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小規模勢力であるフォートMFは常に様々な不足に追い回されている。
物資の不足もさる事ながら、人材不足が特に大きな問題であった。
実の所、末端構成員の補充はそれほど難しくはない。
主な収入が山賊行為である為、捕虜を得ることも多い。
その際、助命の代わりに組織の為に働かせるのだ。
フォートMFのやり方が水に合う者はそのまま正式な構成員となり、合わない者は適当に使い潰す。
過酷な砂漠で行き倒れた者を救助しメンバーに加えるという、割と穏便なパターンもある。
何にせよ、こういった人材に忠誠心など期待できず、雑兵的な役割しか任せられない。
襲撃、略奪などを行う実働部隊を率いる、現場指揮官的なポジションの人材が不足しているのだ。
これまではヴァトーやドクがその役割を担当していたが、組織の切り札とも言える彼らをここに投入するのは正直もったいない。
認証した主を裏切る事のないメイデンであるキキョウは、この現場監督役にぴったりの人材であった。
二十人の部下を預けられたキキョウの襲撃部隊はタウン75へ向かっていた。
いかに小規模タウンとはいえ、この人数でタウンへ攻撃を仕掛けるのは流石に無理だ。
交易が活発なタウン75から出発するキャラバンが襲撃部隊のターゲットである。
「全車停止。 ここにキャンプを張って獲物を待ちます」
待ち伏せに向いた小高い砂丘を見つけたキキョウは、指揮車代わりのバギーから号令を出した。
バギーやバイクといった足周りに優れた軽快な車両で構成された襲撃部隊は砂丘の影に停車すると、簡易テントや寝袋を広げて野営の準備を開始した。
その間、食事も休息も不要なキキョウは砂丘の上に立ち警戒に当たる。
アメジストの瞳を冷たく光らせて周囲を見回すキキョウの肢体は、サンクチュアリの予備を補正した黒い色調のボディスーツに包まれていた。
上腕と太股に黒いリングのような多目的接続器を嵌められている事もあり、白とオレンジを基調としたかつての装いに比べて無機質で攻撃的な雰囲気を漂わせている。
背負った武装は回収した乙種戦闘装備の残骸を元にドクが余り物のスクラップを組み合わせてでっちあげた急場しのぎの代物。
それでも軽機関銃をマウントしたフレキシブルアームとスラスターが備わっており、Aクラスメイデンであるキキョウが運用すれば相当の戦闘力を発揮する。
タウン48由来の装備が原型を失っていく事は、キキョウの疑似精神に奇妙な落ち着きを与えていた。
本来のスーツではなく、サンクチュアリの予備を貰ったのも、その事に気付いたからだ。
元の自分から離れる毎に、記憶領域の中の少年の面影をロードする事も減っていく。
かつての己が忌み嫌った無法者の身に墜ちた事を受け入れる為にも『フォートMFのキキョウ』としての自我を確立し、亡き主の記憶から目を背けるキキョウであった。
「キキョウさーん!」
砂丘の下の部下から声が掛けられる。
「何か?」
「テント張りましたよ! 降りてきて休みませんか?」
「私に休息は不要です。 それに見張りも必要でしょう」
「夜に移動するキャラバンなんてありませんよ」
部下の男は自分の髪をぐしゃぐしゃとかき回すように掻くと、腹を括ったように顔を上げた。
「あーもう、正直に言いましょう!
やっとの休憩なんだ、キキョウさんに余興をやって欲しいんですよ!」
「余興?」
男の目尻がニヤリと下がる。
「ヴァトーさんに言われてんでしょ?
俺らとやるのは駄目だけど、エロい所見せてやれって」
「……」
キキョウは冷たく光るアメジストの瞳で男を見下ろした。
無言で睨むAクラスメイデンの迫力に男はニヤついたまま冷や汗を浮かべる。
だが、キキョウは小さく嘆息すると、砂を蹴って砂丘を滑り降りた。
「いいでしょう、主の命です」
横を通り過ぎながら淡々と応じるキキョウに男は安堵の息を吐いた。
思わず口も軽くなる。
「一肌脱いでくださいよ、文字通り、ね!」
「そういう冗談は好みません」
簡易テントや寝袋を敷いた男達は、半円を組んで座り込みキキョウを待ち構えていた。
「へへっ、じゃあキキョウさん、お願いしますよ!」
男達の間に引っ張り出されたキキョウは無言で周囲を見回すと、おもむろにスーツの胸元のファスナーを引き下ろした。
無造作にスーツを左右に広げると、豊かな双丘がぶるんと放り出される。
「これでよろしいですか」
「よろしいですかって……」
無表情に淡々と胸をさらけ出したキキョウに、男達は一瞬絶句した後、口々に文句を言い始めた。
「ちょっと風情が無さ過ぎませんかねぇ?」
「おっぱい出しゃいいってもんじゃないっスよ!」
「男心ってもんをもっと考えてくださいよ!」
「面倒な人たちですね……」
キキョウはおっぱい丸出しのまま眉をひそめた。
「では、どうすれば?」
「お触りはダメって事っスからねぇ……」
「オナニーでもしてもらうか?」
「いいな、それ。 キキョウさん、ひとつオナって貰えますかね」
勝手に決める男達の言葉にキキョウは困惑した。
「オナニー、ですか……」
知識としてはあるが、キキョウに自慰の経験はない。
かつての主達は、ほぼ毎晩キキョウを求めてきており不足を覚える事はなかった。
そもそもかつてのキキョウは身につけた技量とは裏腹に淡泊なタイプであり、自慰を行うほどに欲求不満を溜め込まなかったのだ。
「……」
キキョウは剥き出しにした自らの双丘に、ゆっくりというよりもおそるおそるといった仕草で手を伸ばす。
豊かなバストを左右の手のひらでそれぞれ包むと、やわやわと指先を動かし始めた。
「んっ……♡」
びくりと背筋を震わせる。
指先が触れた箇所からじわりと痺れるような性感が溢れだした。
予想はしていた事だが、己の身の反応のよさにキキョウは眉をひそめた。
ヴァトーに捕らえられて以来、キキョウはひたすら真の漢の精を注がれてきた。
豪腕のような巨根で雌穴を掘削され、子宮ユニットが破裂しそうな程に精液を流し込まれ、膣襞の隅々にまで塗り込まれる日々。
真の漢の精により目覚めさせられた機体は激しすぎる荒淫すら悦びと受け止め、開発されていく。
キキョウの体は、かつてとは比べ物にならないほど敏感になっていた。
「ん……♡ ふ……♡」
柔らかな乳房に沈み込むように指先が動き、キキョウの口から押さえた声が漏れる。
自らの指が生む甘い痺れに乳首が固くなり、子宮ユニットが疼くのを感じる。
捕らわれてからほとんど休む暇もなく犯されていたというのに、襲撃隊を任せられたこの2、3日は男の手が体に触れる事すらなかった。
ささやかな愛撫に敏感に反応する体に、わずかな時間ですでに欲求不満を募らせていた事を自覚したキキョウは半ば諦めの境地で指先の動きを早めた。
「ふぅっ♡ んっ♡ くぅっ♡」
胎の奥からとろりと潤滑液が湧き出すのを感じ、キキョウは太股をすり合わせるように閉じる。
栗色の髪の美女が頬を染めて己の胸を揉みしだく様子に、男達は歓声をあげた。
「キキョウさーん、下も見せてくださいよ!」
「そんなにモジモジさせて、我慢できないんでしょ?」
キキョウはじろりと男達を睨むが、朱に染まった顔では迫力もない。
言われるままに半脱ぎのボディスーツを脱ぎ捨てると、分泌された潤滑液で秘唇との間に糸を引いた。
最早、毒を食らえば皿までの気持ちで、完全にスイッチの入ってしまったキキョウは大きくM字に股を開きながらしゃがみ込んだ。
いわゆるエロ蹲踞の姿勢を取ると、両手の指で濡れそぼった秘唇を広げる。
むっちりと詰まった膣肉の間から潤滑液が滴り落ちる様を見せつけながら、キキョウは男達に囁いた。
「まったく、私のいやらしい所を見せ物にしようだなんて、酷い人達です。
この通り準備万端に整っていますけど、マスターが居られない以上、お預けされてしまうのは私だというのに♡」
囁きながら、右の中指を姫穴に埋める。
「はぅっ♡」
じゅぷりと水音を立てて沈み込んだ中指を自分達の逸物に見立てたのか、男達の喉がごくりと鳴る。
「んっ♡ ふっ♡」
素早く中指を抜き差しすると、男達はどよめきとも呻きともつかない声を声を上げながらキキョウの股間に注目する。
男達の視線と膨らむ股間を意識し、キキョウのジェネレーターは高稼働モードに移行していく。
「ふふっ♡」
興奮の度合いを高めていく男達の様子に、キキョウはアメジストの瞳を潤ませ乾いた唇をぺろりと舐めた。
本人は意識していないが、普段のクールな彼女からかけ離れた淫蕩な表情が浮かんでいる。
「んぅっ♡」
人差し指を追加で秘裂に差し込み、鋏を開閉するかのように内部で動かす。
「あっ♡ あんっ♡」
秘唇を指でかき回しつつ、もう片方の手で豊かなバストをこねるように揉みしだいて甘い声をあげるキキョウに、男達は揃って股間を固くしていた。
何人かは逸物を剥き出しにして荒々しい息と共にしごいている。
人に自慰を命じておきながらオナニーを開始した男達の姿にキキョウは内心苦笑した。
不意にいたずら心が芽生える。
「んぅっ♡ やはり、指だけでは物足りませんね」
「キ、キキョウさん! 俺のちんぽ使ってください!」
「馬鹿野郎! お前みたいな粗チンでキキョウさんを満足させられるか!
オレのをどうぞ!」
我先にと剥き出しの逸物を目の前に並べる男達を、キキョウは潤滑液に濡れた指先を振って窘めた。
「いけません。
あなた方には触れる事も許可されていません。
挿入など以ての外です」
「そ、そんな、生殺しっスよ……」
「あなた方が余興をやれと言ったんでしょうに。
そちらの処理はそちらで勝手にやってください」
キキョウはわざとらしくそっぽを向くと、股間に差し入れた指をことさら大きく動かして見せた。
「はぅっ♡ あぁ、物足りなくて切ないですね……♡」
朱に染まった顔で流し目をくれながらからかうと、無念そうに己の逸物をしごいていた男の一人が、自分のバギーへと走った。
運転席のシート下に設置されていた発煙筒を外して持ってくる。
「キキョウさん! 俺らのを入れるのはダメでも、道具ならいいんじゃないスかね!
これなんかちょうどよくないスか?」
「えぇと……」
鼻息荒く赤いプラスチック円筒を渡してくる男に、キキョウはからかいすぎたと悟った。
渡された発煙筒は逸物としてみるならば並外れて大きい。
「ヴァトーさんの馬鹿デカいの咥え込んでんだから、そのくらい余裕でしょ!」
「キキョウさん、すっかりガバマンにされちまいましたからね!」
「だ、誰がガバガバですか!」
失礼なことを言う部下を睨みつつ、発煙筒の先を秘裂にあてがう。
「んっ♡」
ぬぷり、と湿った音を立てて太いプラスチック棒が潤んだ姫穴に突き刺さる。
「んぅっ♡ うぅんっ♡」
ぷちゅぷちゅと詰まった膣肉をかき分けながら赤い棒が呑み込まれていく様に、男達はぐびりと喉を鳴らす。
「奥までっ♡ 入りました……っ♡」
深々と突き刺したプラスチック棒の抜き差しを開始する。
「あっ♡ んんっ♡ じ、自分の好きなようにできるのはっ♡ 悪くないですねっ♡」
プラスチック棒の先端でぐりぐりとボルチオを刺激すれば、下半身が痺れるような快感が子宮ユニットを疼かせた。
自らの手で引き出していく快楽に、腰から力が抜けていく。
快感にあらがわずキキョウはその場に尻餅をつくと、M字に両足を開いたまま棒の操作に没頭した。
「はぅんっ♡ んっ♡ あふぅっ♡」
膣奥に突き立てたまま上下に棒を揺すれば、梃子の原理で奥で激しく暴れる。
プラスチック棒を握るキキョウの両手は、止めどなく噴き出す潤滑液でびっしょりと濡れていた。
「キ、キキョウさんっ!」
切羽詰まった声に視線を上げれば、鼻先に触れそうなほど近くに膨れ上がった亀頭が突きつけられていた。
「触りも入れもしませんけど、ぶっかけるのはいいんでしょう!」
言い終わるやいなや鈴口から精液が吹き出し、キキョウの顔を汚す。
「やっ……♡」
キキョウの口から漏れる嫌悪の声はむしろ甘い。
新鮮な雄の精の臭いが嗅覚センサーを刺激し、子宮ユニットに切ない疼きを走らせる。
「んんんっ♡♡」
美貌に白濁液をぶっかけられたキキョウはぴくぴくと下腹を痙攣させ、軽いエクスタシーを味わう。
アメジストの瞳を閉じて身を震わせる美女の痴態に、逸物をしごく男達の手は速まった。
「キキョウさんっ! オレも出ますっ!」
「お、俺もっ! おっぱいにかけさせてくださいっ!」
「俺は太股っ!」
「あ、あなたたちぃ……♡」
叱責の声に力はない。
頭の天辺から爪先まで精液を浴びせかけられて浅い絶頂に酔いながら、キキョウのどこかがそんな自分を浅ましいと罵倒する。
(今更の話です……)
キキョウは頬を伝う白濁液をぺろりと舐め取ると、より激しく股間に埋まったプラスチック棒を動かし始めた。
物資の不足もさる事ながら、人材不足が特に大きな問題であった。
実の所、末端構成員の補充はそれほど難しくはない。
主な収入が山賊行為である為、捕虜を得ることも多い。
その際、助命の代わりに組織の為に働かせるのだ。
フォートMFのやり方が水に合う者はそのまま正式な構成員となり、合わない者は適当に使い潰す。
過酷な砂漠で行き倒れた者を救助しメンバーに加えるという、割と穏便なパターンもある。
何にせよ、こういった人材に忠誠心など期待できず、雑兵的な役割しか任せられない。
襲撃、略奪などを行う実働部隊を率いる、現場指揮官的なポジションの人材が不足しているのだ。
これまではヴァトーやドクがその役割を担当していたが、組織の切り札とも言える彼らをここに投入するのは正直もったいない。
認証した主を裏切る事のないメイデンであるキキョウは、この現場監督役にぴったりの人材であった。
二十人の部下を預けられたキキョウの襲撃部隊はタウン75へ向かっていた。
いかに小規模タウンとはいえ、この人数でタウンへ攻撃を仕掛けるのは流石に無理だ。
交易が活発なタウン75から出発するキャラバンが襲撃部隊のターゲットである。
「全車停止。 ここにキャンプを張って獲物を待ちます」
待ち伏せに向いた小高い砂丘を見つけたキキョウは、指揮車代わりのバギーから号令を出した。
バギーやバイクといった足周りに優れた軽快な車両で構成された襲撃部隊は砂丘の影に停車すると、簡易テントや寝袋を広げて野営の準備を開始した。
その間、食事も休息も不要なキキョウは砂丘の上に立ち警戒に当たる。
アメジストの瞳を冷たく光らせて周囲を見回すキキョウの肢体は、サンクチュアリの予備を補正した黒い色調のボディスーツに包まれていた。
上腕と太股に黒いリングのような多目的接続器を嵌められている事もあり、白とオレンジを基調としたかつての装いに比べて無機質で攻撃的な雰囲気を漂わせている。
背負った武装は回収した乙種戦闘装備の残骸を元にドクが余り物のスクラップを組み合わせてでっちあげた急場しのぎの代物。
それでも軽機関銃をマウントしたフレキシブルアームとスラスターが備わっており、Aクラスメイデンであるキキョウが運用すれば相当の戦闘力を発揮する。
タウン48由来の装備が原型を失っていく事は、キキョウの疑似精神に奇妙な落ち着きを与えていた。
本来のスーツではなく、サンクチュアリの予備を貰ったのも、その事に気付いたからだ。
元の自分から離れる毎に、記憶領域の中の少年の面影をロードする事も減っていく。
かつての己が忌み嫌った無法者の身に墜ちた事を受け入れる為にも『フォートMFのキキョウ』としての自我を確立し、亡き主の記憶から目を背けるキキョウであった。
「キキョウさーん!」
砂丘の下の部下から声が掛けられる。
「何か?」
「テント張りましたよ! 降りてきて休みませんか?」
「私に休息は不要です。 それに見張りも必要でしょう」
「夜に移動するキャラバンなんてありませんよ」
部下の男は自分の髪をぐしゃぐしゃとかき回すように掻くと、腹を括ったように顔を上げた。
「あーもう、正直に言いましょう!
やっとの休憩なんだ、キキョウさんに余興をやって欲しいんですよ!」
「余興?」
男の目尻がニヤリと下がる。
「ヴァトーさんに言われてんでしょ?
俺らとやるのは駄目だけど、エロい所見せてやれって」
「……」
キキョウは冷たく光るアメジストの瞳で男を見下ろした。
無言で睨むAクラスメイデンの迫力に男はニヤついたまま冷や汗を浮かべる。
だが、キキョウは小さく嘆息すると、砂を蹴って砂丘を滑り降りた。
「いいでしょう、主の命です」
横を通り過ぎながら淡々と応じるキキョウに男は安堵の息を吐いた。
思わず口も軽くなる。
「一肌脱いでくださいよ、文字通り、ね!」
「そういう冗談は好みません」
簡易テントや寝袋を敷いた男達は、半円を組んで座り込みキキョウを待ち構えていた。
「へへっ、じゃあキキョウさん、お願いしますよ!」
男達の間に引っ張り出されたキキョウは無言で周囲を見回すと、おもむろにスーツの胸元のファスナーを引き下ろした。
無造作にスーツを左右に広げると、豊かな双丘がぶるんと放り出される。
「これでよろしいですか」
「よろしいですかって……」
無表情に淡々と胸をさらけ出したキキョウに、男達は一瞬絶句した後、口々に文句を言い始めた。
「ちょっと風情が無さ過ぎませんかねぇ?」
「おっぱい出しゃいいってもんじゃないっスよ!」
「男心ってもんをもっと考えてくださいよ!」
「面倒な人たちですね……」
キキョウはおっぱい丸出しのまま眉をひそめた。
「では、どうすれば?」
「お触りはダメって事っスからねぇ……」
「オナニーでもしてもらうか?」
「いいな、それ。 キキョウさん、ひとつオナって貰えますかね」
勝手に決める男達の言葉にキキョウは困惑した。
「オナニー、ですか……」
知識としてはあるが、キキョウに自慰の経験はない。
かつての主達は、ほぼ毎晩キキョウを求めてきており不足を覚える事はなかった。
そもそもかつてのキキョウは身につけた技量とは裏腹に淡泊なタイプであり、自慰を行うほどに欲求不満を溜め込まなかったのだ。
「……」
キキョウは剥き出しにした自らの双丘に、ゆっくりというよりもおそるおそるといった仕草で手を伸ばす。
豊かなバストを左右の手のひらでそれぞれ包むと、やわやわと指先を動かし始めた。
「んっ……♡」
びくりと背筋を震わせる。
指先が触れた箇所からじわりと痺れるような性感が溢れだした。
予想はしていた事だが、己の身の反応のよさにキキョウは眉をひそめた。
ヴァトーに捕らえられて以来、キキョウはひたすら真の漢の精を注がれてきた。
豪腕のような巨根で雌穴を掘削され、子宮ユニットが破裂しそうな程に精液を流し込まれ、膣襞の隅々にまで塗り込まれる日々。
真の漢の精により目覚めさせられた機体は激しすぎる荒淫すら悦びと受け止め、開発されていく。
キキョウの体は、かつてとは比べ物にならないほど敏感になっていた。
「ん……♡ ふ……♡」
柔らかな乳房に沈み込むように指先が動き、キキョウの口から押さえた声が漏れる。
自らの指が生む甘い痺れに乳首が固くなり、子宮ユニットが疼くのを感じる。
捕らわれてからほとんど休む暇もなく犯されていたというのに、襲撃隊を任せられたこの2、3日は男の手が体に触れる事すらなかった。
ささやかな愛撫に敏感に反応する体に、わずかな時間ですでに欲求不満を募らせていた事を自覚したキキョウは半ば諦めの境地で指先の動きを早めた。
「ふぅっ♡ んっ♡ くぅっ♡」
胎の奥からとろりと潤滑液が湧き出すのを感じ、キキョウは太股をすり合わせるように閉じる。
栗色の髪の美女が頬を染めて己の胸を揉みしだく様子に、男達は歓声をあげた。
「キキョウさーん、下も見せてくださいよ!」
「そんなにモジモジさせて、我慢できないんでしょ?」
キキョウはじろりと男達を睨むが、朱に染まった顔では迫力もない。
言われるままに半脱ぎのボディスーツを脱ぎ捨てると、分泌された潤滑液で秘唇との間に糸を引いた。
最早、毒を食らえば皿までの気持ちで、完全にスイッチの入ってしまったキキョウは大きくM字に股を開きながらしゃがみ込んだ。
いわゆるエロ蹲踞の姿勢を取ると、両手の指で濡れそぼった秘唇を広げる。
むっちりと詰まった膣肉の間から潤滑液が滴り落ちる様を見せつけながら、キキョウは男達に囁いた。
「まったく、私のいやらしい所を見せ物にしようだなんて、酷い人達です。
この通り準備万端に整っていますけど、マスターが居られない以上、お預けされてしまうのは私だというのに♡」
囁きながら、右の中指を姫穴に埋める。
「はぅっ♡」
じゅぷりと水音を立てて沈み込んだ中指を自分達の逸物に見立てたのか、男達の喉がごくりと鳴る。
「んっ♡ ふっ♡」
素早く中指を抜き差しすると、男達はどよめきとも呻きともつかない声を声を上げながらキキョウの股間に注目する。
男達の視線と膨らむ股間を意識し、キキョウのジェネレーターは高稼働モードに移行していく。
「ふふっ♡」
興奮の度合いを高めていく男達の様子に、キキョウはアメジストの瞳を潤ませ乾いた唇をぺろりと舐めた。
本人は意識していないが、普段のクールな彼女からかけ離れた淫蕩な表情が浮かんでいる。
「んぅっ♡」
人差し指を追加で秘裂に差し込み、鋏を開閉するかのように内部で動かす。
「あっ♡ あんっ♡」
秘唇を指でかき回しつつ、もう片方の手で豊かなバストをこねるように揉みしだいて甘い声をあげるキキョウに、男達は揃って股間を固くしていた。
何人かは逸物を剥き出しにして荒々しい息と共にしごいている。
人に自慰を命じておきながらオナニーを開始した男達の姿にキキョウは内心苦笑した。
不意にいたずら心が芽生える。
「んぅっ♡ やはり、指だけでは物足りませんね」
「キ、キキョウさん! 俺のちんぽ使ってください!」
「馬鹿野郎! お前みたいな粗チンでキキョウさんを満足させられるか!
オレのをどうぞ!」
我先にと剥き出しの逸物を目の前に並べる男達を、キキョウは潤滑液に濡れた指先を振って窘めた。
「いけません。
あなた方には触れる事も許可されていません。
挿入など以ての外です」
「そ、そんな、生殺しっスよ……」
「あなた方が余興をやれと言ったんでしょうに。
そちらの処理はそちらで勝手にやってください」
キキョウはわざとらしくそっぽを向くと、股間に差し入れた指をことさら大きく動かして見せた。
「はぅっ♡ あぁ、物足りなくて切ないですね……♡」
朱に染まった顔で流し目をくれながらからかうと、無念そうに己の逸物をしごいていた男の一人が、自分のバギーへと走った。
運転席のシート下に設置されていた発煙筒を外して持ってくる。
「キキョウさん! 俺らのを入れるのはダメでも、道具ならいいんじゃないスかね!
これなんかちょうどよくないスか?」
「えぇと……」
鼻息荒く赤いプラスチック円筒を渡してくる男に、キキョウはからかいすぎたと悟った。
渡された発煙筒は逸物としてみるならば並外れて大きい。
「ヴァトーさんの馬鹿デカいの咥え込んでんだから、そのくらい余裕でしょ!」
「キキョウさん、すっかりガバマンにされちまいましたからね!」
「だ、誰がガバガバですか!」
失礼なことを言う部下を睨みつつ、発煙筒の先を秘裂にあてがう。
「んっ♡」
ぬぷり、と湿った音を立てて太いプラスチック棒が潤んだ姫穴に突き刺さる。
「んぅっ♡ うぅんっ♡」
ぷちゅぷちゅと詰まった膣肉をかき分けながら赤い棒が呑み込まれていく様に、男達はぐびりと喉を鳴らす。
「奥までっ♡ 入りました……っ♡」
深々と突き刺したプラスチック棒の抜き差しを開始する。
「あっ♡ んんっ♡ じ、自分の好きなようにできるのはっ♡ 悪くないですねっ♡」
プラスチック棒の先端でぐりぐりとボルチオを刺激すれば、下半身が痺れるような快感が子宮ユニットを疼かせた。
自らの手で引き出していく快楽に、腰から力が抜けていく。
快感にあらがわずキキョウはその場に尻餅をつくと、M字に両足を開いたまま棒の操作に没頭した。
「はぅんっ♡ んっ♡ あふぅっ♡」
膣奥に突き立てたまま上下に棒を揺すれば、梃子の原理で奥で激しく暴れる。
プラスチック棒を握るキキョウの両手は、止めどなく噴き出す潤滑液でびっしょりと濡れていた。
「キ、キキョウさんっ!」
切羽詰まった声に視線を上げれば、鼻先に触れそうなほど近くに膨れ上がった亀頭が突きつけられていた。
「触りも入れもしませんけど、ぶっかけるのはいいんでしょう!」
言い終わるやいなや鈴口から精液が吹き出し、キキョウの顔を汚す。
「やっ……♡」
キキョウの口から漏れる嫌悪の声はむしろ甘い。
新鮮な雄の精の臭いが嗅覚センサーを刺激し、子宮ユニットに切ない疼きを走らせる。
「んんんっ♡♡」
美貌に白濁液をぶっかけられたキキョウはぴくぴくと下腹を痙攣させ、軽いエクスタシーを味わう。
アメジストの瞳を閉じて身を震わせる美女の痴態に、逸物をしごく男達の手は速まった。
「キキョウさんっ! オレも出ますっ!」
「お、俺もっ! おっぱいにかけさせてくださいっ!」
「俺は太股っ!」
「あ、あなたたちぃ……♡」
叱責の声に力はない。
頭の天辺から爪先まで精液を浴びせかけられて浅い絶頂に酔いながら、キキョウのどこかがそんな自分を浅ましいと罵倒する。
(今更の話です……)
キキョウは頬を伝う白濁液をぺろりと舐め取ると、より激しく股間に埋まったプラスチック棒を動かし始めた。
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センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
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