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117章
元魔王様とテイマーの島 5
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浮島に戻ったジル達だが、今度はルルネットとサリーを見送る。
「はぁ、1ヶ月ってあっという間に過ぎるのね。」
「楽しかったですからね。」
「こんなに濃密な1ヶ月は久しぶりだったわ。」
名残惜しそうに呟く二人。
「前にジル達がトレンフルを訪れてくれた時も楽しかったけど、今回も最高だったわね。」
「楽しめたのなら良かったではないか。」
「そうね、沢山お土産も手に入れたし思い出も出来たわ。大事な友達だって出来たしね。」
本当に遊びに来て良かったと心の底から思える。
それだけ浮島でジル達と過ごした日々は楽しかった。
「また時間がある時に遊びに来たらいい。」
「そうしたら歓迎してくれるのかしら?」
「たった一人の弟子だからな。」
「えへへ、約束よ?」
ジルの言葉に嬉しそうな笑顔を浮かべている。
弟子と呼ばれるのはジルに認められた感じがして気に入っているのだ。
「ではな。」
「うん、ジルも皆もまたね!」
「お世話になりました。」
二人は見えなくなるまで手を振ってトレンフルへと帰っていった。
見送りを済ませたジルは浮島へと戻った。
二人いなくなっただけでとても静かに感じられる。
「今日から浮島も随分と静かになりそうだな。」
「何だ?感傷にでも浸っているのか?」
「揶揄うな。それに喧しい奴らなら浮島には沢山いる。」
「言われているぞタイプD。」
「タイプAの事を言ったんですよ。」
またもや口喧嘩を始めそうな二人。
相変わらずだなと思っているとタイプBとタイプCがこちらに向かってくるのが見える。
「マスター、レーテル様がマスターの事を探していました。」
「マスター、テイムーランドの話し合いがしたいそうです。」
「分かった。」
二人の事を任せてレーテルの下へと向かう。
何やら口喧嘩が更に大きくなった気がしたが面倒なので関わらない事にした。
「レーテル、来たぞ。」
「お疲れ、早速だけどいつ頃の出発がいいかしら?」
「我はいつでもいいぞ。」
特に直近の用事も無いので今日だって構わない。
話しを聞くうちにジルもテイムーランドの事が気になってきていた。
「最近バタバタしてて疲れているんじゃないの?」
「今回は慰安旅行も兼ねているからな。テイムーランドでゆっくりさせてもらうつもりだ。」
「成る程ね。それなら明日出発でいいかしら?」
「構わないぞ。」
「それなら皆にも伝えておくわ。」
他の者達も特に用事が無いらしく、テイムーランドへの出発は明日となった。
「そう言えばレイアとテスラを知らないか?」
「魔族コンビ?最近会っていないの?」
「我は浮島にいる時間も少なかったからな。」
最近は色々と忙しくて浮島にいられる時間も少なかった。
それもあってか二人を全く見ていない。
「ミネルヴァと一緒にたまに帰ってきているわよ。邪神教の拠点潰しは順調みたいね。私の知る限りの八割は潰したいんじゃないかしら。」
元邪神教だったレーテルが拠点場所を教え、そこを三人で潰して回っている。
ジルの邪魔になりそうだからと言う理由だが、巨大な組織を相手にたった三人でよくやるものだ。
「それならもう休んでもいいのではないか?」
「私もそう言ったんだけれど、ジルの邪魔をする組織を野放しにしたくないんだって。愛されているわね。」
「その様だ。」
前世の頃から二人の忠誠心の高さには恐れ入る。
やりたくてやってくれている事なので止めたりはしないが、無理だけはしてほしくない。
「でも残りが少ないって事は邪神教の中でも厄介な連中と鉢合わせる可能性も高くなってきたと言う事になるわ。これまでよりもずっと危険になるわね。」
「ふむ、誰か暇な者を付けてもいいが。」
ジルとしては三人の安全も優先したい。
自分の為に働いてせいで大怪我を負ったりしたら申し訳無い気持ちになる。
「それは止めておいたら?あの二人はジルに褒めてもらいたくて進んでやってるんだから。手柄が他の人に奪われちゃうじゃない。」
「なら今度会った時に何かしてやるか。」
「それがいいわね、きっと喜ぶと思うわ。」
働きには相応の礼を払うべきだ。
三人が望む事があれば可能な限り叶えてやろうと思う。
「それじゃあ明日から宜しくね。フォルトゥナの代わりにしっかり私を守ってちょうだい。」
新しい護衛がジルならばレーテルも安心である。
「フォルトゥナにも言われているからな。いっその事レテルシエルを従魔として連れて行ったらどうだ?」
「そんな事したらテイムーランドの人達を驚かせちゃうわよ。それにレテルシエルは私の従魔じゃ無いから却下よ。こんな些事で迷惑を掛けたく無いしね。」
育ての親でもあるレテルシエルをぞんざいな扱いはしたく無い。
今は息子であるレテルヴォンとの時間を大切にしてほしいのだ。
「我になら迷惑を掛けてもいいと思っていないか?」
「住民を守るのは王の勤めよ。」
「王になったつもりは無いのだがな。」
「ジルはそう思っていても他の住民は貴方を王だと思っているけどね。」
そう言い残してレーテルは去って行っくのだった。
「はぁ、1ヶ月ってあっという間に過ぎるのね。」
「楽しかったですからね。」
「こんなに濃密な1ヶ月は久しぶりだったわ。」
名残惜しそうに呟く二人。
「前にジル達がトレンフルを訪れてくれた時も楽しかったけど、今回も最高だったわね。」
「楽しめたのなら良かったではないか。」
「そうね、沢山お土産も手に入れたし思い出も出来たわ。大事な友達だって出来たしね。」
本当に遊びに来て良かったと心の底から思える。
それだけ浮島でジル達と過ごした日々は楽しかった。
「また時間がある時に遊びに来たらいい。」
「そうしたら歓迎してくれるのかしら?」
「たった一人の弟子だからな。」
「えへへ、約束よ?」
ジルの言葉に嬉しそうな笑顔を浮かべている。
弟子と呼ばれるのはジルに認められた感じがして気に入っているのだ。
「ではな。」
「うん、ジルも皆もまたね!」
「お世話になりました。」
二人は見えなくなるまで手を振ってトレンフルへと帰っていった。
見送りを済ませたジルは浮島へと戻った。
二人いなくなっただけでとても静かに感じられる。
「今日から浮島も随分と静かになりそうだな。」
「何だ?感傷にでも浸っているのか?」
「揶揄うな。それに喧しい奴らなら浮島には沢山いる。」
「言われているぞタイプD。」
「タイプAの事を言ったんですよ。」
またもや口喧嘩を始めそうな二人。
相変わらずだなと思っているとタイプBとタイプCがこちらに向かってくるのが見える。
「マスター、レーテル様がマスターの事を探していました。」
「マスター、テイムーランドの話し合いがしたいそうです。」
「分かった。」
二人の事を任せてレーテルの下へと向かう。
何やら口喧嘩が更に大きくなった気がしたが面倒なので関わらない事にした。
「レーテル、来たぞ。」
「お疲れ、早速だけどいつ頃の出発がいいかしら?」
「我はいつでもいいぞ。」
特に直近の用事も無いので今日だって構わない。
話しを聞くうちにジルもテイムーランドの事が気になってきていた。
「最近バタバタしてて疲れているんじゃないの?」
「今回は慰安旅行も兼ねているからな。テイムーランドでゆっくりさせてもらうつもりだ。」
「成る程ね。それなら明日出発でいいかしら?」
「構わないぞ。」
「それなら皆にも伝えておくわ。」
他の者達も特に用事が無いらしく、テイムーランドへの出発は明日となった。
「そう言えばレイアとテスラを知らないか?」
「魔族コンビ?最近会っていないの?」
「我は浮島にいる時間も少なかったからな。」
最近は色々と忙しくて浮島にいられる時間も少なかった。
それもあってか二人を全く見ていない。
「ミネルヴァと一緒にたまに帰ってきているわよ。邪神教の拠点潰しは順調みたいね。私の知る限りの八割は潰したいんじゃないかしら。」
元邪神教だったレーテルが拠点場所を教え、そこを三人で潰して回っている。
ジルの邪魔になりそうだからと言う理由だが、巨大な組織を相手にたった三人でよくやるものだ。
「それならもう休んでもいいのではないか?」
「私もそう言ったんだけれど、ジルの邪魔をする組織を野放しにしたくないんだって。愛されているわね。」
「その様だ。」
前世の頃から二人の忠誠心の高さには恐れ入る。
やりたくてやってくれている事なので止めたりはしないが、無理だけはしてほしくない。
「でも残りが少ないって事は邪神教の中でも厄介な連中と鉢合わせる可能性も高くなってきたと言う事になるわ。これまでよりもずっと危険になるわね。」
「ふむ、誰か暇な者を付けてもいいが。」
ジルとしては三人の安全も優先したい。
自分の為に働いてせいで大怪我を負ったりしたら申し訳無い気持ちになる。
「それは止めておいたら?あの二人はジルに褒めてもらいたくて進んでやってるんだから。手柄が他の人に奪われちゃうじゃない。」
「なら今度会った時に何かしてやるか。」
「それがいいわね、きっと喜ぶと思うわ。」
働きには相応の礼を払うべきだ。
三人が望む事があれば可能な限り叶えてやろうと思う。
「それじゃあ明日から宜しくね。フォルトゥナの代わりにしっかり私を守ってちょうだい。」
新しい護衛がジルならばレーテルも安心である。
「フォルトゥナにも言われているからな。いっその事レテルシエルを従魔として連れて行ったらどうだ?」
「そんな事したらテイムーランドの人達を驚かせちゃうわよ。それにレテルシエルは私の従魔じゃ無いから却下よ。こんな些事で迷惑を掛けたく無いしね。」
育ての親でもあるレテルシエルをぞんざいな扱いはしたく無い。
今は息子であるレテルヴォンとの時間を大切にしてほしいのだ。
「我になら迷惑を掛けてもいいと思っていないか?」
「住民を守るのは王の勤めよ。」
「王になったつもりは無いのだがな。」
「ジルはそう思っていても他の住民は貴方を王だと思っているけどね。」
そう言い残してレーテルは去って行っくのだった。
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