初恋のお姉さん役の私は幼馴染に恋をする

白雪

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第2話

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はぁ……思わずため息が出てしまったのは仕方が無いと思う。昨日鏡で顔を確認したところめちゃくちゃ美人でした。ありえない。モブなのに、顔すらでてないモブなのに

……まぁそんなことはどうでも良くないけど、置いておく問題は前世を思い出した日から1日たった今日、倒れてしまったお詫びに行くのだメインヒーローの家に、

「かあさま。ホントに行かなきゃだめですか?」

いいよね?いかなくても?ね?

「いいよぉさくちゃぁん」

父様には聞いてないですよ~

「だめよ?桜。倒れたとはいえ体調はいいのでしょう?それとも悪くなったの?」

「そんなことは……ないですけどぉ……」

許してよ私まだ5歳だもん!精神年齢高いけど5歳やもん!!

「とりあえず行きますわよ?」

はーい……

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あっ、あっ、ありえない!!家でかすぎ!!私はただいま笹倉財閥の本社に来ている。笹倉財閥は外国にもお店を出店して日本でも三本の指に入る財閥だ。
三本の指に入る財閥は笹倉財閥これはメインヒーローそして私が今謝りに行ってる相手の財閥。そして宮本財閥。これはメインヒーローの幼馴染くんもちろん攻略対象だ。最後は竜崎財閥これは悪役令嬢の財閥だ。まぁスペック的なことを考えると当たり前といえば当たり前である。

……はぁ胃が痛い。3歳児が相手だけど緊張はやはりする。

ボケーッと父様と母様の後をつけているうちについてしまった。社長室的なところ。ドアでかぁ、
案内してくれたイケおじの人がドアを叩いた
「来宮様がいらっしゃいました。」
「入っていいぞ」
威厳のある声でそう告げられると。ぺこっと90度に頭を下げたいけおじさんがドアを開けてくれる。案内されるままに入ると前世の私の部屋の3倍はあるであろう部屋が開いた。
「よく来たな透、志乃さん、桜ちゃん」
透は父様の名前で志乃は母様の名前そして最後は私の名前だ。
この人がメインヒーローのお父さん?めちゃくちゃ普通のおじちゃんやん!そこら辺に居そう!!あっ、失礼か。先程までいたはずのいけおじはもうそこにはおらず私たちだけとなった。静かな沈黙が続き最初に声を出したのは私の父様だった。
「昨日はすまなかったな。どうやらうちの子は疲れていたようだ」
ニコニコと笑っているがなんだか少し違和感がある。黒いというか。
「いいや、いいのだよ透。そして私は桜ちゃんに少し頼み事があるのだいいかね?」
「断る」
父様……私に許可する前に断るのはやめてください。
「あなたっ!!失礼になりますわ!申し訳ありません。うちの夫が……」
かあさまが青い顔をして父様を叱り付けた。父様はちょっとしゅんとしてしまっている。
「いやかまわんかまわん。していいかな桜ちゃん」
ニコニコと人の良さそうな笑みを浮かべながら私に許可を取ろうとする。
「はっはひぃ!!」
あっっ声がァァ緊張で裏返ってしまった恥ずかしい。きっと真っ赤であろう自分の顔を隠すように下を向いているとはっはっはと声を出して笑ってくるメインヒーローのお父さま。そして言葉を続けた
「うむ。私に1人息子はいることはしっているだろう?」
「桜は嫁にはやらんぞ」
父様とりあえず黙っててください。
「嫁ではなく私は桜ちゃんに友達になってほしいのだ。あの子は春樹とばかり仲が良くあやつの世界は狭い。女の子の友達ができることによってあやつの世界を広げてあげたい。どうだ?桜ちゃん。うちに遊びに来たらお菓子があるぞ」
お菓子になんてつられませんよ?
「ケーキも出すぞ」
つられ……
「桜ちゃんの好物をたんと用意しよう」
「お願いします。」
熱い握手を交わして了承した。父様とかあさまのことを忘れて……
「桜……はしたないわよ?」
「さくちゃん!?ぱぱよりこのじじいを取るの?」
父様と年齢変わりませんよね?
「はっはっはまぁいいだろう。桜ちゃん私のこと夏目じいさまと呼んでくれ」
へー、メインヒーローのお父様は夏目さんって言うのか……
元気そうに笑うとメインヒーローの父こと夏目さんは茶目っ気にウィンクをしながら私にそう告げた。
「はい!夏目じいさま!」
私は元気よく返事をしてから数々のお菓子という名の褒美にうつつを抜かすのであった。

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2話目どうだったでしょうか?全然話が進みませんがゆっくりとでも進めていこうと思っています!気づいたらいつの間にかにお気に入りをつけていただいて正直嬉しくて泣きそうですっ!!至らぬ点が多い作品ですが暖かい目で見守ってくださると嬉しいです!

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