86 / 125
63
しおりを挟む
「真の漢ね……」
ハーフトラックのハンドルを握るヒュリオは、スゥが語るシコンより渡された情報の詳細を聞き嘆息した。
「そうすると、オレは真の漢の成り損ないって所か。
人間でも真の漢でもない、どっちつかずで何とも中途半端なものだ。
生身でも機械でもないサイボーグの身には似合いかもしれんが」
「マスター……」
助手席の相棒の気遣わしげな視線にヒュリオは苦笑した。
「そんな顔をするな、スゥ。
色々腑に落ちただけさ」
ヒュリオはフロントグラスの向こうに広がる地平線に目を凝らした。
サイバーアイが望遠補正を行い、遠方を進む小さな砂煙の詳細を映し出す。
護衛対象の三輪バイクだ。
「むしろ、存在するかどうかも判らない相手を千年も探し続けたマザーに同情するね。
戦前の技術者も随分とむごい事をする、そんな当てもない使命を託すなんてな」
ヒュリオの視野で碧の髪のメイデンとシールドポンチョの少年の姿が拡大された。
脳裏に監視カメラの映像越しに見た、少年が真の漢の能力を発揮した情景が蘇る。
まさにビデオの巻き戻しのような自己再生能力は並の人間の域を超越していた。
誰の目にも明らかな超常の力を持つ少年の未来を思い、ヒュリオは小さく首を振った。
「だからと言って真の漢の人生をサンプルにされる謂われはない。
千年を稼働し続けるマザーに比べれば、あっという間の命かもしれん。
だからこそ、自由に謳歌するべきだ」
真面目くさって呟いたヒュリオの眉が寄る。
拡大視野の中に見える砂煙の動きが止まっていた。
「気付かれたか」
「障害物もない砂漠ですからね……。
どうします?」
「……腹を割って話すさ。
ここまで追ってきたんだ、元よりそのつもりだ」
砂漠を吹き渡る風は砂を運び、僅かな高低を作り出す。
砂の海と称されるように、海辺の波濤の如く。
本物の海など見たことがないフィオだが、波を思わせる砂の段差を利用する術はゼンクに教え込まれて熟知していた。
波打つ砂地を擬似的な塹壕として、追跡者を待ち伏せる。
「タウンからの追っ手かな」
砂の窪みに寝そべるように身を伏せてアサルトライフルを構えるフィオに、傍らで跪いたフリスは小さく頷いた。
「特にマーキングなどないハーフトラックですけど、付かず離れず着いてきているというのは不審です。
方向が一緒なだけの単なる通行人ならよし、追っ手ならば……」
両手のレーザークリスタルを確認するフリスを伏せたまま見上げ、フィオは迷うように呟いた。
「先制攻撃はしたくないなぁ……」
「マスター、もう穏便に過ごすタイミングは過ぎました。
マザーの指示を破ったのですから、波風を立てずにはいられません」
「まぁそうなんだけど……。
タウンのスタッフ相手にドンパチするのはなぁ」
金魚鉢の中で睡眠学習で刷り込まれたタウンへの忠誠は、未だフィオの行動指針に影響を与えていた。
キキョウを取り戻すためマザーの指示を無視すると決意したにも関わらず、タウンの戦力と積極的に交戦する程の踏ん切りはついていない。
眉を寄せて悩むフィオを余所に、ハーフトラックが接近してくる。
キャビン後方のカーゴ部分の車輪を無限軌道に変更したハーフトラックは速度よりも悪路走破性能を重視した車種だ。
重々しい音を立ててハーフトラックは停車すると、運転席のドアが開いた。
フィオはアサルトライフルのグリップを握りなおし、唾を呑む。
気負うフィオを制するように、凜とした声が響いた。
「こちらに交戦の意思はない! 話を聞いてくれないか!」
運転席から長身の青年が両手を上げて降りてくる。
地味なデニムシャツにカーゴパンツとよく居る市民風の服装だが、その顔に見覚えがあった。
「確か、アーミーの……」
「ああ、アーミー所属のヒュリオだ。
久しぶりだね、フィオ君」
左の頬に縦一文字のラインが走った精悍な青年が微笑む。
「……撃ちますか?」
「どうしてすぐ排除方向にいくの、君は」
相棒に左手でステイを命じつつ、フィオは立ち上がった。
「マスター、よろしいんですか?」
「問答無用に襲ってくるんじゃなくて、話がしたいってだけなら応じるさ。
内容によっては決裂もあり得るけど、率先してドンパチしたいわけじゃない。
フリスは念のために警戒していて」
「了解しました」
フィオはアサルトライフルを握ったままヒュリオを見据えた。
ヒュリオは一見丸腰だが、サイボーグである彼の体には仕込み武器が内蔵されている可能性もある。
隙を見せるわけにはいかない。
「それで、僕に何を聞かせたいんですか?」
不信感も露わながらも聞く姿勢を見せるフィオに、ヒュリオは小さく頷いた。
「まずはオレがマザーから与えられた任務について話そう。
君の監視と護衛だ」
思い当たる節がいくつかあるフィオは眉を寄せる。
「アーミーから監視が付いてるんじゃないかとは思っていました。
でも、護衛もですか?」
「ああ、マザーは君を重要視している。
真の漢の候補としてな」
ヒュリオの言葉にフィオは口を引き結んだ。
事の核心だ、マザーの手先たるアーミーに明かせはしない。
「……僕は真の漢に遭遇しただけですよ、僕を見張っていたって何にもなりません」
「そうかな?
……ディモンのアジトじゃ大活躍だったじゃないか」
「っ!?」
思わず息を呑む。
ヒュリオはニヤリと人の悪い笑みを浮かべ、続ける。
「あそこの地下室には監視カメラが有ってね。
真っ二つにされた君が再生し、メイデンを倒す所まで録画されていたよ」
フィオの背筋にぞくりとした寒気が生じる。
アーミーに知られてしまった、マザーもすでに把握しているのだろうか。
顔を引き攣らせたフィオに、ヒュリオは表情を引き締め小さく咳払いをした。
「驚かせてしまったな、すまない。
録画データは全て破棄しておいた、マザーにも報告していない」
「……何故?」
フィオが真の漢であるという決定的な証拠であろうに。
ヒュリオの行動は不可解だ。
「君に、実験動物のような人生を送らせたくないからだ」
ヒュリオの言葉にフィオは首を傾げる。
「どうして貴方がそんな事を気に掛けるんです?
僕の人生は貴方には関係ないでしょうに」
「それは」
だらりと下げられたヒュリオの腕が霞んだ。
瞬きの合間ほどの刹那に、ピストルの形をとったヒュリオの指先が真っ直ぐに向けられている。
フィオの目で追い切れない所か、フリスが反応できなかった程、速い。
「っ!?」
「なっ……」
僅かに己の「能力」を示したヒュリオは、驚く主従を見据え静かに続けた。
「オレも、君の同類だからだ。
マザーに振り回されて生身を失ったオレのようになってはいけない」
「……貴方も?」
「オレはどうも真の漢の成り損ないらしいがね」
自嘲気味の微笑みが浮かぶ。
「勝手な話だが、君の身の上を他人に思えなくてね。
オレのようなマザーの玩具になって欲しくない。
だから君の情報を隠匿しておいた。
できればこのままタウン48に戻らず、自由な人生を歩んで欲しい」
「タウン48に戻らず……」
フィオはヒュリオの言葉を口の中で反芻した。
思えばキキョウを取り戻す事に気が急いてばかりで、その後の事は後回しにしていた。
マザーの命に逆らって出てきてしまった以上、確かにタウン48に戻って元通りの暮らしはできまい。
「……とりあえずはタウン75に向かっているんですけど」
「なら、当面はタウン75に潜むといい。 君の……もう一人のパートナーを連れ戻して」
ヒュリオは不審げな表情を崩さないフリスにちらりと視線を向け、続けた。
「君が平穏な暮らしを送れるように、オレが支援しよう」
「信用されるんですか?」
三輪バイクの後部座席に跨がったフリスは、併走するハーフトラックを横目で見ながら主に尋ねた。
「正直、どうしたもんかなと思ってる」
ハンドルを握るフィオの声音には困惑の色が濃い。
「なんというか、こっちに思い入れがあるみたいなんだけど、その実感が全然無いからなあ……」
フィオの行動を密かに監視しその為人を見て取ったヒュリオ達に対して、フィオはヒュリオの事をアーミー所属のサイボーグ兵士という事しか知らない。
アーミーの所属でありながらマザーの意向に逆らうヒュリオが、それ程までに自分に入れ込んでいるという事が今一つピンとこない。
いわばストーカーとターゲットの構図であった。
「まあ、こっそりマザーに連絡取ってる風でもないし、とりあえず好きにさせておこう。
……この上、余計な敵が増えたら堪らないし」
下手に拒否して明確に敵対されても困る。
妙な同行者が増えてしまったと、フィオは溜息を吐いた。
ハーフトラックのハンドルを握るヒュリオは、スゥが語るシコンより渡された情報の詳細を聞き嘆息した。
「そうすると、オレは真の漢の成り損ないって所か。
人間でも真の漢でもない、どっちつかずで何とも中途半端なものだ。
生身でも機械でもないサイボーグの身には似合いかもしれんが」
「マスター……」
助手席の相棒の気遣わしげな視線にヒュリオは苦笑した。
「そんな顔をするな、スゥ。
色々腑に落ちただけさ」
ヒュリオはフロントグラスの向こうに広がる地平線に目を凝らした。
サイバーアイが望遠補正を行い、遠方を進む小さな砂煙の詳細を映し出す。
護衛対象の三輪バイクだ。
「むしろ、存在するかどうかも判らない相手を千年も探し続けたマザーに同情するね。
戦前の技術者も随分とむごい事をする、そんな当てもない使命を託すなんてな」
ヒュリオの視野で碧の髪のメイデンとシールドポンチョの少年の姿が拡大された。
脳裏に監視カメラの映像越しに見た、少年が真の漢の能力を発揮した情景が蘇る。
まさにビデオの巻き戻しのような自己再生能力は並の人間の域を超越していた。
誰の目にも明らかな超常の力を持つ少年の未来を思い、ヒュリオは小さく首を振った。
「だからと言って真の漢の人生をサンプルにされる謂われはない。
千年を稼働し続けるマザーに比べれば、あっという間の命かもしれん。
だからこそ、自由に謳歌するべきだ」
真面目くさって呟いたヒュリオの眉が寄る。
拡大視野の中に見える砂煙の動きが止まっていた。
「気付かれたか」
「障害物もない砂漠ですからね……。
どうします?」
「……腹を割って話すさ。
ここまで追ってきたんだ、元よりそのつもりだ」
砂漠を吹き渡る風は砂を運び、僅かな高低を作り出す。
砂の海と称されるように、海辺の波濤の如く。
本物の海など見たことがないフィオだが、波を思わせる砂の段差を利用する術はゼンクに教え込まれて熟知していた。
波打つ砂地を擬似的な塹壕として、追跡者を待ち伏せる。
「タウンからの追っ手かな」
砂の窪みに寝そべるように身を伏せてアサルトライフルを構えるフィオに、傍らで跪いたフリスは小さく頷いた。
「特にマーキングなどないハーフトラックですけど、付かず離れず着いてきているというのは不審です。
方向が一緒なだけの単なる通行人ならよし、追っ手ならば……」
両手のレーザークリスタルを確認するフリスを伏せたまま見上げ、フィオは迷うように呟いた。
「先制攻撃はしたくないなぁ……」
「マスター、もう穏便に過ごすタイミングは過ぎました。
マザーの指示を破ったのですから、波風を立てずにはいられません」
「まぁそうなんだけど……。
タウンのスタッフ相手にドンパチするのはなぁ」
金魚鉢の中で睡眠学習で刷り込まれたタウンへの忠誠は、未だフィオの行動指針に影響を与えていた。
キキョウを取り戻すためマザーの指示を無視すると決意したにも関わらず、タウンの戦力と積極的に交戦する程の踏ん切りはついていない。
眉を寄せて悩むフィオを余所に、ハーフトラックが接近してくる。
キャビン後方のカーゴ部分の車輪を無限軌道に変更したハーフトラックは速度よりも悪路走破性能を重視した車種だ。
重々しい音を立ててハーフトラックは停車すると、運転席のドアが開いた。
フィオはアサルトライフルのグリップを握りなおし、唾を呑む。
気負うフィオを制するように、凜とした声が響いた。
「こちらに交戦の意思はない! 話を聞いてくれないか!」
運転席から長身の青年が両手を上げて降りてくる。
地味なデニムシャツにカーゴパンツとよく居る市民風の服装だが、その顔に見覚えがあった。
「確か、アーミーの……」
「ああ、アーミー所属のヒュリオだ。
久しぶりだね、フィオ君」
左の頬に縦一文字のラインが走った精悍な青年が微笑む。
「……撃ちますか?」
「どうしてすぐ排除方向にいくの、君は」
相棒に左手でステイを命じつつ、フィオは立ち上がった。
「マスター、よろしいんですか?」
「問答無用に襲ってくるんじゃなくて、話がしたいってだけなら応じるさ。
内容によっては決裂もあり得るけど、率先してドンパチしたいわけじゃない。
フリスは念のために警戒していて」
「了解しました」
フィオはアサルトライフルを握ったままヒュリオを見据えた。
ヒュリオは一見丸腰だが、サイボーグである彼の体には仕込み武器が内蔵されている可能性もある。
隙を見せるわけにはいかない。
「それで、僕に何を聞かせたいんですか?」
不信感も露わながらも聞く姿勢を見せるフィオに、ヒュリオは小さく頷いた。
「まずはオレがマザーから与えられた任務について話そう。
君の監視と護衛だ」
思い当たる節がいくつかあるフィオは眉を寄せる。
「アーミーから監視が付いてるんじゃないかとは思っていました。
でも、護衛もですか?」
「ああ、マザーは君を重要視している。
真の漢の候補としてな」
ヒュリオの言葉にフィオは口を引き結んだ。
事の核心だ、マザーの手先たるアーミーに明かせはしない。
「……僕は真の漢に遭遇しただけですよ、僕を見張っていたって何にもなりません」
「そうかな?
……ディモンのアジトじゃ大活躍だったじゃないか」
「っ!?」
思わず息を呑む。
ヒュリオはニヤリと人の悪い笑みを浮かべ、続ける。
「あそこの地下室には監視カメラが有ってね。
真っ二つにされた君が再生し、メイデンを倒す所まで録画されていたよ」
フィオの背筋にぞくりとした寒気が生じる。
アーミーに知られてしまった、マザーもすでに把握しているのだろうか。
顔を引き攣らせたフィオに、ヒュリオは表情を引き締め小さく咳払いをした。
「驚かせてしまったな、すまない。
録画データは全て破棄しておいた、マザーにも報告していない」
「……何故?」
フィオが真の漢であるという決定的な証拠であろうに。
ヒュリオの行動は不可解だ。
「君に、実験動物のような人生を送らせたくないからだ」
ヒュリオの言葉にフィオは首を傾げる。
「どうして貴方がそんな事を気に掛けるんです?
僕の人生は貴方には関係ないでしょうに」
「それは」
だらりと下げられたヒュリオの腕が霞んだ。
瞬きの合間ほどの刹那に、ピストルの形をとったヒュリオの指先が真っ直ぐに向けられている。
フィオの目で追い切れない所か、フリスが反応できなかった程、速い。
「っ!?」
「なっ……」
僅かに己の「能力」を示したヒュリオは、驚く主従を見据え静かに続けた。
「オレも、君の同類だからだ。
マザーに振り回されて生身を失ったオレのようになってはいけない」
「……貴方も?」
「オレはどうも真の漢の成り損ないらしいがね」
自嘲気味の微笑みが浮かぶ。
「勝手な話だが、君の身の上を他人に思えなくてね。
オレのようなマザーの玩具になって欲しくない。
だから君の情報を隠匿しておいた。
できればこのままタウン48に戻らず、自由な人生を歩んで欲しい」
「タウン48に戻らず……」
フィオはヒュリオの言葉を口の中で反芻した。
思えばキキョウを取り戻す事に気が急いてばかりで、その後の事は後回しにしていた。
マザーの命に逆らって出てきてしまった以上、確かにタウン48に戻って元通りの暮らしはできまい。
「……とりあえずはタウン75に向かっているんですけど」
「なら、当面はタウン75に潜むといい。 君の……もう一人のパートナーを連れ戻して」
ヒュリオは不審げな表情を崩さないフリスにちらりと視線を向け、続けた。
「君が平穏な暮らしを送れるように、オレが支援しよう」
「信用されるんですか?」
三輪バイクの後部座席に跨がったフリスは、併走するハーフトラックを横目で見ながら主に尋ねた。
「正直、どうしたもんかなと思ってる」
ハンドルを握るフィオの声音には困惑の色が濃い。
「なんというか、こっちに思い入れがあるみたいなんだけど、その実感が全然無いからなあ……」
フィオの行動を密かに監視しその為人を見て取ったヒュリオ達に対して、フィオはヒュリオの事をアーミー所属のサイボーグ兵士という事しか知らない。
アーミーの所属でありながらマザーの意向に逆らうヒュリオが、それ程までに自分に入れ込んでいるという事が今一つピンとこない。
いわばストーカーとターゲットの構図であった。
「まあ、こっそりマザーに連絡取ってる風でもないし、とりあえず好きにさせておこう。
……この上、余計な敵が増えたら堪らないし」
下手に拒否して明確に敵対されても困る。
妙な同行者が増えてしまったと、フィオは溜息を吐いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる