機甲乙女アームドメイデン ~ロボ娘と往く文明崩壊荒野~

日野久留馬

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「マスター! マスター!」

 床下へと消えた主に、キキョウは狼狽しきった声を上げる。
 そこには冷静沈着で鉄面皮な頼れる保護者はいない。 外見設定年齢にふさわしい乙女の姿があった。

 だが、乙女であっても今のキキョウの状態は貞淑であるとはとても言えない。
 巨漢、ヴァトーは子供に小水をさせるような姿勢でキキョウを抱え上げると、杭のような肉棒でその秘裂を穿っていた。
 清楚な秘唇が一杯に広がりきるほどの巨根を受け入れた秘所は、注ぎ込まれた精液のみならず自ら分泌した潤滑液愛液で濡れそぼり、膣壁は主以外の肉棒に従順に絡みついている。
 
 そこに彼女の意志は全く関与していない。
 状況的に紛れもない強姦であり、怒りと憎しみすら抱いている相手の肉棒に、彼女の機体は勝手に奉仕しているのだ。

「俺の蹴りを避けれたと思ったら、まあ運のない小僧だな」

 ヴァトーは興が削がれたといわんばかりに鼻を鳴らすと、腰を大きくひと揺すりした。

「あぅっ♡」

 奥深くを亀頭に小突かれ、キキョウは不覚にも淫らな声をあげてしまう。
 嬌声を恥じ、唇を噛みしめて俯くキキョウの耳元に巨漢は口を寄せる。

「俺の精液を呑み干しといて、まだ坊主に義理立てできるとは大したもんだ。
 だが、気にくわねえ」

 ヴァトーは頬を歪ませ、嗜虐心に満ちた笑みを作る。

「お仕置きだ、足癖の悪いあんよにゃ、こうだ!」

 ヴァトーの言葉と共に、唯一残ったキキョウの左膝に不可視の加重が掛かった。

「や、やめっ」

 只でさえ満身創痍なのに、最後の四肢すら失ってしまっては主の救出にも行けなくなる。
 キキョウの狼狽と、恐怖の視線の中、左膝は鈍い音と共に破砕された。
 装甲ブーツごと膝から先が脱落し、露わになった破砕口からは循環液リキッドが吹きこぼれ、引きちぎられた人工筋肉アクチュエーターの残滓がケーブルのように垂れ下がる。

「あ、あぁ……」

 図らずも先日、自らが僚友アイネズに行ったかのように、キキョウは全ての四肢を失い、達磨の如き有様となった。
 太く強靱にそそり立った肉杭が彼女の芯を貫き、その機体が地に落ちるのを防いでいる姿は、メイデンを利用したオナホールのようで無様極まりない。

「へっへっ、いい格好になったなあ、キキョウ?」

 嘲りながら腰を跳ね上げるキキョウ。
 手足を失い、軽量化されてしまった機体が大きく揺さぶられる。

「あっ♡ ぐぅっ♡ はうっ♡」

 残った四肢をもぎ取られるような暴挙に、杭を突き立て抉りまわすような己本意の陵辱。
 このような無体の極みに遭っておきながら、キキョウの性感センサーはそれを全て快楽に変換していた。
 膣奥からは止めどなく潤滑液愛液が溢れだし、肉杭の突き立った陰唇の隙間から飛沫のようにまき散らされる。

「へっ、大した淫売っぷりだなあ! このドスケベ人形が!」

「ち、違いますっ♡ わ、私はぁっ♡」

「違わねえよ! もう判ってんだろうが!」

 ヴァトーの言葉は真実。 キキョウはすでに「判って」いた。
 子宮ウテルスユニットがヴァトーの精液を識別し、彼が「兆候」を持つ者、彼が自称する所の「真の漢トゥルーガイ」であると確認した時、キキョウのメモリーの中でロックされていた情報が開示されたのだ。

 メイデンは「真の漢トゥルーガイ」を探しだし、彼らに仕えるために作られた存在なのだ。
 彼らの精を子宮ウテルスユニットに注がれたメイデンは、掛けられた全てのリミッターを解除され、その全てを持って真の漢トゥルーガイへ奉仕する事となる。
 「男」とは「真の漢トゥルーガイ」の雛であり、男に仕えるのは真の主たる真の漢トゥルーガイが居ない故の代替行為に過ぎない。

(マザー、よくもこんな情報を隠匿して……!)

 キキョウは胸中でシヤを罵る。
 各タウンのマザー達は、存在するかも不明な「真の漢トゥルーガイ」を探すための機能をメイデンに植え付けていた。 それはいい。
 問題は、真の漢トゥルーガイに出会うまで、それらの情報がメイデン自身にも秘匿されているという点だ。

 おそらく、メイデン経由で男達に情報が漏れれば「自分達は代用品なのか」という思いから、精神安定性や生産性など各種パフォーマンスの低下が懸念されると考えたのだろう。
 キキョウ自身、それは同意する点だが、全く情報もないまま真の漢トゥルーガイ、それも敵対的な真の漢トゥルーガイと対峙する羽目になった身としては憤りを禁じ得ない。

 機体はすでにヴァトーに屈している。
 拷問器具のような肉杭が子宮ウテルスユニットの入り口に突き立てられる度に、フィオにも、ゼンクにすら引き出された事のないような甘美な戦慄が疑似神経を駆け抜けるのだ。
 どすんとまたも膣奥を叩かれ、わずかに残った四肢の残滓である太股の内側がびくびくと痙攣する。

「くうっ♡ た、たしかに、 貴方が、「兆候持つ者」であると♡ 認めざるを得ませんねっ♡」

 ヴァトーの正体を認めるキキョウの言葉は、隠しようもなく甘い。
 媚びさえ含んでいるかのような声音に、ヴァトーは気を良くして更に腰を前後させた。

「あんっ♡ あうぅっ♡」

「へっ、ようやくお前等の御主人様が誰か、納得したのかい」

「で、でも、不可解です。
 貴方の精液が真の漢トゥルーガイであると示していても、貴方の力が皆目見当つきません。
 私の手足を破壊した力は、真の漢トゥルーガイの力なのですか?」

 喘ぎながらも問いかけるキキョウの疑似精神は、この期に及んで屈していなかった。
 ひと突き、ひと揺すりごとに軽いエクスタシーに達しながらも、キキョウのCPUからフィオへの想いが揺らぐ事はない。
 先代主より預かり、養育に勤め、ついには主としてその筆卸しまでも行った、彼女の自慢の小さなマスター。
 傷つき、穴に落ちたフィオが無事である可能性についての演算をねじ伏せ、自らが育て上げた主の無事を信じていた。
 ならば、彼と合流した時に備えて敵の情報を集めねばならない。 逆襲のために。

 ヴァトーはある意味その見かけ通りというべきか、単純な面のある男のようだった。
 甘い声での問いかけに自慢げに顔を綻ばせる。

「おうよ、俺達真の漢トゥルーガイってのは、そこらの男とは比べものにならねえ力を得るんだ。
 俺の力は――」

「ヴァトー」

 核心に触れ掛けた時、朗々とした美声バリトンが割ってはいった。

 口を噤んだヴァトーが、キキョウを串刺しにした格好のまま、振り返る。
 急な動作の刺激にキキョウはまた軽く達してしまう。

「ドク、そっちの調査は終わったのか」

 ドクと呼ばれた男の状態は、ある意味、今のキキョウとヴァトーの姿の対比のようなスタイルであった。
 
 身長180センチを越える女性の複製。
 キキョウより遙かに大型のXLフレームメイデンの腕に抱かれた、小柄な少年。

「お前達があんまり遅いんでな、様子を見に来た。
 ティンの奴もお冠だぞ」

 童顔でフィオよりもさらに年若い、下手すれば金魚鉢バースプラントの中にまだ居なくてはならないような年頃の少年の口から、壮年男性のような美声バリトンが漏れでる様は、端的に言って異様であった。

「へっ、ティンが怒ったって知らねえよ。
 この通り俺用のメイデンも手に入ったんだ。
 ヤらせるからって色々面倒事押しつけてくるティンなんぞ、もう頼まれたって抱いてやるもんかよ」

「ふむ、Aクラスメイデンか、タウン製にしては中々の出来だな。
 だが、なんだその手足の有様は。
 誰が修理すると思ってるんだ、お前」

「るせえな、ちぎった手足も持って帰ればいいだろうが」

 勝手な事を言ってる彼らの言葉を、キキョウは密かに吟味していた。
 帰る、つまりどこかに本拠地を持つということだ。 やはりどこかのタウンの尖兵なのか。
 そして、ドクという名。
 普遍的な名詞ではあるが、この声と容貌がかけ離れた少年こそがウィルス弾などの制作者なのだろうか。

 そして、彼を胸に抱き、移動の足となっているXLフレームメイデンは明らかに規格外だった。
 褐色の肌と銀色の長い放熱髪を持つメイデンの胸部は身長との比率からしても巨大で、キキョウの自慢のジェネレーターを一蹴するほどの出力を叩き出すに違いない。
 どこか困ったように腕の中の主を見下ろす赤い瞳はひどく人間的で、そのCPU性能の高さを伺わせる。
 Aクラス戦闘メイデンとはいえ、あくまでタウンの規格の中で設計されたキキョウに対し、特注のワンオフ機であると見受けられた。
 ボディスーツと装甲ブーツのみの軽装だが、この手のワンオフ機は何が仕込まれているか判ったものではない。 最大級の警戒に値する相手だ。

「それで? マスターパーティションはもう書き換えたのか?」

「あ、あぁいや、まだ終わってねえ。 一発ぶち込んだだけだ」

「ふむ?」

 ドクは自分を横抱きに抱えるメイデンの豊かな胸をぱしりと平手で叩いた。

「んっ♡」

 凛々しさを感じさせる端正な顔に、微かに快楽の色を浮かべてメイデンは歩を進めた。
 貫かれた秘唇も丸出しのキキョウの目前で止まらせると、ドクは上から下までじっくりとキキョウを眺めた。

「まだ、前の主に忠義立てしてるな?
 ヴァトー、前の主は死んだのか?」

「そこの崩落した穴に落っこちた。 多分死んでると思うんだが」

「馬鹿者、きちんと確認せんか。
 メイデンを奪う時は目の前で主を殺すのが早いと教えたろう」

 ドクはひょいとメイデンの腕の中から床に降り立った。

「サンクチュアリ、あの穴を確認しろ」

「了解、マスター」

 聖域サンクチュアリと呼ばれたXLフレームメイデンは端麗なアルトで主に応えると、装甲ブーツのスラスターを軽く吹かすホバー機能で崩落した穴に近づいた。

「床が抜けそうです、マスター。 落下した場合、現状の装備では飛行不能なのですが」

「見るだけでいい、さっさと確認しろ」

 主のそっけない指示に、サンクチュアリは慎重に穴をのぞき込んだ。
 深淵のような暗闇を、彼女の機械の瞳が見通していく。

「……下層階に落下後、再度崩落した模様。
 どこまで落ちたかは不明ですが、確認できる範囲で血痕が見えます」

「ふむ、どうだ? 生きてそうか?」

「いえ、この出血量ではまず無理かと」

「そ、そんな事はありません!」

 淡々としたサンクチュアリの言葉に、キキョウが激昂したように叫ぶ。
 きびすを返したサンクチュアリはキキョウの前で止まると、彼女の額に装備された罅の入った鉢金型サブセンサーを指先で弾き飛ばした。

「信じられないと言うのであれば、確認するがいい」

 サンクチュアリの指がキキョウの額に触れ、取得したデータが流し込まれる。

「あ、あぁ……」

 崩落した下層階の床に大量の血痕が飛び散っている。 悍ましい画像データに、キキョウの背が震えた。

「デ、データの改竄です! こんなもの、画像処理で……」

「その時間があったか?
 仮に可能であっても、貴女のCPU性能なら即席の画像処理程度見抜けるだろう」

 単純な事実を積み重ねて述べるサンクチュアリの言葉には、反論の余地はない。
 そして、手塩を掛けて育てた主といえど、真の漢トゥルーガイならぬただの人間に過ぎないフィオが数リットルもの血液を失えば、その命はない。

「あ、あぁ、嫌……」

 蒼白になったキキョウの口から、拒絶の言葉が漏れる。
 主を失ったと、ついに認識してしまいフィオに割り振られたマスターパーティションが急速に低下していく。

「嫌じゃねえ! もうお前のマスターは死んでんだよ!」

 ヴァトーはここぞとばかりに激しく腰を突き上げた。
 放心状態のキキョウ、フィオへの想いすら凍り付いたその無防備なCPUへ、強烈な快楽信号が叩き込まれる。

「嫌っ♡ 嫌ぁっ♡ 嫌なのにぃっ♡」

 メイデンのシステムが、情け容赦なくキキョウを書き換えていく。
 すでに死んだ代用品などではなく、自らを貫く逞しい真の漢トゥルーガイに全てを捧げよと。
 見開かれた紫水晶アメジストの瞳から、洗浄液が流れ落ちる。

「だだっ子みてえで可愛い所あるじゃねえか!
 気に入ったぜ、お前はティンみてえな便所じゃなく、俺専用だ!」

 ヴァトーの叫びと共に、キキョウの膣内で精液が迸る。
 すでに陥落し媚びきった子宮口は巨根の先端に吸いつき、一滴も余さぬ勢いで呑み込んでいく。

「うぁぁっ♡ あぁっ♡ あぁぁーーーーっ♡♡♡」

 必死で首を振るキキョウの口から、快楽と絶望と悲哀が絡まりあった、断末魔のような嬌声が放たれた。
 白くなだらかな下腹がぼこりと膨らむ。
 まるで、古の女が有していたという機能を再現するかのように、キキョウの下腹は膨れ上がっていく。
 新たな主となろうとする真の漢トゥルーガイの精を詰め込んで。





 電源も落ち、死に果てた都市の奥の奥。
 光も届かぬ地の底に少年は転がる。
 四肢は捻れ、所々骨は飛び出し、背はあり得ない角度に曲がっている。
 バケツをぶちまけたような血潮が周囲に飛び散り、少年の残骸を無惨に彩っていた。
 へし折れたその左手首で、多目的端末が音を立てる。
 暗闇に唯一の光源となるエメラルドグリーンのホログラフモニターを投影し、断続的な警告音を響かせるのだ。

 最早、骸のような少年の指先が、ぴくりと動いた。
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