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一章 ソフィアと魔王
魔素の花
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山を登り、中腹地点のなだらかな平地へと辿り着く。周りは人が入った気配がなくて、木も草も生い茂っている。
もちろん人が歩ける道なんてものは出来ていなくて、掻き分けるようにして進んでいく。でも今日はそれをしなくていいらしい。
目の前には生い茂る草――ではなくて、ゲラルドの背中。もし魔獣が出てきた時に自分の対応が遅るという理由だ。ありがたく厚意にあやかって、今日はいつも以上にサクサクと進めている。
「おい娘。こっちであっているのか」
「うん、合ってる。あの大きな木の側」
ゲラルドの背中について行くようにして歩いていけば、青々とした大樹の横をあっという間に抜けられた。根元の垣根を越えれば――。
「やっぱり。あった」
生えているのは細長い青緑の葉をつけた一メートルくらいの高さのもの。葉は一つの根っこから何十枚もの葉が一メートルほどの長さで生えている。その群生がポツリポツリと点在していた。
試しに一つの群生から葉をちぎって匂いを嗅ぐ。サッパリとした柑橘系。
やっぱりチエリの情報は間違えてなかった。
「これは……僕が食べた葉と似ているな」
「似ているんじゃなくて、同じだよ」
「なに? 僕が食べたのはこんな大きくなかったぞ」
「ゲラルドが食べてたのは山の麓だからね。人が入りやすいから誰かが採取した事があったんだと思う。これはね、リモングラス。暖かくて湿気が多いところを好むの。ここはちょうど湿気が溜まりやすいし、日の辺りもいい」
「……なるほどな。ミターニアは山に囲まれていることで夏は暑くなりやすい」
「そういうこと。ゲラルド倒れた後の部屋にそれっぽいなぁ、ってものがあったの。立地的にもあり得なくもない、と思って」
腰のポーチからハサミを取り出して、リモングラスの根元を切る。乾燥している時とは違って、匂いが少し若いものだ。
「これは乾燥させたものを茶葉にして飲むととても美味しいの。夏になると、よく行商にも回ってくるよ」
「あれは食べるものじゃないのか」
「あー……、スープにいれたり魚料理とかにも使われる」
群生しているリモングラスの根元をチョキチョキと切っては、持ってきたカゴの中に入れていく。
香辛料として使われることもあると聞く。料理についてはよく分からない。チエリも時折使うとか言っていた。
「これ自体の魔力はそんな強くはない。気持ちがスッキリする、くらいのリフレッシュ効果。あとはエキスが特定の魔法を当てると光る。ちなみにゲラルドの口の中はそれで光ってたよ」
「……要らない情報までありがとう」
「いいえ。これも欲しかったんだけど、私の本命はこれ」
リモングラスの根元。隠れるように咲いているのはピンクと紫が混じった色の小さな花。キラキラと淡い光を帯びている。
「これはまだ研究中なんだけど、どこの文献にも載っていない花なの。つまりは魔法が発生してから出来た花かもしれない」
「すごいな。魔素が溢れている」
「私は今のところ魔素の花、って呼んでる」
「いい得ているな」
そう。普通はどの生物であっても、魔素を取り込める量は決まっている。身体の中に魔素が貯めておけるコップがあるみたいに。コップの大きさは人それぞれ。
ただしコップの容量以上の魔素を取り込むと、普通は異常状態になる。魔法具であるなら暴発や暴走。植物は毒を放ったり、枯れたり、崩壊したり。生物については探究することを禁止されているから、人については分からない。
でもこの植物は今の造形を保っている。更には毒を発している様子もない。これは大きな発見なんだ。
「この花は常に魔素を吸い込んで、こうやって光ることで発散させている。今のところはね。リモングラスとかの側に咲いてることが多いの。でね、この植物の研究をしたい」
ゲラルドはしゃがみ込んで私の隣でその花を見つめる。とても綺麗な淡い光。ゲラルドの瞳に映る花の光は本当に素敵だ。
「そこでゲラルド、あなたに手伝ってほしいの」
「なんだ」
「これは常に魔素を取り込んでないと、翌日には消えてしまう」
「消える?」
「うん。私が持ち帰った次の日の朝、目の前で消えていったから。だからゲラルドの魔力を継続的に与えながら持ち帰ることは出来ない?」
魔力というのは限度がある。魔力を使い過ぎれば、魔素不足になって魔法が使えない。また一定期間貯まるのを待つか、誰かの白魔法で回復してもらうしかない。
でも魔力を使えば身体の疲労はたまる。取り込める魔力が少なければ少ないほど、燃費だって悪い。白魔法は怪我や状態異常は治せても、疲労となれば別である。永遠に疲れないなんてあり得ない。
「なるほどな。たしかにあの従者に頼むには荷が重すぎる」
「チエリは私の弟子であって、一緒に危ない橋を渡るようなものじゃないの。難しいなら魔法具とかを作って――」
「そんなわけないだろう。見てろ」
ゲラルドが花の前に右手をかざすと、花の周りの土ごとふわりと浮く。そしてポンッと、突然手のひらサイズの鉢植えがゲラルドの左手に出てきて、その中に花は綺麗に収まった。
鉢植えに収まった花をゲラルドは見て、満足そうに頷くと私の手のひらに乗せた。
「この鉢植えに僕の魔力を微量に転送するようにした。世話は他の草花と同じようにすれば問題ない」
「転送って結構大きな魔法じゃない? また倒れたりすると困るんだけど……」
「僕はゲラルド・ヴァインセンだ。それくらいでへばるわけがない」
得意げに笑みを浮かべて立ち上がるゲラルド。リモングラスのもう一つの群生地帯の前でしゃがみ込んで、リモングラスを根元から切っていく。
それを私が持ってきたカゴに入れた後、さっきと同じようにリモングラスの根元に咲いている花を鉢植えの中に入れた。
「こんなもの造作もない」
「すごい……。すごいよ! ゲラルド! こんな細かいコントロールにずっと魔力を与えられるなんて! まだ余裕はあるの?」
「あぁもちろんだ」
魔力とか魔法とかの体感は全く分からない。でもゲラルドの言っていることは嘘ではなそうだ。心なしかさっきより機嫌が良さそうにも見える。
「どうだ? 僕の凄さが分かったか」
「うん! じゃあこのまま後十個頑張ろ!」
「……な、なんだと?」
私を見て、ゲラルドは目を丸くして固まる。
十個はやっぱりゲラルドでも無理があるのだろうか。無理をさせてまた倒れちゃったら、それはちょっと困る。まだゲラルドに協力してもらいたい研究は沢山あるし。
「この鉢植えって何度も再利用出来る? さすがにゲラルドでも鉢植えを何個も維持するのは無理だよね。そしたらその都度取りに――」
「無理だなんて言ってないだろう! やれるさ! 侮るな! 十個と言わず二十個くれてやる!」
「え? なんでそんな怒ってるの?」
「怒ってなどいない!」
いやいや怒ってるよ。
ゲラルドが何故か私を睨みながら、右手の指を小指から親指にかけて順に指を折り畳んでいく。すると鉢植えが二十個どこからともなく現れて、ゲラルドの周りをふよふよと漂い始めた。
「そこで見てろ! 僕がリモングラスとやらも、この花も全て採取してやるからな!」
まるで捨てゼリフのように私に言うと、大股でリモングラスの群生地帯に向かっていく。
「また森に謝罪しないといけないかなぁ」
もちろん人が歩ける道なんてものは出来ていなくて、掻き分けるようにして進んでいく。でも今日はそれをしなくていいらしい。
目の前には生い茂る草――ではなくて、ゲラルドの背中。もし魔獣が出てきた時に自分の対応が遅るという理由だ。ありがたく厚意にあやかって、今日はいつも以上にサクサクと進めている。
「おい娘。こっちであっているのか」
「うん、合ってる。あの大きな木の側」
ゲラルドの背中について行くようにして歩いていけば、青々とした大樹の横をあっという間に抜けられた。根元の垣根を越えれば――。
「やっぱり。あった」
生えているのは細長い青緑の葉をつけた一メートルくらいの高さのもの。葉は一つの根っこから何十枚もの葉が一メートルほどの長さで生えている。その群生がポツリポツリと点在していた。
試しに一つの群生から葉をちぎって匂いを嗅ぐ。サッパリとした柑橘系。
やっぱりチエリの情報は間違えてなかった。
「これは……僕が食べた葉と似ているな」
「似ているんじゃなくて、同じだよ」
「なに? 僕が食べたのはこんな大きくなかったぞ」
「ゲラルドが食べてたのは山の麓だからね。人が入りやすいから誰かが採取した事があったんだと思う。これはね、リモングラス。暖かくて湿気が多いところを好むの。ここはちょうど湿気が溜まりやすいし、日の辺りもいい」
「……なるほどな。ミターニアは山に囲まれていることで夏は暑くなりやすい」
「そういうこと。ゲラルド倒れた後の部屋にそれっぽいなぁ、ってものがあったの。立地的にもあり得なくもない、と思って」
腰のポーチからハサミを取り出して、リモングラスの根元を切る。乾燥している時とは違って、匂いが少し若いものだ。
「これは乾燥させたものを茶葉にして飲むととても美味しいの。夏になると、よく行商にも回ってくるよ」
「あれは食べるものじゃないのか」
「あー……、スープにいれたり魚料理とかにも使われる」
群生しているリモングラスの根元をチョキチョキと切っては、持ってきたカゴの中に入れていく。
香辛料として使われることもあると聞く。料理についてはよく分からない。チエリも時折使うとか言っていた。
「これ自体の魔力はそんな強くはない。気持ちがスッキリする、くらいのリフレッシュ効果。あとはエキスが特定の魔法を当てると光る。ちなみにゲラルドの口の中はそれで光ってたよ」
「……要らない情報までありがとう」
「いいえ。これも欲しかったんだけど、私の本命はこれ」
リモングラスの根元。隠れるように咲いているのはピンクと紫が混じった色の小さな花。キラキラと淡い光を帯びている。
「これはまだ研究中なんだけど、どこの文献にも載っていない花なの。つまりは魔法が発生してから出来た花かもしれない」
「すごいな。魔素が溢れている」
「私は今のところ魔素の花、って呼んでる」
「いい得ているな」
そう。普通はどの生物であっても、魔素を取り込める量は決まっている。身体の中に魔素が貯めておけるコップがあるみたいに。コップの大きさは人それぞれ。
ただしコップの容量以上の魔素を取り込むと、普通は異常状態になる。魔法具であるなら暴発や暴走。植物は毒を放ったり、枯れたり、崩壊したり。生物については探究することを禁止されているから、人については分からない。
でもこの植物は今の造形を保っている。更には毒を発している様子もない。これは大きな発見なんだ。
「この花は常に魔素を吸い込んで、こうやって光ることで発散させている。今のところはね。リモングラスとかの側に咲いてることが多いの。でね、この植物の研究をしたい」
ゲラルドはしゃがみ込んで私の隣でその花を見つめる。とても綺麗な淡い光。ゲラルドの瞳に映る花の光は本当に素敵だ。
「そこでゲラルド、あなたに手伝ってほしいの」
「なんだ」
「これは常に魔素を取り込んでないと、翌日には消えてしまう」
「消える?」
「うん。私が持ち帰った次の日の朝、目の前で消えていったから。だからゲラルドの魔力を継続的に与えながら持ち帰ることは出来ない?」
魔力というのは限度がある。魔力を使い過ぎれば、魔素不足になって魔法が使えない。また一定期間貯まるのを待つか、誰かの白魔法で回復してもらうしかない。
でも魔力を使えば身体の疲労はたまる。取り込める魔力が少なければ少ないほど、燃費だって悪い。白魔法は怪我や状態異常は治せても、疲労となれば別である。永遠に疲れないなんてあり得ない。
「なるほどな。たしかにあの従者に頼むには荷が重すぎる」
「チエリは私の弟子であって、一緒に危ない橋を渡るようなものじゃないの。難しいなら魔法具とかを作って――」
「そんなわけないだろう。見てろ」
ゲラルドが花の前に右手をかざすと、花の周りの土ごとふわりと浮く。そしてポンッと、突然手のひらサイズの鉢植えがゲラルドの左手に出てきて、その中に花は綺麗に収まった。
鉢植えに収まった花をゲラルドは見て、満足そうに頷くと私の手のひらに乗せた。
「この鉢植えに僕の魔力を微量に転送するようにした。世話は他の草花と同じようにすれば問題ない」
「転送って結構大きな魔法じゃない? また倒れたりすると困るんだけど……」
「僕はゲラルド・ヴァインセンだ。それくらいでへばるわけがない」
得意げに笑みを浮かべて立ち上がるゲラルド。リモングラスのもう一つの群生地帯の前でしゃがみ込んで、リモングラスを根元から切っていく。
それを私が持ってきたカゴに入れた後、さっきと同じようにリモングラスの根元に咲いている花を鉢植えの中に入れた。
「こんなもの造作もない」
「すごい……。すごいよ! ゲラルド! こんな細かいコントロールにずっと魔力を与えられるなんて! まだ余裕はあるの?」
「あぁもちろんだ」
魔力とか魔法とかの体感は全く分からない。でもゲラルドの言っていることは嘘ではなそうだ。心なしかさっきより機嫌が良さそうにも見える。
「どうだ? 僕の凄さが分かったか」
「うん! じゃあこのまま後十個頑張ろ!」
「……な、なんだと?」
私を見て、ゲラルドは目を丸くして固まる。
十個はやっぱりゲラルドでも無理があるのだろうか。無理をさせてまた倒れちゃったら、それはちょっと困る。まだゲラルドに協力してもらいたい研究は沢山あるし。
「この鉢植えって何度も再利用出来る? さすがにゲラルドでも鉢植えを何個も維持するのは無理だよね。そしたらその都度取りに――」
「無理だなんて言ってないだろう! やれるさ! 侮るな! 十個と言わず二十個くれてやる!」
「え? なんでそんな怒ってるの?」
「怒ってなどいない!」
いやいや怒ってるよ。
ゲラルドが何故か私を睨みながら、右手の指を小指から親指にかけて順に指を折り畳んでいく。すると鉢植えが二十個どこからともなく現れて、ゲラルドの周りをふよふよと漂い始めた。
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