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Act 02. NEXT GIRLS
【猫目の美少女】
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かわいいか否かのポイントは
人それぞれだと思うが
煌子は客観的に見ても
間違いなく容姿端麗なタイプ、だと
僕は思っている。
本人にも声を大にしてそう伝えたいくらいだが
いかんせん今の状況では・・・
好みは人それぞれ、
マドンナと呼ばれている由美子に
僕がさほど魅かれないのと同様
煌子のことをかわいいとか
美人だとか思う人は少ないのかも知れない。
あくまでも好みは僕の主観ではあるのだが
これまで何故気付かなかったのだろう?
このクラスに
こんなにもかわいい女の子がいたことに。
正に緑の黒髪と言うべき艶やかなロングヘアーが
動く度に肩の後ろで揺れ
特徴的なぱっちりとした二重の猫目は
どこか冷めたような視線で遠くを見ている。
少女漫画の1ページから飛び出してきたような
煌子のアンニュイな大きな瞳で
まじまじと見つめられると
例え冷たくあしらわれようと
思わず言葉を失うほどだった。
と言っても、これまで
会話を交わしたことなど一度もないし
顔だって遠巻きにしか見たことはないのだが。
その上、あまりにも無表情で
感情を表に出さないので近寄り難くはあった
男子の間でもそれほど評判は高くない。
プリントを後ろの席に回す時、
手だけを後ろ向きにして渡そうとしても
絶対に受け取らない。
僕が振り向いて煌子の机の上に置くと
初めてそれを無言で手に取る。
僕の消しゴムが煌子の机の前に落ちても
決して拾ってはくれない。
女子の足元に落ちた消しゴムを拾いに行くほど
僕も無神経ではないので
授業が終わってからこそこそと拾いに行く。
そして最初に述べたように一番厄介なのが
煌子は授業中必ずと言っていいほど
僕の椅子の後部に足を乗せるのだ。
高さ的に一番ポジションがいいのだろうか?
そこにがっしりと足を置かれると
僕は前後左右に身動きひとつ取れなくなる。
実際は文句のひとつも言いたいところだが
そんな事で女子にクレームを入れるのは
何だか大人げないと泣き寝入りしていた。
人それぞれだと思うが
煌子は客観的に見ても
間違いなく容姿端麗なタイプ、だと
僕は思っている。
本人にも声を大にしてそう伝えたいくらいだが
いかんせん今の状況では・・・
好みは人それぞれ、
マドンナと呼ばれている由美子に
僕がさほど魅かれないのと同様
煌子のことをかわいいとか
美人だとか思う人は少ないのかも知れない。
あくまでも好みは僕の主観ではあるのだが
これまで何故気付かなかったのだろう?
このクラスに
こんなにもかわいい女の子がいたことに。
正に緑の黒髪と言うべき艶やかなロングヘアーが
動く度に肩の後ろで揺れ
特徴的なぱっちりとした二重の猫目は
どこか冷めたような視線で遠くを見ている。
少女漫画の1ページから飛び出してきたような
煌子のアンニュイな大きな瞳で
まじまじと見つめられると
例え冷たくあしらわれようと
思わず言葉を失うほどだった。
と言っても、これまで
会話を交わしたことなど一度もないし
顔だって遠巻きにしか見たことはないのだが。
その上、あまりにも無表情で
感情を表に出さないので近寄り難くはあった
男子の間でもそれほど評判は高くない。
プリントを後ろの席に回す時、
手だけを後ろ向きにして渡そうとしても
絶対に受け取らない。
僕が振り向いて煌子の机の上に置くと
初めてそれを無言で手に取る。
僕の消しゴムが煌子の机の前に落ちても
決して拾ってはくれない。
女子の足元に落ちた消しゴムを拾いに行くほど
僕も無神経ではないので
授業が終わってからこそこそと拾いに行く。
そして最初に述べたように一番厄介なのが
煌子は授業中必ずと言っていいほど
僕の椅子の後部に足を乗せるのだ。
高さ的に一番ポジションがいいのだろうか?
そこにがっしりと足を置かれると
僕は前後左右に身動きひとつ取れなくなる。
実際は文句のひとつも言いたいところだが
そんな事で女子にクレームを入れるのは
何だか大人げないと泣き寝入りしていた。
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