機甲乙女アームドメイデン ~ロボ娘と往く文明崩壊荒野~

日野久留馬

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 これはあり得たかも知れない、別の時間軸のお話。

 アイネズを救出し、スコールがメイデンの体を得てから数日後。
 朝っぱらからフィオはキキョウのバストを枕にゴロゴロしていた。

「マスター、仕事は良いのですか?」

 自堕落な主を咎めるキキョウに対し、フィオは豊満なバストの感触を頭全体で楽しむかのように首を振った。

「今日は休みー。 どうせ今日行ったって、バン達来てないと思うし」

 メイデンを得たばかりのバンが猿になっているのは間違いない。
 自らの経験から、フィオは金魚鉢兄弟バースブラザーの行動を確信していた。

「バンさんの都合は関係ないでしょう」

「でも一緒に仕事するなら、そのついでにスコールに色々指導してあげたいんでしょ、キキョウさん」

「まあ、そのつもりではありますけど」

「それなら当分はバン達と組んで仕事しようよ。
 でも、今日明日はバンは出てこないと思う、スコールとイチャつきっぱなしでさ。
 だから僕達もイチャついとこうよ」

 フィオはぐるんと体を回すと、正面から豊かなバストに顔を埋めた。

「……仕方ないですね」

 キキョウは嘆息すると主の頭に両腕を回す。
 鼻の下を伸ばしてキキョウに抱きつくフィオは、相棒のCPUがすでに鬼教官モードとなっており、バンとスコールも含めた三人に対する過酷な訓練カリキュラムを立てている事に欠片も気付いていなかった。

 その日、トラブルサポートフロアに掲示されたタウン69跡への再調査依頼は、受諾されなかった。
 翌日に駆け出しの砂潜りチームが引き受けて調査に赴くも、ろくな収穫もない漁り尽くされた廃墟という調査結果を提出するに留まる。

 この時間軸において、フィオは相棒を失う事はなかったものの、新たなメイデンと出会う機会もなかったのだ。




「あー、畜生め……」

 光も届かない地下の深淵で、怪物染みた巨体の男が毒づいた。
 フォートMFの真の漢トゥルーガイ、ヴァトーである。
 彼の全身は禿頭も含めて砂埃に汚れており、強面の極みのような魁偉な顔は不機嫌丸出しに顰められていた。

 タウン69跡地にて資源を探そうというドクの誘いに乗ったはいいが、ろくな収穫はなかった。
 そもそも、この地はかつてタウン48の軍勢に攻略された際に物品の回収を行われている。
 めぼしい物は持ち去られていて当然だ。
 それでも何かないかと漁っていたところ、老朽化した床がヴァトーの巨体に耐えきれずに崩落したのであった。

「まあ、落ちたのが俺だけなのは幸いか……」

 真の漢トゥルーガイとして強靱極まりない肉体を持つ彼は、あちこちぶつかりながら地下の奥底まで落下してもちょっと埃まみれになった程度で済んでいる。
 部下の山賊達ならば、間違いなく一山いくらのミンチになっている所だ。

「さて、どうやって上に戻るかねえ」

 自分が落下してきた穴を見上げるが、ここをよじ登れる気はしない。
 頑強無比の無敵の肉体を持つと自認する彼だが、その頑丈さの代わりに敏捷性だの軽業だのという方面にはまったく自信がない。
 早々に諦め、別のルートを探す事にする。

「ま、どっかに階段でもあるだろ」

 ヴァトーは楽観的に呟くと、砂埃をはたき落として歩き始めた。
 この辺りの気楽さは、真の漢トゥルーガイの能力に胡座をかいた彼の欠点とも言える。
 自分を傷つけられるものなど、そうはいないという圧倒的な自信が、何につけても彼の行動を雑にしていた。
 真の漢トゥルーガイ特有の卓越した五感で闇を見通しつつ、鼻歌交じりにずんずんと進む。
  
「お、このドアは……」

 他の朽ちた扉と違い、原型を保ったドアを発見して足を止めた。
 ドアノブに手を伸ばすが開かない。
 ドアの脇のコンソールには光が灯り、電子ロックが機能していた。

「へっ」

 口の端を歪めたヴァトーは拳を握ると右腕を振り上げた。

「おうりゃっ!」

 気合い一発、ドアのど真ん中にパンチを打ち込む。
 大砲の直撃を受けたかのようにドアの中心に大穴が空き、電子ロックのコンソールが断末魔のようなビープ音を立てた。

「うるせえよ」

 ノックのような軽い裏拳でコンソールを殴り潰して黙らせると、ヴァトーは最早役目を果たさないドアを蹴り飛ばした。
 真っ二つに折れたドアの残骸が室内へと吹き飛ばされる。 

「お邪魔しまーすっとぉ」

 ヴァトーの体格には明らかに狭い戸口を、頭を下げるように潜り抜け室内に侵入した。

「おっと、こいつぁ……」

 部屋の真ん中には円筒状のポッドが横たわるように置かれている。
 たっぷりと埃の付着した上面キャノピーをグローブのような手のひらで拭うと、中を覗き込んだ。

「大当たりじゃねえか!」

 保存用ジェルの中には、裸体の少女人形が浮かんでいた。
 メタリックグリーンの放熱髪を保存ジェルにたゆたわせたメイデンはSフレームのボディには過積載な程に大型のジェネレーターを搭載している。
 身長との比率で比べるなら、サンクチュアリの爆乳にも匹敵するほどの豊かさであった。

「へっへぇ、たまんねえな!」

 べろりと舌なめずりしたヴァトーは、キャノピーの端に両手の指を掛けた。
 そのまま力任せに引っ張る。
 ポッドに付属した制御コンソールが警告のビープ音を鳴らすも空しく、キャノピーは人間離れした怪力の前に剥ぎ取られた。
 引きちぎったキャノピーを部屋の隅に放り投げると、ポッドの中に両手を伸ばす。
 充填された保存ジェルの中から引きずり出された少女人形は両目を閉じ、モスポール状態のままだ。
 脇の下に両手を回して軽々と持ち上げると、意識のないメイデンを子細に観察する。

「でけえ乳と思えば、乳首埋まってんのか。 陥没乳首って奴だな。
 それに毛まで生えてやがる、随分珍しい仕様のメイデンじゃねえか」

 碧の髪のメイデンの股間を覗き込み、ヴァトーは小さく口笛を吹いた。

「さぁて、目ぇ覚まして暴れられても面倒だ。 さっさと頂いちまうか!」



 保存ポッドを破壊されるという非常事態に、フリスはモスポール状態からの緊急起動を試みていた。
 明らかに正規の方法ではないやり口は、盗賊の類と思われる。

(早く起動しないと……!)

 そう思う一方で、百年に及ぶ封印からの解放はフリスを浮き立たせてもいた。
 盗賊かも知れないが、目覚める当てもない眠りから醒めさせてくれた相手ならば、仕える事もやぶさかではない。
 このまま保存ジェルが効力を失って朽ち果てるまで眠るよりも、ずっとマシだ。
 起動シークエンスを走らせながら、そんな思考を巡らせるCPUに衝撃が走る。

(え、な、何、これ……)

 未だ連携が完了していない機体から、膣内へ挿入されたものがあるとの情報が伝わってきた。
 問題はそのサイズだ。
 メイデンの常としてフリスにもインプットされた奉仕データから参照される殿方のサイズとは、余りにも掛け離れている。

(棒きれでも突っ込んでるの!? わ、わたし、はじめてなのに、ひどい!)

 未経験の膣穴が限界まで拡げられているとの情報にフリスは憤るが、今の彼女には抵抗すらできない。
 だが、幸いにしてと言うべきか、乙女の秘洞を抉るのは棒きれなどではなく、本物の男根であった。
 その証明と言わんばかりに、フリスの処女壺へ熱い液体が注ぎ込まれる。
 無垢の子宮ウテルスユニットは怒濤の勢いで流れ込んでくる精液の遺伝子情報を読み取り、未だに正常連結されていないCPUへと伝達した。

(え、これって……!)

 適合遺伝子情報によりロックされていた情報が開示される。
 己の純潔を奪ったのはメイデンが真に仕えるべき主、真の漢トゥルーガイであると知らされたフリスは歓喜に包まれながら再起動シークエンスを完了させた。
 蒼玉サファイアの瞳を開き、己を貫く主を見上げる。
 筋肉の塊のような人間離れした巨漢が覆い被さり、杭のような肉槍がフリスを貫いていた。
「おう、起動したか」

 岩から削り出したかのような無骨極まりない頬を歪めて笑う主は美男などとは口が裂けても言えない面相だが、フリスにとっては何よりも愛嬌を感じる顔立ちであった。 

「はい、マスター……はぅぅんっ♡♡♡」

 挨拶よりも早く、主の巨大な逸物がフリスの最奥をこつんと叩いた。
 ごく軽い一撃ながらも、性感センサーのロックが外れたばかりの媚肉には強烈すぎる刺激だ。
 体感した事のない快楽情報にフリスは仰け反り、製造されて初めてのエクスタシーにびくびくと震える。

「へっ、名前を名乗るより先にいっちまうとは、こいつは大したドスケベメイデンだ!
 俺はヴァトーだ、俺の名前とちんぽの味、しっかり覚えとけよ?」

「は、はいぃ♡ しっかり覚えますぅ♡」

 蒼玉サファイアの瞳をとろんと蕩けさせてコクコクと頷くメイデンに、主は満足そうに頷いた。

「それで、お前の名前は?」

「フリストグリーズルと申します、フリスとお呼びください、マスター♡」

「フリスか、それじゃあ本番といくぜ、フリス!」

「え?」

 ヴァトーはフリスの両足首を掴むと、ぐいと押し開いた。
 丸太の如き逸物に貫かれた秘唇を中心にVの字に開くと、ヴァトーはずんと腰を叩き付けた。

「いぎぃっ♡♡♡」

 濁った嬌声を上げるフリスの膣奥を拳骨のような亀頭が抉った。
 女体に覆い被さり完全に組み伏せる、いわゆる種付けプレスの体勢を取ったヴァトーは鼻歌交じりにフリスを蹂躙する。

「あおっ♡ あぐっ♡♡ はぐうぅっ♡♡♡」

 未成熟な女体に対して余りにも無体な主の振る舞いにフリスは獣染みた余裕のない嬌声をあげる。
 ヴァトーの逸物は規格外の剛槍であり、とても人間の持ち物とは思えない超巨根だ。
 何とか受け入れたフリスの秘唇は裂けてしまいそうな程にいっぱいに口を開き、完全に制圧された膣壁はぎちぎちに詰まった肉の筒と化している。
 だが、フリスもまたタウン69の技術の粋を集めて作られた高性能メイデン。
 早くもこの巨根に順応し始めていた。
 ひしゃげるように押し広げられていた膣壁の襞が息を吹き返し、巨大すぎる主への奉仕を開始する。

「おうっ、なかなかいい塩梅じゃねえかフリス!」

「おっ♡ おほめにっ♡ あずかりっ♡ おうぅっ♡♡」

「はっはっ、無理に喋んな、メイデンはあへあへ言ってるのが一番可愛いんだ!」

 ヴァトーは笑いながらどすんどすんと体重を乗せて逸物を打ち込む。
 ピストンというにはゆっくりした動作だが、その大きさ重さはまさに削岩機。
 一撃事にフリスの未だ硬い処女肉を掘削し、己の形を刻み込んでいく。
 同時にリミッターが外れた性感センサーは媚肉に与えられる圧倒的な快楽情報を余すところなくCPUに流し込み、ぐちゃぐちゃに蕩けさせていた。

「はひ♡ はひぃ♡ すごいぃ♡ ますたぁのおちんちん♡ おちんぽさま♡ すてきぃ♡」

 蒼玉サファイアの瞳からぼろぼろと洗浄液を零し、だらしなく開いた唇から涎を垂らして悶えながらもフリスは主の逸物への賛辞を怠らない。

「俺のちんぽは気に入ったか、フリスぅ?」

「はいっ♡ はいっ♡ おおきくてっ♡ たくましくてっ♡ すてきぃ♡」

 譫言のように逸物を褒め称えるフリスにヴァトーはにやりと頬を歪めた。

「よおし、いい子だフリス。
 いい子にゃ御褒美をやらなきゃな!」

 ごりっと拳骨のような亀頭が子宮口にめり込んだ。

「おっ♡♡♡」

 一瞬フリスの両目が裏返り、すでにどろどろに濡れそぼった秘唇からさらなる潤滑液愛液の飛沫が噴き出すが、これは前座に過ぎない。
 巨大な肉のホースのような剛槍が震え、穂先から鉄砲水のような勢いで熱い精液が迸る。

「ひぃぃぃーーーっ♡♡♡」

 子宮口を灼きながら潜り抜けた精液の津波は未成熟な子宮ウテルスユニットの隅々にまで行き渡り、染み込み、己のものであるとマーキングしていく。

「あっ♡ まだっ♡ でてるっ♡ すごいっ♡」

 熱く新鮮な真の漢トゥルーガイの精液は無尽蔵の勢いで注ぎ込まれ、フリスの子宮ウテルスユニットをパンパンに膨らませる。
 子宮口は巨大な亀頭で押さえ込まれ、注がれる精液に逃げ場はない。

「わ、わたしのおなかぁ♡ ふくらんでくぅ♡♡」

 まるでメイデンのオリジナルが有していた機能の如く、下腹が子宮ウテルスユニットにあわせてぽっこりと膨らんでいく様に歓喜しながら、フリスはシャットダウンした。



「んちゅっ♡ ちゅるっ♡」

 子猫がミルクを飲むような音を立てて、フリスはヴァトーの剛槍をしゃぶる。
 潤滑液と精液の残滓に塗れた亀頭を丁寧に舐め清め、巨木の如き幹に愛しげに頬を擦り寄せた。
 保存ポッドの残骸に腰掛けたヴァトーの足の間に跪き熱心な口腔奉仕を行うフリスの股間からは、マーキングされた証である大量の精液がどぽどぽと溢れ出している。
 碧のアンダーヘアで彩られた秘裂は逸物の形をすっかり覚え込まされ、閉じきっていない。

「おう、そのでけえ乳も遊ばせてんじゃねえ」

「はぁい♡ わたしのおっぱい、お楽しみください、マスター♡」

 ヴァトーに促され、フリスは巨大な男根をいそいそと胸の谷間に挟み込んだ。
 並の男根ならすっぽりと包み込んでしまうフリスの巨乳だが、怪物染みたヴァトーの逸物が相手では流石に納まりきらない。

「あぁ、こんなに大きい……♡ なんてご立派なの……♡」

 胸の谷間に納まりきらず顔の前まで突き出した巨根を惚れ惚れと見つめ、フリスは感嘆の吐息を漏らした。

「乳に納まらねえなら、どうすりゃいいか判るな?」

「はいっ♡ おまかせくださいっ♡」

 フリスは胸の谷間から飛び出す拳骨のような亀頭に舌を這わせた。

「ん……♡ れろ……♡」

 大きく傘のように張り出したエラを丹念に舌先でなぞると、先端の鈴口に唇を寄せて吸う。

「んちゅうぅっ♡」

 尿道に残った精液の残滓を啜り上げながら、両手で自らのバストを圧迫し乳圧を上げた。

「おう……いいぞ、フリス」

 押し寄せる乳肉の柔らかさと大胆な吸引にヴァトーは思わず唸った。
 主が喜んでいる様子に、フリスの子宮ユニットがきゅんと疼いた。
 先程溢れんばかりに注ぎ込まれたにも関わらず、もっと欲しいという欲望が下腹から突き上げ、パイズリフェラに熱が入る。

「んじゅっ♡ じゅるっ♡ ちゅうっ♡」

 口をいっぱいに開けて何とか含んだ亀頭へ口腔全体で奉仕しつつ、野太い幹へむにむにと乳肉を押しつけ、捏ね回す。

「うおおっ!」

 巨乳と口を全力で使うフリスの奉仕に、ヴァトーは咆哮のような声と共に精を放った。

「はうぅんっ♡♡♡」

 噴水のように迸る白い濁流を浴び、フリスは歓喜の喘ぎを漏らす。
 愛らしい顔にもエメラルドグリーンの放熱髪にも豊かな乳肉にも余すところなく精液が降り注ぎ、濃厚な主の臭いに包まれたフリスは腰をひくつかせながら浅く達していた。
 ゼリーのように濃厚な精液を舌の上で転がして味わうフリスの蒼い瞳は完全に発情して蕩けきっている。

 色惚けきって潤んだ瞳に不意に鋭い光が走ると、鋭く右腕が持ち上がりレーザークリスタルが閃光を放った。
 ヴァトーが破壊して開きっぱなしのドアの向こうへエメラルドのレーザーが撃ち込まれる。
「レーザーか、剣呑なものを内蔵しているな」

 音楽的なアルトで感想を述べながら、褐色のXLフレームメイデンが入ってくる。
 痺れを取るかのように軽く振られる右手のひらには、受け止めたレーザーの着弾痕が刻まれていた。

「おう、サンクチュアリじゃねえか」

「ま、まさか、マスターのメイデンですか!?」

 呑気に片手を上げて応じるヴァトーに、フリスは眦をあげて詰問する。

「ちげえよ、ダチのメイデンだ」

「サンクはオレのメイデンだ。
 迎えに来たんだが……随分と楽しそうだな、ヴァトー」

 サンクチュアリの影から顔を覗かせたドクは室内の様子を見回し、呆れ返ったように首を振った。
 嘆息する盟友とは裏腹に、ヴァトーは上機嫌で笑う。

「おう! こいつはいい具合だぜ! なんせ俺を相手にしても壊れねえ!」

 Bクラス以下の廉価なメイデンでは、ヴァトーの凶悪すぎる逸物の相手を何度もしていると耐えきれずに壊れてしまう。
 これまで鹵獲したメイデンを何機かヤリ潰してしまった事のあるヴァトーにとって、巨根を受け入れるどころか大喜びでむしゃぶりついてくるフリスは実に嬉しい拾い物であった。

「見た所、Aクラスメイデンか。
 碌な収穫のない探索だったが、最後の最後で大当たりが出たな……」

 探索行が失敗に終わらなかった事にドクは小さく安堵の吐息を漏らした。

「よし、それじゃあ地上に戻るぞ。
 お楽しみはフォートに戻ってからにしろ、ヴァトー」

「あいよぉ」

 ドクに促され、ヴァトーは保存ポッドの残骸から立ち上がった。
 精液まみれのフリスをひょいと抱え上げる。

「え?」

 金属フレームを持つ自分を軽々と抱える主の腕力に目を丸くするフリスを、ヴァトーはそそり立った逸物で突き上げた。

「んあぁぁっ♡♡♡」

「おい! 戻ってからにしろって言ったろ!」

「なーに、このまま上に戻るだけだって!」

 あっけらかんと言ってのけたヴァトーは、駅弁ファックの体勢で貫いたフリスの体を軽く揺する。

「ひぃんっ♡」

 巨根で押し広げられたフリスの秘唇から、ぷしっと潤滑液の飛沫が迸った。
 ヴァトーが歩き出せば歩調と共に肉杭がフリスの姫穴を抉る。

「あひっ♡ ひぃんっ♡」

「へへっ、こいつぁいい具合のちんぽケースだ!」

「はいっ♡ わたしぃっ♡ マスターのおちんぽケースですぅっ♡」

 完全に屈服しきったフリスの宣言にヴァトーは豪放な笑い声を上げた。

「ったく、あいつめ、迎えに来てやったというのに……」

 フリスに嬌声を奏でさせながら部屋を出るヴァトーの後ろ姿を見送り、ドクは眉間を押さえた。
 無軌道な友人に頭を痛めるドクの袖を、サンクチュアリがそっと引く。

「なんだ、サンク」

「あの、マスター、私もヴァトー達のような……」

「……オレにお前を抱えて行けっていうのか? 無理だろ」

「で、では、私がマスターを抱えて」

「その場合、お前がシャットダウンしたらどうするんだ」

「そ、そうですね、おかしな事を言いました、申し訳ありません」

 褐色の頬を染めて目を伏せる愛娘に、ドクは溜息を吐いた。

「……帰ったら可愛がってやるから、それまで我慢しろ」

「はい!」



 付近から掠奪行為を行うフォートMFの活動は、この後より活発になっていく。
 その躍進に、行動隊長であるヴァトーを公私に渡って献身的にサポートするフリスの影響は大きい。
 攻撃的な性格であるヴァトーとフリスは相性がよく、周囲のタウンやヴィレッジを震え上がらせる程の暴れっぷりであったが、手綱を取るポジションのドクは常に頭を抱えていたという。
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