精霊と共に異世界へ

徹恵心 アキラ

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王都で剣豪に会いました

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「どうしたの?」

雪崩こんだ皆を見てギョッとし、つい言ってしまった。

「エリザベート様に誘われて、お茶会に行ったんだけど、へんな男に絡まれてねぇ」

「私は前々から注意してるんですが、止めないんですよ。
あの馬鹿剣豪!」

レイラにエリザと話してきた。

へんな男?
それにしても、剣豪っているんだ!!

「私の胸見ながら話すもんだから、気持ち悪くて、なに言っても聞こうとしないから流石にイラッとしてね。
ツルギの嫁だからって言ったら、顔真っ赤にして出せって言い出してさ~。
ほんっっっと、笑っちゃったよ」

ミリュウはカラカラ笑いながら言った。

おい!
その場から逃げる為とは言え、俺を使うんじゃないよ。

「ハァ。
俺から話してみるよ。
で、剣豪ってなんて人」

「「えっ!?」」

「聞いてなかったんですね。
ルカ・マーティンって叫んでましたよ。
……確かに性格は悪そうでしたけど」

俺の問いに、二人は答えられなかったが、ステラがちゃんと聞いていたようだ。

まぁいい、とりあえず会ってみるか。

時間経てばドンドン悪くなるし、仕方無いか。

「ツルギさん。
ルカ・マーティンは、性格は悪いですが、腕は確かです。
気をつけて」

「おう。
ローありがとな。
時間合ったら、またゆっくり話しようぜ」

ローに手を振り、エリザの案内である部屋に通された。

中は高そうな調度品が並び、広々とした空間だった。

……俺は場違いだな。

さて、周りを見ていると、ドタバタと歩いてくる男がいた。
ニヤニヤしながらくる姿は、確かに気持ち悪いなぁ。

「お前がツルギか!
エリザベート様だけでなく、実力も無いのに男の風上にもおけない。
私、剣豪ルカ・マーティンが別に女を紹介してやろう。
そこにいる女性は、私と一緒にいる方がいい」

……何を言った。

俺初めて会ったよね?
話が全く見えず呆然としてしまった。

「ん?
聞こえなかったのか、私が彼女たちを引きとろうと言っているのだ。
そこまで言えばわかるだろう」

あぁ~顔がイケメンだし、自分の方が合うってるのか。
まぁ、否定はしない……俺平凡だし。

ただなぁ、一応貴族みたいだしな~穏便に話ですませるか。

「初めまして、ルカ様
エリザベート様とは、友人として接しています。
確かに自分の仲間は、美人であるし綺麗です。
ただ本人達からの話では、行くつもりは無い見たいです。
申し訳ありません」

これで大丈夫でしょう。
物扱いしてる感じだし、相手の気持ちきいてもいないし、ここまで言えば納得してくれるだろう。

頭を下げ、立ち去ろうとしたら、腕を捕まれた。

「私に恥をかかせるとは、いい度胸だ。
決闘だ。
勝ったら、俺の条件をのんで貰うぞ」

……ハァ。
何コイツ。
ただ一言いわせて貰えるなら。


マジで話きかねぇぇぇ!



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