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第1話 (主人公)
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「「よろしくお願いします」」
二重に重なったその声を聞いた私の脳みそはガンッと金槌で叩かれたのかのような感覚に陥る。
ーあぁ私は乙女ゲームの…
そこで私の意識は途絶えた。
--------------------------------------------------------------------------------
私は真っ白な空間にいた。ボケっとその空間を見つめているとスクリーンのようなものに一人の少女が映し出された。その少女は酷く見覚えがあった。
……って私じゃないの、あれ?え?あれ?
自分のように感じたが少し違う、その感覚はすごく気持ち悪かった。しかし直ぐにその気持ち悪さは少女の一言によって解消された。
「スチル全て集め終わったわ!!」
スチル……スチル……スチ……乙女ゲーム!そして頭に大量のデータのようなものが入り込んできた。そして私は1人納得した。
……あぁこれはわたしの前世の姿だったのね、
------------------------------------------------------------------------------------------
私の前世はただの恋愛が大好物の女子高校生だった。恋愛が好物だったが自分自身は女子高育ちだったので、恋愛なんてものはしたことがなかった。
それ故に恋愛への憧れは人一倍強く乙女ゲームに手を出した。最初に始めたはのは中学の頃だった。
……そして高校になった今ではかなりの数の乙女ゲームをプレイしていた。一番のお気に入りだったのは『学園プリンス』という乙女ゲームだった。略して学プリはネーミングセンスこそ皆無ではあるが内容はそこそこ良かった。
主人公は名前も容姿もハッキリと決まっており、黒髪黒目のいかにも日本人な女の子。それもそのはずこのゲームの舞台は日本である。
しかし、主人公の周りは御曹司、御曹司、御曹司、お嬢などなど濃いメンツばかりである。
その理由はゲームの基本的な舞台がお金持ちの学園なのだ場合やイベントによっては遊園地やレストランなどなど外に出ることもあるが基本は学園だ。
そんな、非現実な内容だからこそ人気があった。
前世の私はメインヒーローが推しだった。メインヒーローは【笹倉 涼】といって笹倉財閥の御曹司で冷静でクールな一面ヒロインの前では甘い顔をするというギャップ持ち。私はそのギャップにやられてしまったらしい。そして彼には幼馴染がいる【宮本 春樹】こちらも御曹司、しかし涼とは違い明るく人懐っこい性格をしている。そしてもちろん攻略対象だ。攻略対象は全部で5人いるが涼と春樹以外は誰なのかよく分からなかった。
……そして私はもうひとつ思い出した。それは涼と春樹には幼馴染がいるということ。
その幼馴染は【来宮 桜】性別は名前からわかる通り女性。そして軽くヒロインのライバルキャラと言ったところだ。彼女の立ち位置は涼と春樹の初恋の姉みたいな人と言ったところだ。彼らに比べ桜は2歳年上だそれ故に涼と春樹を振ってしまう。そんな彼らは桜のことを忘れられないまま高校へとあがりヒロインとの恋愛へと発展する、というのがこのゲーム。まぁまぁ大事な役どころな桜ちゃん。桜、そうそして桜とは今世の私の名前。冒頭であった「「よろしくお願いします」」と揃っていたあの声の主は確か父が
「今日は笹倉さんと来宮さんが来るからご子息とは仲良くね」
と言っていた。
……あァわたしは乙女ゲームの初恋の相手役に転生してしまったのね
------------------------------------------------------------------------------------------
まぶたが重くて上がらないが、起きなければ起きて行動しなければ……!焦燥感だけが先走ってしまってうまく思考がまとまらないがとりあえず起きたい。私の必死の願いがかなったのかまぶたが上がった。そこにうつされたのは、涙でよく分からない顔になってる父様の顔だった。
「しゃくらぁぁあ!起きたの起きたんだねぇええおはよおおおお」
うっ……うるさい。キーンと耳の中で音が鳴ったがそんなことお構い無しに父は泣き叫ぶ。そんな父を見兼ねてか端にいたお母様が父様に対して怒った。
「うるさいですわ!いつまで泣けば気が済むのです!!桜も精神的に休まりませんわ!!さっさと仕事に戻ってくださいな」
全くその通りだよ……
「桜?体の調子はどうです?」
「はい。大丈夫です。かあさま」
はぁ……かあさま癒しやぁ……美しいなぁ……
……というか私の今世の顔ってどんな顔してるんだろう。まぁ、モブらしい顔だろうなぁ
「かあさま。かがみありますか?」
くそぉ舌があんまりまわらん!!
「鏡?えぇありますわよ……えっと……はい。」
母様がポーチのようなものをガサゴソと探り手鏡を渡してくれる。
「ありがとうごじざいましゅ」
あ、噛んだはずい。まぁいいや
よぉーーし見るぞー!!!…………えっ誰っこれ
鏡に映ったのは真っ黒というよりかは漆黒と言った方がぴったりな髪の毛を見にまといパッチリと大きな目を見開いた美しい女の子だった。
「ぎょぇ!?」
変な声出ちゃったのは許して欲しいなぁ
作者です。どうも~。読んでいただき感謝です。!!何も考えないで何もメモを取らないで書いたこの小説いかがだったでしょうか?誤字脱字多いと思われます^^;見つけた場合はコメントで教えてくれると飛んで喜びますのでよろしくお願いします♪感想もお待ちしてますね
二重に重なったその声を聞いた私の脳みそはガンッと金槌で叩かれたのかのような感覚に陥る。
ーあぁ私は乙女ゲームの…
そこで私の意識は途絶えた。
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私は真っ白な空間にいた。ボケっとその空間を見つめているとスクリーンのようなものに一人の少女が映し出された。その少女は酷く見覚えがあった。
……って私じゃないの、あれ?え?あれ?
自分のように感じたが少し違う、その感覚はすごく気持ち悪かった。しかし直ぐにその気持ち悪さは少女の一言によって解消された。
「スチル全て集め終わったわ!!」
スチル……スチル……スチ……乙女ゲーム!そして頭に大量のデータのようなものが入り込んできた。そして私は1人納得した。
……あぁこれはわたしの前世の姿だったのね、
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私の前世はただの恋愛が大好物の女子高校生だった。恋愛が好物だったが自分自身は女子高育ちだったので、恋愛なんてものはしたことがなかった。
それ故に恋愛への憧れは人一倍強く乙女ゲームに手を出した。最初に始めたはのは中学の頃だった。
……そして高校になった今ではかなりの数の乙女ゲームをプレイしていた。一番のお気に入りだったのは『学園プリンス』という乙女ゲームだった。略して学プリはネーミングセンスこそ皆無ではあるが内容はそこそこ良かった。
主人公は名前も容姿もハッキリと決まっており、黒髪黒目のいかにも日本人な女の子。それもそのはずこのゲームの舞台は日本である。
しかし、主人公の周りは御曹司、御曹司、御曹司、お嬢などなど濃いメンツばかりである。
その理由はゲームの基本的な舞台がお金持ちの学園なのだ場合やイベントによっては遊園地やレストランなどなど外に出ることもあるが基本は学園だ。
そんな、非現実な内容だからこそ人気があった。
前世の私はメインヒーローが推しだった。メインヒーローは【笹倉 涼】といって笹倉財閥の御曹司で冷静でクールな一面ヒロインの前では甘い顔をするというギャップ持ち。私はそのギャップにやられてしまったらしい。そして彼には幼馴染がいる【宮本 春樹】こちらも御曹司、しかし涼とは違い明るく人懐っこい性格をしている。そしてもちろん攻略対象だ。攻略対象は全部で5人いるが涼と春樹以外は誰なのかよく分からなかった。
……そして私はもうひとつ思い出した。それは涼と春樹には幼馴染がいるということ。
その幼馴染は【来宮 桜】性別は名前からわかる通り女性。そして軽くヒロインのライバルキャラと言ったところだ。彼女の立ち位置は涼と春樹の初恋の姉みたいな人と言ったところだ。彼らに比べ桜は2歳年上だそれ故に涼と春樹を振ってしまう。そんな彼らは桜のことを忘れられないまま高校へとあがりヒロインとの恋愛へと発展する、というのがこのゲーム。まぁまぁ大事な役どころな桜ちゃん。桜、そうそして桜とは今世の私の名前。冒頭であった「「よろしくお願いします」」と揃っていたあの声の主は確か父が
「今日は笹倉さんと来宮さんが来るからご子息とは仲良くね」
と言っていた。
……あァわたしは乙女ゲームの初恋の相手役に転生してしまったのね
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まぶたが重くて上がらないが、起きなければ起きて行動しなければ……!焦燥感だけが先走ってしまってうまく思考がまとまらないがとりあえず起きたい。私の必死の願いがかなったのかまぶたが上がった。そこにうつされたのは、涙でよく分からない顔になってる父様の顔だった。
「しゃくらぁぁあ!起きたの起きたんだねぇええおはよおおおお」
うっ……うるさい。キーンと耳の中で音が鳴ったがそんなことお構い無しに父は泣き叫ぶ。そんな父を見兼ねてか端にいたお母様が父様に対して怒った。
「うるさいですわ!いつまで泣けば気が済むのです!!桜も精神的に休まりませんわ!!さっさと仕事に戻ってくださいな」
全くその通りだよ……
「桜?体の調子はどうです?」
「はい。大丈夫です。かあさま」
はぁ……かあさま癒しやぁ……美しいなぁ……
……というか私の今世の顔ってどんな顔してるんだろう。まぁ、モブらしい顔だろうなぁ
「かあさま。かがみありますか?」
くそぉ舌があんまりまわらん!!
「鏡?えぇありますわよ……えっと……はい。」
母様がポーチのようなものをガサゴソと探り手鏡を渡してくれる。
「ありがとうごじざいましゅ」
あ、噛んだはずい。まぁいいや
よぉーーし見るぞー!!!…………えっ誰っこれ
鏡に映ったのは真っ黒というよりかは漆黒と言った方がぴったりな髪の毛を見にまといパッチリと大きな目を見開いた美しい女の子だった。
「ぎょぇ!?」
変な声出ちゃったのは許して欲しいなぁ
作者です。どうも~。読んでいただき感謝です。!!何も考えないで何もメモを取らないで書いたこの小説いかがだったでしょうか?誤字脱字多いと思われます^^;見つけた場合はコメントで教えてくれると飛んで喜びますのでよろしくお願いします♪感想もお待ちしてますね
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