異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai

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第三章フェレスト王国エルフ編

119湖でカヌー

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「カヌーを出すぞ」

「大丈夫ですよ」

無限達は昼食を終えてカヌーをする準備をしていた。

「どの画面だったかな…………あっ、あった」

ゴトン!

「全員分あるな」

俺は異界ショッピングからカヌーを五つ買い

「これがカヌーですか」

「嗚呼、後はこれを着てくれ」

俺は全員にライフジャケットを渡した。

「無限殿これは?」

「ライフジャケットだもし湖に落ちても溺れないようにするための装備品だ」

「成る程そうでしたか」

「付け方を教えるぞ。蒼花はツバキとリリナを手伝ってくれ」

「わかった」

無限と蒼花はライフジャケットの付け方をキュン達に伝えた。

「これで大丈夫ですね」

「無限様がいた世界では魔法がありませんからこうして命を守る工夫をしているのですね」

「よしこれで準備完了か?」

「無限ちょっといい」

「あのムゲンさん///」

「なんだ?」

俺は蒼花に呼ばれて振り向くとリリナが顔を赤くしながらライフジャケットを手に持っていた。

「このライフジャケットと少し小さすぎて入らなくて///」

「・・・女性用でそれより大きいのあったかな」

俺は直ぐ様リリナの体に合うライフジャケットを異界ショッピングから探した。

「ムゲンさん何も言わないんですね」

「なんで?」

「普通なら胸が大きいからとか言われると思ったので」

リリナは無限からライフジャケットのサイズが合わないことを自分の胸のせいだと気にしていた。

「無限殿はそんな事言いませんよ!」

「うん、無限は人をイヤらしい目で見ないから」

「えっ!?」

蒼花とツバキの言葉にリリナは少し驚いた。

「それは何でですか」

「「無限(殿)だから(ですから)」」

二人は同時に同じ事を言った。

「………フフ…お二人はムゲンさんの事信頼しているんですね」

リリナは二人の無限に対する信頼に笑みを浮かべながら無限を待つことにした。

(ムゲンさんがアオカさんとツバキさんと付き合っているなんて………素敵な方なんですね///)

「リリナこれを着てみてくれ多分サイズが合うと思うんだが」

「ありがとうございます」

俺は異界ショッピングからリリナに合うライフジャケットを買って渡した。

「ピッタリです」

「よし!じゃあ始めるか」

無限の指導のもと全員がカヌーに乗り込み湖の上に浮かんだ。

因みキュンは無限のカヌーの上に落ちないよう乗っている。

「やり方は一様伝えた何かあったら俺かキュンに言えよ」

「わかりました」

「大丈夫」

「了解です!」

「はい」

「じょあ、出発!」

俺達は安全確認をしてから出発した。

「この湖の周り何だが落ち着くな」

「やはり自然豊かな場所だからでしょうか」

「あの巨大な樹木も関係しているかもしれませんね。あの樹木から聖なるオーラが感じられます」

出発してから数十分湖の中心にある樹木を目指しながら無限達話していた。

「てかゾディア………お前慣れるの早くない!?」

「そうですか意外と簡単ですが?」

「それは後ろの二人を見てから言ってくれ」

俺は後ろに指差すと後ろではツバキとリリナが蒼花に教えて貰いなが慣れないカヌーを漕いでいた。

「苦戦してますね」

「そうだな~俺も初めて乗ったとき数分で慣れたからゾディアにあんまり言えないけど」

俺も中学生の修学旅行で初めてカヌーに乗った時に徐々に感覚でわかってきて直ぐに早く漕げるようになったからな。

「無限様もそうなんですね」

「いや、普通ではありませんからね」

「少しここで待つか」

「蒼花様は大丈夫ですかね」

「確かに二人に教えながら自分のカヌーのバランスをとらないといけませんからね」

「二人ともよく見てみろ」

「「えっ???」」

二人は蒼花達の方を見てみると徐々に俺達の所に追い付いてきた。

「無限お待たせ」

「なんとか慣れました!」

「お待たせしました」

「蒼花大丈夫だったか?」

「二人とも少し戸惑っていたけど少しアドバイスしたら上手に漕げるようになったよ」

「蒼花の教え方が上手なんです」

「ほんの少しアドバイス貰っただけでうまく出来ました」

「そうかな///」

蒼花はツバキとリリナに褒められて照れていた。

「どうだカヌーは?」

「楽しいです!」

「少しコツを掴むのに手間取りましたが慣れると楽しいですね」

「とてもいいものですね」

「そうかじゃあ進むぞ」

無限達は再度樹木を目指してカヌーを漕ぎ始めた。

「さっきから気になったんだけどこの湖て魔物がいないよね」

「確かに気配すら感じません」

無限達はこの湖に魔物が一匹もいないことに疑問を持ち始めていた。

「リリナさんは何か知りませんか?」

「私も魔物が近寄らない理由はわからないんです」

「そうか~」

長年この森で住んでいるリリナですらわからないとはよっぽど凄い所なんだな。

無限達は魔物がいない理由を考察しながらカヌーを漕ぎそして樹木の所までたどり着いた。

「近くで見るとでかいな…………鑑定」

「大きい」

「やはり聖なるオーラを感じますね」

「キュン何かわかる」

「…………もしかして」

キュンは樹木を見て何か思い当たる節がありそうだった。

「これは聖樹ではありませんか?」

「聖樹?」

「聖なる樹木。この森にしかない貴重な樹木で周りを聖なるオーラで囲み魔物を寄せ付けないか」

俺は鑑定を使いこの樹木が聖樹だと直ぐにわかった。

「無限様、鑑定を使いましたね」

「便利ですね」

「これでこの湖に魔物がいない理由がわかったな」

「これが聖樹だったんですね」

「どしたんですかリリナさん」

「お婆様から聞いたことがあって聖樹はこの森を作ったとされている最初の木と言っていたのでこれが」

リリナは聖樹を近くで見れて心から喜んでいた。

「じゃあそろそろ行くぞ」

「はい」

無限達のは聖樹を見た後そのまま湖を一週して出発地点まで戻ってきた。

「やぁ~楽しかった」

「楽しかったね」

「またやりたいです!」

「今度は違う物に乗ってみたいですね」

「そしたら海がいいですね」

俺達は最後までカヌーを楽しんだ後出発地点まで戻ってきてカヌーの片付けをしている。

「アイテムボックスに入れてと」

ウイン!

「これで大丈夫だな」

「無限のアイテムボックス便利だね」

「自動で仕分けしてくれるからな」

「ムゲンさん」

俺はカヌーを全てアイテムボックにしまうとリリナが話しかけてきた。

「なんだ?」

「今日はありがとうございますとても楽しい経験が出来ました」

リリナは俺に頭を下げてお礼を言われた。

「いや、こちらこそこの湖に連れてきてくれてありがとう。お陰でいい旅の思い出ができた」

リリナがいなければこの湖を見つけることが出来なかった本当に感謝している。

「リリナさんありがとうございます」

「リリナ殿ありがとうございます!」

「「ありがとうございます」」

「皆さん……どういたしまして」

お互いに感謝を伝え全員が笑っていた。

「じゃあ帰るとするか」

無限達はリリナの家に帰ることした。

「明日は何をしょうかな」

続く。
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