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冬薔薇を、あなたに
再会
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──フェリクス様!
──悪ぃな。思ったより、待たせちまった
──いいえ、少し寂しい時もありましたけど、大丈夫でしたよ。アディは可愛いお嫁さんが出来て立派な領主様になって、トゥーイとラーシュが指南役になって、サラも素敵な旦那様に出会えて、誓約式もドレスも素敵でしたし、カティもアディと一緒にがんばってくれてますもの。アミィは、少し可哀想ですけど……
──心配すんな。アディがしっかり送り出すだろう
──それは、分かっていますけど……見てるわよって、いっつもいっつも、じたばたしてるんですよ。フェリクス様もアミィの誓約式でこのもどかしさを味わうと良いです
──まぁ、まだ婚約もしてねーし、まだ先だな……少し休むぞ、俺は
──えぇ??私達の薔薇を一緒に見るんじゃないんですか?
──あぁ、そうだ。咲いてたんだったな
──もう! でも、本当にとっても綺麗です。ラザロにありがとうってたくさん言ったのですが、伝わったでしょうか?
──どうだかな……あいつは、鈍そうだから
──それにフェリーナ、なんて素敵な名前までつけて頂いて
──いや……それは、やめろって言っておいたんだが……
──あら。でも皆でこっそり呼んでるみたいですよ?
──はぁ???
──ふふっ……ね、フェリクス様。フェリクス様は、幸せでしたか?
──あぁ……そうだな。どっかの誰かさんのおかげで、幸せだった。 悪くねぇ、人生だったよ
──……フェリクス様……?え、と、あの……??
──いや、何か見た目若返ってるし、触れるし、感覚あるし、試してみっかな、ってな
──え?えぇっ?? いえ、あの、ここで、ですか?
──どうせ誰にも見えねーだろ
──そ、それは、そうですけ、ど……ちょっ……あのっ…………あっ………
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
結局こうなる。
来世でも、どうか幸せに…(´ω`*)
──悪ぃな。思ったより、待たせちまった
──いいえ、少し寂しい時もありましたけど、大丈夫でしたよ。アディは可愛いお嫁さんが出来て立派な領主様になって、トゥーイとラーシュが指南役になって、サラも素敵な旦那様に出会えて、誓約式もドレスも素敵でしたし、カティもアディと一緒にがんばってくれてますもの。アミィは、少し可哀想ですけど……
──心配すんな。アディがしっかり送り出すだろう
──それは、分かっていますけど……見てるわよって、いっつもいっつも、じたばたしてるんですよ。フェリクス様もアミィの誓約式でこのもどかしさを味わうと良いです
──まぁ、まだ婚約もしてねーし、まだ先だな……少し休むぞ、俺は
──えぇ??私達の薔薇を一緒に見るんじゃないんですか?
──あぁ、そうだ。咲いてたんだったな
──もう! でも、本当にとっても綺麗です。ラザロにありがとうってたくさん言ったのですが、伝わったでしょうか?
──どうだかな……あいつは、鈍そうだから
──それにフェリーナ、なんて素敵な名前までつけて頂いて
──いや……それは、やめろって言っておいたんだが……
──あら。でも皆でこっそり呼んでるみたいですよ?
──はぁ???
──ふふっ……ね、フェリクス様。フェリクス様は、幸せでしたか?
──あぁ……そうだな。どっかの誰かさんのおかげで、幸せだった。 悪くねぇ、人生だったよ
──……フェリクス様……?え、と、あの……??
──いや、何か見た目若返ってるし、触れるし、感覚あるし、試してみっかな、ってな
──え?えぇっ?? いえ、あの、ここで、ですか?
──どうせ誰にも見えねーだろ
──そ、それは、そうですけ、ど……ちょっ……あのっ…………あっ………
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結局こうなる。
来世でも、どうか幸せに…(´ω`*)
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