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「ど、どうして……」
「ドクから聞いた。
レックスの能力はメイデンを腰砕けにするって。
キキョウさんはレックスの能力を受けたんだよね?」
「あのおしゃべり……」
思わず毒づくキキョウであったが、捕虜であるドクとしては生き残るために情報提供をするのは当然の話である。
「敵の能力は知っておく必要がある。
話して、キキョウさん」
四つん這いのキキョウには、背後から突くフィオの顔は見えない。
平坦な声音で促す主だが、姫穴を貫く怒張のこわばりと尻たぶに食い込む指先の強さにキキョウは彼の抑えた激情の程を感じ取っていた。
「わかり、ました……」
「つまり、マスターを誤認させる能力?」
「……元のマスターを認識し続けてますし、彼がマスターではないとも理解しています。
それでも、彼がマスターと同等の権限を持っていると錯覚してしまうのです」
歯切れの悪いキキョウを促しながら聞き出した内容に、フィオは眉を寄せた。
「レックスの命令に従っちゃうの?」
「……強い強制力を感じます。 命令に妥当性があれば、そのまま従うでしょう」
「マスターの命令と相反する命令だった場合は?」
「恐らく、競合状態に陥ります。
経験の浅いメイデンの場合、一時的に行動不能になるかもしれません」
「本当、めちゃくちゃだなあ、真の漢ってのは……」
自分の能力を棚に上げ、フィオは大きく溜息を吐いた。
「でも、それだけだと命令権に介入するって話で、腰砕けにはならないよね?
まだ何かあるんじゃない?」
言及を避けていた効果について突っ込まれ、キキョウは僅かに言葉に詰まる。
「……彼の能力の範囲内にあるメイデンは、発情した状態になります。マスターの寵を受けた時のように。
至近距離ですと、確かに腰砕けのような状態になってしまうでしょう」
「……キキョウさんもなったの?」
静かな声の問いかけに、キキョウは逡巡しながらも頷いた。
ここで主を偽る訳にはいかない。 彼だけには知られたくない出来事であったとしても。
キキョウの尻をつかむフィオの指先に力が篭もり、白い尻たぶに食い込んだ。
「それで、レックスに抱かれた?」
低く怒りを呑んだ問いに、キキョウは紫水晶の瞳を閉じた。
最早キキョウに隠し立てをする気はない。
恥ずべき記憶を吐露し主の裁きに身を任せる、受刑者のような心境で頷いた。
「……ヴァトーは何をやってたんだ、自分のメイデンだったんだろうに」
フィオの怒りの矛先は、八つ当たりのように仇敵へと向けられた。
「レックスのメイデンと性行する為の代価に差し出されましたから……」
「スワッピングって奴か、僕とは相容れない価値観だな……」
独占欲の強いフィオからすれば、考えられない発想だ。
彼ならば、バンからスコールとキキョウを交換して楽しもうと持ちかけられたとしても応じる事はない。
コロシアムで敗北したスコールの艶姿に鼻の下を伸ばしてはいたが、それとは全く別問題である。
「……判ったよ、話しにくい事をごめんね、キキョウさん」
聴取の終了を告げられ、キキョウは小さく安堵の吐息を漏らす。
だが、フィオの質問は別の方面へ移っただけだった。
「それでキキョウさん、レックスのはそんなに良かったの?」
「え……」
「レックスの名前が出てから、すごく吸い付いてくるよ、キキョウさんの中」
「なっ!?」
明確に嫉妬の色を滲ませた主に指摘され、キキョウは激しく狼狽した。
子宮ユニットに刻み込まれたレックスの痕跡は、キキョウ本人の意識によらず未だ根付いている。
一層淫らに吸い付いてくる膣奥へ、フィオは鋭い突きを見舞った。
「ああぁっ♡♡♡」
高い声を上げて仰け反るキキョウを、フィオは激しいピストンを再開して責め立てる。
「くそぉっ! 判らせてやる、キキョウさんは僕のだって!」
「はうぅっ♡ わ、わかってますっ♡ もうっ♡」
「まだだっ! レックスもヴァトーも、キキョウさんの中から追い出してやるっ!」
激情のままに叫ぶと、フィオはサイドテーブルに手を伸ばした。
フリスがナコから授けられた私物、砂潜りの剣が無造作に放り出されている。
黒光りするシリコン棒のグリップを逆手に握ると、腰を使う度にひくつくアナルへと突き立てた。
「ひあぁっ♡♡♡ に、二本はっ♡ だめぇっ♡」
両穴を穿たれ、キキョウは悲鳴のような嬌声を上げた。
「何がダメだっ! キキョウさんの中、めっちゃ喜んでるくせにっ!」
「やあっ♡ ちっ、ちがいますっ♡」
主の指摘どおり姫穴はドロドロに蕩け、キキョウの否定には説得力が欠片もない。
キキョウの膣壁はすでに持ち主のコントロールを離れ、肉棒に無我夢中で絡みついている。
主の逸物を模したディルドーは尻穴を深く抉りながら、肉の壁越しにオリジナルとぶつかり合い、その度にキキョウのCPUを怒濤のような快楽情報が打ちのめした。
「もっ、もうだめっ♡ だめぇっ♡♡ あぁぁーーーっ♡♡♡」
栗色の放熱髪を振り乱したキキョウが甲高い絶頂の声を上げると同時に、膣壁は一際強くうごめいて肉槍にすがりついた。
「キキョウさんっ!」
積もり積もった情念を叩き付けるかの如く、フィオはキキョウの奥底で精を放った。
「あっ♡ ひっ♡ ひぎっ♡」
子宮ユニットに熱く猛々しい精液が注ぎ込まれ、隅々まで満たしていく圧倒的な快感に紫水晶の瞳が裏返る。
「ひぃ……♡」
かくんと糸が切れたかのようにシーツに突っ伏すと、キキョウはシャットダウンした。
「や、やった……!」
師であり姉であり恋人でもあるメイデンを初めてシャットダウンさせたという偉業に、フィオは思わず快哉を叫ぶ。
達成感に浸るフィオであったが、実の所この戦果は彼だけの手柄ではない。
ある意味、これまでに何度となくキキョウをシャットダウンさせて下準備を整えた者のお陰であるのだが、彼が知る由もない事であった。
「ふぅー……」
長く満足の吐息を吐きながら肉槍を引き抜くと、開きっぱなしの秘唇からごぽりと塊のような精液が零れ出す。
尻を突き上げたままシャットダウンしたキキョウの菊座には尻尾のように砂潜りの剣が突き立てられたままであり、止めどなく精液を吹き零す秘唇と相まって普段の凜としたキキョウの佇まいとは程遠い、無様で卑猥な光景であった。
フィオの喉が小さく鳴り、出したばかりに肉棒が再びそそり立っていく。
「むー……」
意識のないキキョウに再度突き込もうとした時、フィオの耳に切ない呻き声が届いた。
ベッド脇に緊縛して吊り下げられたままのフリスが、ぼろぼろと洗浄液を零しながら主を見つめている。
「……流石に意地悪しすぎたかな」
フィオはベッドから立ち上がると、フリスの口を塞ぐボールギャグを外した。
「ふぁぁ……」
唾液に塗れたボールギャグから解放されたフリスは洗浄液で濡れた瞳で主を見上げた。
「ま、ますたぁ、もう我慢できません、わたしにも、おちんちんくださいぃ♡」
縛り上げた身を震わせながら、フリスは切なげに訴えかける。
洗浄液と涎で汚れた頬を撫でながら、フィオは蒼い瞳を覗き込んだ。
「反省した?」
「しましたぁ……ごめんなさいぃ……」
しゃくりあげながらフリスはこくこくと頷く。
「もう勝手はしない?」
「はいぃ……」
虚勢を張る余裕もなく素直なフリスにフィオは微笑んだ。
「君の献身自体は嬉しく思ってるよ。 でも、今後はやり方を考えようね」
「はい、かんがえます、だから、おちんちん……」
切羽詰まったように訴えるフリスに、フィオの笑みが苦笑に変わる。
「はしたないなあ、そんなに欲しいの?」
「だ、だって! あんなに見せつけて……! 酷いです、マスター! わたしだってぇ……」
吊られたまま手も足も出せないフリスの頬を再び洗浄液が伝い始める。
マジ泣きしだした相棒にフィオは流石にからかいが過ぎたと慌てた。
「ご、ごめんごめん! すぐに可愛がってあげるから!」
ぐすぐすと鼻を鳴らすフリスの背後に回り込むと、秘裂に食い込むワイヤーに手を伸ばした。
太腿とアンダーヘアまでびちゃびちゃに濡らす程に溢れる潤滑液が染み込んで、すっかり変色したワイヤーをずらす。
散々焦らされたフリスの秘唇は湯気を立てそうな程に蕩けて泥濘み、完全に出来上がっていた。
キキョウにも劣らず淫らな光景を見せつける雌穴に、フィオはぐびりと唾を呑むと膨れ上がった逸物を突きつけた。
「あぁ……♡ やっとぉ……♡」
すでにトロンとした瞳のフリスが感極まったような呟きを漏らす。
吊られたフリスの体は、あらかじめフィオの股間に秘唇が来るように調整されている。
ベストポジションで主の逸物を待ち受ける、とろとろの雌穴にフィオは一気に肉槍を叩き込んだ。
「んあぁぁぁーーーっ♡♡♡♡」
途端に吊られたままのフリスの口から絶叫のような嬌声が迸り、貫かれた姫穴からは失禁したかのように潤滑液の飛沫が噴き出した。
ようやく待ちわびた主の逸物を咥え込めた膣壁は、ほとんど痙攣のように激しくひくつきながら締め上げてくる。
「くっ……」
どちらかと言えば包み込むようなキキョウの蜜壺に比べ、フリスの秘肉は彼女の気質を反映してか貪欲に絡みつく。
あっという間に吸い尽くされそうな蜜壺の具合に、フィオは唇を噛みながらも腰を使う。
「ひあぁっ♡ うあっ♡♡ あぁぁっ♡♡♡」
焦らされすぎたフリスは一突きごとに激しい喘ぎと共に絶頂しており、制御不能の膣肉は主の精液を啜ろうとぎゅうぎゅうと吸い付いてくる。
持久戦は無理だと直感したフィオは速攻でフリスを仕留めるべく、がむしゃらに腰を動かすが、それは彼自身の限界を早める行為でもある。
だが、彼に援軍が現れた。
「ん……」
ベッドの上で尻を高々と掲げる姿勢でシャットダウンしていたキキョウが再起動を果たす。
「あひっ♡ ひあぁぁっ♡」
獣そのものの嬌声をあげて悶え狂うフリスに寝ぼけ眼のように霞んだ紫水晶の瞳を向けると、そっと両手を伸ばした。
「んっ……♡」
洗浄液と涎で汚れ愛らしい美貌が見る影もないフリスの頬を両手で包み込むと、唇を合わせる。
「んむぅぅっ♡♡♡」
思わぬ攻撃に蕩けきっていたフリスの瞳に一瞬正気の色が戻るも、容赦なく突き込み続ける主の攻撃の前になし崩し的に達してしまう。
「いいぞキキョウさん、フリスを可愛がってやって!」
フィオの発破を受け、キキョウはフリスの唇を奪ったまま小さく頷くと舌を侵入させた。
「んちゅ……♡ んふ……♡」
「んんぅっ♡♡」
キキョウの舌に口内を蹂躙され、フリスは唸りのような呻きを上げて悶絶する。
キキョウに対してライバル心を持つフリスだが、彼女の技量にはとても太刀打ちできない。
巧みに舌を絡め、吸われつつ、蜜壺を主の肉槍で連打される。
「んうっ♡ んっ♡ んっ♡ んんんーーっ♡♡♡」
上と下の口の両方から流し込まれる快楽情報に、フリスはボロボロと洗浄液を零しながら絶頂し続けた。
キキョウへの「聴取」とフリスへの「お仕置き」を終えたフィオは、気だるげにベッドに寝そべっていた。
「はむ……♡ ちゅぅ……♡」
「れろ……♡」
その股間には跪いたキキョウとフリスが顔を突っ込み、清めるように肉槍を舐め回している。
舌を伸ばしたキキョウが玉袋から竿にかけてを舐め上げ、亀頭にフリスがキスを送る。
仲睦まじいとはまだ言えないものの、二体のメイデンは協力して主に奉仕を行っていた。
二人の様子を見下ろすフィオの背筋にぞくぞくとした快感が走る。
「んっ♡」
肉棒の震えを感じ取り、フリスが亀頭を口に含んだ。
「うぅっ!」
同時にフリスの口内にフィオの精がぶちまけられる。
「んんんっ♡♡」
蒼玉の瞳を細めたフリスは頬を膨らませながら主の射精を受け止めると、出し切った肉槍から口を離した。
一瞬、躊躇するように視線を彷徨わせた後、キキョウの口に自らの唇を押しつける。
「んっ!?」
流石に驚いたように瞳を見開くキキョウの口内に、主の精を口移しで流し込んだ。
半分を流し込んだ後に口を離し、口内の残りを飲み下す。
「お、お裾分け、です……」
「……ありがとう、フリスさん」
目を逸らしながらボソボソと言うフリスにキキョウは嬉しげに瞳を細めた。
「ドクから聞いた。
レックスの能力はメイデンを腰砕けにするって。
キキョウさんはレックスの能力を受けたんだよね?」
「あのおしゃべり……」
思わず毒づくキキョウであったが、捕虜であるドクとしては生き残るために情報提供をするのは当然の話である。
「敵の能力は知っておく必要がある。
話して、キキョウさん」
四つん這いのキキョウには、背後から突くフィオの顔は見えない。
平坦な声音で促す主だが、姫穴を貫く怒張のこわばりと尻たぶに食い込む指先の強さにキキョウは彼の抑えた激情の程を感じ取っていた。
「わかり、ました……」
「つまり、マスターを誤認させる能力?」
「……元のマスターを認識し続けてますし、彼がマスターではないとも理解しています。
それでも、彼がマスターと同等の権限を持っていると錯覚してしまうのです」
歯切れの悪いキキョウを促しながら聞き出した内容に、フィオは眉を寄せた。
「レックスの命令に従っちゃうの?」
「……強い強制力を感じます。 命令に妥当性があれば、そのまま従うでしょう」
「マスターの命令と相反する命令だった場合は?」
「恐らく、競合状態に陥ります。
経験の浅いメイデンの場合、一時的に行動不能になるかもしれません」
「本当、めちゃくちゃだなあ、真の漢ってのは……」
自分の能力を棚に上げ、フィオは大きく溜息を吐いた。
「でも、それだけだと命令権に介入するって話で、腰砕けにはならないよね?
まだ何かあるんじゃない?」
言及を避けていた効果について突っ込まれ、キキョウは僅かに言葉に詰まる。
「……彼の能力の範囲内にあるメイデンは、発情した状態になります。マスターの寵を受けた時のように。
至近距離ですと、確かに腰砕けのような状態になってしまうでしょう」
「……キキョウさんもなったの?」
静かな声の問いかけに、キキョウは逡巡しながらも頷いた。
ここで主を偽る訳にはいかない。 彼だけには知られたくない出来事であったとしても。
キキョウの尻をつかむフィオの指先に力が篭もり、白い尻たぶに食い込んだ。
「それで、レックスに抱かれた?」
低く怒りを呑んだ問いに、キキョウは紫水晶の瞳を閉じた。
最早キキョウに隠し立てをする気はない。
恥ずべき記憶を吐露し主の裁きに身を任せる、受刑者のような心境で頷いた。
「……ヴァトーは何をやってたんだ、自分のメイデンだったんだろうに」
フィオの怒りの矛先は、八つ当たりのように仇敵へと向けられた。
「レックスのメイデンと性行する為の代価に差し出されましたから……」
「スワッピングって奴か、僕とは相容れない価値観だな……」
独占欲の強いフィオからすれば、考えられない発想だ。
彼ならば、バンからスコールとキキョウを交換して楽しもうと持ちかけられたとしても応じる事はない。
コロシアムで敗北したスコールの艶姿に鼻の下を伸ばしてはいたが、それとは全く別問題である。
「……判ったよ、話しにくい事をごめんね、キキョウさん」
聴取の終了を告げられ、キキョウは小さく安堵の吐息を漏らす。
だが、フィオの質問は別の方面へ移っただけだった。
「それでキキョウさん、レックスのはそんなに良かったの?」
「え……」
「レックスの名前が出てから、すごく吸い付いてくるよ、キキョウさんの中」
「なっ!?」
明確に嫉妬の色を滲ませた主に指摘され、キキョウは激しく狼狽した。
子宮ユニットに刻み込まれたレックスの痕跡は、キキョウ本人の意識によらず未だ根付いている。
一層淫らに吸い付いてくる膣奥へ、フィオは鋭い突きを見舞った。
「ああぁっ♡♡♡」
高い声を上げて仰け反るキキョウを、フィオは激しいピストンを再開して責め立てる。
「くそぉっ! 判らせてやる、キキョウさんは僕のだって!」
「はうぅっ♡ わ、わかってますっ♡ もうっ♡」
「まだだっ! レックスもヴァトーも、キキョウさんの中から追い出してやるっ!」
激情のままに叫ぶと、フィオはサイドテーブルに手を伸ばした。
フリスがナコから授けられた私物、砂潜りの剣が無造作に放り出されている。
黒光りするシリコン棒のグリップを逆手に握ると、腰を使う度にひくつくアナルへと突き立てた。
「ひあぁっ♡♡♡ に、二本はっ♡ だめぇっ♡」
両穴を穿たれ、キキョウは悲鳴のような嬌声を上げた。
「何がダメだっ! キキョウさんの中、めっちゃ喜んでるくせにっ!」
「やあっ♡ ちっ、ちがいますっ♡」
主の指摘どおり姫穴はドロドロに蕩け、キキョウの否定には説得力が欠片もない。
キキョウの膣壁はすでに持ち主のコントロールを離れ、肉棒に無我夢中で絡みついている。
主の逸物を模したディルドーは尻穴を深く抉りながら、肉の壁越しにオリジナルとぶつかり合い、その度にキキョウのCPUを怒濤のような快楽情報が打ちのめした。
「もっ、もうだめっ♡ だめぇっ♡♡ あぁぁーーーっ♡♡♡」
栗色の放熱髪を振り乱したキキョウが甲高い絶頂の声を上げると同時に、膣壁は一際強くうごめいて肉槍にすがりついた。
「キキョウさんっ!」
積もり積もった情念を叩き付けるかの如く、フィオはキキョウの奥底で精を放った。
「あっ♡ ひっ♡ ひぎっ♡」
子宮ユニットに熱く猛々しい精液が注ぎ込まれ、隅々まで満たしていく圧倒的な快感に紫水晶の瞳が裏返る。
「ひぃ……♡」
かくんと糸が切れたかのようにシーツに突っ伏すと、キキョウはシャットダウンした。
「や、やった……!」
師であり姉であり恋人でもあるメイデンを初めてシャットダウンさせたという偉業に、フィオは思わず快哉を叫ぶ。
達成感に浸るフィオであったが、実の所この戦果は彼だけの手柄ではない。
ある意味、これまでに何度となくキキョウをシャットダウンさせて下準備を整えた者のお陰であるのだが、彼が知る由もない事であった。
「ふぅー……」
長く満足の吐息を吐きながら肉槍を引き抜くと、開きっぱなしの秘唇からごぽりと塊のような精液が零れ出す。
尻を突き上げたままシャットダウンしたキキョウの菊座には尻尾のように砂潜りの剣が突き立てられたままであり、止めどなく精液を吹き零す秘唇と相まって普段の凜としたキキョウの佇まいとは程遠い、無様で卑猥な光景であった。
フィオの喉が小さく鳴り、出したばかりに肉棒が再びそそり立っていく。
「むー……」
意識のないキキョウに再度突き込もうとした時、フィオの耳に切ない呻き声が届いた。
ベッド脇に緊縛して吊り下げられたままのフリスが、ぼろぼろと洗浄液を零しながら主を見つめている。
「……流石に意地悪しすぎたかな」
フィオはベッドから立ち上がると、フリスの口を塞ぐボールギャグを外した。
「ふぁぁ……」
唾液に塗れたボールギャグから解放されたフリスは洗浄液で濡れた瞳で主を見上げた。
「ま、ますたぁ、もう我慢できません、わたしにも、おちんちんくださいぃ♡」
縛り上げた身を震わせながら、フリスは切なげに訴えかける。
洗浄液と涎で汚れた頬を撫でながら、フィオは蒼い瞳を覗き込んだ。
「反省した?」
「しましたぁ……ごめんなさいぃ……」
しゃくりあげながらフリスはこくこくと頷く。
「もう勝手はしない?」
「はいぃ……」
虚勢を張る余裕もなく素直なフリスにフィオは微笑んだ。
「君の献身自体は嬉しく思ってるよ。 でも、今後はやり方を考えようね」
「はい、かんがえます、だから、おちんちん……」
切羽詰まったように訴えるフリスに、フィオの笑みが苦笑に変わる。
「はしたないなあ、そんなに欲しいの?」
「だ、だって! あんなに見せつけて……! 酷いです、マスター! わたしだってぇ……」
吊られたまま手も足も出せないフリスの頬を再び洗浄液が伝い始める。
マジ泣きしだした相棒にフィオは流石にからかいが過ぎたと慌てた。
「ご、ごめんごめん! すぐに可愛がってあげるから!」
ぐすぐすと鼻を鳴らすフリスの背後に回り込むと、秘裂に食い込むワイヤーに手を伸ばした。
太腿とアンダーヘアまでびちゃびちゃに濡らす程に溢れる潤滑液が染み込んで、すっかり変色したワイヤーをずらす。
散々焦らされたフリスの秘唇は湯気を立てそうな程に蕩けて泥濘み、完全に出来上がっていた。
キキョウにも劣らず淫らな光景を見せつける雌穴に、フィオはぐびりと唾を呑むと膨れ上がった逸物を突きつけた。
「あぁ……♡ やっとぉ……♡」
すでにトロンとした瞳のフリスが感極まったような呟きを漏らす。
吊られたフリスの体は、あらかじめフィオの股間に秘唇が来るように調整されている。
ベストポジションで主の逸物を待ち受ける、とろとろの雌穴にフィオは一気に肉槍を叩き込んだ。
「んあぁぁぁーーーっ♡♡♡♡」
途端に吊られたままのフリスの口から絶叫のような嬌声が迸り、貫かれた姫穴からは失禁したかのように潤滑液の飛沫が噴き出した。
ようやく待ちわびた主の逸物を咥え込めた膣壁は、ほとんど痙攣のように激しくひくつきながら締め上げてくる。
「くっ……」
どちらかと言えば包み込むようなキキョウの蜜壺に比べ、フリスの秘肉は彼女の気質を反映してか貪欲に絡みつく。
あっという間に吸い尽くされそうな蜜壺の具合に、フィオは唇を噛みながらも腰を使う。
「ひあぁっ♡ うあっ♡♡ あぁぁっ♡♡♡」
焦らされすぎたフリスは一突きごとに激しい喘ぎと共に絶頂しており、制御不能の膣肉は主の精液を啜ろうとぎゅうぎゅうと吸い付いてくる。
持久戦は無理だと直感したフィオは速攻でフリスを仕留めるべく、がむしゃらに腰を動かすが、それは彼自身の限界を早める行為でもある。
だが、彼に援軍が現れた。
「ん……」
ベッドの上で尻を高々と掲げる姿勢でシャットダウンしていたキキョウが再起動を果たす。
「あひっ♡ ひあぁぁっ♡」
獣そのものの嬌声をあげて悶え狂うフリスに寝ぼけ眼のように霞んだ紫水晶の瞳を向けると、そっと両手を伸ばした。
「んっ……♡」
洗浄液と涎で汚れ愛らしい美貌が見る影もないフリスの頬を両手で包み込むと、唇を合わせる。
「んむぅぅっ♡♡♡」
思わぬ攻撃に蕩けきっていたフリスの瞳に一瞬正気の色が戻るも、容赦なく突き込み続ける主の攻撃の前になし崩し的に達してしまう。
「いいぞキキョウさん、フリスを可愛がってやって!」
フィオの発破を受け、キキョウはフリスの唇を奪ったまま小さく頷くと舌を侵入させた。
「んちゅ……♡ んふ……♡」
「んんぅっ♡♡」
キキョウの舌に口内を蹂躙され、フリスは唸りのような呻きを上げて悶絶する。
キキョウに対してライバル心を持つフリスだが、彼女の技量にはとても太刀打ちできない。
巧みに舌を絡め、吸われつつ、蜜壺を主の肉槍で連打される。
「んうっ♡ んっ♡ んっ♡ んんんーーっ♡♡♡」
上と下の口の両方から流し込まれる快楽情報に、フリスはボロボロと洗浄液を零しながら絶頂し続けた。
キキョウへの「聴取」とフリスへの「お仕置き」を終えたフィオは、気だるげにベッドに寝そべっていた。
「はむ……♡ ちゅぅ……♡」
「れろ……♡」
その股間には跪いたキキョウとフリスが顔を突っ込み、清めるように肉槍を舐め回している。
舌を伸ばしたキキョウが玉袋から竿にかけてを舐め上げ、亀頭にフリスがキスを送る。
仲睦まじいとはまだ言えないものの、二体のメイデンは協力して主に奉仕を行っていた。
二人の様子を見下ろすフィオの背筋にぞくぞくとした快感が走る。
「んっ♡」
肉棒の震えを感じ取り、フリスが亀頭を口に含んだ。
「うぅっ!」
同時にフリスの口内にフィオの精がぶちまけられる。
「んんんっ♡♡」
蒼玉の瞳を細めたフリスは頬を膨らませながら主の射精を受け止めると、出し切った肉槍から口を離した。
一瞬、躊躇するように視線を彷徨わせた後、キキョウの口に自らの唇を押しつける。
「んっ!?」
流石に驚いたように瞳を見開くキキョウの口内に、主の精を口移しで流し込んだ。
半分を流し込んだ後に口を離し、口内の残りを飲み下す。
「お、お裾分け、です……」
「……ありがとう、フリスさん」
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どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
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夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
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