24 / 53
幼馴染とは違う時間。
しおりを挟む
「ねぇねぇ浅間くん。らーめん食べ行かない?」
「ラーメン?」
「うん! あたしお腹空いちゃって」
放課後、もはや恒例となった星乃との居残り練習を終えた帰り道。星乃は俺の手前を歩きながらこちらを振り返り、そんなことを言い出した。
「近くに美味しいお店があるの!」
ラーメン屋かぁ。
ユキが料理をしてくれていると、あまり外食の機会はない。
だからその誘いはけっこう魅力的なものに感じた。
いや、ユキの料理は世界一だけどね?
「あーでもユキに連絡しないと……っていやいいんだった。じゃあ行くか」
「ほんと? 何か言いかけてたけど」
「おう。問題ない」
普段はユキが夕食を作ってくれている。しかしこの体育祭期間中は時間が合わないことも多く、ユキには真っ直ぐ家に帰るように伝えていた。
ユキは渋っていたし、俺だって一緒に居られる時間が少ないことに寂しさは覚える。だが、ユキだって放課後に練習して疲れているはずだ。あまり迷惑は掛けたくなかった。
そのため、最近はもっぱらコンビニ弁当である。
「それなら行こっか。あっちだよ!」
「おい走るなって」
「だってお腹がペコなんだよ! 急がなきゃ!」
だからってそんな走ったらまたスカートがなぁ……ってことは言わないでおいた。
というかスパルタ練習のせいで俺にはもう走る気力なんてないんですよ……。
先生は教え子の気持ちをわかってくれない。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「らっしゃっせー」
星乃に連れられて店に入ると、店員の声が俺たちを迎えた。
店の名前は「ラーメン○郎」とあった。
注文は食券機でするらしい。星乃が「ラーメン(大)」を買うのを見て、俺も負けじと同じものを買った。
女の子が大盛りにしているのに、男である俺が並盛りでは話にならないだろう。腹は減っているし、大丈夫なはずだ。
「ニンニク入れますか?」
「全マシで!」
カウンターに星乃と並んで座り、しばらくすると店員がそう聞いてきた。
それに対して星乃は自信満々に答えたのだが、会話のキャッチボール出来てなくない? 大丈夫?
店員の反応的には問題ないらしい。
「そちらのお客さんはどうしますか?」
「え? いや、えっと……同じので……?」
「かしこまりましたー」
俺は思わずそう答えた。まあ、星乃と同じなら問題はないだろう。
「おおーさすが男の子」
「へ?」
星乃の言葉の意味があまり分からない。女の子と同じものを頼んだのに、なんでさすがとか言われるのん?
この店に入ってから俺には分からないことだらけだ。理解を超えている。
そして数分後、すべての答えを知ると同時に俺の脳はパンクした。
胃袋は死を覚悟した。
ドンッ。
鈍い音と共に俺と星乃の前に置かれたものは——山だ。
目の前にひとつ、いや星乃と合わせて2つの山が聳え立っていた。
なんだこれは?
俺が頼んだのはらーめんではないのか?
あるのはもやしの山である。
「なあ星乃、これ——」
「私語は厳禁だよ。あとは目の前のらーめんに向き合うのみ!」
「お、おう……?」
「いただきます!」
星乃はガッと割り箸を構え、ラーメン(?)と対峙する。
訳がわからないが、俺も箸を構え、もやしの山の一角を口に含んだ。
お……? 美味いぞ……?
もやしの上にかけられたアブラのおかげだろうか。しっかりと味が付いていて美味い。
パクパクと食べれる。
極厚のチャーシューと一緒に食べるのもまた美味い。
隣の星乃はものすごい勢いですでに麺を啜っているのだが、俺は俺でその美味さに夢中になっていた。
しばらくすると、遥か下に埋まっていた麺にやっと出会えた。
他とは違ったゴワゴワ? ワシワシ? というのだろうか。そんな感じの太麺で、小麦の美味しさを感じた。
しかし、そんな幸せは最初のうちだけである。
「うっぷ……」
なんだこの量。人間が食える量じゃない……。
まだ麺が半分くらい残ってる気がする。
「はぁ~美味しかった~~~~ご馳走様です!」
「————!!??」
ふと隣を見やると、星乃がすでに食べ終わっていた。実に幸せそうな顔である。
大食いの人だったんですか……。
「……星乃、いつもこんな食うのか?」
「んーどうだろ。最近はたくさん食べる気がするかも」
女子高生がそんなあっけらかんと……。体重とか気にしないんだろうか?
それともなんだろう。ストレスとか、溜まっているんだろうか。
よくよく考えてみれば、星乃が告白して振られたあの日からあまり日は経っていない。
それから立て続けに体育祭の応援団して頑張っているんだ。ストレスは溜まっていてもおかしくないのかもしれない。
「疲れたりしてないか?」
「そんなことないよ? 元気元気!」
「……そっか」
星乃の性格からして、もし疲れていても俺なんかにそれを吐露してくれることはないのだろう。
応援団として、俺以外にも多くの生徒の面倒を見て走り回っている彼女を最近は毎日見ている。
そんな彼女が俺には眩しく感じた。
「ところで浅間くん、それ大丈夫? 食べれる?」
「ん。大丈夫」
そんな彼女に負けたくないとか、思ってしまったんだろうか。こんなところで頑張っても意味はないのに。
俺は限界を迎えた胃に、ラーメンを無理やり詰め込んだのだった。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「……うぅ、食い過ぎ……吐く……」
店を出た俺は腹を押さえて呻く。そんな俺に対して星乃は余裕そうだ。
「あはは~、無理しなくてもいいのに」
「男には男のプライドがあるんだよ」
「じゃあちょっと歩く? 楽になるまで」
「そうしよう。ゆっくりな」
「はいはーい」
星乃と2人、あまり人のいない街を歩く。
すでに日は沈んでいた。
あーもう、マジで吐き気が……。
でも、美味かったなぁ。ラーメン。
体育祭期間に入ってから、星乃と行動を共にすることが多い。
ダンスレッスンと称して、カラオケに行ったりもした。結局、星乃が熱唱するばかりで、練習にはならなかったのだが。
ゲーセンにも連れて行かれた。やけにはしゃぐ星乃と2人で、無数のゾンビを打ち倒し、世界を救った。
今思うと、どれも星乃のストレス発散に思える。
でもユキと2人では普段しないことばかりで、楽しかった。
今度、ユキとも行ってみようか。
星乃と2人でも楽しかったはずなのに、やっぱり俺は幼馴染との時間を思い描いてしまっている。
それはおかしいことだろうか?
「あ、浅間くん! あれ、天の川だよね!?」
星乃が星空を指差す。その先には無数のキラキラが広がっていた。
「ん? あーそうだな、たぶん」
「七夕じゃなくても見えるんだね」
「わりといつでも見えるんじゃないか?」
あまり栄えているとも言えないこの街では、街の光に邪魔されることもない。
「そうなんだ~。じゃあ、あの一際輝いてるのが織姫と彦星かな?」
「こと座のベガとわし座のアルタイルな」
「……? 違うの?」
「いや違わないけど」
たいしたことない知識でもひけらかしたいお年頃なのだ。わかってください、先生。
「織姫と彦星は一年に一度、七夕にしか会えないんだよね。2人はその日だけを頼りに生きているのかな」
「そうかもな」
「でも、だからこそ2人の好きは深まるのかな……」
「そういうわけでもなくないか? 遠距離恋愛は続かないなんて、よく聞くし」
「そうだけど。でもやっぱり、普段会えない分、一度一度の出会いが大切になるんじゃないかな。それはとっても素敵だと思うな」
星乃はどこか、空に広がる天の川よりもさらに遠い場所を見つめているように見えた。
ずっと一緒にいて、少しずつ築いてきた関係性。それはとても尊いものだと、俺は思う。
だけど世界には、まるで運命のように引き合わせられた出会いによって生まれた関係性があって。
時には、離れ離れになるからこそ。困難があるからこそ燃え上がる恋の炎があって。
そういった特別を前にしたら、積み重ねた時間なんてものは意味をなさないのかもしれない。
それなら、幼馴染とは何だろうか。
俺とユキの関係は、特別だろうか。
今はただ、お互いが依存していて。何か、違った運命が動き出したら俺たちの関係性は崩れてしまうのだろうか。
会うことも少なくなってしまうのだろうか。
この体育祭期間のように。
星乃と、幼馴染の男の子のように。
そんなことにはなりたくないと、俺は思うんだ。
だって。
世界がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、きっと俺たちの出会いは、俺たちにとっての特別で。
俺はユキがいるから……。
だから、
「俺は、ずっと一緒にいたいと思うな。一年に一度しか会えないなんて、そんなのは耐えられない」
「……そうだね。あたしもやっぱりそう思う、かな」
俺は早く答えを見つけたいと、そう願うのだ。
「ラーメン?」
「うん! あたしお腹空いちゃって」
放課後、もはや恒例となった星乃との居残り練習を終えた帰り道。星乃は俺の手前を歩きながらこちらを振り返り、そんなことを言い出した。
「近くに美味しいお店があるの!」
ラーメン屋かぁ。
ユキが料理をしてくれていると、あまり外食の機会はない。
だからその誘いはけっこう魅力的なものに感じた。
いや、ユキの料理は世界一だけどね?
「あーでもユキに連絡しないと……っていやいいんだった。じゃあ行くか」
「ほんと? 何か言いかけてたけど」
「おう。問題ない」
普段はユキが夕食を作ってくれている。しかしこの体育祭期間中は時間が合わないことも多く、ユキには真っ直ぐ家に帰るように伝えていた。
ユキは渋っていたし、俺だって一緒に居られる時間が少ないことに寂しさは覚える。だが、ユキだって放課後に練習して疲れているはずだ。あまり迷惑は掛けたくなかった。
そのため、最近はもっぱらコンビニ弁当である。
「それなら行こっか。あっちだよ!」
「おい走るなって」
「だってお腹がペコなんだよ! 急がなきゃ!」
だからってそんな走ったらまたスカートがなぁ……ってことは言わないでおいた。
というかスパルタ練習のせいで俺にはもう走る気力なんてないんですよ……。
先生は教え子の気持ちをわかってくれない。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「らっしゃっせー」
星乃に連れられて店に入ると、店員の声が俺たちを迎えた。
店の名前は「ラーメン○郎」とあった。
注文は食券機でするらしい。星乃が「ラーメン(大)」を買うのを見て、俺も負けじと同じものを買った。
女の子が大盛りにしているのに、男である俺が並盛りでは話にならないだろう。腹は減っているし、大丈夫なはずだ。
「ニンニク入れますか?」
「全マシで!」
カウンターに星乃と並んで座り、しばらくすると店員がそう聞いてきた。
それに対して星乃は自信満々に答えたのだが、会話のキャッチボール出来てなくない? 大丈夫?
店員の反応的には問題ないらしい。
「そちらのお客さんはどうしますか?」
「え? いや、えっと……同じので……?」
「かしこまりましたー」
俺は思わずそう答えた。まあ、星乃と同じなら問題はないだろう。
「おおーさすが男の子」
「へ?」
星乃の言葉の意味があまり分からない。女の子と同じものを頼んだのに、なんでさすがとか言われるのん?
この店に入ってから俺には分からないことだらけだ。理解を超えている。
そして数分後、すべての答えを知ると同時に俺の脳はパンクした。
胃袋は死を覚悟した。
ドンッ。
鈍い音と共に俺と星乃の前に置かれたものは——山だ。
目の前にひとつ、いや星乃と合わせて2つの山が聳え立っていた。
なんだこれは?
俺が頼んだのはらーめんではないのか?
あるのはもやしの山である。
「なあ星乃、これ——」
「私語は厳禁だよ。あとは目の前のらーめんに向き合うのみ!」
「お、おう……?」
「いただきます!」
星乃はガッと割り箸を構え、ラーメン(?)と対峙する。
訳がわからないが、俺も箸を構え、もやしの山の一角を口に含んだ。
お……? 美味いぞ……?
もやしの上にかけられたアブラのおかげだろうか。しっかりと味が付いていて美味い。
パクパクと食べれる。
極厚のチャーシューと一緒に食べるのもまた美味い。
隣の星乃はものすごい勢いですでに麺を啜っているのだが、俺は俺でその美味さに夢中になっていた。
しばらくすると、遥か下に埋まっていた麺にやっと出会えた。
他とは違ったゴワゴワ? ワシワシ? というのだろうか。そんな感じの太麺で、小麦の美味しさを感じた。
しかし、そんな幸せは最初のうちだけである。
「うっぷ……」
なんだこの量。人間が食える量じゃない……。
まだ麺が半分くらい残ってる気がする。
「はぁ~美味しかった~~~~ご馳走様です!」
「————!!??」
ふと隣を見やると、星乃がすでに食べ終わっていた。実に幸せそうな顔である。
大食いの人だったんですか……。
「……星乃、いつもこんな食うのか?」
「んーどうだろ。最近はたくさん食べる気がするかも」
女子高生がそんなあっけらかんと……。体重とか気にしないんだろうか?
それともなんだろう。ストレスとか、溜まっているんだろうか。
よくよく考えてみれば、星乃が告白して振られたあの日からあまり日は経っていない。
それから立て続けに体育祭の応援団して頑張っているんだ。ストレスは溜まっていてもおかしくないのかもしれない。
「疲れたりしてないか?」
「そんなことないよ? 元気元気!」
「……そっか」
星乃の性格からして、もし疲れていても俺なんかにそれを吐露してくれることはないのだろう。
応援団として、俺以外にも多くの生徒の面倒を見て走り回っている彼女を最近は毎日見ている。
そんな彼女が俺には眩しく感じた。
「ところで浅間くん、それ大丈夫? 食べれる?」
「ん。大丈夫」
そんな彼女に負けたくないとか、思ってしまったんだろうか。こんなところで頑張っても意味はないのに。
俺は限界を迎えた胃に、ラーメンを無理やり詰め込んだのだった。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「……うぅ、食い過ぎ……吐く……」
店を出た俺は腹を押さえて呻く。そんな俺に対して星乃は余裕そうだ。
「あはは~、無理しなくてもいいのに」
「男には男のプライドがあるんだよ」
「じゃあちょっと歩く? 楽になるまで」
「そうしよう。ゆっくりな」
「はいはーい」
星乃と2人、あまり人のいない街を歩く。
すでに日は沈んでいた。
あーもう、マジで吐き気が……。
でも、美味かったなぁ。ラーメン。
体育祭期間に入ってから、星乃と行動を共にすることが多い。
ダンスレッスンと称して、カラオケに行ったりもした。結局、星乃が熱唱するばかりで、練習にはならなかったのだが。
ゲーセンにも連れて行かれた。やけにはしゃぐ星乃と2人で、無数のゾンビを打ち倒し、世界を救った。
今思うと、どれも星乃のストレス発散に思える。
でもユキと2人では普段しないことばかりで、楽しかった。
今度、ユキとも行ってみようか。
星乃と2人でも楽しかったはずなのに、やっぱり俺は幼馴染との時間を思い描いてしまっている。
それはおかしいことだろうか?
「あ、浅間くん! あれ、天の川だよね!?」
星乃が星空を指差す。その先には無数のキラキラが広がっていた。
「ん? あーそうだな、たぶん」
「七夕じゃなくても見えるんだね」
「わりといつでも見えるんじゃないか?」
あまり栄えているとも言えないこの街では、街の光に邪魔されることもない。
「そうなんだ~。じゃあ、あの一際輝いてるのが織姫と彦星かな?」
「こと座のベガとわし座のアルタイルな」
「……? 違うの?」
「いや違わないけど」
たいしたことない知識でもひけらかしたいお年頃なのだ。わかってください、先生。
「織姫と彦星は一年に一度、七夕にしか会えないんだよね。2人はその日だけを頼りに生きているのかな」
「そうかもな」
「でも、だからこそ2人の好きは深まるのかな……」
「そういうわけでもなくないか? 遠距離恋愛は続かないなんて、よく聞くし」
「そうだけど。でもやっぱり、普段会えない分、一度一度の出会いが大切になるんじゃないかな。それはとっても素敵だと思うな」
星乃はどこか、空に広がる天の川よりもさらに遠い場所を見つめているように見えた。
ずっと一緒にいて、少しずつ築いてきた関係性。それはとても尊いものだと、俺は思う。
だけど世界には、まるで運命のように引き合わせられた出会いによって生まれた関係性があって。
時には、離れ離れになるからこそ。困難があるからこそ燃え上がる恋の炎があって。
そういった特別を前にしたら、積み重ねた時間なんてものは意味をなさないのかもしれない。
それなら、幼馴染とは何だろうか。
俺とユキの関係は、特別だろうか。
今はただ、お互いが依存していて。何か、違った運命が動き出したら俺たちの関係性は崩れてしまうのだろうか。
会うことも少なくなってしまうのだろうか。
この体育祭期間のように。
星乃と、幼馴染の男の子のように。
そんなことにはなりたくないと、俺は思うんだ。
だって。
世界がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、きっと俺たちの出会いは、俺たちにとっての特別で。
俺はユキがいるから……。
だから、
「俺は、ずっと一緒にいたいと思うな。一年に一度しか会えないなんて、そんなのは耐えられない」
「……そうだね。あたしもやっぱりそう思う、かな」
俺は早く答えを見つけたいと、そう願うのだ。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
久野真一
青春
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。
そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。
彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―
「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。
幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、
ある意味ラブレターのような代物で―
彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。
全三話構成です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
失恋中なのに隣の幼馴染が僕をかまってきてウザいんですけど?
さいとう みさき
青春
雄太(ゆうた)は勇気を振り絞ってその思いを彼女に告げる。
しかしあっさりと玉砕。
クールビューティーで知られる彼女は皆が憧れる存在だった。
しかしそんな雄太が落ち込んでいる所を、幼馴染たちが寄ってたかってからかってくる。
そんな幼馴染の三大女神と呼ばれる彼女たちに今日も翻弄される雄太だったのだが……
病み上がりなんで、こんなのです。
プロット無し、山なし、谷なし、落ちもなしです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる