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第三章 バルトフェル奪還戦
第41話 遅すぎた奪還命令
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打ち続く戦乱の世。
いつ果てるともない戦いが、その奥底に、ともに覇王として、運命づけられ、生を受けた二人の諍いがあるのだと誰が知ろう。
なまじ、二人がひと時とはいえ、夫婦で無ければ話はこじれなかったのかもしれない。
互いは、互いを尊敬し、このような状況になってなお、定期的な会談と。
おそらくは、秘め事を続けていたのだから。
才能、知力、戦闘力は互いに拮抗し、それを認め尊敬し合っている。勘ぐるのも下衆いが閨の相性もよいのだろう。ただ、性格が合わない。
というより、まったく似た者同士なのだ。
部下には、優しくともパートナーの些細な行動、仕草、表情までが癇に障る。
カリエスは、急いで言葉を続けた。判断するのは、常に『災厄の女神』自身である。彼女から聞かれぬ限り、臣下の者が意見具申をうるなどありあない。
いちいち罰する訳ではないが、てんで聞き入れようとしないのだ。
であったが、必要な情報だけは伝えておかねばならない。
「いま、アデルさまは、ランゴバルドには居られません。郊外研修と称して諸国を巡っていいでです。」
「ひとりで、か?」
「いえ…おそらく、パートナーと思われる魔道士の少年を連れています。絵姿は手に入っておりませんが、およそ、線の細い戦いにはむかなそうな少年とのことです。」
これには、「災厄の女神」も苦笑せざるを得なかった。
一緒に旅をする若い男女における「パートナー」が、単なる冒険者仲間という意味合いをこえた関係にあることは、容易に推察できたが、
「“パートナー”の好みまで、わたしそっくりとはな! こういうものは、遺伝するのか? カリエス。」
「そう言えば、わたくしが最初にお目にかかりましたころ“黒の御方”さまも、それはそらは美しい少年でしたな。」
といいながらも、カリエスは疑問に思った。
出会った頃の“黒の御方”はたしかに美形ではあったが、保護欲を刺激するような頼りなさや線の細さとは、まったく無縁の人物だったからだ。
女神は、いったい。
誰のことをいっているのだろう?
「まあ、よい。」
笑いをおさめた“災厄の女神”は続けた。
「やつらは、いまどこにいるのだ。」
「最新の情報では、バルトフェルで目撃されています。」
「バルトフェルだと?」
形の良い眉が歪んだ。
「あそこは、ククルセウがつい先日、落とした街ではなかったか?」
「その通りです。そこから、避難民を乗せた列車にアデル様たちが乗り組んだところを目撃されています。これについては少々、面白い経過があります。定員オーバーを理由に、鉄道側はいったん避難民の乗車を断ってのですが。」
「アデルが、短絡的な方法で言うことをきかせたのか?」
「列車には“貴族”が自分のために仕立てた特別車両が、連結されておりました。アデルさまのパートナーがそこに、避難民を乗せるように“貴族”と交渉したのです。
結果として、“貴族”は自分の車両に難民を受け入れました。
ですが、アデルさまのパートナーの首筋には吸血痕が穿たれることになりました。」
“災厄の女神”は黙り込んだ。
わずかの間ではあったが。
口を開こうとした“災厄の女神”にかぶせるように、カリエスは言った。
「血を吸われることを、『血を与えてやった』と曲解させることで、逆に“貴族”を支配する魔法については、語らないでいただけますか?
あなたさまは幾度もその魔法について、口なされますが、現実にそれが実行できるとは思えません。まして、ありうるとしてもあなたさまだけのユニークな魔法でしょう?
ありえない可能性は除外いたしましょう。」
まさに、そのことを言おうとしていた“災厄の女神”は唇をつりあげた。
「その少年の情報はあるのか?」
「多少は。」
カリエスは答えた。
「年頃は15、6。細身の頼りなさそうな印象の魔法士ですが、アデルさまとともに、ランゴバルド冒険者学校在学中に、銀級を取得しています。見かけはどうあれ、腕がたつことには間違いありません。
名前は、ルウエン。」
女神の目が大きく、見開かれた。
「あの“ルウエン”か。」
「まだ、情報は収集している最中です。カザリームのトーナメントで並みいる強豪たちを手玉にとった少年は、ルウエンと名乗っていました。ですが、あれから月日が流れています。
人間は成長し、歳をとるものです。同じ人物のはずは、常識的に考えてありません。
たとえ、魔力過剰による老化遅延を考慮したとしても、です。」
「ククルセウは撤退の駄賃に、『城』からの奪還部隊の中に紛れ混むはずのロウ=リンドを捕えるか、または抹殺することを提案してきた。」
ことのほか、楽しそうに「女神」がケラケラと笑った。
「わたしはそれに応えた・・・・・“吸血鬼殺し”至宝の殺戮者を送り込んだのだ。
調度良い。奴らにその坊やのことも探らせよう。
アデルを我が手元に保護し、ロウに加えて、ルウエンも我が陣営に引き入れることができれば、これ以降、西域南部での戦いを優位に進められる。」
「永遠なる主上。」
さっきワインを注いだメイド服の女が跪いた。両手に竜珠を捧げ守っている。30前後だろうか。美しく、成熟した女性だった。
「ブテルパ様から、緊急の通信です。」
「ありがとう、ミュラ。」
災厄の女神は、珠に手をかざした。
「渡りに船、とはこのことだ。閉鎖空間を多用する奴らは、作戦行動に入ってしまうとこちらからは連絡がつけにくいからな。」
浮かび上がった立体映像は、僧形の若い男のものだった。鮮明な画像は、魔力を使うものの、技量と魔力量の多さを示している。
「ブテルパ。追加の指示がある。作戦行動を長引かせて『城』に滞在中のルウエンという少年と、我が娘アデルを探せ。奴らをこちらに連れてくることを作戦の最優先項目とするのだ。
よいな。」
ブテルパは、今まで女神には見せたことがないような表情を浮かべて喘いだ。
「我が至高なる女神よ。」
ブテルパの顔には外傷は見られない。だが、何かを折られた戦士の顔をしていた。
「わたしは・・・・わたしたちは、まさにそのルウレンとアデル様に敗れました。」
いつ果てるともない戦いが、その奥底に、ともに覇王として、運命づけられ、生を受けた二人の諍いがあるのだと誰が知ろう。
なまじ、二人がひと時とはいえ、夫婦で無ければ話はこじれなかったのかもしれない。
互いは、互いを尊敬し、このような状況になってなお、定期的な会談と。
おそらくは、秘め事を続けていたのだから。
才能、知力、戦闘力は互いに拮抗し、それを認め尊敬し合っている。勘ぐるのも下衆いが閨の相性もよいのだろう。ただ、性格が合わない。
というより、まったく似た者同士なのだ。
部下には、優しくともパートナーの些細な行動、仕草、表情までが癇に障る。
カリエスは、急いで言葉を続けた。判断するのは、常に『災厄の女神』自身である。彼女から聞かれぬ限り、臣下の者が意見具申をうるなどありあない。
いちいち罰する訳ではないが、てんで聞き入れようとしないのだ。
であったが、必要な情報だけは伝えておかねばならない。
「いま、アデルさまは、ランゴバルドには居られません。郊外研修と称して諸国を巡っていいでです。」
「ひとりで、か?」
「いえ…おそらく、パートナーと思われる魔道士の少年を連れています。絵姿は手に入っておりませんが、およそ、線の細い戦いにはむかなそうな少年とのことです。」
これには、「災厄の女神」も苦笑せざるを得なかった。
一緒に旅をする若い男女における「パートナー」が、単なる冒険者仲間という意味合いをこえた関係にあることは、容易に推察できたが、
「“パートナー”の好みまで、わたしそっくりとはな! こういうものは、遺伝するのか? カリエス。」
「そう言えば、わたくしが最初にお目にかかりましたころ“黒の御方”さまも、それはそらは美しい少年でしたな。」
といいながらも、カリエスは疑問に思った。
出会った頃の“黒の御方”はたしかに美形ではあったが、保護欲を刺激するような頼りなさや線の細さとは、まったく無縁の人物だったからだ。
女神は、いったい。
誰のことをいっているのだろう?
「まあ、よい。」
笑いをおさめた“災厄の女神”は続けた。
「やつらは、いまどこにいるのだ。」
「最新の情報では、バルトフェルで目撃されています。」
「バルトフェルだと?」
形の良い眉が歪んだ。
「あそこは、ククルセウがつい先日、落とした街ではなかったか?」
「その通りです。そこから、避難民を乗せた列車にアデル様たちが乗り組んだところを目撃されています。これについては少々、面白い経過があります。定員オーバーを理由に、鉄道側はいったん避難民の乗車を断ってのですが。」
「アデルが、短絡的な方法で言うことをきかせたのか?」
「列車には“貴族”が自分のために仕立てた特別車両が、連結されておりました。アデルさまのパートナーがそこに、避難民を乗せるように“貴族”と交渉したのです。
結果として、“貴族”は自分の車両に難民を受け入れました。
ですが、アデルさまのパートナーの首筋には吸血痕が穿たれることになりました。」
“災厄の女神”は黙り込んだ。
わずかの間ではあったが。
口を開こうとした“災厄の女神”にかぶせるように、カリエスは言った。
「血を吸われることを、『血を与えてやった』と曲解させることで、逆に“貴族”を支配する魔法については、語らないでいただけますか?
あなたさまは幾度もその魔法について、口なされますが、現実にそれが実行できるとは思えません。まして、ありうるとしてもあなたさまだけのユニークな魔法でしょう?
ありえない可能性は除外いたしましょう。」
まさに、そのことを言おうとしていた“災厄の女神”は唇をつりあげた。
「その少年の情報はあるのか?」
「多少は。」
カリエスは答えた。
「年頃は15、6。細身の頼りなさそうな印象の魔法士ですが、アデルさまとともに、ランゴバルド冒険者学校在学中に、銀級を取得しています。見かけはどうあれ、腕がたつことには間違いありません。
名前は、ルウエン。」
女神の目が大きく、見開かれた。
「あの“ルウエン”か。」
「まだ、情報は収集している最中です。カザリームのトーナメントで並みいる強豪たちを手玉にとった少年は、ルウエンと名乗っていました。ですが、あれから月日が流れています。
人間は成長し、歳をとるものです。同じ人物のはずは、常識的に考えてありません。
たとえ、魔力過剰による老化遅延を考慮したとしても、です。」
「ククルセウは撤退の駄賃に、『城』からの奪還部隊の中に紛れ混むはずのロウ=リンドを捕えるか、または抹殺することを提案してきた。」
ことのほか、楽しそうに「女神」がケラケラと笑った。
「わたしはそれに応えた・・・・・“吸血鬼殺し”至宝の殺戮者を送り込んだのだ。
調度良い。奴らにその坊やのことも探らせよう。
アデルを我が手元に保護し、ロウに加えて、ルウエンも我が陣営に引き入れることができれば、これ以降、西域南部での戦いを優位に進められる。」
「永遠なる主上。」
さっきワインを注いだメイド服の女が跪いた。両手に竜珠を捧げ守っている。30前後だろうか。美しく、成熟した女性だった。
「ブテルパ様から、緊急の通信です。」
「ありがとう、ミュラ。」
災厄の女神は、珠に手をかざした。
「渡りに船、とはこのことだ。閉鎖空間を多用する奴らは、作戦行動に入ってしまうとこちらからは連絡がつけにくいからな。」
浮かび上がった立体映像は、僧形の若い男のものだった。鮮明な画像は、魔力を使うものの、技量と魔力量の多さを示している。
「ブテルパ。追加の指示がある。作戦行動を長引かせて『城』に滞在中のルウエンという少年と、我が娘アデルを探せ。奴らをこちらに連れてくることを作戦の最優先項目とするのだ。
よいな。」
ブテルパは、今まで女神には見せたことがないような表情を浮かべて喘いだ。
「我が至高なる女神よ。」
ブテルパの顔には外傷は見られない。だが、何かを折られた戦士の顔をしていた。
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