機甲乙女アームドメイデン ~ロボ娘と往く文明崩壊荒野~

日野久留馬

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EX10

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 これはタウン48侵攻部隊が出撃する少し前、フォートMFでの出来事。

「ヴァトー、ちょっといいか?」

 友人の私室であるプレハブ小屋のスライド扉を、ドクは返事も聞かずに引き開けた。

「おう、なんだよ」

 キキョウの栗色の放熱髪を撫でながら、ヴァトーは鷹揚に応える。
 お手製の巨大なベッドに寝そべってくつろぐ彼の股間にはキキョウが跪き、唇と舌で奉仕を行っていた。
 不意に入ってきたドクとサンクチュアリに、慌てて主の逸物から口を離そうとするキキョウであったが、ヴァトーのグローブのような手が彼女の頭を押さえ込んだ。

「んぅっ!?」

 喉奥まで巨大な肉槍が突き込まれ、思わず呻きが漏れる。

「今更格好付ける相手でもないだろ、続けろキキョウ」

「……まあ、押しかけたのはこっちだから、いいけどな」

 まったく動じずに奉仕を続けさせるヴァトーにドクは小さく肩をすくめた。

「前からフォート内のメンバーにやろうと思っていた検査を実行したくてな、お前らに協力してもらいたいんだ」

「検査?」

「フォート内で真の漢トゥルーガイの可能性がある者を洗いだすんだよ。
 真の漢トゥルーガイは一人でも多い方がいいからな」

「そりゃそうだが、真の漢トゥルーガイを探す検査なんてあったのか?
 そんな方法があるなら、前からやってりゃいいだろうに」

 ヴァトーの当然の疑問に、ドク主従はそれぞれどこか気まずげな顔で視線を背けた。

「……真の漢トゥルーガイのメイデンのマスターパーティションを削れる奴がいたら、そいつは真の漢トゥルーガイだ」

「……つまり、キキョウをフォートの面子に抱かせろって事か?」

 持って回ったドクの言い分を理解したヴァトーの言葉に、キキョウは紫水晶アメジストの瞳を見開いた。

真の漢トゥルーガイのメイデンだってんなら、ティンでもサンクチュアリでもいいだろうに」

「ティンの奴には拒否られた。 自分の子宮ウテルスユニットはレックス専用だとさ。
 そしてサンクの子宮ウテルスユニットは俺専用だ」

「お前らなあ……」

 しれっと応えるドクに、ヴァトーは流石に呆れ声を漏らす。

「その、キキョウは一番の新入りだし、すまないとは思うが……」

 真紅のカメラアイを伏せて申し訳なさそうに言うサンクチュアリであったが、嫌な役割を序列が下の同僚に押しつけようとしている事には変わりない。
 しかし、キキョウが抗議の声をあげようにも、彼女の口は主の逸物で完全に塞がれてしまっていた。

「ふん、まあいいぜ。
 マスターパーティションなんざ削れた所で上書きすりゃいいだけだしな」

 そして現在のキキョウの主は、こういった面に頓着しない男であった。



「……」

 フォートMFの広場に引っ張り出されたキキョウは、彼女には珍しい不安げな面持ちで周囲を見回した。
 広場に集まった山賊達は欲望にギラつく瞳をキキョウへ向けている。
 彼らの視線を一身に受けるキキョウは全裸に剝かれた上に、ヴァトーお手製の拘束台に括り付けられていた。
 廃材と鉄パイプを組み合わせた拘束台は、頭の脇で両手首を固定し尻を突き出して前屈する姿勢をキキョウに強いている。
 古のギロチンに掛けられる死刑囚にも似た体勢だが、キキョウにしてみればこれから行われる事は実際処刑のようなものだった。

「あー、おほん!」

 拘束台の脇に立ったドクがメガホン片手に山賊達へと指示を出す。

「いいか、お前ら。 一人一回ずつ、キキョウの膣に出せ。
 尻の方を使うんじゃないぞ、ちゃんと子宮ウテルスユニットに注ぎ込むんだ」

 余りにもストレートな内容に、山賊達は逆に静まりかえって互いの顔色を窺った。
 始終見せつけられていた高嶺の花に手を出せるチャンスとはいえ、その持ち主が側に居るとなっては後先考えない山賊達でも躊躇をする。
 ドクの隣で腕組みするヴァトーは面白そうに頬を歪めて笑っているが、大丈夫なのであろうか。

「では、俺から行かせてもらおう」

 戸惑う山賊達の中から先陣を切ったのは細面の男、スマッグであった。
 拘束台に上がったスマッグは、キキョウの白い尻をしげしげと見下ろすとおもむろに左右に割り開いた。
 菊座と秘唇が丸出しにされるのを感じ、キキョウは身をすくめる。

「綺麗なものだ、毎日ヴァトー殿の丸太のような代物を受け入れているとは思えないな、キキョウ殿」

「うぅ……」

 本気で感心しているようなスマッグの言葉に、キキョウは羞恥に頬を染める。
 ヴァトーに貫かれている様を何度となく見せびらかされていても、それに慣れる訳ではないのだ。

「さて、それでは……」

 スマッグはキキョウの尻の谷間に鼻面を突っ込んだ。

「ひっ!?」

 菊門を穿るように舌が差し込まれる。

「い、嫌ぁっ!?」

 身を捩るキキョウだが、それ以上の反抗はできない。
 この場で慰み者になれという主の命令が、彼女の行動を縛っている。
 そもそもヴァトーに命じられていなければ、廃材で組み立てた拘束台など簡単に引き剥がしてしまえるのだ。
 真の漢トゥルーガイである主の命令は、メイデンに抵抗を許さない。
 尻穴に侵入してくる舌先に怖気を感じながら、キキョウは身悶えした。

「こら、一応検査なんだ、楽しんでんじゃねえ」

「後がつかえている、さっさと始めろ」

「むう、キキョウ殿の尻穴を賞味するまたとない機会だというのに……」

 真の漢トゥルーガイ二人の言葉に、スマッグは残念そうにキキョウの菊座を舐る舌を引っ込める。
 代わりにズボンの下から逸物を剥き出しにした。
 スマッグの逸物はヴァトーやレックスのように巨大でも特異な形状をしている訳でもない、ごく普通の代物だ。
 並よりはやや大きめといった肉槍を、キキョウの秘唇に押し当てる。

「く……」

 キキョウは目を伏せ、唇を噛んだ。

「いざ!」

 キキョウの尻をがっちりと掴み、スマッグは腰を突き込む。 

「くぅっ♡」

 一息に奥深くまで貫かれ、キキョウの口から喘ぎとも呻きとも付かない声が漏れた。
 ヴァトーの巨根で完全に躾けられたキキョウの膣肉は、彼女の意志とは無関係に侵入者に対して熱烈な奉仕を行ってしまう。
 肉棒に絡みつく膣壁のうねりにスマッグは感嘆の声を上げた。

「ぬうっ、流石はAクラスメイデン、素晴らしい味わいだ……!
 絶妙なざらつきに襞の絡み、貪欲なまでの吸い付き、まさに絶品としか言いようがない……!」

「いっ、いちいちっ♡ 寸評しないでくださいっ♡」

 ソムリエめいた感想を述べながら腰を動かすスマッグに抗議するキキョウだが、すでにその声音には甘みが混じっている。
 性感リミッターが外れ、開発されつくした彼女の機体は主以外の肉棒であっても受け入れてしまうのだ。
 己の体の浅ましさを歯噛みするキキョウを他所に、スマッグは細腰を両手で掴み直した。

「なるほど、寸評されるよりもしっかり味わわれる方をお望みか!
 そういう事ならば!」

 スマッグは大きく腰を引くと、勢いをつけて一際鋭い一撃を打ち込んだ。

「はぐぅっ♡」

 どちゅんと濁った水音を立てて奥底まで穿たれたキキョウは、明確な快楽の声を上げて仰け反る。
 ヴァトーの逸物には及びも付かない並の肉槍だが、力強いストロークで叩き込まれれば敏感なキキョウの雌肉に抵抗の術はない。
 たちまち蜜壺は潤みを増し、潤滑液愛液を滴らせながら従順な奉仕を行ってしまう。

「やっ♡ あっ♡ いやぁぁっ♡」

 拘束台の上でガクガクと揺さぶられながら、キキョウは嫌悪混じりの嬌声を上げる。
 マスター自身の命令とはいえ、主以外の肉棒を受け入れる事はメイデンからすれば最大の禁忌だ。
 それにも関わらず悦んでしまう己の体をキキョウは呪わしく思うが、火が着いた体は止められない。

「はうぅっ♡ あうっ♡ やあっ♡」

 逸物のサイズこそ並の範疇だがスマッグの腰使いは巧みで、一突きごとに僅かに打点を変えてキキョウの膣奥を穿った。
 蜜壺を蹂躙され、キキョウは栗色の放熱髪を振り乱しながら、為す術もなく喘ぐ。

「むぅっ!」

 唸りを上げながらキキョウの腰を引きつけたスマッグは肉槍を根元まで突き込み、存分に放った。

「いやあぁぁっ♡♡♡」

 主以外の精液を子宮ウテルスユニットに注がれ、キキョウは悲鳴とも歓喜とも付かない声を上げながら身を震わせた。
 紫水晶アメジストの瞳に洗浄液が滲む。

「ふぅ……流石キキョウ殿、素晴らしい味だ」

 たっぷりとキキョウの膣内に注ぎ込んだスマッグは満足げに頷きながら肉棒を引き抜く。
 屈辱と背徳感に打ちのめされ、がくりと項垂れるキキョウの秘唇から、こぽりと注がれたての精液が零れ落ちる。
 ニヤつきながら一幕を見守っていたヴァトーは、メイデンの胸中に全く頓着しないかのように山賊達に呼びかけた。

「よぉし次だ! 次にキキョウにぶち込みてえ奴は誰だ!?」

 マスター自らの勧めに山賊達は色めき立つ。

「お、俺が!」

「あ、じゃあその次!」

「ちゃんと並べ! 順番だ!」

 ドクに一喝され、山賊達は拘束台の前で長蛇の列を作った。




「うおぉっ!」

「はうぅぅんっ♡♡♡」

 最早何人目かも判らない男の精液が子宮ウテルスユニットを蹂躙し、キキョウは背筋を仰け反らせながら達した。
 たっぷりと射精した肉棒が引き抜かれると、夥しい量の精液がごぽごぽと溢れ出して白い太腿を汚す。

「あはぁ……♡」

 キキョウの凜とした美貌は快楽と背徳感に完全に屈服し、洗浄液と涎に塗れていた。

「や、やっと俺の番だ!」

 ようやく順番が回ってきた山賊は、快楽の残滓にひくつく白い尻を抱え込んだ。
 キキョウの秘唇は何本もの肉槍に抉り回された痕跡を残してぱっくりと開き、淡いサーモンピンクの膣壁には白い粘液がたっぷりと塗り込まれている。
 卑猥そのものの光景に唾を呑んだ山賊は、いきり立った肉槍をどろどろと精液と潤滑液愛液を垂れ流す雌穴に叩き込んだ。

「んはぁぁっ♡♡♡」

 甲高い嬌声を上げるキキョウに山賊は必死になって肉棒を突き込み続ける。

「あいつで最後か。 検査の具合はどうだ?」

 ヴァトーの質問に、キキョウのステータスとリンクしたタブレット端末を操作しながらドクは小さく首を振った。

「ダメだな、やはり真の漢トゥルーガイは居ない」

「なんだよ、キキョウはやられ損かよ」

「強いて言うならスマッグだな。 小数点単位だがマスターパーティションを削っている。
 奴は見込みがあるのかも知れん」

「なら、死ぬような目にでも遭わせてみるか?」

 軽く言ってのけるヴァトーにドクは肩をすくめた。

「死にかけたからと言って真の漢トゥルーガイになるとも限らん。
 注目株として注意しておけばいいさ」

「ふん……」

 ヴァトーは小さく鼻を鳴らすと、自分のメイデンに目を向けた。

「はうぅぅっ♡♡♡」

 最後の順番の山賊の射精を受け、キキョウが絶頂の声を上げている。
 紫水晶アメジストの瞳は快楽に蕩けきっていた。

「それじゃあ後始末と行くか! スマッグに削られた分も塗り替えしておかねえとな!」

 ヴァトーはにやりと笑うと、拘束台へと向かう。
 すでに正体を無くして悶えるキキョウが完全にシャットダウンしてしまうのは数分後の事であった。
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