機甲乙女アームドメイデン ~ロボ娘と往く文明崩壊荒野~

日野久留馬

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 教え導いた者の熟達は、指導者にとって何よりも喜ばしい報酬である。
 だが、いささか教え過ぎてしまったのかも知れないという反省が、キキョウの脳裏をかすめた。

「あぅんっ♡ はあっ♡」

 自らが伝授した性技で弄ばれるキキョウのCPUには、そんな雑念にかまけていられる余裕はない。
 正面から貫いた少年が腰で円を描きながら抜き差しすれば、反り返った肉槍は螺旋の動きでキキョウの蜜壺を抉り抜く。
 主の両手の指は豊かな乳肉に沈み込み、巧みに刺激を送りながら先端の突起を捻り上げた。

「くふぅっ♡」

 両乳首への強い刺激と同時に膣奥を逸物で叩かれ、キキョウは堪らず仰け反った。
 白い喉がひくひくと震える様を見下ろしながら、少年は腰の動きを早める。
 主が容赦なく自分を仕留めようとしていると悟りながらも、キキョウにはどうする事もできない。

「はぅぅんっ♡」

 甘い声をあげながら、ロールアウトしたての未熟なメイデンのように悶えるばかりだ。
 真の漢トゥルーガイの精を受けた後、散々に嬲られ続けたキキョウの体はかつてとは比べものにならないほど敏感になっていた。
 そこへ襲い来る主の技巧は、自らが仕込んだものでありながらキキョウを効果的に苛み、快楽の坩堝へと叩き込んでいく。
 限界は近い。

「マ、マスターっ♡ すこしっ、加減をっ♡」

 己の上に覆い被さる主に懇願するが、少年は激しく腰を使いながらも首を振った。

「加減なんかできないよっ、キキョウさんっ!」

 強い語気と共に、打ち付ける肉槍の勢いが増す。
 成長著しく、かつてとは比べものにならない剛槍と化した逸物が膣壁を容赦なく掘削していく。

「はうぅっ♡」

 身を捩るキキョウの細腰をフィオは両手でがっちりと掴まえると、一際強く腰を突き込んだ。
 膨れ上がった穂先が膣奥に叩き付けられ子宮口をこじ開けると、熱く濃い精液をぶちまける。

「んはぁぁぁっ♡♡♡」

 あられもない嬌声をあげ、キキョウは絶頂した。
 勢いよく流れ込んだ精液が子宮ウテルスユニットの隅々まで染み込み、マスターパーティションポイントが加算されていく実感に、この上ない幸福感を覚える。

「あはぁ……♡」

 紫水晶アメジストの瞳は快楽に潤み、形のよい唇の端からとろりと涎が零れ落ちた。
 エクスタシーに蕩けきった美貌を見下ろし、フィオは満足げに頷く。

「うん、キキョウさんはいつでも綺麗だけど、イってる時が一番綺麗だ」

「もう……♡」

 しみじみと呟かれ、キキョウは恥ずかしげに目を伏せる。

「さて、と……」

 少年が腰を引く。
 主の分身を離したくないとばかりに吸い付くキキョウの膣肉を振り切り、存分に出し切った逸物を引き抜いた。
 栓を抜かれた秘唇は主の痕跡を残して口を開け、たっぷりと注ぎ込まれた精液がぶびゅっと下品な音と共に零れ落ちる。

「あっ……♡」

 吹き零れる寵愛の証を逃すまいと手のひらで秘裂に蓋をするキキョウを他所に、フィオはもう一人の相棒へと顔を向けた。

「んうぅ……」

 フィオとキキョウが交わるベッドの脇に、ぶら下がる奇妙なオブジェ。
 天井に取り付けられたフックから強靱なワイヤーで吊り下げられたフリスである。
 白い裸身に食い込む赤いワイヤーは、彼女の全身を器用に絡め取っていた。
 後ろ手に縛り上げたワイヤーは亀の甲羅を思わせる複雑さでフリスの胴も緊縛し、ただでさえ豊かなバストを絞り上げて強調している。
 両足は胡座をかくかのように交差したまま縛られ、腰の後ろと背から伸びる吊り下げワイヤーがフリスの体を座禅転がしの姿勢で空中に捕らえていた。

 無論、フィオの仕業である。
 度重なるフリスへの苦情に対し、フィオが発案したお仕置きがこの緊縛だ。
 メイデンの自重にも耐えれる強靱なワイヤーとスイートルームに似つかわしくない吊り下げ用フックの手配をナコに頼み、キキョウ直伝の緊縛術を試してみたのであった。

「ふむぅ……♡」

 フリスの口にはボールギャグが押し込まれ、言葉を発することもできない。
 その首にはセンサーリングも巻き付けられており、彼女の腕力を見た目通りの少女レベルにまで抑制し、レーザークリスタルへのアクセス権限も取り上げられていた。
 完全に無力となった機械乙女の秘唇からは堪えきれない潤滑液愛液の雫が溢れ出し、股間を縦断するワイヤーを淫らに濡らしている。
 手も足も出せない状態で主とキキョウの交わりを見せつけられ、すっかりできあがっていた。
 フィオは白い太腿を伝って滴る恥ずかしい雫を見て取ると、涙目のフリスの頭を撫でた。

「反省したかな?」

「むぅ……」

 涙目でこくこくと頷くフリスに、フィオはにんまりと悪い笑みを向ける。

「ほんとかなぁ?」
 
「むーっ!」

 自由にならない体をもぞもぞと動かしながら、フリスは抗議の唸りを上げた。
 フィオは素知らぬ顔でフリスを吊り下げるワイヤーを軽く揺する。

「ふむぅぅっ♡♡」

 揺さぶられた弾みに股間を縦断するワイヤーがクリトリスを激しく擦り、くぐもった声と共に潤滑液愛液の飛沫が飛び散った。

「うん、もうちょっと反省しててね、フリス」

 快楽の漣を走らせてひくひくと震える白い尻を撫で、フィオは優しげな声音で残酷に囁いた。
 ベッドの上に半身を起こしたキキョウは呆れたように呟く。

「……随分意地悪な事をされるようになりましたね」

「お仕置きだからね、フリスは独断専行が過ぎるから」

「それも偏にマスターを想っての行動でしょう?」

 静かな声音に責める色を感じ、フィオはまじまじとキキョウを見つめた。

「キキョウさん、フリスを庇うの?」

「……私は別に、フリスさんに含むものはありませんから」

 それどころか、キキョウはフリスに対して感謝の念すら抱いていた。
 彼女がフィオを支えてくれなければ、こうして再び主の元へ戻る事もできなかった。
 交戦した際に投げかけられた厳しい言葉に関しても、疑似精神の安定を取り戻した今のキキョウは反論の余地もなかったと納得している。

「むー……」

 一方のフリスの方はといえば、敵愾心を未だ隠さない。
 縛り上げられてイチャつきを見せつけられているとあっては尚更だ。
 緊縛&ボールギャグを噛まされ、まさに手も足も出ない状態でありながら、キキョウをじっとりと睨み付けている。
 温度差のあるメイデン達に、二体の主は小さく溜息を吐いた。

「やっぱり反省してないね、フリス。 もうちょっとそのままで居ようか」

「ふむぅっ!?」

 主の無慈悲な宣告にフリスは悲痛な呻きを上げる。
 フィオはキキョウに向き直ると、耳元でリクエストを囁いた。

「四つん這い、ですか……」

 主の望みに応えてキキョウは尻を持ち上げ、ベッドの上に這った。
 ベッド脇に吊り下げられたフリスとちょうど向き合う体勢になる。

「むー……」

 目が合うなり威嚇の唸りを上げてくるフリスに、キキョウは困ったように苦笑した。

 そんなキキョウの背後に回り込んだフィオは、高々と持ち上げられた尻を見下ろした。
 強く雌を感じさせる、むっちりと充実した白桃の迫力にぐびりと唾を呑んだ。
 谷間の奥に潜められた菊座は針で突いたように窄まり、清楚な佇まいを見せている。
 その一方でフィオ自身に抉られたばかりの秘唇は彼の形を残して淡く開き、こぽりと音を立てながら注がれたばかりの精液を吹き零していた。
 淫らな光景に若い逸物はたちまち力を取り戻す。
 白い尻たぶに両手の指を食い込ませて鷲掴みにすると、そそり立った肉槍の穂先を秘唇に押し当てた。

「あ……♡」

 思わず期待の声を上げてしまうキキョウであったが、目の前のフリスが蒼玉サファイアの瞳に悔し涙を浮かべて睨み付けてくると、バツが悪そうに視線を逸らした。
 その隙を狙うかのように、フィオは一気に腰を突き込んだ。

「んあぁぁっ♡♡♡」

 膣奥深くを鋭く穿たれ、キキョウはシーツに突っ伏して悶える。
 キキョウの尻をがっちりとホールドしたフィオは、荒々しい勢いで腰を叩き付けた。

「あひっ♡ ひぃっ♡」

 メイデンに対し強烈な媚薬のような効果を発揮する真の漢トゥルーガイの精液をたっぷりと注ぎ込まれた蜜壺を抉られ、キキョウはあられもない声を上げて乱れる。
 つい先程までの凜とした美貌が淫らに崩れる様を目の当たりにし、蒼いカメラアイをまん丸に見開いたフリスの喉が小さく鳴った。
 最早キキョウには年若い同僚メイデンの視線を気にする余裕はない。

「はうぅっ♡ まえよりずっとぉっ♡ おおきくぅっ♡」

 主の肉槍への賛美を甘い声で訴えた。
 フィオの逸物は、かつてキキョウが指導していた頃とは大きく様変わりしている。
 貧弱なソーセージは太さと長さを増し、小柄な少年には不似合いな程の雄槍へと成長を遂げていた。
 反りも十分な若々しき逸物は抜き差しされる度にキキョウの膣壁を抉り、激しい快楽を刻み込んでいく。

「気持ちいい? キキョウさん」

「あぅっ♡ は、はいっ♡」

「レックスって奴と、どっちがいい?」

「な……」

 不意に主が口にした名が、快楽に茹りきったキキョウのCPUを瞬時に冷却する。
 真の漢トゥルーガイに与えられた快楽の記録メモリー想起ロードされ、子宮ウテルスユニットが鈍く疼いた。
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