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39章
元魔王様と謎の集団との再戦 3
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フードの男が魔法を使用出来ていないのはジルが原因である。
それを相手に説明する事は無いが、ジルのスキルが関係していた。
魔力消費がかなり多い封魔と言うスキルを持っており、相手に適性のある魔法が自分にも適性があった場合、お互いがその魔法を一定時間使えなくなると言う効果を持っている。
これにより相手が使おうとした陣形魔法の適性をジルも持っていたので、一時的にお互いが使用出来無くなったのだ。
「厄介な魔法は封じた。後は狩るだけだな。」
陣形魔法を封じられたので前回の様な事は起きない。
今回はジル自らがフードの男の相手をするつもりだ。
「本当に貴方は厄介ですねイレギュラー。ですが私達を簡単に倒せるとは思わないでいただきたい。」
フードの男の言葉で両隣りの者達もマントや懐から武具を取り出している。
この者の仲間と言う事は実力もかなり高いと予想される。
「各々が高ランク冒険者、Aランク上位はあると思っている。だから我もそれなりに手札を見せてやろう。」
火魔法だけしか使えないと言う縛りも今は関係無い。
手を抜けば自分が負ける可能性も少なからずあるかもしれない。
「先ずは人数差を埋めるとしようか。ホッコは危険だから隠れていろ。」
「クォン。」
ジルの指示に従ってホッコは大人しく服の中に隠れる。
その後に無限倉庫の中から魔法生命体の二人を取り出す。
『タイプB、タイプC起動しろ!』
言霊のスキルによって二人が起動する。
「「マスター、ご指示を。」」
タイプBとタイプCがマスターであるジルの命令を待つ。
これで人数差による不利は無くなった。
「成る程、これが報告にあがっていたメイドですか。厄介そうな物を持っていますね。」
前回は早々に引き上げたので、フードの男が実際に目にするのは初めてだ。
しかしその厄介さについては仲間から報告を受けている様だ。
「遠慮はいらん、そこのフード共を殲滅する手伝いを頼む。」
「「畏まりました。」」
タイプBは大鎌をタイプCは連動外装の両手をそれぞれ取り出して構える。
そしてジルが話しているフードの男以外に向かっていく。
「貴様には借りがあるからな、我が直々に相手をしてやろう。」
銀月を油断無く構えて言う。
逃すつもりは一切無い。
「困りましたね、助っ人は望めそうにありません。」
既に仲間の二人はタイプBとタイプCと激戦を繰り広げている。
目の前の敵で手一杯でジルとの戦闘に助力は期待出来そうに無い。
「そう言う割には余裕そうだな。まだ奥の手でも残しているか?」
陣形魔法が使えなくても戦う手段はまだまだ残していそうだ。
油断ならない男である。
「どうでしょうね。ですが簡単に殺されはしませんよ。」
懐から鋭利なナイフを取り出す。
そのナイフの切先が怪しい色に変化している。
何かが塗られて表面の色が変わっている様だ。
「毒か。」
「ご名答です。本業柄使う機会が多いのでね。」
「物騒な本業だ、な!」
ジルが一気に距離を詰めて銀月を振るう。
毒が塗ってあると言われたくらいで臆するジルでは無い。
フードの男はナイフで銀月を受け止めて、何度か武器をぶつけ合う。
「本当に何をされたのでしょう。魔法が一切発動しませんね。」
「それは残念だな、クイックボム!」
相手が魔法を使えない現状に一切配慮する事無く、ジルは構わず魔法を使用する。
フードの男の周囲が爆煙に包まれる。
「ちょっと!?貴方だけ使えるのは卑怯ではないですか!?」
爆煙の中で強襲されてはたまらないので、直ぐにそこから離脱して文句を言っている。
「いきなり陣形魔法を使ってくる様な奴が卑怯と言う言葉を口にするな。」
あの時の事は時間が経った今でも全然根に持っている。
このくらいではジルの気持ちは晴れないのだ。
「ちょこまかとよく動き回ってくれる。」
「攻撃よりも素早く動く方が得意なんですよ。スマートな殺ししかしないものでね。」
口にするだけはあり、ジルの振るう銀月を何度も回避出来ている。
だが魔装しなければ対応出来無い様であり、段々と魔力や体力の関係上動きは鈍くなってきた。
「マスター、敵の排除を報告します。」
「同じくこちらも対処完了しました。」
遠くから聞こえる二人の声に少し視線を向けると、それぞれの足元に戦っていたフードの者達の死体が転がっている。
「あっちは終わった様だな。」
「参りましたね、仲間の回収に来た筈が仲間を二人も殺されるとは。見掛けに寄らず相当な実力を持っている様ですね。」
メイドの姿に気を取られるが報告通りその実力は相当なものであり、生半可な者達ではメイド達の相手は務まりそうに無い。
助力が期待出来無いどころか、相手の戦力が更に増えてフードの男は冷や汗を流した。
それを相手に説明する事は無いが、ジルのスキルが関係していた。
魔力消費がかなり多い封魔と言うスキルを持っており、相手に適性のある魔法が自分にも適性があった場合、お互いがその魔法を一定時間使えなくなると言う効果を持っている。
これにより相手が使おうとした陣形魔法の適性をジルも持っていたので、一時的にお互いが使用出来無くなったのだ。
「厄介な魔法は封じた。後は狩るだけだな。」
陣形魔法を封じられたので前回の様な事は起きない。
今回はジル自らがフードの男の相手をするつもりだ。
「本当に貴方は厄介ですねイレギュラー。ですが私達を簡単に倒せるとは思わないでいただきたい。」
フードの男の言葉で両隣りの者達もマントや懐から武具を取り出している。
この者の仲間と言う事は実力もかなり高いと予想される。
「各々が高ランク冒険者、Aランク上位はあると思っている。だから我もそれなりに手札を見せてやろう。」
火魔法だけしか使えないと言う縛りも今は関係無い。
手を抜けば自分が負ける可能性も少なからずあるかもしれない。
「先ずは人数差を埋めるとしようか。ホッコは危険だから隠れていろ。」
「クォン。」
ジルの指示に従ってホッコは大人しく服の中に隠れる。
その後に無限倉庫の中から魔法生命体の二人を取り出す。
『タイプB、タイプC起動しろ!』
言霊のスキルによって二人が起動する。
「「マスター、ご指示を。」」
タイプBとタイプCがマスターであるジルの命令を待つ。
これで人数差による不利は無くなった。
「成る程、これが報告にあがっていたメイドですか。厄介そうな物を持っていますね。」
前回は早々に引き上げたので、フードの男が実際に目にするのは初めてだ。
しかしその厄介さについては仲間から報告を受けている様だ。
「遠慮はいらん、そこのフード共を殲滅する手伝いを頼む。」
「「畏まりました。」」
タイプBは大鎌をタイプCは連動外装の両手をそれぞれ取り出して構える。
そしてジルが話しているフードの男以外に向かっていく。
「貴様には借りがあるからな、我が直々に相手をしてやろう。」
銀月を油断無く構えて言う。
逃すつもりは一切無い。
「困りましたね、助っ人は望めそうにありません。」
既に仲間の二人はタイプBとタイプCと激戦を繰り広げている。
目の前の敵で手一杯でジルとの戦闘に助力は期待出来そうに無い。
「そう言う割には余裕そうだな。まだ奥の手でも残しているか?」
陣形魔法が使えなくても戦う手段はまだまだ残していそうだ。
油断ならない男である。
「どうでしょうね。ですが簡単に殺されはしませんよ。」
懐から鋭利なナイフを取り出す。
そのナイフの切先が怪しい色に変化している。
何かが塗られて表面の色が変わっている様だ。
「毒か。」
「ご名答です。本業柄使う機会が多いのでね。」
「物騒な本業だ、な!」
ジルが一気に距離を詰めて銀月を振るう。
毒が塗ってあると言われたくらいで臆するジルでは無い。
フードの男はナイフで銀月を受け止めて、何度か武器をぶつけ合う。
「本当に何をされたのでしょう。魔法が一切発動しませんね。」
「それは残念だな、クイックボム!」
相手が魔法を使えない現状に一切配慮する事無く、ジルは構わず魔法を使用する。
フードの男の周囲が爆煙に包まれる。
「ちょっと!?貴方だけ使えるのは卑怯ではないですか!?」
爆煙の中で強襲されてはたまらないので、直ぐにそこから離脱して文句を言っている。
「いきなり陣形魔法を使ってくる様な奴が卑怯と言う言葉を口にするな。」
あの時の事は時間が経った今でも全然根に持っている。
このくらいではジルの気持ちは晴れないのだ。
「ちょこまかとよく動き回ってくれる。」
「攻撃よりも素早く動く方が得意なんですよ。スマートな殺ししかしないものでね。」
口にするだけはあり、ジルの振るう銀月を何度も回避出来ている。
だが魔装しなければ対応出来無い様であり、段々と魔力や体力の関係上動きは鈍くなってきた。
「マスター、敵の排除を報告します。」
「同じくこちらも対処完了しました。」
遠くから聞こえる二人の声に少し視線を向けると、それぞれの足元に戦っていたフードの者達の死体が転がっている。
「あっちは終わった様だな。」
「参りましたね、仲間の回収に来た筈が仲間を二人も殺されるとは。見掛けに寄らず相当な実力を持っている様ですね。」
メイドの姿に気を取られるが報告通りその実力は相当なものであり、生半可な者達ではメイド達の相手は務まりそうに無い。
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