5 / 29
一章 ソフィアと魔王
取引をしよう(ゲラルド視点)
しおりを挟む
「おい、いったいどういう事だ」
僕は娘の従者――チエリに尋ねた。僕がベッドで眠っている理由は、様子のおかしい娘――ソフィアが話した。だからといって、そうかーなるほどー、となるかと言われたらそれは違う。
いったいどういう事だ、という質問は助けと称した毒味をしていたことじゃない。それも色々聞きたいところだが、今はそこじゃない。
なぜソフィア・コネリーが魔王である自分を知らないか。それだ。
別に吹聴しなくても、世界が震撼した存在だとは分かっている。子供だって知っているくらいには常識的な存在。
なのにあの娘は全く知らない。
どこの頭のネジが緩い箱入り娘を連れてきた。おまけに“まほうやくし”という意味の分からない言葉に協力しろ? 意味が分からない。あの娘の恐怖心という心は死んでるのか?
さっきまでよく眠っていたのに疲れた気さえしている。
娘の従者は僕の質問に大きな大きなため息をこぼした。娘は僕が目を覚ましたことで、薬草を煎じるために部屋を出て行った。
要らない、と伝えた。だが「まだ本調子じゃないんでしょ? ならちゃんと飲まなきゃ」と言い残して、足早に去って行った。
あれは絶対に僕の体調を気にしての発言じゃない。そもそも僕を拾ったとか、沢山の薬を試したのだけど、とか聞き間違いかと疑いたくなるような言葉の羅列を吐く娘にそんな優しさがあるわけがない。
きっと今度も何か試すため。よく今まで異端者として審問されなかったものだ。
「先に言っておくと、某のせいではない」
「それはどうでもいい。お前は勇者の仲間だっただろう? なぜ、あの勇者の身内であるのに、僕のことを、知らないんだ」
一つ一つ言葉を区切って、娘の従者に強く訴える。
娘の従者であるコイツには覚えがある。あの勇者と共に城に来た者。剣技と極東の秘術を使っていた。素晴らしいものだった。
だがそれは思い出だけの話にしてほしい。別に会いたいわけじゃない。勇者一行の一人なのだから。
本当に最悪だ。
勇者と関わるなんてもう御免だと思っていたのに。こんな早く関係者に出会うなんて思ってもいなかった。
娘の従者は僕の言葉にそっと目線をずらす。とても気まずそうな表情でポツリポツリと言葉をこぼしていった。
「……某がここに居るのはソフィア殿に多大な恩がある故。冒険に同行しなかったのは某の目的と一致しなかっただけ」
「なるほどな。ではなぜ娘は僕のことを知らない? 仮にも魔王であったんだぞ。おかしいだろう」
「……それは特殊な場所でなかなか外の情報が入りにくい場所だったからだ。あとソフィア殿は自分が興味ない事はとことん覚えないし忘れる」
「魔王の存在もか」
「そなたが魔王だと知らない」
居るのか、そんな奴が。いや居るから驚いているんだろう。
だからあんな無邪気に笑うのか? そうではないだろう。いきなり赤の他人に倫理観と優しさを捨て置いた言葉を並べるところからして、頭のネジはすっ飛んでいるんだ。あの勇者の親族なら大いにあり得る。そうに違いない。
「勇者は知っているのか。娘がここに居る事を」
「知っているわけないだろう」
「僕のこともか」
「これから話す」
そうか。そうか!!
噛み殺せていない笑みが漏れる。娘の従者はそんな僕を見て、顔をしかめた。今も律儀に刀の柄に手を置いて。
僕があの娘に何かすると思っているのか?
そんな勿体ない事をするわけがないだろう!!
あの勇者に対して唯一対抗出来るカードかもしれないんだ。もしまた勇者と会った時に有効に使える。そうすれば勇者に会った時の事を僅かにでも考えなくて済む。
僕のこれからは安泰だ! 穏やかに過ごせる!
「娘の従者……チエリと言ったか。僕と取引しないか」
「断る」
そうだろうな。ここで頷いたら、お前も頭のネジの様子がおかしいのか、と心配になるところだ。
娘の付き人は僕を鋭く睨み付けて今にも刀を抜いてきそうな勢い。だがそれはここでしない。何故ならばあの娘の大切な場所だから。
従者にとってあの娘はたいそう大事なようだ。主人思いの良い従者。だがそれが仇となっている。さっさと追い払えば良いものを、律儀に娘の気持ちを案じたことにのる行動。
「クレモデア王国、側室失踪事件」
ぴくり、と指と眉が動く。先ほどよりも眼光は鋭さを増したような気がする。
あぁ、当たりだ。娘は確かに「引っ越してきた」と言ったが、どこからとは言っていない。それを質問する隙も話をすり替えも上手かった。
ただここ数日、クレモデアの方が騒がしかった。
勇者の姉である未来の側室が消えた、と。
誘拐事件かまたは殺されたのかと思っていたが、自分で逃げてきたなんてまさかの事態だ。それにたんまりと財産まで持って。
逃走については計画的なものだろう。だがその後の事まで考えていない。今やクレモデア王国だけでなく、ここミターニア王国の領地にまで失踪事件について知れ渡っている。
コバルトグリーンの瞳に、ゆるくウェーブがかったベージュの髪。付き人は極東の黒髪と赤目。
「ちなみに教えておこう。僕がここに来たのは昨日。その日の夜、見知らぬ男が数名来た。全てクレモデア王国の兵士だ。この意味が分かるか? 場所は知られているんだ」
「……あの爺め」
「容姿は知れ渡っているぞ。そもそも極東の出は少ない。どうする? ここから去るか? あの娘がたいそう喜んでいたこの場所を」
娘の従者の瞳が大きく揺れる。そして僕を鋭く睨んでいた瞳をゆっくりと閉じて静かに深呼吸をした。
数秒後、目を開けて未だに睨んでいる表情のまま小さく口を開いた。
「取引を聞こう」
「僕があの娘を守ってやる。よく分からないものにも付き合ってやる。だから勇者に僕のことは伝えるな。もちろん僕とお前で戦うことも禁ずる。停戦状態といこうじゃないか」
娘の従者は僕の言葉を咀嚼するように、単語を呟いては呑み込む。そうして約一分。
未だに眉間に皺が僅かに寄りながらも僕の方を見つめた。もう敵意はない。交渉成立だ。
「分かった。何があってもあの方を守ってほしい。某ではきっと守りきれない。だからよろしくお願い申し上げる」
「あぁ分かった。その潔さ、とても気に入った」
刀の柄から手を下ろし、しかめていた表情を解いていく。僕もそれを見て、手のひらに纏っていた魔力を解いた。
遠くから駆けてくる音がする。あの娘だ。
「ねぇ、チエリ。この薬をって……え? なに? 私が居ない間に仲良くなったの?」
僕と娘の付き人を交互に見て、機嫌良さそうに笑う。
どうやらあまりいい関係性ではなかった事は理解していたようだ。それで僕たちを二人きりにさせたという事はなかなかな性根をしている。
「娘、お前の出した条件、協力しよう」
「えっ! いいの!? 本当に!?」
「僕は約束を違えない」
一度した約束は違えるなんて僕はしない。今までだってこれからだって。
すると娘はパンっと手を合わせて、子供のように口を開けて目を見開いて嬉しそうな表情で僕の前に駆け寄ってきた。
そして僕の手を取って何度も手を上下に振る。
「ありがとう! ありがとう! 魔法薬師としてまた躍進出来たよ! よろしくね! えーと」
「ゲラルドだ」
「あ、うん、そう! ゲラルド!」
娘の従者は娘の言葉を聞いて、苦笑いをこぼす。本当に興味ないことは覚えないらしい。
まあ暇つぶしにはなるだろう。長く生きては驚きも大切だ。いい刺激になる。
あまりにも両手離しに喜ぶもので、ついこちらの表情も和らいでしまう。
だがやはりこの娘、そこで終わる奴ではない。
「じゃあゲラルド、この薬草塗ってみようか。前にこれ、僅かに飲んでみたら倒れちゃったことがあるの。あれは毒ね。だから皮膚経由ならまた違う効果があると思うんだけど、ゲラルドはどれくらいの痛みなら耐えられる?」
矢継ぎ早に伝えられる言葉。ピシリ、と空気が凍った気がする。だが目の前の娘は呑気に笑っているが。
「……おい従者」
「約束の変更は致しません」
「え? なに? 約束? とりあえずゲラルドに魔法薬師について話さないとね! 楽しみねゲラルド!」
この娘、頭のネジがとっくにないのではないか?
僕は娘の従者――チエリに尋ねた。僕がベッドで眠っている理由は、様子のおかしい娘――ソフィアが話した。だからといって、そうかーなるほどー、となるかと言われたらそれは違う。
いったいどういう事だ、という質問は助けと称した毒味をしていたことじゃない。それも色々聞きたいところだが、今はそこじゃない。
なぜソフィア・コネリーが魔王である自分を知らないか。それだ。
別に吹聴しなくても、世界が震撼した存在だとは分かっている。子供だって知っているくらいには常識的な存在。
なのにあの娘は全く知らない。
どこの頭のネジが緩い箱入り娘を連れてきた。おまけに“まほうやくし”という意味の分からない言葉に協力しろ? 意味が分からない。あの娘の恐怖心という心は死んでるのか?
さっきまでよく眠っていたのに疲れた気さえしている。
娘の従者は僕の質問に大きな大きなため息をこぼした。娘は僕が目を覚ましたことで、薬草を煎じるために部屋を出て行った。
要らない、と伝えた。だが「まだ本調子じゃないんでしょ? ならちゃんと飲まなきゃ」と言い残して、足早に去って行った。
あれは絶対に僕の体調を気にしての発言じゃない。そもそも僕を拾ったとか、沢山の薬を試したのだけど、とか聞き間違いかと疑いたくなるような言葉の羅列を吐く娘にそんな優しさがあるわけがない。
きっと今度も何か試すため。よく今まで異端者として審問されなかったものだ。
「先に言っておくと、某のせいではない」
「それはどうでもいい。お前は勇者の仲間だっただろう? なぜ、あの勇者の身内であるのに、僕のことを、知らないんだ」
一つ一つ言葉を区切って、娘の従者に強く訴える。
娘の従者であるコイツには覚えがある。あの勇者と共に城に来た者。剣技と極東の秘術を使っていた。素晴らしいものだった。
だがそれは思い出だけの話にしてほしい。別に会いたいわけじゃない。勇者一行の一人なのだから。
本当に最悪だ。
勇者と関わるなんてもう御免だと思っていたのに。こんな早く関係者に出会うなんて思ってもいなかった。
娘の従者は僕の言葉にそっと目線をずらす。とても気まずそうな表情でポツリポツリと言葉をこぼしていった。
「……某がここに居るのはソフィア殿に多大な恩がある故。冒険に同行しなかったのは某の目的と一致しなかっただけ」
「なるほどな。ではなぜ娘は僕のことを知らない? 仮にも魔王であったんだぞ。おかしいだろう」
「……それは特殊な場所でなかなか外の情報が入りにくい場所だったからだ。あとソフィア殿は自分が興味ない事はとことん覚えないし忘れる」
「魔王の存在もか」
「そなたが魔王だと知らない」
居るのか、そんな奴が。いや居るから驚いているんだろう。
だからあんな無邪気に笑うのか? そうではないだろう。いきなり赤の他人に倫理観と優しさを捨て置いた言葉を並べるところからして、頭のネジはすっ飛んでいるんだ。あの勇者の親族なら大いにあり得る。そうに違いない。
「勇者は知っているのか。娘がここに居る事を」
「知っているわけないだろう」
「僕のこともか」
「これから話す」
そうか。そうか!!
噛み殺せていない笑みが漏れる。娘の従者はそんな僕を見て、顔をしかめた。今も律儀に刀の柄に手を置いて。
僕があの娘に何かすると思っているのか?
そんな勿体ない事をするわけがないだろう!!
あの勇者に対して唯一対抗出来るカードかもしれないんだ。もしまた勇者と会った時に有効に使える。そうすれば勇者に会った時の事を僅かにでも考えなくて済む。
僕のこれからは安泰だ! 穏やかに過ごせる!
「娘の従者……チエリと言ったか。僕と取引しないか」
「断る」
そうだろうな。ここで頷いたら、お前も頭のネジの様子がおかしいのか、と心配になるところだ。
娘の付き人は僕を鋭く睨み付けて今にも刀を抜いてきそうな勢い。だがそれはここでしない。何故ならばあの娘の大切な場所だから。
従者にとってあの娘はたいそう大事なようだ。主人思いの良い従者。だがそれが仇となっている。さっさと追い払えば良いものを、律儀に娘の気持ちを案じたことにのる行動。
「クレモデア王国、側室失踪事件」
ぴくり、と指と眉が動く。先ほどよりも眼光は鋭さを増したような気がする。
あぁ、当たりだ。娘は確かに「引っ越してきた」と言ったが、どこからとは言っていない。それを質問する隙も話をすり替えも上手かった。
ただここ数日、クレモデアの方が騒がしかった。
勇者の姉である未来の側室が消えた、と。
誘拐事件かまたは殺されたのかと思っていたが、自分で逃げてきたなんてまさかの事態だ。それにたんまりと財産まで持って。
逃走については計画的なものだろう。だがその後の事まで考えていない。今やクレモデア王国だけでなく、ここミターニア王国の領地にまで失踪事件について知れ渡っている。
コバルトグリーンの瞳に、ゆるくウェーブがかったベージュの髪。付き人は極東の黒髪と赤目。
「ちなみに教えておこう。僕がここに来たのは昨日。その日の夜、見知らぬ男が数名来た。全てクレモデア王国の兵士だ。この意味が分かるか? 場所は知られているんだ」
「……あの爺め」
「容姿は知れ渡っているぞ。そもそも極東の出は少ない。どうする? ここから去るか? あの娘がたいそう喜んでいたこの場所を」
娘の従者の瞳が大きく揺れる。そして僕を鋭く睨んでいた瞳をゆっくりと閉じて静かに深呼吸をした。
数秒後、目を開けて未だに睨んでいる表情のまま小さく口を開いた。
「取引を聞こう」
「僕があの娘を守ってやる。よく分からないものにも付き合ってやる。だから勇者に僕のことは伝えるな。もちろん僕とお前で戦うことも禁ずる。停戦状態といこうじゃないか」
娘の従者は僕の言葉を咀嚼するように、単語を呟いては呑み込む。そうして約一分。
未だに眉間に皺が僅かに寄りながらも僕の方を見つめた。もう敵意はない。交渉成立だ。
「分かった。何があってもあの方を守ってほしい。某ではきっと守りきれない。だからよろしくお願い申し上げる」
「あぁ分かった。その潔さ、とても気に入った」
刀の柄から手を下ろし、しかめていた表情を解いていく。僕もそれを見て、手のひらに纏っていた魔力を解いた。
遠くから駆けてくる音がする。あの娘だ。
「ねぇ、チエリ。この薬をって……え? なに? 私が居ない間に仲良くなったの?」
僕と娘の付き人を交互に見て、機嫌良さそうに笑う。
どうやらあまりいい関係性ではなかった事は理解していたようだ。それで僕たちを二人きりにさせたという事はなかなかな性根をしている。
「娘、お前の出した条件、協力しよう」
「えっ! いいの!? 本当に!?」
「僕は約束を違えない」
一度した約束は違えるなんて僕はしない。今までだってこれからだって。
すると娘はパンっと手を合わせて、子供のように口を開けて目を見開いて嬉しそうな表情で僕の前に駆け寄ってきた。
そして僕の手を取って何度も手を上下に振る。
「ありがとう! ありがとう! 魔法薬師としてまた躍進出来たよ! よろしくね! えーと」
「ゲラルドだ」
「あ、うん、そう! ゲラルド!」
娘の従者は娘の言葉を聞いて、苦笑いをこぼす。本当に興味ないことは覚えないらしい。
まあ暇つぶしにはなるだろう。長く生きては驚きも大切だ。いい刺激になる。
あまりにも両手離しに喜ぶもので、ついこちらの表情も和らいでしまう。
だがやはりこの娘、そこで終わる奴ではない。
「じゃあゲラルド、この薬草塗ってみようか。前にこれ、僅かに飲んでみたら倒れちゃったことがあるの。あれは毒ね。だから皮膚経由ならまた違う効果があると思うんだけど、ゲラルドはどれくらいの痛みなら耐えられる?」
矢継ぎ早に伝えられる言葉。ピシリ、と空気が凍った気がする。だが目の前の娘は呑気に笑っているが。
「……おい従者」
「約束の変更は致しません」
「え? なに? 約束? とりあえずゲラルドに魔法薬師について話さないとね! 楽しみねゲラルド!」
この娘、頭のネジがとっくにないのではないか?
0
あなたにおすすめの小説
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
婚約破棄された公爵令嬢は虐げられた国から出ていくことにしました~国から追い出されたのでよその国で竜騎士を目指します~
ヒンメル
ファンタジー
マグナス王国の公爵令嬢マチルダ・スチュアートは他国出身の母の容姿そっくりなためかこの国でうとまれ一人浮いた存在だった。
そんなマチルダが王家主催の夜会にて婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ、国外退去を命じられる。
自分と同じ容姿を持つ者のいるであろう国に行けば、目立つこともなく、穏やかに暮らせるのではないかと思うのだった。
マチルダの母の祖国ドラガニアを目指す旅が今始まる――
※文章を書く練習をしています。誤字脱字や表現のおかしい所などがあったら優しく教えてやってください。
※第二章まで完結してます。現在、最終章について考え中です(第二章が考えていた話から離れてしまいました(^_^;))
書くスピードが亀より遅いので、お待たせしてすみませんm(__)m
※小説家になろう様にも投稿しています。
幼馴染の勇者パーティーから「無能で役立たず」と言われて追放された女性は特別な能力を持っている世界最強。
佐藤 美奈
ファンタジー
田舎の貧しい村で育った6人の幼馴染は、都会に出て冒険者になってパーティーを組んだ。国王陛下にも多大な功績を認められ、勇者と呼ばれるにふさわしいと称えられた。
華やかな光を浴び、6人の人生は輝かしい未来だけが約束されたに思われた。そんなある日、パーティーメンバーのレベッカという女性だけが、「無能で役立たず」と言われて一方的に不当にクビを宣告されてしまう。恋愛感情は、ほんの少しあったかも。
リーダーのアルスや仲間だと思って信頼していた幼馴染たちに裏切られて、レベッカは怒りや悔しさよりもやり切れない気持ちで、胸が苦しく悲しみの声をあげて泣いた――
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる