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第二章
染色
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「あなたの色に染まるわ」
なーんて言われた記憶はない。
でも、染めてやる。
俺が小さいからってなめんなよ。
一度、俺にはまれば中々、抜け出せないんだぜ。
「俺に触れたら火傷するぜ」
なーんて言わない。
火傷させるのって、傷害だろ?
つーか、出来ないし。
俺に出来るのは、あんたを俺色に染めること。
え?あんた男なの?
俺も男。
気にするなよ。
そんな小さなこと。
男同士でも問題ないって。
好きに性別は関係ないって。
俺が言いたいのはこれだけ。
皆、俺色にそまっちまえ!
ミカンを貪っていた男の爪は、ミカン色に染まっていた。
なーんて言われた記憶はない。
でも、染めてやる。
俺が小さいからってなめんなよ。
一度、俺にはまれば中々、抜け出せないんだぜ。
「俺に触れたら火傷するぜ」
なーんて言わない。
火傷させるのって、傷害だろ?
つーか、出来ないし。
俺に出来るのは、あんたを俺色に染めること。
え?あんた男なの?
俺も男。
気にするなよ。
そんな小さなこと。
男同士でも問題ないって。
好きに性別は関係ないって。
俺が言いたいのはこれだけ。
皆、俺色にそまっちまえ!
ミカンを貪っていた男の爪は、ミカン色に染まっていた。
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