機甲乙女アームドメイデン ~ロボ娘と往く文明崩壊荒野~

日野久留馬

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 目の前に突きつけられた棍棒のような逸物は、むせかえりそうな程に濃い雄の臭いを発している。
 新陳代謝の激しい成長期ゆえに細目に入浴させ常に清潔にしていた旧主とは大違いだ。
 代価を支払えば水タンクを補充できたタウン48と違い、明らかに資源力で劣るフォートMFでは入浴も一苦労なのだろうが。

「おら、キキョウ。 ご主人様にご挨拶しろ」

 突きつけた巨大な逸物を揺らしながら促すヴァトーに、キキョウは目を伏せ、頷いた。

「はい……。 失礼します」

 瘤のような血管が這い回ったドス黒い、凶悪な外見の幹にそっと口づける。

「ん……。 ちゅ……♡」

 啄むようなキスをシャフトに送りながら、徐々に位置を変えていく。
 ヴァトーは、己の肉杭に可憐な唇で挨拶をするキキョウの姿に満足そうに頬を歪めた。
 直接的な快感はさほどでもないが、クールな美貌の美女が頬を朱に染め逸物にキスをする姿にはそそる物がある。

「ちゅ……。 ん……。 はぷ……♡」

 先へ先へと移動しながら行われるキスはついに先端にまで達する。
 鈴口に口付けたキキョウは、次いで大きく口を開け子供の握り拳くらいありそうな巨大な亀頭をくわえ込んだ。
 
 あまりの大きさに先端だけで口一杯になってしまったキキョウは、一瞬困惑したような目をヴァトーへ向けた。
 ヴァトーが止めさせるはずもない。
 にやりと笑う巨漢に、キキョウは諦めたように瞳を閉じると、喉の奥へと巨根を呑み込んでいく。

「んっ♡ んぅっ♡ んぐっ……♡」

 ヴァトーの逸物の太さでディープスロートをしようものなら、完全に気道が塞がれてしまう。
 人間ならば窒息必至の状況だが、メイデンであるキキョウは喉を完全に制圧されつつもヴァトーの逸物を口中に納めきった。
 ヴァトーは調子外れの口笛を吹く。

「やるじゃねえかキキョウ。 澄ました顔してエロい技持ちやがって。
 あの坊主に仕込まれたってのか?」

 マスターの質問だが、口を塞がれている状態では物理的に返答することはできない。
 キキョウは目を閉じたまま、ゆっくりと頭を動かし喉全体でヴァトーの巨根に奉仕した。

 喉全体がまるで性器と化したかのように締めあげてくる感覚に、ヴァトーは思わず呻きをあげる。

「うおぉ……。 すげえ、ティンより巧えな!」

 ヴァトーは鼻息荒く唸ると、キキョウの頭を両手で鷲掴みにした。
 そのまま、激しく前後に動かす。

「むぶぅっ」

 食道を反り返った亀頭で抉り回され、人間であれば間違いなく喉を壊しているような扱いをされながら、キキョウは荒々しく抜き差しされるシャフトに舌を這わせ、必死で奉仕した。

 喉の奥を埋め尽くす肉杭が放つ雄の臭いはキキョウの嗅覚センサーを完全に麻痺させてしまっている。
 体臭と汗と恥垢の臭いが入り交じった明らかな悪臭であるというのに、キキョウのCPUにとって堪らない芳香であり、子宮ウテルスユニットが奥から疼いてしまう。
 触れられてもいないのに蜜を溢れさせる自分の浅ましさを十分理解しつつ、キキョウは口と喉をヴァトーの為にオナホとして捧げた。

「うぉぉっ!」

 凶暴なイラマチオの末、ヴァトーはついに射精した。
 ドボドボとホースで水を注ぐかのような勢いで、キキョウの喉を精液が駆け降りていく。

 メイデンは飲食可能ではあるが、それは見せかけだけの疑似的な物に過ぎない。
 ジェネレーターからのエネルギーで稼働する以上、機械胃は消化器官ではなく摂取した食物を一時的に貯めておくだけの場所でしかないのだ。

 大量に迸ったヴァトーの精液は、キキョウの機械胃の容量をあっと言う間に埋め尽くしていく。
 機械胃の内容物は、一定時間後にジェネレーターからの加熱で焼却処分にされてしまう。
 それを惜しいと感じてしまう自分を恥じながら、キキョウは目を伏せヴァトーの精液を全て呑み干した。

「ふぅ……」

 ヴァトーは満足げな唸りを漏らしながら、キキョウの喉からずるりと肉杭を引き抜いた。
 口内に残った精液が唇の端からこぼれ、豊かな胸元に滴り落ちた。

「あ……♡ はぁ……♡」

 CPUの働きを鈍化させるかのような強い雄の臭いに包まれたキキョウは、目の前にそそり立つ唾液と精液に濡れた肉杭に潤んだ瞳を向ける。
 生身の人間なら溺死しかねないような量を放出したというのに微塵も衰えを見せない雄々しい肉杭の有様に、思わず喉を鳴らす。
 嗅覚情報と視覚情報の双方から強烈な刺激を受け、キキョウの子宮ウテルスユニットは早くアレを咥え込めとCPUに熱烈な指令を出していた。

「くぅ……♡」

 眉を寄せ、身の内を焼く劣情にあらがっているキキョウに、ヴァトーはニタリと笑い掛けた。

「物足りなさそうだなぁ、キキョウ?
 安心しな、すぐにこいつをぶち込んでやるからよ」

「は、はい……」

 ヴァトーの言葉にキキョウは顔を伏せながら頷く。
 ヴァトーはふと思いついたようにキキョウに問いかけた。

「そうだ、キキョウ。
 前のマスター、あの坊主はどういう具合にお前を抱くのが好きだったんだ?」

「……それを聞いて、どうなさるおつもりですか」

「ちょっとした好奇心って奴だよ」

「……後ろからなさるのが、お好きでした」
 
「そうか、じゃあスーツを脱いで壁に手を着けろ」

「……」

 ヴァトーの意図は明白だ。
 だが、キキョウは彼に逆らうことはできない。
 睨みながらもスーツを脱ぎ捨て、壁に手を着いた。

 レックスの能力で子宮ウテルスユニットを刺激された上に、ヴァトーの精液を呑まされたキキョウの機体はすっかりできあがっている。
 淡雪の肌には朱がさし、秘唇から溢れだした潤滑液愛液は太股まで伝い落ちていた。
 瞳を閉じ、ボリュームのある尻を捧げるかのようにヴァトーへと突き出す。

 ヴァトーはむっちりとした尻たぶを両手で掴むと、両の親指で秘唇を割り開いた。
 発情しきった雌の臭いと共に熱い潤滑液愛液がとろりとこぼれ、キキョウは壁に向けた顔を赤面させた。

「いい具合に仕上がってんな……。
 そら、お待ちかねのもんだ!」

 潤滑液愛液に濡れそぼり、ひくひくと切なげに震えるサーモンピンクの肉襞めがけて、ヴァトーは肉杭の穂先を叩き込んだ。

「あぁぁっ♡♡♡」

 巨大すぎる肉杭が一息に奥底まで突きたち、キキョウは甲高い絶叫をあげて仰け反る。
 蕩けきった媚肉はたった一撃で達していた。
 白い背中は絶頂の快楽にびくびくと震え、秘裂からはエクスタシーの波に合わせるかのように断続的に潤滑液愛液が噴き出している。
 つい先ほどまで辛うじて冷静なメイデンの表情を保っていた美貌はCPUを蕩かす程の快楽の前に崩れ、だらしなく舌を垂らした雌顔を晒していた。

 一突きでキキョウを屈服させたヴァトーは、魁偉な容貌を楽しげに歪めながら大きく腰を使う。

「あぅっ♡ ひあぁっ♡ はうぅっ♡」

「どうだぁ、こいつの味は?
 たまらねぇだろう?」

 柔らかな尻たぶを鷲掴みにして激しく抜き差しすると、大きく張り出したエラがキキョウの敏感な肉襞をごりごりと引っ掻き回す。

「ひぅっ♡ ひぅぅっ♡」

 ヴァトーの巨体の圧力に上体は壁にすがりつくかのように押しつけられ、豊かなバストが歪に潰れる。
 キキョウの白い尻に筋肉と脂肪の塊のような下腹が打ちつけられると、ばすんばすんと激しい音が鳴り二人を繋ぐ穴から潤滑液愛液の飛沫が四方へ飛び散った。
 膣奥を力任せに亀頭が殴りつける度に、キキョウの口からはあられもない嬌声が垂れ流される。

「あぅっ♡ あひぃっ♡」

「答えろキキョウ! 俺のと坊主の、どっちがいい!?」

 荒々しく腰を使いながら、キキョウの耳元で怒鳴るヴァトー。
 それは答えの判りきった問いだ。
 そもそも成長途中で小柄なフィオと、人類の最大値に近いような巨体のヴァトーでは、逸物にも比較にならないほどのサイズ差がある。
 そして、ヴァトーは真の漢トゥルーガイ。 メイデンにとって、どちらが「いい」かなど最早比べるまでもない。

「……っ」

 だが、圧倒的な快楽の前に屈したはずのキキョウは、唇を引き結び、ぎゅっと目を閉じて黙秘した。
 経験豊富なベテランメイデンとも思えない余裕のなさはまるで幼い少女のようだ。
 ヴァトーは苛立たしげに舌打ちする。

「この期に及んで小僧に義理立てしやがって!
 判ってんだぜ、お前、できるだけ俺の事をマスターって呼ばないようにしてんだろう」

「う……」

「おかしいじゃねえか、主に仕えるのがメイデンだろう?
 お前、マスターパーティション全部上書きされたってのにまだあの小僧の事、考えてんのか?
 あいつはとっくに死んでんだぞ!」

「あ、あなたが……」

 弱い部分を激しく突かれ、CPUが焼き切れそうな程の快楽に浸されながら、キキョウは絞り出すように声をあげた。

「あなたが、あの方を殺したんでしょうに……!」

 主に尽くすというメイデンの本能を抑えてまで絞り出した声に含まれるのは、紛れもない怨嗟。
 壁に押しつけられながらも、アメジストの瞳に怒りと恨みを込めてヴァトーを睨む。  

「はっ、やっと正直になりやがったな?
 CPU性能がいいってのも考えもんだな、余計な事ばかり考えやがって!」

 ヴァトーは嘲るように言うと、キキョウの怒りの視線を意に介さず大腰を使った。
 敏感な膣壁は持ち主の意に反して快楽を生み出し、キキョウのCPUを苛んだ。

「あっ♡ くぅぅっ♡」

「殺すの殺されるのなんざぁ、ザラにあるだろうが!
 お前がこんな目に遭ってるのは、全部お前が弱いからだよ!
 あの坊主が死んだのだってそうだ、お前が弱っちくて護れなかったから死んだんだよ!」

 ヴァトーの言葉は冷徹な真実だ。
 タウンの砂潜りと山賊ではイデオロギーが完全に違う以上、友好的な関係など結びようもない。
 出会い頭に殺し合いになるのも珍しい事ではない。
 そこで破れた以上、殺され、虜囚になろうとも文句は言えない。
 勝てば相手を同じ目に遭わせる間柄なのだから。

 そして、そんな事は言われるまでもなくキキョウ自身理解している事であった。

「うぅ……っ」

 破れ、捕獲され、さらにはマスター認証まで書き換えられてしまった以上、元は敵であろうとも従ってしまう。
 メイデンとはそのように作られた存在だ。

 だが、なまじCPU性能が高く豊富な経験を蓄積しているだけに、メイデン本来の機能が促す行動に対し、キキョウのCPUは異を唱えてしまう。
 子宮ウテルスユニットを支配した主へ最低限の忠誠しか捧げず、消極的な態度を取る。
 メイデンとしてあるまじき行いにCPUが多大なストレスに晒されつつもヴァトーを「マスター」と呼びたくはない。
 しかし、それは最早、子供の駄々にも等しい。

 そんなものが長続きするはずもなかった。

「マスターを護れなかったからって駄々こねやがって!
 責任転嫁してんじゃねえよ、このポンコツメイデンが!」

「いやぁっ♡ やめっ♡ やめてっ♡ いわないでっ♡」

 激しく腰を使いながら叫ぶヴァトーの罵声に、キキョウは紫水晶アメジストの瞳から洗浄液をこぼして必死に首を振った。
 フィオの好きだった体位で、フィオよりも遙かに巨大な陰茎に責め立てられる。
 焼け付くような激しい快楽と共に、強い罪悪感、悔恨、怒り、悲しみが入り交じり、疑似精神こころを引き裂いていく。

「主も護れねえ、俺よりも弱いポンコツじゃあ戦力としても要らねえや、この役立たずが!」

「なっ、そっ、そんなぁっ」

 ヴァトーの言葉に、キキョウは思いもよらないほどの衝撃を受けた。
 CPUがどれほど恨み、憎しみを感じていようとも、子宮ウテルスユニットが認めた相手からの不要宣言は、元来道具であるメイデンにとって恐るべき宣告として響いた。
 すべてのメイデンは捨てられるという事態に原初の恐怖に近い本能的な恐れを抱いており、キキョウもまた例外ではない。

 疑似精神こころを蝕む衝撃の数々にクールな表情が剥がれ落ち、涙を流しながら身をよじるキキョウの耳にヴァトーは唇を寄せた。

「役立たずなお前だけど、穴だけは最高だからな。
 俺専用のオナホとして使ってやるよ!」

 言いながらグローブのような両手で乳房をこね回し、膣奥を小突く。

「あっ♡ くぅっ♡ そ、そんなっ♡ 私はっ♡」

「何が戦闘用メイデンだ! ティンの言うとおりのおちんぽケースだよ、お前は!」

「ちっ、ちがっ♡ 私っ♡ 私はぁっ♡」

「違わねえよっ! おらっ、身の程を知りやがれ! オナホメイデンがぁっ!」

 口汚く罵りながら、ヴァトーは止めとばかりに肉杭を叩き込んだ。
 胎奥で淡く開いた子宮の門に凶悪な切っ先が強引に抉り込む。

「ひぃぃっ♡」

 子宮口を抉り半ば子宮ウテルスユニットにめりこんだ亀頭は、その場で射精を開始した。

「あーーーっ♡ あぁっ♡♡ あぁぁぁーーっ♡♡♡」

 メイデンを「女」たらしめる中枢器官に直接、精液が叩きつけられる。
 二発目とも思えない濃さと量の精液が、キキョウの子宮ウテルスユニットの隅々まで粘りつきながら行き渡る。
 余りの量にキキョウの白い下腹がぽこりと膨らんでいった。
 真の漢トゥルーガイの精液に余すところなく満たされ、子宮ウテルスユニットは歓喜に戦慄わななきながら焼き切れるほどの快楽情報をCPUへと流し込む。
 涙に濡れた紫水晶アメジストの瞳がかすみ、光を失っていく。

「ひぁ……♡」

「おっと、シャットダウンするんじゃねえ!」

 大量の精液を吐き出してなお萎えない巨根が半ばまで引き抜かれ、大きなストロークで打ち込まれた。

「いぎぃっ♡」

 破裂しそうな程に精液を詰め込まれた子宮ウテルスユニットへの追撃に、無理矢理覚醒させられたキキョウは無様な悲鳴と共に崩れ落ちた。
 内股は溢れ返った精液と愛液で濡れそぼり、度重なる絶頂で最早膝に力は入らない。
 だが、ヴァトーは壁にずるずると上体を擦りつけながら崩れるキキョウの尻をがっしりと掴んで逃がさない。

 シャットダウン寸前のキキョウはリノリウムの床に頬をつけ、涎を垂らしてぐったりとしている。
 こぼれ続ける洗浄液に濡れた瞳の光は鈍い。
 機体の快楽と疑似精神こころへの悲痛に歪んだその表情は、SSフレームメイデンよりもさらに幼く見えた。

 むっちりとした尻に太い指を食い込ませたヴァトーは、柔らかく肉厚な感触を楽しみながらキキョウの耳元で囁く。

「しっかり俺の逸物にご奉仕しろよ?
 お前にゃ、もうそれしかねえんだからな
 そうすれば捨てないでいてやる、可愛がってもやるぜ」

「やあぁ……」

 顔に似合わぬ優しげな声音を作った囁きに、キキョウは涙に濡れた顔を子供のように振る。
 ヴァトーは舌打ちすると、荒々しく腰を突き込む。

「ひあぁっ♡」

 ずどんと音がしそうな一撃と共に、すでにたっぷりと精を注がれた子宮ウテルスユニットが殴りつけられ、キキョウの下腹にヴァトーの亀頭の形が浮かび上がる。
 紫水晶アメジストの瞳がひっくり返りかけ、キキョウは余りの衝撃に舌を口からはみ出させつつ失禁のように潤滑液愛液を垂れ流した。

「あっ♡ ひっ♡ ひぃっ♡ ひぃぃっ♡」

 最早満身創痍、息も絶え絶えで絶頂し続けるメイデンをヴァトーは許しはしない。
 ここぞとばかりに激しくピストンを見舞って責め立てる。
 
「嫌じゃねえだろうが! 捨てられてえのか、このポンコツが!」

「やっ♡ やぁっ♡ すて、捨てないでっ♡ 捨てないでぇっ♡」

 連打の度にキキョウの下腹は中身をたっぷりと詰め込んだ子宮ウテルスユニットの形を浮かび上がらせる。
 ある意味でメイデンの本体とも言える部分を容赦の欠片もなく責め立てられ、キキョウは子供のように泣き喚いた。

「お前のマスターは誰だ、キキョウ!
 弱っちいポンコツのお前を捨てないでいてくれる、優しいマスターの名前を言ってみろ!」

「あぐっ♡ ひあぁっ♡」

「言えってんだよ! このちんぽ穴がっ!」

「あ、あ、 貴方っ♡ ですっ♡」

 壊れたかのようにボロボロと涙をこぼすキキョウは、ついに認めた。
 機体がすでに屈服しきっていながら、ひたすら孤立無援の抵抗を行い続けた疑似精神こころは、度重なる衝撃の前にボロボロに打ち砕かれてしまった。
 
「貴方様ですっ、ヴァトー様ぁっ♡」

 自棄になったような、あるいは耐え続けたものを吐き出すかのような叫びに、ヴァトーは満面の笑みを浮かべる。
 床に突っ伏したキキョウの上体を持ち上げながら、胡座をかく。
 背面座位の体勢に移行すると、重たげなバストを揉みしだく。

「そうだ! 俺がマスターだ!
 安心しろ、俺は強え、お前を捨てたり居なくなったりしねえ!
 ずっと可愛がってやるぞキキョウ!」

「あ、あぁ♡ んちゅ……♡」

 肩越しに唇を奪われたキキョウは、口内を這い回るヴァトーの肉厚な舌の感触に陶然となった。
 ヴァトーは濃厚なキスを交わしながら、乳を揉んでいた手をキキョウの下腹に当てる。
 己の巨根の陰を浮かび上がらせた白い腹部を、先ほどまでの暴虐を思わせないほどの穏やかさで撫で回した。

「ここが乾く暇もないくらい、たっぷりぶち込んでやるからな」

「……はい、お願いします、マスター」

 目を伏せたキキョウの頬は赤い。
 激しい性交に上気したのか、反抗し続けた男を心身ともに主と認めてしまったのが気恥ずかしいのか。
 キキョウ自身にも定かでないが、吐かれた言葉はもう取り返しがつかない。
 勢いよく突きあげたヴァトーがまたも濃厚な精液を放つと、キキョウは、あるいはキキョウの中の想いは、断末魔のような嬌声をあげて激しく絶頂した。
 




 フォートMFは食料事情のよい砦ではない。
 タウン268という名の小規模タウンであった当時に存在した食料プラントは、レックス率いる一党に征服された際の戦闘で失われている。
 これは彼らにとって痛恨と言ってもよいミスであった。
 フォートMF内のあちこちに植えられたデーツの木は少しでも食糧事情を改善しようという苦肉の策であった。

「……これも不味くはないのだが、やはりタウン産のレトルトパックに比べると落ちるな」

 スマッグは干し棗をもそもそと噛みながらぼやいた。 
 タウンの砂潜りを待ち伏せにして物資を奪っていた日々が懐かしい。
 あの頃の食糧事情は間違いなく豊かであった。

「贅沢言ってんじゃねえぞ、この野郎。
 食えるだけありがてえって思え」

 焚き火を囲み車座になった山賊がスマッグのぼやきをたしなめる。
 フォートMFはエネルギー事情でも裕福とは言えない。
 街灯などなく、日が落ちる時間ともなれば大広場で燃える焚き火だけが公共の光源となる。

 スマッグら山賊たちは焚き火を囲んで質素な夕食を摂っていた。
 彼らの顔は今一つ冴えない。
 この砦で一番の娯楽であるティンとの時間が、ヴァトーの横槍で中断されてしまったからだ。

「……ティン姐さん、帰ってこねえな。
 やっぱ、リーダーとやってんのかね」

「そりゃそうだろ、姐さんすげえ嬉しそうだったし」

「リーダーとやった後だと、しばらく上の空になるんだよなあ姐さん……」

「姐さんをあんだけ骨抜きにしちまうとか、やっぱリーダーすげえんだな、モヤシだけど」

「やめとけ、リーダーの陰口なんぞ姐さんに聞かれた日にゃ、数ヶ月は相手してもらえなくなるぞ」

 駄弁り話のネタは主にティンだ。
 フォートMFの事務方を一手に引き受けながら、構成員の性欲処理も買って出る彼女は、山賊たちにとってアイドルといってもいい存在である。
 だが、彼女にとってライバルが出現した。

「ヴァトーさん、あの新顔のメイデン抱かせてくんねえかなあ……」

 焚火の向こうの山賊の言葉にスマッグは顔を顰めた。

「やめといた方がいい。 あれは強力で恐ろしいメイデンだ」

 スマッグは、アイネズが奪い返された時に現れたメイデンがキキョウであると気付いていた。
 彼女の戦闘力を目の当たりにした身としては危ない橋は渡りたくない。

「強力で恐ろしい! 結構じゃねえか、そんな相手がどんな風に乱れるか、見てみてえじゃねえの!」

「判らんでもないがな……」

「へっ、そんなに見てみたいかい?」

 野太い声が割って入る。
 広場の隅に巨漢のシルエットが浮かんでいた。

「ヴァトーさん?」

「どんな風に乱れるかって? こんな風にさ!」

 筋肉の塊のような巨漢がメイデンを伴って暗がりから現れる。 正確にはメイデンを貫いて、であった。

「い、いやぁ……」

 全裸のキキョウは子供に小水をさせるかのような恰好で抱えあげられていた。
 その尻穴にはヴァトーの巨大すぎる逸物が深々と突き立っている。
 羞恥に全身を朱に染めたキキョウは、必死になって右手で秘唇を、左手で顔を隠していた。
 ほっそりとした手のひらで覆われた股間からは、つい先程まで注がれていたのか粘度の高い白濁液が垂れ落ちている。

「う、うぉぉっ!?」

 まさに話に上っていた恐ろしいメイデンの犯しつくされ屈服しきった艶姿に男達は色めきだった。

「手前ら! こいつが俺のメイデンのキキョウだ!
 ほら、キキョウ、ご挨拶だ!」

「う、うぅ……」

「隠すんじゃねえ! 挨拶なんだから全部披露しろっての!」

 ヴァトーの言葉にキキョウは股間を隠す手をどけた。
 諦めたように両腕を後頭部で組み、顔も、胸も、秘所も全て曝け出す。 男達にどよめきが走った。

「ご、ご紹介にあずかりましたキキョウです……。
 皆様、よろしくおねがぁっ♡」

 挨拶の途中で腰を突き上げられ、キキョウの言葉は嬌声へと変化した。

「マ、マスターっ♡ やめっ♡ あうぅっ♡」

「へへっ、こいつは見ての通りの俺専用だから抱かせてやる訳にはいかねえが、オナネタにする分にゃ構わねえ。
 暇な時はエロいポーズのひとつもしてやるよう、言っといてやるよ!」

「うひょぉ! 流石ヴァトーさん、話せるぅ!」

 勝手に痴態を見せびらかす約束をするヴァトーを、キキョウは制止することもできない。

「あっ♡ ひっ♡ ひぃっ♡」

 屈伸のような動きと共に、極太の肉杭でアナルを抉りまわされ、シャットダウン寸前になっているのだ。

 細面の顔を鋭く引き締めたスマッグは無造作に二人の前に歩み寄ると、かぶりつくかのようなポジションで座り込んだ。
 ヴァトーの動きと共に秘唇から飛び散る精液混じりの愛液の飛沫を顔に受け、舌先でぺろりと舐めとった。

「お前……、ほんとレベルが違うなあ」

「お気になさらず」

「気、気にしないわけ、ありませんっ♡」

 喘ぎながら涙目でスマッグを睨むキキョウの視線を一切意に介さず、スマッグは極太肉棒を咥え込んで一杯に広がった尻穴に注目した。
 滔々とした落ち着いた語り口で蘊蓄を垂れ始める。

「メイデンの尻穴は前の穴と違い、完全に性交のためだけの器官だ。 メイデンは排泄しないし、マスター認証機能とも関係ない部位だからな。
 男を喜ばせるためだけの器官であるというが、そこでそれだけ喜べるとは、キキョウ殿は実に才能があるらしい」

「よっ、喜んでませんっ!」

 キキョウの言葉を無視してスマッグは秘唇に視線を移す。
 さんざん抉りまわされ主の形を覚え込まされた雌穴はうっすらと口を開き、注ぎ込まれた粘液をこぽこぽと垂らしていた。

「流石、ヴァトー殿の逸物を受け入れただけはあるな、閉じきっていないか。
 メイデンのヴァギナは収縮機能が高いというがそれを上回る逸物か……。 恐ろしい物だ」

「なんか誉められてる気がしねえぞ……」

「うぅ……嫌ぁ……」

 淡々と観察され、自らの状況を口頭で説明されたキキョウは両手で顔を覆ってしまう。

「こら、隠すんじゃねえ!」

「ひあっ♡」

 叱責しながら突きあげると、ヴァトーはニヤリと笑った。

「よし、スマッグにばかり見せてるのは何だな。
 お前ら! もっと寄れ! キキョウは自分で広げて見せろ!」

「え……」

「お前の穴だよ! 俺専用の穴にどんだけ注ぎ込まれてるのか、皆によく見せてやれ!」

 余りの命令にキキョウは涙目で主を振り仰いだ。 当然、ヴァトーはニヤつくばかりだ。
 息を荒げた男達がよりよく見えるポジションへと接近してくる。
 ほとんどの者がズボンから逸物を取り出し、扱きたてていた。

「おら、おかずを提供してやるんだよ!」

「は、はい……」

 羞恥に頬を真っ赤に染めたキキョウは震える唇を噛みしめ、両手を股間に添えた。
 主からの賜り物を吹き零す陰唇に指を当て、意を決して広げる。

「み、皆様、わ、私の、マスター専用の穴に、マスターの精液が注がれている様を、どうかご覧くださぁっ♡」

 ヴァトーはニヤニヤしながら腰を突き上げる。

「マ、マスター! ま、またぁっ♡」

「スマッグの言う通りだな! お前、ケツの方が好きなんじゃねえの?」

「そっ、そんなことっ♡」

 からかうように囁きながら、ヴァトーは屈伸するような動作で肉杭を抜き差しした。
 尻穴をずぼずぼと抉られ、キキョウのCPUは膣穴とは別種の快楽の前に思考を蕩かせていく。

 キキョウのCPUの抵抗力はすでにボロボロに罅割れ、屈服しきっていた。

「んっ♡ ひぅっ♡ あぅぅっ♡」

 ヴァトーの言葉を否定しきれない程の甘い喘ぎを漏らしながら、細い指先で己の秘所を一杯に開いて男達に見せつける。
 熱い視線が注がれる淫裂はぱっくりと開かれ、ヴァトーの一突きごとに子宮ウテルスユニットに注がれた精液がゴポゴポと吹き零れていた。

 冷徹な素振りの機械人形、恐るべき戦闘力を持つ戦乙女が、巨大な肉棒に打ち負かされて雌に成り下がり、雄が征服した証である精液のマーキングを垂れ流している。
 ギャラリー達は息を荒がせ、己の逸物を必死になって扱きたてた。

「うぉぉっ!」

 原始の叫び声と共に精が放たれ、焚火の明かりに照らされたキキョウの裸身へと降り注ぐ。

「ひあっ♡ あぁぁーーーっ♡♡♡」

 男たちの精液をシャワーのように浴びつつ尻穴の奥底に主の射精を撃ち込まれたキキョウは、精液と愛液の混合液を飛沫のように撒き散らして激しく絶頂した。
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この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

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