1,065 / 1,122
115章
元魔王様と現四天王 4.5
しおりを挟む
異種化した大量の天使族と交戦中のタイプA。
直ぐに全員片付けて厄介そうなディッティーを相手にしているジルに合流しようとしていたのだが、予想外の苦戦を強いられていた。
「あー鬱陶しい!」
アサルトライフルをぶっ放しながらイライラした様子で呟く。
殆どの玉が回避されてしまい、当たっても致命傷を与えるには至っていない。
「速過ぎるし硬過ぎる。本当にあの羽虫か?」
前に大量の天使族と戦った事があるが、その時とは明らかに強さが異なる。
これも異種化や魔法道具によって強化されたからだろう。
「それに気配を感じられないのも面倒だ!お前だよお前!」
一番後ろにいる天使に向かって攻撃しながら言う。
しかし結界に阻まれてしまった。
「ソンナノキカナイ。」
「一人だけ辛うじて言語を話せるみたいだな。この妙な力は聖痕だな?」
他の天使達よりも更に実力が高そうに見える。
言葉も話せる事から異種化される前はナンバーズだったと思われる。
「ワタシガモツノハケハイノセイコン。ワタシタチノケハイハカンジラレナイ。」
「気配の聖痕か。自分だけで無く全員気配を感じられないって強過ぎるだろ。」
これがタイプAが苦戦している理由だった。
ただでさえ強い天使達がどこにいるのか全く分からない。
視覚による情報しか頼りにならないのだ。
「ちっ!後ろからの攻撃が厄介過ぎるぞ!」
気配を感じられないので死角からの攻撃が危険過ぎる。
それでも類い稀なる戦闘経験でどうにか対応している。
「ぶっ飛びやがれ!フルバースト!」
両手に持った二丁のアサルトライフルで弾幕の雨を降らせる。
一発一発が驚異的な威力を持っているが相手の対応力も高い。
タイプAの全力でも簡単に殲滅させるのは難しい。
「これでも三体落ちる程度か。」
地面に倒れた天使達を見ながら言う。
さすがはディッティーによって強化された天使達である。
「オマエキケン。」
「どっちがだ。本来ならとっくに全滅させてんだよ。お前の聖痕が無ければな。」
気配の聖痕によって普段よりも戦い難い。
大技を放つ隙も中々与えてくれないのだ。
「だが数が減れば大分やりやすくなる。俺の目を盗んで背後に回れる数が減るんだからな。」
徐々に数を減らしてきたので段々と戦いやすくなってきた。
しかしここでタイプAにとって残念な事が起こる。
「は?」
なんと突然追加の天使達が現れたのだ。
ジルの方だけで無く、タイプAの方にも追加の天使達が向かってくる。
「ディッティーサマ、ゾウエンカンシャ。」
「ふざけるなよ!最初より増えてるじゃないか!」
タイプAは更に増えた異種化した天使達を見て怒号を上げながらアサルトライフルをぶっ放す。
ジルの手助けに向かうのはまだ時間が掛かりそうだ。
直ぐに全員片付けて厄介そうなディッティーを相手にしているジルに合流しようとしていたのだが、予想外の苦戦を強いられていた。
「あー鬱陶しい!」
アサルトライフルをぶっ放しながらイライラした様子で呟く。
殆どの玉が回避されてしまい、当たっても致命傷を与えるには至っていない。
「速過ぎるし硬過ぎる。本当にあの羽虫か?」
前に大量の天使族と戦った事があるが、その時とは明らかに強さが異なる。
これも異種化や魔法道具によって強化されたからだろう。
「それに気配を感じられないのも面倒だ!お前だよお前!」
一番後ろにいる天使に向かって攻撃しながら言う。
しかし結界に阻まれてしまった。
「ソンナノキカナイ。」
「一人だけ辛うじて言語を話せるみたいだな。この妙な力は聖痕だな?」
他の天使達よりも更に実力が高そうに見える。
言葉も話せる事から異種化される前はナンバーズだったと思われる。
「ワタシガモツノハケハイノセイコン。ワタシタチノケハイハカンジラレナイ。」
「気配の聖痕か。自分だけで無く全員気配を感じられないって強過ぎるだろ。」
これがタイプAが苦戦している理由だった。
ただでさえ強い天使達がどこにいるのか全く分からない。
視覚による情報しか頼りにならないのだ。
「ちっ!後ろからの攻撃が厄介過ぎるぞ!」
気配を感じられないので死角からの攻撃が危険過ぎる。
それでも類い稀なる戦闘経験でどうにか対応している。
「ぶっ飛びやがれ!フルバースト!」
両手に持った二丁のアサルトライフルで弾幕の雨を降らせる。
一発一発が驚異的な威力を持っているが相手の対応力も高い。
タイプAの全力でも簡単に殲滅させるのは難しい。
「これでも三体落ちる程度か。」
地面に倒れた天使達を見ながら言う。
さすがはディッティーによって強化された天使達である。
「オマエキケン。」
「どっちがだ。本来ならとっくに全滅させてんだよ。お前の聖痕が無ければな。」
気配の聖痕によって普段よりも戦い難い。
大技を放つ隙も中々与えてくれないのだ。
「だが数が減れば大分やりやすくなる。俺の目を盗んで背後に回れる数が減るんだからな。」
徐々に数を減らしてきたので段々と戦いやすくなってきた。
しかしここでタイプAにとって残念な事が起こる。
「は?」
なんと突然追加の天使達が現れたのだ。
ジルの方だけで無く、タイプAの方にも追加の天使達が向かってくる。
「ディッティーサマ、ゾウエンカンシャ。」
「ふざけるなよ!最初より増えてるじゃないか!」
タイプAは更に増えた異種化した天使達を見て怒号を上げながらアサルトライフルをぶっ放す。
ジルの手助けに向かうのはまだ時間が掛かりそうだ。
5
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる