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魔王になんかなりたくない!
魔王の卵
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そういうことか!
ルールスは、真実のひとつに到達した。それはまるで、甘い、痺れにも似た感覚をルールスの全身に走らせた。
ルトが、とんでもない連中でパーティを作ったのは、このためだったのか。
目の前のアモンを初め、踊る道化師の人外のものどもは、人間に対して好意的なものたちばかりなのは間違いない。それでもある種の独善、あるいは、感情の昂りによる暴走が起きないとは限らず、それは、単に一都市、一国家のか壊滅どころか、人類の滅亡にさえ繋がりなねない。
それを互いに監視し、止める力を持つものが『踊る道化師』。いわば、超越者が、一般社会に混じって暮らすための安全弁なのだ。
「ほう?」
うれしそうに、アモンが言った。
「その言葉は、おまえも助太刀してくれるという意味にとっていいのだな?」
「成り行き上、そうなりますか。」
ルトは面倒くさそうに。言う。
「ぼくとしては、『世界の声』とやらに誘惑を受けたものが、どうかわるかををルールス先生に見てもらいたかっただけなんですが。」
「ということだ。」
フィオリナが、竜王の肩をぽんぽんと叩いた。
「わたしの婚約者殿は、いろいろ行き届いているだろう?
さあ、安心して『魔王』になることを受け入れろ。神竜皇妃殿もいる。わたしの愛しい婚約者殿もいる。
ここは、迷宮だ。ほかの者にも迷惑がかかることも無い。」
ルルナ=ベルの耳元で、そっと囁いたのはいかなる悪魔の誘いか。
「・・・それに、魔王となることを受け入れれば、本当にリアモンドを越えられるかもしれないなあ。」
ビクンッ!
ルルナ=ベルの細い体が仰け反った。
あ。
あ。
ああ。
わああああぁっあアアっ!!
その体が軋み、見る間にその構成をかえていく。
骨と皮だけだった身体は、分厚い筋肉をまとい、平凡な農家の娘らしい顔立ちは、古竜こ群れに君臨する王者のものとなった。
枯れ木を思わせた体も、優美な曲線を描いていたが、それが異性に魅力的なに、写あのったかどうか。
それは異性を誘うと言うよりは、自ら相手を捕獲し、犯し尽くねばすまないとでも言うような、猛々しさに満ち溢れていたのである。
「見たか。『世界の声』はここまで届く。」
ルトの声は低く、近くにいたフィオリナとルールスに、かろうじて、聞き取れた。
「そうだ。ここにいてもなお、わたしは『世界の声』を感じている。」
「魔王が、似合いすぎてる。
ルールス先生に見てもらうのに。わざわざサンプルを増やしてもらう必要はなかったんだけど?」
「いや、魔王だよ、魔王!
どんな、女の子も一度は憧れる魔王になれるチャンスに飛びつかない」訳はないでしょう?」
「どこの世界のどんな女の子だ。」
そう言いながらも、ルトは腰の黒い短剣を抜いた。柄の部分が蛇のしっぼのようにくるくると巻いて、手首に絡みついた。
「竜王は任せていい?」
「ぼくが!? 竜王はアモンとやりたがっいるんだろ?」
「二人はいままで戦ったことなんてないはず、最初の一回がこんな異常な状況じゃ可哀想だしね。
それに、わたしはいまアモンとやりたいの!」
「絶倫姫!」
「な、どこが。よ。リウにも、会いに行かず、あなたを襲ったりもしないで大人しくしてるでしょ?」
「その代わり、組み手が毎日最低二回だ。」
「修練でしょ、修練。」
「闘争も、一種の秘め事と変わらないと言ったのはフィオリナだぞ。」
図星だったのか、フィオリナは顔を赤らめて、うーと、うなった。
「アモンっ! フィオリナは、魔王です。、世界を燃やし尽くして、リウと2人きりの桃源郷をつくるつもりです。止めてください。」
「止めるって!」
さすがにアモンも、この展開にはついていけないらしい。
「殴り倒せばいいんです。」
フィオリナは、飛んだ。
アモンまでは、ほんの一歩。そのまま、殴りつけた拳は、アモンを地面に叩きつけ、そこに放射状のヒビを走らせた。
「リアモンドさまっ!」
果たしてどっちの助太刀をするつもりだったのか。
駆け寄ろうとした竜王のまえに、ルトはすっと、体を差し込んだ。
横殴りに振るわれた一撃は、必ずしも殺意がこもったものではない。だか、あたればあたったところが微塵に砕ける。そんな力で放たれた一撃だった。
それを流しながら、その勢いを利用して投げ飛ばす、など。いったいこの少年はどんな才能を持って生まれ、どんな修練をつんだ来たのだろう。
ルルナ=ベルは、しかしすぐさま立ち上がってきた。かなりの勢いで、地面に叩きつけられたのだが、それ自体にはなんのダメージも受けていないようだった。
「なぜじゃまをする。」
先程よりドスのきいた声で、ルルナベルは言った。
「まあ、あなたのするべきことは『魔王』がなにか知ることですね。」
常人ならそれだけで、死ねる視線を浴びながら平然と、ルトは言った。
「まず、知ること。そして理解すること。理解すれば、どうすべきか判断できる。判断できれば対処はそれから考えればいい。そして、己を知るにはたたかってみるのが一番です。」
あたりを瓦礫にかえながら、殴り合いをはじめたアモンとフィオリナのほうをあごでしゃくった。
「フィオリナも同じ意見です。」
ルールスは、展開の速さについていけず、ぼうっと、していたが、ルトの声に我に帰った。
「ルールス先生! フィオリナと竜王を見てください。なんに見えますか!」
ルールスは慌てて、「真実の瞳」を発動させた。
表示されたのは・・・・
「魔王・・・・・の卵?」
ルールスは、真実のひとつに到達した。それはまるで、甘い、痺れにも似た感覚をルールスの全身に走らせた。
ルトが、とんでもない連中でパーティを作ったのは、このためだったのか。
目の前のアモンを初め、踊る道化師の人外のものどもは、人間に対して好意的なものたちばかりなのは間違いない。それでもある種の独善、あるいは、感情の昂りによる暴走が起きないとは限らず、それは、単に一都市、一国家のか壊滅どころか、人類の滅亡にさえ繋がりなねない。
それを互いに監視し、止める力を持つものが『踊る道化師』。いわば、超越者が、一般社会に混じって暮らすための安全弁なのだ。
「ほう?」
うれしそうに、アモンが言った。
「その言葉は、おまえも助太刀してくれるという意味にとっていいのだな?」
「成り行き上、そうなりますか。」
ルトは面倒くさそうに。言う。
「ぼくとしては、『世界の声』とやらに誘惑を受けたものが、どうかわるかををルールス先生に見てもらいたかっただけなんですが。」
「ということだ。」
フィオリナが、竜王の肩をぽんぽんと叩いた。
「わたしの婚約者殿は、いろいろ行き届いているだろう?
さあ、安心して『魔王』になることを受け入れろ。神竜皇妃殿もいる。わたしの愛しい婚約者殿もいる。
ここは、迷宮だ。ほかの者にも迷惑がかかることも無い。」
ルルナ=ベルの耳元で、そっと囁いたのはいかなる悪魔の誘いか。
「・・・それに、魔王となることを受け入れれば、本当にリアモンドを越えられるかもしれないなあ。」
ビクンッ!
ルルナ=ベルの細い体が仰け反った。
あ。
あ。
ああ。
わああああぁっあアアっ!!
その体が軋み、見る間にその構成をかえていく。
骨と皮だけだった身体は、分厚い筋肉をまとい、平凡な農家の娘らしい顔立ちは、古竜こ群れに君臨する王者のものとなった。
枯れ木を思わせた体も、優美な曲線を描いていたが、それが異性に魅力的なに、写あのったかどうか。
それは異性を誘うと言うよりは、自ら相手を捕獲し、犯し尽くねばすまないとでも言うような、猛々しさに満ち溢れていたのである。
「見たか。『世界の声』はここまで届く。」
ルトの声は低く、近くにいたフィオリナとルールスに、かろうじて、聞き取れた。
「そうだ。ここにいてもなお、わたしは『世界の声』を感じている。」
「魔王が、似合いすぎてる。
ルールス先生に見てもらうのに。わざわざサンプルを増やしてもらう必要はなかったんだけど?」
「いや、魔王だよ、魔王!
どんな、女の子も一度は憧れる魔王になれるチャンスに飛びつかない」訳はないでしょう?」
「どこの世界のどんな女の子だ。」
そう言いながらも、ルトは腰の黒い短剣を抜いた。柄の部分が蛇のしっぼのようにくるくると巻いて、手首に絡みついた。
「竜王は任せていい?」
「ぼくが!? 竜王はアモンとやりたがっいるんだろ?」
「二人はいままで戦ったことなんてないはず、最初の一回がこんな異常な状況じゃ可哀想だしね。
それに、わたしはいまアモンとやりたいの!」
「絶倫姫!」
「な、どこが。よ。リウにも、会いに行かず、あなたを襲ったりもしないで大人しくしてるでしょ?」
「その代わり、組み手が毎日最低二回だ。」
「修練でしょ、修練。」
「闘争も、一種の秘め事と変わらないと言ったのはフィオリナだぞ。」
図星だったのか、フィオリナは顔を赤らめて、うーと、うなった。
「アモンっ! フィオリナは、魔王です。、世界を燃やし尽くして、リウと2人きりの桃源郷をつくるつもりです。止めてください。」
「止めるって!」
さすがにアモンも、この展開にはついていけないらしい。
「殴り倒せばいいんです。」
フィオリナは、飛んだ。
アモンまでは、ほんの一歩。そのまま、殴りつけた拳は、アモンを地面に叩きつけ、そこに放射状のヒビを走らせた。
「リアモンドさまっ!」
果たしてどっちの助太刀をするつもりだったのか。
駆け寄ろうとした竜王のまえに、ルトはすっと、体を差し込んだ。
横殴りに振るわれた一撃は、必ずしも殺意がこもったものではない。だか、あたればあたったところが微塵に砕ける。そんな力で放たれた一撃だった。
それを流しながら、その勢いを利用して投げ飛ばす、など。いったいこの少年はどんな才能を持って生まれ、どんな修練をつんだ来たのだろう。
ルルナ=ベルは、しかしすぐさま立ち上がってきた。かなりの勢いで、地面に叩きつけられたのだが、それ自体にはなんのダメージも受けていないようだった。
「なぜじゃまをする。」
先程よりドスのきいた声で、ルルナベルは言った。
「まあ、あなたのするべきことは『魔王』がなにか知ることですね。」
常人ならそれだけで、死ねる視線を浴びながら平然と、ルトは言った。
「まず、知ること。そして理解すること。理解すれば、どうすべきか判断できる。判断できれば対処はそれから考えればいい。そして、己を知るにはたたかってみるのが一番です。」
あたりを瓦礫にかえながら、殴り合いをはじめたアモンとフィオリナのほうをあごでしゃくった。
「フィオリナも同じ意見です。」
ルールスは、展開の速さについていけず、ぼうっと、していたが、ルトの声に我に帰った。
「ルールス先生! フィオリナと竜王を見てください。なんに見えますか!」
ルールスは慌てて、「真実の瞳」を発動させた。
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「魔王・・・・・の卵?」
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