちいい? 今、もっと気持ちよくしてあげる」
そういって第二王子は、どちゅん、とベルティナを奥まで貫いた。びりびりとした性感が脳天まで届き、彼女は腰を浮かせて嬌声をあげる。
「可愛いな。可愛い。うん。可愛い。まいったな……これが終わったら、この気持ちも消えているのかな……」
「あっ、あっ、あっ、あああああ!」
何かを返事しようとしても、快楽の波に抗えずにベルティナは嬌声を上げ続ける。そうして、長い夜は続くのだった。
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