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第六章
第82話
しおりを挟む珍しくヨルクとヒナリがジタンから「時間が取れましたので、久しぶりに『幼馴染み』としてゆっくり話でも」と私室へ招かれた。
ジタンは先日『聖なる乙女の披露パーティー』を成功させたばかりだ。
その功績はさくらの演出によるものが大きいが・・・
そのジタンも来月には自身が『主役』だ。
そして『戴冠式』が済めば国王となる。
ゆっくり出来るのは今くらいだろう。
さくらも行くか聞いてみたが、タタミの上に広げている『ジグソーパズル』に夢中になっているせいか「行ってらっしゃ~い」と手を振って快く送り出してくれた。
「『おみやげ』もヨロシク~」とも言っていたが・・・
さくらの言う『おみやげ』は『お菓子』の事だ。
『菓子』ではなく、ジタンでも連れて帰ったらなんと言うだろうか?
たぶんさくらは喜ぶだろうが、ハンドくんのハリセンは避けられないだろう。
ジタンの私室は新しい王城・・・元の迎賓館の外観をそのままに、『地魔法』で間取りを変えただけの質素な建物にある。
そして隣の執務室にある奥の扉が、『神の館』内の執務室に繋がっている。
そのためジタンの私室には『神の館の執務室』から『王城の執務室』を通って行く。
これは『さくらのため』でもあるが、王城にいるジタンが襲撃を受けた時の『避難』にも使える。
ちなみに『神の館の執務室』までは、補佐官など一部の『許可された者』は入れる。
しかし『神の館の執務室』の扉から外へ・・・『神の館』内にはジタン以外は入れないのだ。
ヨルクはジタンの執務室にはよく顔を出していたが、私室にはあまり近付かない。
ヨルク曰く『こーんなつり目の補佐官がいるだろーが』と『指で目をつりあげた顔』をジタンに見せた。
それは『先代補佐官』で、今は代替わりしている。
ヨルクはその『先代補佐官』に口喧しく「窓から出入りしないでください!」「部屋に入る時はドアをノックしてから!」などと叱られていたのを今でも覚えているらしい。
「おーい。ジタン。来てやったぞー」
ヨルクはジタンの部屋をノックもしないで開ける。
あれほど『先代補佐官』に叱られても変わらない態度に、当時のことを思い出していたジタンは苦笑する。
その後ろからヒナリも姿を見せた。
「ヨルク!」
「ヒナリ~!」
「あー?ソルビトール・・・久しぶり。じゃねーな」
「カトレイア~!」
ジタンの私室にはセルヴァンの子供たち5人も揃っていた。
ヨルクは声を掛けてきたソルビトールに気付いたが、先日の騒動で顔を合わせたばかりだ。
その横ではヒナリとカトレイアが抱き合って再会を喜んでいる。
男と女ではこれほど『温度差』があるようだ。
「『幼馴染みとしてゆっくり』ってこういうことかよ」
道理で、『ジタンの部屋へ遊びに行く』のにさくらが来なかったハズだ。
さくらはジタンの部屋に行くと、色々な『お菓子』を出してもらえるため楽しみにしているのだ。
そして、珍しいことに『執務補佐官』はさくらに『興味』や『好奇心』を持っていない。
幼い頃から『鎧でガチガチ』だったジタンが『歳相応』の感情を出すようになった。
それを引き出してくれたさくらを『もう一人の主』として認めている。
そのため、さくらが『触れ合える数少ない人物』としてハンドくんからも認められ、ジタンの執務室や私室で『さくらの世話』が許されたのだ。
悪いがシルバラートたちの場合、さくらは怯えて部屋に長く居られなかっただろう。
『好意』ではなく『好奇心』で向けられる視線に、さくらは耐えられないのだ。
「私たちがジタン様にお願いしたの。『国に帰る前にヒナリとヨルクに『幼馴染み』として会いたい』って」
そう言ってカトレイアはヒナリを抱きしめる。
「私たち・・・2人に『謝りたいこと』があるの」
カトレイアの言葉に弟妹たちの表情も暗くなる。
ジタンの提案で、とりあえずソファーに座って落ち着いてから話をすることになった。
ジタンの横にヨルク、その隣にヒナリ。
3人の前にはカトレイアを中心に両隣に弟たち。
その外側に妹たちが並んで座った。
カトレイアとシルバラート以外は俯いているため雰囲気は暗い。
「ヨルク。ヒナリ。・・・2人の家族や『マヌイトア』の人たちを殺していたのは・・・」
「ああ。知ってる」
「・・・・・・え?」
ヨルクの言葉に、俯いていた弟妹たちも驚いて顔を上げた。
その様子にヨルクとヒナリは顔を見合わせて苦笑する。
ヨルクがヒナリに頷いてからシルバラートたちに顔を向けた。
「オレたちも、『マヌイトア』のみんなも・・・翼族は全員知ってる」
ボルゴが・・・『ボルゴと仲間たち』が『獣化』して、マヌイトアや獣人族の村を襲っていたことを。
だから、連中が『国外追放』されて以降、魔獣の襲撃被害が減少したのだ。
ヨルクの『告白』で、逆にシルバラートたちの方がショックを受けたようだ。
「なぜ・・・」
アムネリアがヨルクと隣に座るシルバラートを交互に見やる。
弟妹たちはつい先日、カトレイアとシルバラートから『真実』を聞かされたばかりだったのだ。
そしてリンカスタの『目論見』も。
そのことに薄々気付いていたソルビトールとベロニアは「やっぱり」と頷く。
ただ一人。
そのことに気付かず、純粋に彼女を慕っていたアムネリアのショックは大きかった。
しかし、ソルビトールとベロニアでも『ヨルクたち翼族が『真実』を知っている』とは思いもしなかったようだ。
アムネリア同様、目を丸くしてヨルクとヒナリを見つめていた。
そして、その様子にヨルクとヒナリも驚いていた。
「『なぜ』って言われても・・・ねえ?」
「ああ。オレたちはセルヴァンから直接謝罪されたんだ」
そう。
ボルゴたちが『国外追放』された直後に、セルヴァンは被害を受けたすべてのマヌイトアに足を運び、説明と謝罪をして回ったのだ。
たぶん、獣人族の村にも。
だから逆に『セルヴァンの子供たち』がその事を知らなかったことに驚いていたのだ。
しかし、当時の彼らはまだ幼かった。
末のアムネリアがヨルクたちの『ひとつ上』。
長子のカトレイアでも『10』は離れていない。
そのため、当時のことをセルヴァンたち大人から聞かされていなくてもおかしくはない。
そして『子供たちが知らない』まま、今日まで来てしまったのだろう。
実は独自で調査していたセルヴァンは、『獣化した獣人が村やマヌイトアを襲っているのではないか』という仮説にたどりついた。
しかしその仮定を証明する『証拠』も『証人』も見つからなかった。
襲撃は人々が寝静まった深夜に起きていたのだ。
そのため『目撃者』が極端に少なく、目撃者の証言も「暗闇で姿が分からなかったが、目だけが異様に光っていた」というものだった。
だが、その証言が『魔獣以外の襲撃』を示唆していた。
本当に魔獣の襲撃だったら『暗闇で姿が見えない』ということはない。
何故なら、魔獣の体は『闇色』だが『暗闇でもぼんやりと青白く光っている』のだ。
それは元々魔獣や魔物は『濃い瘴気を吸った結果、姿を変えたモノたち』だからだ。
そのため『体から瘴気が漏れ出て青白く光っている』。
ただ、その事実を知るものは少ない。
そして『襲撃事件』の犯人を『獣人』に絞って調査を開始した直後に、ボルゴたちがセルヴァンを襲ったのだ。
それはもう「自分たちが『犯人』です」と自白したようなものだ。
・・・それも『生存者』を口封じするために皆殺しにして。
ボルゴたちは『何の罰も受けず』に国外追放された訳では無い。
獣化が封じられ、他者を加害すればその何倍も自らが傷つく『罰』が課せられた。
たとえ相手が『魔獣』であっても、傷つければ自らに何倍にもなって返ってくるのだ。
『追放者』はボルゴを入れて10人だった。
先日捕縛された時は8人に減っていた。
どうやら2人は『罰』で生命を落としたようだ。
そのためボルゴたちは『人身売買』という悪行に手を染めたのだろう。
それも『実行犯』を別に仕立てて、自らは直接手を下さずに。
だが、ボルゴたちはもう此処にはいない。
さくらをターゲットにした結果・・・
神の怒りに触れ、ハンドくんたちの逆鱗に触れた。
意識を残したまま、その身を何時間も『業火の竜巻』で焼かれ続けた。
火は『浄化』を意味する。
連中の『いくつ生命があっても償いきれない罪』を『浄化』で少しは軽くしたのだ。
そして最下層の大陸に『記憶を消された犯罪奴隷』として送られた。
そして死後は『先に生命を落とした2人』同様、『生前の記憶』を残したまま『家畜』として生まれては屠畜され、時には魔獣に捕食される『転生の環』に組み込まれるらしい。
ヨルクは『言える範囲』で話をした。
『ハンドくんの制裁』は『神の制裁』と変えて。
『下層大陸』ではなく『何処かの洞窟にある最深部で一生罪を償っていく』と変えて。
「ヨルク・・・貴方、その『制裁の場』に・・・」
「ああ。立ち会った」
オレやジタン、セルヴァンとドリトス様も一緒だ。
おそるおそる聞いてきたベロニアに答えるヨルクにジタンは頷いて同意する。
「それっていつ?」
「さくらが熱を出した日」
ヨルクの言葉にヒナリが「そういえば、あの時みんな出掛けたわね」と納得する。
「ヒナリは行かなかったの?」
「ええ。さくらが寝てたから」
ベロニアに聞かれたヒナリは『至極当然』という表情で答える。
「私たちは誰もさくらを1人で残したりしないわ」
そう。
あの広い部屋にさくらは『ひとり』でいた。
それを聞いて以降、どんな短時間でも『さくらを一人にしない』と心に誓った。
ヨルクやヒナリは、ドリトスやセルヴァンのように役職を退いても様々な『残務整理』がある訳ではない。
あるのは『屋上庭園』と『温室』にある植物の世話だ。
そこには『さくらの世界』の植物が、ジタンとヨルクの研究のために置いてある。
そのため、さくらを連れて行くと、その植物の話や歌を聞かせてもらえるメリットもある。
逆にデメリットは、話に夢中になり『世話が疎かになる』点だろう。
そしてハンドくんに『お仕事のジャマをしてはダメですよ』と頭を撫でられながら窘められて、芝生へと移動させられるさくら。
その後ろで、ハリセンを受けるヨルクとヒナリだった。
移動した芝生に座ったさくらは、妖精たちと一緒に歌ったり遊んだりして楽しそうにしている。
さくらのフレアスカートの裾を掴んだ妖精たちは、歌にあわせて『ふわっ』と回るさくらにあわせて広がる裾と一緒に『くるん』と回るのを楽しんでいる。
時々、手が離れて『飛ばされる』妖精もいるが、それも『楽しんでいる』ようで、さくらも妖精たちも笑い合っている。
ヨルクとヒナリがその様子を微笑ましく眺めていると、『手が止まっています』と再びハンドくんにハリセンを受けるのだった。
「そうですね。・・・今もセルヴァン様とドリトス様がおそばに?」
「いえ。今日は『神々』がご一緒に」
「今日は皆様ご一緒にリビングで過ごされてらっしゃるのですか?」
「ええ。セルヴァン様もドリトス様もお忙しいみたいで朝からいらっしゃらないの。だから、私たちが帰るまでは皆様がさくらのそばでお過ごしになられているわ」
ジタンとヒナリの会話にシルバラートたちは目を丸くする。
2人は『神々』が一緒にいるのが当たり前のように話をしているのだ。
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