49 / 80
中学生編
二十八(2023、初夏)
しおりを挟む
菩提樹の根元に座り込んで、崇は大きく息をついた。
「またも、生きて帰れたな……」
あの悪夢のような夜蟲の襲来から、一日開けた日曜日だった。夜蟲は自衛隊と防災課職員により鎮圧され、警報はすでに解除されている。
四人は、いつもの神社に集まり、持ち寄った菓子とジュースを分け合っていた。人間の姿の樹が始終膝に乗ってくるのだが、晶は諦めてされるがままになっていた。小柄な穢狗の姿ならともかく、自分より大きい少年に乗られると、正直重みで尻が痛い。人間の姿のまま、樹は晶の家にちゃっかりと寝泊まりしていた。「父」が事態の収拾のために帰ってこないので、自宅はごく平和だった。
「今回は、ほんとにやばかったわね……筑波山からも、調査室からも、生きて帰れないと思ったわ」
「それでも、また日は昇る……か」
紫穂は、壊れた社務所の床下から、例の手帳を取り出した。「身体検査されたときのために、隠しといたのよ。――さて、じゃあ、お互い情報共有をしましょうか」
晶の膝の上で樹は身じろぎ、居心地のいい体勢を探していたが、結局腹ばいになって腰に抱きついた。何か犬でも撫でるような気持ちで、晶はその髪を撫でた。自宅で散髪してやったので、襟足が短く、手触りが心地よい。その様子を見ながら、紫穂は言った。
「樹くんには、もっと早く伝えたかったんだけど。荒川居住地区から、逃げ延びた人たちがいるわ。樹くんのお姉さんと赤ちゃんもそう」
「え!」
樹は跳ね起きた。
「会えなかったけど、たぶん、晶くんが前に言っていた隼太という人も、無事のはず」
「隼太も……」
「しほ、ありがとう! うれしい、おれ……ねね、いきてる、うれしい……」
大粒の涙をこぼして樹が泣き出したので、晶は彼の頭を抱いてやった。
「薫さんも言ってたけど、あれは茨城県上層部の暴走だったみたいだな。俺が虎谷に働きかけるまでもなく、父も兄も裏であれこれ手を回していたみたいだ」
大規模処分が中止となったのは、前日の早朝だった。そこまでに、対象とされた穢狗はほとんどが虐殺されていたわけだが、少なくとも、生き残った人々は、それ以上命を脅かされることはなくなったのだ。
「虎谷の人たちって、穢狗保護派なんだな……」
「票田ってだけだよ、商工会や農協とか、穢狗を使ってる側がさ。地域密着とか言って、実態はそんなもん」
「それでも、なんかほっとするよ」
崇は複雑そうに唇を曲げた。「薫さんにも、だいぶ釘を刺されたけどな……入れ込まれてるじゃん、おまえら。コンパティ、なんとかってやつ」
「コンパティビリタス・アシュエラ」
「それそれ」
「なるべく、もっと早く詳細を知りたいわね、それについては……」
紫穂は唇を結んだ。
「致死的なこともあるというのは、本当なの」
「薫、さんの話では、ね」
「父」のことをそう呼ぶのはまだ抵抗があったが、晶は、彼が語った「コンパティビリタス・アシュエラ」について覚えているかぎり紫穂に語った。
「不穏な話ね」
紫穂は、手帳に「コンパティビリタス・アシュエラ」の項を作りながら呟いた。「文献に当たりたいわ。なるべく最悪の事態を避けるために、今どうしたらいいのか調べたい。薫さんは、文献にアクセスする権限がある人なのよね? 頼めば私たちにも見せてくれないかしら」
「どうかなあ……」崇は腕を組んだ。「見せてくれるかもしれないけど、交換条件とか、厄介なことになる気がするけどなぁ」
「懸案事項ね」
「俺が聞いた感じでは、意志の力が影響するから、お互いにお互いを受け入れられればアシュエラが成立するけど、それがうまく行かなくなったときに破綻するのかな、と思った」
崇は、晶にくっついたままの樹に目をやり、肩を竦めた。「こうラブラブなら、大丈夫なんじゃないか」
「実際、アシュエラが完全に成立したときに何が起こるか分からないっていうのもね……本当なのかしら」
崇は肩を竦めた。「薫さんの性格から言って、都合が悪いことだけ隠してるかもしれないぞ、普通に」
「もしそうだとしたら、正面から頼んでも文献には当たらせてもらえないでしょうね……」
あるいは、母に協力してもらうほうがいいかもしれない、と晶は思った。母が記憶を失うきっかけになったのは、恐らく、職場の研究所で禁じられたねのたみについての知識を調べようとしたことなのだろう。何かのきっかけで、記憶が戻れば……あるいは、今の状態のままでも、全てを打ち明けて信じてもらうことができれば。小学生の時のように、穢狗から人の姿に変わる樹を目の当たりにすれば、母も理解せざるを得ないだろう。
知らないほうが幸せなこともある……という薫の言葉を思い出し、晶は唇を噛んだ。
そう……たしかに、母は、知らないほうがいいだろう。父がうそりよだかになったこと、自分がいつ命の危険があるか分からないアシュエラの片割れに、なってしまっていることを。
母に協力を頼むのが、果たして正解なのか、晶には分からなかった。
「あの、筑波のガイドAlのエリンにも、もう少し色々聞ければよかったわ。ひょっとしたら、ねのたみについても何かデータを持っていたかもしれないのに」
紫穂は考え込んでいるようだった。「私たちの学んだ歴史では、1950年から始まった《世界大戦》は1957年に、戦争継続が困難になった、という理由で終息しているわよね。小型核兵器、化学兵器、生物兵器を使用した攻撃により、世界人口は三〇パーセントの減少を見た」
「うん」
「旧人類が、腫瘍性疾患に侵されてねのたみになったのだとすれば、このタイミングが一番それらしいと思うのよ。例えば、生物兵器……ウィルスには、腫瘍原性のものがあるわ。それか、放射能による変異」
晶の脳裏を、皮膚の下で蠢く腫瘍のイメージが過った。あの夜、樹と見た、地獄のような光景……彼は、小さく声を上げた。
「……夜蟲」
「え?」
「生物兵器として、作り出されたなら……夜蟲になるのは、都合が良いことなんだ」
「夜蟲になる?」
晶は、紫穂を見つめた。「夜蟲は、死んだねのたみの身体から生まれるんだよ」
晶の話を、紫穂と崇は凍りついたように聞いていた。
「……だから、このタイミングでの夜蟲発生だったのね」
崇も衝撃を受けているようだったが、彼はいくらか間を置いて吐き捨てた。「それ、茨城県上層部は知ってるのか? いくらなんでも杜撰すぎるだろ!」
「知識が、分断されてるのよ。権力を持つ側にさえ。……でも、この知識が広まったら、もっとひどいことが起こるのも分かったわ」
「そうか……夜蟲を、根本的に駆逐する方法が、存在するってことだもんな」
崇は唾を飲み込んだ。「それを穢狗否定派の派閥が知ってしまったら、……恐らく、ねのたみは」
崇は、そこで晶の視線にぶつかり、言葉を飲んだ。晶の膝で、樹は話の内容に気づかない様子でうとうとしていた。その無心な横顔に目を落として、晶は無言で髪を撫でた。甘い菩提樹の香りの中、しばらく彼らは口をつぐんだまま、眠る穢狗の少年を眺めていた。
(紫穂のメモ 六 2023.5)
【コンパティビリタス・アシュエラ(compatibilitas HLA)】
(稲敷町調査室長虎谷薫より、友人Aが聞き取り)
HLA合致の意。在来人とねのたみが、継続的に体液交換・受血を行うことにより、免疫交叉が生じ、本来異なるHLA抗原が変異して共通のHLA型を生じる現象。実際にこれを体験している友人AとねのたみIの証言によると、以下のような現象が生じる。
①ねのたみ側の身体能力の大幅な向上
②在来人側の飛翔能力(変化全般?)の向上
③異常感覚(他の生命体を光として知覚する)
④共感覚(距離を隔てて互いの感情に共鳴する)
⑤③に関連し、距離を隔ててもお互いの所在を光として認知する
虎谷薫によると、さらにアシュエラ化が進めば様々な能力を発揮するようになるようだが、詳細は不明。なお、コンパティビリタス・アシュエラが最後まで成立したケースは、まだ観測されておらず、これまでの事例は、最終的に拒絶反応や受血の停止により死亡したとされている。
「またも、生きて帰れたな……」
あの悪夢のような夜蟲の襲来から、一日開けた日曜日だった。夜蟲は自衛隊と防災課職員により鎮圧され、警報はすでに解除されている。
四人は、いつもの神社に集まり、持ち寄った菓子とジュースを分け合っていた。人間の姿の樹が始終膝に乗ってくるのだが、晶は諦めてされるがままになっていた。小柄な穢狗の姿ならともかく、自分より大きい少年に乗られると、正直重みで尻が痛い。人間の姿のまま、樹は晶の家にちゃっかりと寝泊まりしていた。「父」が事態の収拾のために帰ってこないので、自宅はごく平和だった。
「今回は、ほんとにやばかったわね……筑波山からも、調査室からも、生きて帰れないと思ったわ」
「それでも、また日は昇る……か」
紫穂は、壊れた社務所の床下から、例の手帳を取り出した。「身体検査されたときのために、隠しといたのよ。――さて、じゃあ、お互い情報共有をしましょうか」
晶の膝の上で樹は身じろぎ、居心地のいい体勢を探していたが、結局腹ばいになって腰に抱きついた。何か犬でも撫でるような気持ちで、晶はその髪を撫でた。自宅で散髪してやったので、襟足が短く、手触りが心地よい。その様子を見ながら、紫穂は言った。
「樹くんには、もっと早く伝えたかったんだけど。荒川居住地区から、逃げ延びた人たちがいるわ。樹くんのお姉さんと赤ちゃんもそう」
「え!」
樹は跳ね起きた。
「会えなかったけど、たぶん、晶くんが前に言っていた隼太という人も、無事のはず」
「隼太も……」
「しほ、ありがとう! うれしい、おれ……ねね、いきてる、うれしい……」
大粒の涙をこぼして樹が泣き出したので、晶は彼の頭を抱いてやった。
「薫さんも言ってたけど、あれは茨城県上層部の暴走だったみたいだな。俺が虎谷に働きかけるまでもなく、父も兄も裏であれこれ手を回していたみたいだ」
大規模処分が中止となったのは、前日の早朝だった。そこまでに、対象とされた穢狗はほとんどが虐殺されていたわけだが、少なくとも、生き残った人々は、それ以上命を脅かされることはなくなったのだ。
「虎谷の人たちって、穢狗保護派なんだな……」
「票田ってだけだよ、商工会や農協とか、穢狗を使ってる側がさ。地域密着とか言って、実態はそんなもん」
「それでも、なんかほっとするよ」
崇は複雑そうに唇を曲げた。「薫さんにも、だいぶ釘を刺されたけどな……入れ込まれてるじゃん、おまえら。コンパティ、なんとかってやつ」
「コンパティビリタス・アシュエラ」
「それそれ」
「なるべく、もっと早く詳細を知りたいわね、それについては……」
紫穂は唇を結んだ。
「致死的なこともあるというのは、本当なの」
「薫、さんの話では、ね」
「父」のことをそう呼ぶのはまだ抵抗があったが、晶は、彼が語った「コンパティビリタス・アシュエラ」について覚えているかぎり紫穂に語った。
「不穏な話ね」
紫穂は、手帳に「コンパティビリタス・アシュエラ」の項を作りながら呟いた。「文献に当たりたいわ。なるべく最悪の事態を避けるために、今どうしたらいいのか調べたい。薫さんは、文献にアクセスする権限がある人なのよね? 頼めば私たちにも見せてくれないかしら」
「どうかなあ……」崇は腕を組んだ。「見せてくれるかもしれないけど、交換条件とか、厄介なことになる気がするけどなぁ」
「懸案事項ね」
「俺が聞いた感じでは、意志の力が影響するから、お互いにお互いを受け入れられればアシュエラが成立するけど、それがうまく行かなくなったときに破綻するのかな、と思った」
崇は、晶にくっついたままの樹に目をやり、肩を竦めた。「こうラブラブなら、大丈夫なんじゃないか」
「実際、アシュエラが完全に成立したときに何が起こるか分からないっていうのもね……本当なのかしら」
崇は肩を竦めた。「薫さんの性格から言って、都合が悪いことだけ隠してるかもしれないぞ、普通に」
「もしそうだとしたら、正面から頼んでも文献には当たらせてもらえないでしょうね……」
あるいは、母に協力してもらうほうがいいかもしれない、と晶は思った。母が記憶を失うきっかけになったのは、恐らく、職場の研究所で禁じられたねのたみについての知識を調べようとしたことなのだろう。何かのきっかけで、記憶が戻れば……あるいは、今の状態のままでも、全てを打ち明けて信じてもらうことができれば。小学生の時のように、穢狗から人の姿に変わる樹を目の当たりにすれば、母も理解せざるを得ないだろう。
知らないほうが幸せなこともある……という薫の言葉を思い出し、晶は唇を噛んだ。
そう……たしかに、母は、知らないほうがいいだろう。父がうそりよだかになったこと、自分がいつ命の危険があるか分からないアシュエラの片割れに、なってしまっていることを。
母に協力を頼むのが、果たして正解なのか、晶には分からなかった。
「あの、筑波のガイドAlのエリンにも、もう少し色々聞ければよかったわ。ひょっとしたら、ねのたみについても何かデータを持っていたかもしれないのに」
紫穂は考え込んでいるようだった。「私たちの学んだ歴史では、1950年から始まった《世界大戦》は1957年に、戦争継続が困難になった、という理由で終息しているわよね。小型核兵器、化学兵器、生物兵器を使用した攻撃により、世界人口は三〇パーセントの減少を見た」
「うん」
「旧人類が、腫瘍性疾患に侵されてねのたみになったのだとすれば、このタイミングが一番それらしいと思うのよ。例えば、生物兵器……ウィルスには、腫瘍原性のものがあるわ。それか、放射能による変異」
晶の脳裏を、皮膚の下で蠢く腫瘍のイメージが過った。あの夜、樹と見た、地獄のような光景……彼は、小さく声を上げた。
「……夜蟲」
「え?」
「生物兵器として、作り出されたなら……夜蟲になるのは、都合が良いことなんだ」
「夜蟲になる?」
晶は、紫穂を見つめた。「夜蟲は、死んだねのたみの身体から生まれるんだよ」
晶の話を、紫穂と崇は凍りついたように聞いていた。
「……だから、このタイミングでの夜蟲発生だったのね」
崇も衝撃を受けているようだったが、彼はいくらか間を置いて吐き捨てた。「それ、茨城県上層部は知ってるのか? いくらなんでも杜撰すぎるだろ!」
「知識が、分断されてるのよ。権力を持つ側にさえ。……でも、この知識が広まったら、もっとひどいことが起こるのも分かったわ」
「そうか……夜蟲を、根本的に駆逐する方法が、存在するってことだもんな」
崇は唾を飲み込んだ。「それを穢狗否定派の派閥が知ってしまったら、……恐らく、ねのたみは」
崇は、そこで晶の視線にぶつかり、言葉を飲んだ。晶の膝で、樹は話の内容に気づかない様子でうとうとしていた。その無心な横顔に目を落として、晶は無言で髪を撫でた。甘い菩提樹の香りの中、しばらく彼らは口をつぐんだまま、眠る穢狗の少年を眺めていた。
(紫穂のメモ 六 2023.5)
【コンパティビリタス・アシュエラ(compatibilitas HLA)】
(稲敷町調査室長虎谷薫より、友人Aが聞き取り)
HLA合致の意。在来人とねのたみが、継続的に体液交換・受血を行うことにより、免疫交叉が生じ、本来異なるHLA抗原が変異して共通のHLA型を生じる現象。実際にこれを体験している友人AとねのたみIの証言によると、以下のような現象が生じる。
①ねのたみ側の身体能力の大幅な向上
②在来人側の飛翔能力(変化全般?)の向上
③異常感覚(他の生命体を光として知覚する)
④共感覚(距離を隔てて互いの感情に共鳴する)
⑤③に関連し、距離を隔ててもお互いの所在を光として認知する
虎谷薫によると、さらにアシュエラ化が進めば様々な能力を発揮するようになるようだが、詳細は不明。なお、コンパティビリタス・アシュエラが最後まで成立したケースは、まだ観測されておらず、これまでの事例は、最終的に拒絶反応や受血の停止により死亡したとされている。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる