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一章 ソフィアと魔王
歓迎か拒絶か
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「自然ってね、ちょっとしたことならば大抵許してくれるの。なんていうのかな、私たちがぶつかっても何か触ったのかな、ってくらい大きな動物みたいな」
家の外で植えてある苗をそっと掘り返す。根っこが傷付かないように、そっと。三つの苗を取り出したら、小さな麻袋三つにそれぞれ入れていく。
ゲラルドは私の言葉に「ならば問題ないだろう」答える。
そう、普通の量ならば問題ない。普通なら。
「リモングラス、七キロ。ミント類、十五キロ。人には限度ってものがあるの。ゲラルド食べた量。いくら群生しているからって、そんなに食べたら自然は怒るよ」
「大きな動物で例えるならば?」
「突然自分の頭頂部にある毛が一気に毟られたようなもの」
「なるほど、それは怒る。ではどうすればいい? あちらは物言わぬ生き物だ」
「だからこれ」
ゲラルドに麻袋を二つ渡して、家の裏へと歩いていく。家の裏は山と繋がっているので、すぐに山に入れる立地だ。
家の囲いになっている柵を越えて、地面を踏んだ。
「話せないんじゃなくて、私たちが理解出来ないだけ。今も自然は呼吸をしているし、魔素を溜めて魔力を放出するかもしれない。でもそれが歓迎か拒絶なのかは分からない。だからコミュニケーションをあちらの方法で行うの。……この辺にしよう」
そこは生い茂る森にしては草があまり生えていない場所。大きな植物もないし、僅かにゲラルドが食べた薬草と同じ匂いがする。ゲラルドはこの辺りの薬草を一気に刈り取って食べたのだろう。
土を掘り返す。それをゲラルドは見つめていたので「ほらやって」と促せば、戸惑いながらもしゃがみ込んで土を掘り始めた。
拳くらいの穴が出来たらそこに苗を植える。ゲラルドも二つの苗を植え終えたところで、水筒に入れておいた水を取り出した。
「これはこの森に流れている川の水。これを苗にかけるの。それで枯れなければ歓迎。枯れたら拒絶」
「本当にそんな事でいいのか」
「スピリチュアルとかじゃなくて、これは礼節に重んじたことだよ。この森の植物を食べられなくなってもいいならば、やらなくていいよ。必然的にチエリの料理が食べられなくなるけど」
「やる」
正直な人だ。そんなにもチエリの料理が気に入ったのか。
水筒の中の水をそっと苗にかける。数秒して私の苗は枯れることなく、キラキラと光を纏い始める。森に歓迎された証拠だ。
「ちゃんとごめんなさいと、ありがとう。あとはお邪魔します、って気持ちを込めないと知らないからね」
「森はそこまで賢いのか」
「森、というか古来獣が聞いてるからね」
古来獣、とゲラルドに言えば「あぁそういうことか」とため息をついた。やっと納得いったのだろう。
私から水筒を受け取って、水をそっと苗にかける。五秒、十秒、三十秒。私よりも長く時間がかかっている。なかなか森はゲラルドを歓迎したくないらしい。
「心から謝ってる? 他人の気持ちになって考えてる?」
「まさかお前から言われるとはな」
一分経った頃だろうか。やっとゲラルドが植えた苗もキラキラと淡い光を纏った。
でもそれも一瞬。
枯れもせず、光を纏わずの苗がそこにある。
「ゲラルドって森から嫌われてるんだね。森って結構優しいのに。面白いね」
「娘、お前は少し他人を気遣うスキルを身につけた方がいいぞ」
「とにかく森の許可は出たし、行こっか」
緩やかな傾斜はここまで。その上に行くには急斜面で、絶対に一人では登れない。
それをゲラルドも察したのか、何故か「致し方ないな!」と声を高らかにあげた。心なしか嬉しそうだ。
「僕が飛行魔法で運んでやろう。さすがに理性を忘れ去った娘でもこの急斜面は登れない――」
「ここにチエリがつけてくれた頑丈の紐があるじゃん。そもそもこんなに森の魔力が満ちてるところで魔法なんて使ったら、何が起きるか分からないよ?」
「え、いや、僕は出来るが……」
なるほど。ゲラルドはやっぱりすごいなぁ。
自然というのは膨大な魔素を溜めていて、魔力に変換されているものもある。それが上手く均衡して今の状態を形成している。
じゃあそこに突然違う魔力が入ってきたら?
何が起こるか分からない。もしかしたら想像した事もない反応が待っているかもしれない。なにそれ、面白そう。
「じゃあお願いしてもいい? あ、ゲラルドって再生魔法使える?」
「使えない事もないが、なんだ突然」
「大きな魔力がぶつかる事で何が起こるか分からない。たぶん魔力耐性が全くない私は、そのダメージを全部受けるからもしかしたらねじ切れちゃうかも」
「は?」
「でも大きな魔力がぶつかった時に起きる、非魔法士がどうなるのかは興味深い。だから今ここで行おう」
たぶん結構痛いだろうけど、ゲラルドの魔力量なら再生魔法もちゃんと出来るだろう。実験にはリスクは付き物だ。
ゲラルドは頑丈だし問題ないだろう。さすがに飛行魔法レベルの魔力のぶつかり合いで、私が即死する被害は来ないだろう。
「娘、登るぞ」
「え!? そんな! なんで!?」
先に行こうとするゲラルドの服を掴めば、嫌です、とありありと表情に書かれている眼差しをいただいてしまった。
「こっちのセリフだ! お前は僕と従者に殺し合いをしてほしいのか!?」
「チエリにバレなきゃ大丈夫! 痛いの我慢するから! ね!?」
「ふざけるな! そもそも僕は魔法薬師になる協力はすると言ったが、倫理観のない狂気の実験に付き合うとは一言も契っていない!」
まあ確かに。ゲラルドが言うことは最もだ。私とゲラルドは魔法薬師になるための約束はしているけど、それ以外はしていない。
仕方ない。この実験はいつかの機会に持ち越そう。
渋々チエリが作ってくれた、頑丈な紐を握って斜面を登っていく。私は山育ちだったし、エルたちと遊んでいたからそこまで難しくはない。
ずるっ、と後ろから地面を滑る音がしたのと紐が揺れたので振り向けば、ゲラルドが僅かにバランスを崩していた。
「大丈夫ー?」
「……人はこうして懸命に生きていたんだな」
「突然感慨深いこと言うね。どうする? 場所変わる?」
「いや、いい。もしお前が落ちて怪我をされては、僕は契約違反になってしまうからな」
慣れない足でふらふらと山を登ってくるゲラルド。どう考えてもゲラルドの方が私よりも怪我をする可能性があるのだけど。
ゲラルドは次にどこへ足を運ぶべきなのか真剣な眼差しだ。きっと今の状況に必死なのだろう。だから言葉だって飾り気のない本音に近いはず。
真面目だなぁ。
「ありがと」
「おい、今僕を馬鹿にしたな?」
「してないしてない」
家の外で植えてある苗をそっと掘り返す。根っこが傷付かないように、そっと。三つの苗を取り出したら、小さな麻袋三つにそれぞれ入れていく。
ゲラルドは私の言葉に「ならば問題ないだろう」答える。
そう、普通の量ならば問題ない。普通なら。
「リモングラス、七キロ。ミント類、十五キロ。人には限度ってものがあるの。ゲラルド食べた量。いくら群生しているからって、そんなに食べたら自然は怒るよ」
「大きな動物で例えるならば?」
「突然自分の頭頂部にある毛が一気に毟られたようなもの」
「なるほど、それは怒る。ではどうすればいい? あちらは物言わぬ生き物だ」
「だからこれ」
ゲラルドに麻袋を二つ渡して、家の裏へと歩いていく。家の裏は山と繋がっているので、すぐに山に入れる立地だ。
家の囲いになっている柵を越えて、地面を踏んだ。
「話せないんじゃなくて、私たちが理解出来ないだけ。今も自然は呼吸をしているし、魔素を溜めて魔力を放出するかもしれない。でもそれが歓迎か拒絶なのかは分からない。だからコミュニケーションをあちらの方法で行うの。……この辺にしよう」
そこは生い茂る森にしては草があまり生えていない場所。大きな植物もないし、僅かにゲラルドが食べた薬草と同じ匂いがする。ゲラルドはこの辺りの薬草を一気に刈り取って食べたのだろう。
土を掘り返す。それをゲラルドは見つめていたので「ほらやって」と促せば、戸惑いながらもしゃがみ込んで土を掘り始めた。
拳くらいの穴が出来たらそこに苗を植える。ゲラルドも二つの苗を植え終えたところで、水筒に入れておいた水を取り出した。
「これはこの森に流れている川の水。これを苗にかけるの。それで枯れなければ歓迎。枯れたら拒絶」
「本当にそんな事でいいのか」
「スピリチュアルとかじゃなくて、これは礼節に重んじたことだよ。この森の植物を食べられなくなってもいいならば、やらなくていいよ。必然的にチエリの料理が食べられなくなるけど」
「やる」
正直な人だ。そんなにもチエリの料理が気に入ったのか。
水筒の中の水をそっと苗にかける。数秒して私の苗は枯れることなく、キラキラと光を纏い始める。森に歓迎された証拠だ。
「ちゃんとごめんなさいと、ありがとう。あとはお邪魔します、って気持ちを込めないと知らないからね」
「森はそこまで賢いのか」
「森、というか古来獣が聞いてるからね」
古来獣、とゲラルドに言えば「あぁそういうことか」とため息をついた。やっと納得いったのだろう。
私から水筒を受け取って、水をそっと苗にかける。五秒、十秒、三十秒。私よりも長く時間がかかっている。なかなか森はゲラルドを歓迎したくないらしい。
「心から謝ってる? 他人の気持ちになって考えてる?」
「まさかお前から言われるとはな」
一分経った頃だろうか。やっとゲラルドが植えた苗もキラキラと淡い光を纏った。
でもそれも一瞬。
枯れもせず、光を纏わずの苗がそこにある。
「ゲラルドって森から嫌われてるんだね。森って結構優しいのに。面白いね」
「娘、お前は少し他人を気遣うスキルを身につけた方がいいぞ」
「とにかく森の許可は出たし、行こっか」
緩やかな傾斜はここまで。その上に行くには急斜面で、絶対に一人では登れない。
それをゲラルドも察したのか、何故か「致し方ないな!」と声を高らかにあげた。心なしか嬉しそうだ。
「僕が飛行魔法で運んでやろう。さすがに理性を忘れ去った娘でもこの急斜面は登れない――」
「ここにチエリがつけてくれた頑丈の紐があるじゃん。そもそもこんなに森の魔力が満ちてるところで魔法なんて使ったら、何が起きるか分からないよ?」
「え、いや、僕は出来るが……」
なるほど。ゲラルドはやっぱりすごいなぁ。
自然というのは膨大な魔素を溜めていて、魔力に変換されているものもある。それが上手く均衡して今の状態を形成している。
じゃあそこに突然違う魔力が入ってきたら?
何が起こるか分からない。もしかしたら想像した事もない反応が待っているかもしれない。なにそれ、面白そう。
「じゃあお願いしてもいい? あ、ゲラルドって再生魔法使える?」
「使えない事もないが、なんだ突然」
「大きな魔力がぶつかる事で何が起こるか分からない。たぶん魔力耐性が全くない私は、そのダメージを全部受けるからもしかしたらねじ切れちゃうかも」
「は?」
「でも大きな魔力がぶつかった時に起きる、非魔法士がどうなるのかは興味深い。だから今ここで行おう」
たぶん結構痛いだろうけど、ゲラルドの魔力量なら再生魔法もちゃんと出来るだろう。実験にはリスクは付き物だ。
ゲラルドは頑丈だし問題ないだろう。さすがに飛行魔法レベルの魔力のぶつかり合いで、私が即死する被害は来ないだろう。
「娘、登るぞ」
「え!? そんな! なんで!?」
先に行こうとするゲラルドの服を掴めば、嫌です、とありありと表情に書かれている眼差しをいただいてしまった。
「こっちのセリフだ! お前は僕と従者に殺し合いをしてほしいのか!?」
「チエリにバレなきゃ大丈夫! 痛いの我慢するから! ね!?」
「ふざけるな! そもそも僕は魔法薬師になる協力はすると言ったが、倫理観のない狂気の実験に付き合うとは一言も契っていない!」
まあ確かに。ゲラルドが言うことは最もだ。私とゲラルドは魔法薬師になるための約束はしているけど、それ以外はしていない。
仕方ない。この実験はいつかの機会に持ち越そう。
渋々チエリが作ってくれた、頑丈な紐を握って斜面を登っていく。私は山育ちだったし、エルたちと遊んでいたからそこまで難しくはない。
ずるっ、と後ろから地面を滑る音がしたのと紐が揺れたので振り向けば、ゲラルドが僅かにバランスを崩していた。
「大丈夫ー?」
「……人はこうして懸命に生きていたんだな」
「突然感慨深いこと言うね。どうする? 場所変わる?」
「いや、いい。もしお前が落ちて怪我をされては、僕は契約違反になってしまうからな」
慣れない足でふらふらと山を登ってくるゲラルド。どう考えてもゲラルドの方が私よりも怪我をする可能性があるのだけど。
ゲラルドは次にどこへ足を運ぶべきなのか真剣な眼差しだ。きっと今の状況に必死なのだろう。だから言葉だって飾り気のない本音に近いはず。
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