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大賢者、魔道具をGETする2
しおりを挟むそうして約2時間ほどかけてぐるぐる草集めを終えた俺は、森から帰ってクリウスさんの所へと帰還した。
ぐるぐる草を見つけるのは意外と大変で、大体が何かの影になるようなところに生えていた。例えば木の根元とか。いや、見つけにくいって!
しかも抜く時にちゅるんってしてなかなか抜けないのだ。
まぁ、ちょっと苦戦したけどやりがいがあって楽しかったぜっ!
冒険者ギルドに着いた俺は、クリウスさんを見つけると一目散に走って行って、集めたぐるぐる草をじゃじゃーんと見せつけた。
「クリウスさん!ぐるぐる草、集めてきましたっ!へへん!」
「え、笑顔が眩しっ……ぐふっ…………お、おう!よくやったな!」
んん?なんか今一瞬、クリウスさんから変な声が聞こえた……ような?
「ん゛ん゛っ、何でもない!
ああ、確かにぐるぐる草は受けとったぜ!じゃあ、褒美として1つ魔道具プレゼントしてやるよ!ついてこい!」
ああ、俺の勘違いだったみたいだ。
「はいっ!ありがとうございます!」
そうして感極まったあまり、今度は満面の笑みでクリウスさんの手をぎゅうっと握ってしまった。
そしたらまたクリウスさんから「ん゛ん゛ん゛っ!」
みたいな変な声が聞こえてきた。
喉になにか詰まってるみたいだから、痰かな?とか思って
「風邪ですか?お大事になさってください」
って言ったらクリウスさんに変な顔された。あれ、風邪じゃなかったのか?
そんなことをごちゃごちゃ考えながらクリウスさんのあとをついて行くと、倉庫みたいなところに着いた。そこには箱が沢山あって、その中のひとつの箱から魔道具っぽいやつをホイホイ取り出していくクリウスさん。魔道具は全部で10個くらいあった。
そこで思い切って聞いてみる。
「あの~姿を変えられるみたいなやつ、ないですかね……?」
「ああ~変身魔法な!それならあるぜ!この首輪!つけると、なんと顔が自由自在に変えられる優れものなんだぜ?」
え?嘘でしょ?まじ!?
あるじゃ~~~ん!!!!なんて奇跡なんだっ!?
「それ、お願いできますかっ!?」
「ああ、約束したしな。いいぜ。」
ほらよ、と言って首輪を渡してくれるクリウスさん。やっぱ神様だぁ~~!!!
思わずまたクリウスさんの手を握りぶんぶん上下に振って
「ありがとうございますっ!」
と言ったら、少し照れくさそうに
「お、おうよ…。」
って返ってきた。
うひゃあ、ちょっと照れてるクリウスさんもイケメン……イケメンは何してもイケメンってホントだったんだな……。
なんてひとりで勝手に感慨深くなっていた。
それからちょっとして、もう夜になるからと言ってクリウスさんと別れた俺。
行く宛てあるのか?なんならギルド泊まっていってもいいんだぜ?
って言われたけど、そこまで世話になるのはちょっと厚かましいかなってね。前に魔王討伐してた時に培った知識なのか、何故か火を起こして夜をしのぐ方法とか諸々覚えていたのでそうすることにする。
さっき森に行った時に食べれそうな木の実とかあったしな!
というわけで、町の門を出て、森の近くのとこで焚き火を起こして木の実を食べ、寝る準備をする。
あ、そういえば寝る前に早速もらった首輪試してみるか!
ふんふん鼻歌を歌いワクワクしながら首輪をカチャッと首に嵌めると、なんか顔付近に風みたいなものを感じた。うむむ?これは魔力の流れとかなのか?
よく分からないけどとりあえず頭の中で、さっき神殿で見た女神様の顔をちょっと男っぽくした顔をイメージする。
人の顔を勝手に参考にしちゃうと、町に同じ人が2人!?ドッペルゲンガー!?みたいになっちゃうからね。それに、女神様なら顔を勝手に借りてもきっと許してくれるかなって!へへ!(肖像権ガン無視)
まあ、とりあえずこれでゾンビだと疑われて殺されることは無くなったかなぁ~。うん、安心安心!
でも全然記憶も取り戻せないし、なんで生き返ってるのか謎も探りたいし、まだまだやりたいことは沢山あるんだけどねー……
まあ、きっとどうにかなるっしょ!記憶とかもちょっとずつ思い出していけばいいか!
なんて適当に思考を中断し頭を使うのをやめて、取り敢えず明日の予定を立てることにする。
うーん、そうだな、とりあえず明日は資金調達のためにギルドの依頼を受けることにするか!そうと決まれば体力勝負!今日はもう寝とこっと!
ってことで、今日もお疲れ俺!
ゆっくり寝ることにするぜ!
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