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4 女の子の家族
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俺は女の子と道中楽しく雑談しながら村までの道を歩いて行く。その時話したことをざっとまとめるとこうなる。
まず、女の子の名前はリラというらしい。リラは草原に生えている薬草を取りに来ていたそうで、夢中で採取するあまり、知らぬ間に村から離れ魔物の出没する場所まで来てしまったそうだ。
すると案の定魔物に襲われ、逃げる途中で怪我をしてしまい諦めようとしたところに俺が駆けつけた、というわけだ。リラ曰く、あの時は俺が物語に出てくる勇者様に見えたそうだ。いやぁ照れるなぁ。
と、それとついでにこの場所やこの世界のことも教えてもらった。今現在いる場所はスラット草原で、そしてリラの村はメリハ村と言うらしい。さらにその周りには何があるか聞いてみると、メリハ村から北に向かうと小さな森があり、さらに村から距離はあるものの東へ行くとダリマンという大きな都市があるそうだ。
あ、ちなみにさっき俺が倒した狼はスラットウルフと言うらしい。
リラから聞くことができたのは大体このくらいだ。流石にここまでいろいろ話しているとお互い緊張もほぐれたのだろう、今では俺は中々に気に入られた様だ。
「あ、見えました、あそこが私の村です」
「ん?どれどれ」
なるほど、確かにいくつかの人工物が数十メートルほどの場所に伺える。
視認できた目標に向かい歩を進めると、男女が何か言い争っているのが見てとれる。
「なんだ?何か騒がしいな」
「あっ、もしかするとわたしのせいかも……。ほんとうならもうお家に帰っている時間のはずなのにいないから…」
「あーなるほどね」
確かにどんな親でも自分の子供が定刻になっても帰ってこなかったら大いに心配するだろう。
「よし、じゃあちょっと走るよっ」
「え?」
「早く戻ってお父さんとお母さんを安心させてあげなきゃな」
「は、はいっ!」
会話を終えた瞬間すぐさま猛スピードで駆け出す。すると村人の一人がこちらに気付いたのだろう、他の人に声をかけている様だ。
走ったおかげで僅かの時間で村の入り口に到着する。疲れはあったが呼吸を整えるよりも先にリラをゆっくりと背中から降ろしてやる。
最初は村人も俺を不審に思っていた様だったが後ろの人物を見て顔色を変えた。その中の二人がこちらに駆け寄ってくる。
「リラ!?」
「リラちゃんっ!」
真っ先に駆け寄って来たのが恐らくリラの親なんだろう。細身だが体格の良い男性がリラを抱きかかえる。
「ああ、無事で良かった…! リラっ!」
「お父さん、心配かけてごめんなさいっ!」
「そんなことっ、私はリラが無事に戻って来てくれただけで十分だ」
「ええ、ええ! 本当に良かったわ……!」
「うん…、あ、それと…ただいまっ!」
リラの言葉を受けてリラの父と母は口を揃えて言った。
「「おかえり!」」
(うん、良かったなぁ…本当に)
助けることができて。今この瞬間にこの場に立ち会うことができて。それだけで今の俺には十分な満足感があった。
この思いは、あちらの世界の自室にいた時にも、学校にいた時にも、日常を過ごしていた時にも味わうことはなかった。ゲームをクリアした時の達成感、宿題をこなした時の満足感、あちらの世界で味わった事があるものとは全く違う、生が満たされていく…そんな満足感が今の俺にはあった。言葉にするならこれは——
《俺が生きて何かを成した充実感》
といったところだろう。
そんな初めての充実感に存分に浸っていた俺に、突然声が声がかかった。
「ところで君は? どうやらリラを連れ帰って来てくれたようだが」
言葉を耳に捉えた瞬間、俺は一気に充実感の波から引き離され、意識を現実に引き戻された。
こちらに戻って来た俺は初対面のその人物に軽く自己紹介をする。
「あ、自己紹介もせずにすみません。俺は宮間燐と言います」
「ああ、すまない。私の名前はグリアスだ。ところで——」
とリラの父—グリアス—が言葉を続けようとしたところをリラは自らの言葉で遮った。
「リンさんは魔物におそわれていたところを助けてくれたの!」
「なにっ!? それは本当か!」
リラの言葉を聞くや否やグリアスは直ちにこちらに向き直り、
「すまないっ、まさか娘の命の恩人だとは……! 失礼したっ何か礼がしたい、我が家へ来てくれないか?」
突然の招待に思わず戸惑う。すると誰かが俺の袖を引っ張る感覚があった。
「りんさん、わたしもお礼したいですっ来てくれますか?」
(ここまで言われて引くって言うのもなんだしな……。まぁ引く気もないけどね!)
「あ、じゃあ、はい、喜んで」
「そうか来てくれるか、では早速案内しよう…と言いたいところだが少しだけ待ってほしい」
「それは、別に構いませんが、なぜですか?」
「リラを探しにいったもう一人の娘を待ちたいのだ。恐らくそろそろ戻ってくる頃だとは思うが……」
グリアスの見ている方向につられこちらも村の入り口に目を向ける。すると二人の人物がこちらに向かって来ているのがわかる。
「む、戻って来たようだな」
二人が村の入り口に到着すると、その二人は大きく肩を落としている様が見てとれる。
「おかえり、アーリィ」
「っ、ただいま…」
「アーガスもおかえり」
「あ、ああ……」
おそらくリラを発見できなかったことにより落胆しているのだろう。そこで俺はリラに向かって告げる。
「ほら、リラが言って安心させてあげないと」
「あ、は、はいっ」
「あ、ごめん、その足じゃ無理か。じゃあ…よいしょっと」
「きゃっ、あ、あのあのあのリンさん!?」
突然のお姫様抱っこに顔を真っ赤にして口をパクパクさせるリラ。俺はそれを気にもせずに3人の元へとリラを運ぶ。
3人の内2人はこちらに向かってくる俺…ではなく運ばれているリラを見て驚きに目を剥き声をあげる。
「リラぁぁぁっ!」
「リラっ!?」
二人の大声にリラは思わず萎縮してしまい、自然と声が萎んでいく。
「お、おかえりなさい、お姉ちゃん、アーガスさん……」
「リラぁっ! もう、心配したんだから! ってリラ、怪我してるじゃない、どうしたの!? ってそんなこと今はどうでもいいわねっ、リラ、じっとしてなさい!」
「う、うん…」
リラを見て感極まっていた筈の、俺と同じぐらいの年齢だと思われる少女はリラの怪我を発見するなり、厳しい声でリラに言いつける。
(じっとしてろ、なんて言われても未だに俺が抱えてるし動きようがないんだけどな)
口には出さず、そんなことを思っていた俺は、事の成り行きを見守ることにする。
そして俺は少女の次の行動に驚愕することとなる。少女はリラの患部に手を被せるようにかざし、一拍置いて言葉を唱えた。
「癒し」
「!?」
(はっ、えっ?)
するとどうだろう、少女の手がかざされたリラの患部に、優しく淡い緑色の光が発生したかと思うとみるみるうちに足の腫れが引いていく。そして完全に腫れが引いたかと思うと、その光はやがて消えた。
「よしっ、これで大丈夫ねっ! リラ、どう?」
「うんっ、もういたくないよ! ね、リンさん、もう下ろしてくれてだいじょうぶですよ」
「ん…? え、あ、ああっそうだね、じゃあ下ろすよ」
そう声をかけて俺はゆっくりとリラを降ろしてやる。そしてリラはその場でピョンピョン跳ねたりして、少女に怪我が完全に治ったことをアピールする。
「ほらっ、ねっ?」
「うんうん、本当に良かったわ! ……あ~、ところで…この人、だれ?」
ようやく懸念が無くなり周囲が見えるようになったのだろう。少女は漸くこちらに意識を向けたようだ。
「あ、と初めまして。宮間燐と言います」
「あら、ご丁寧にどうも。私はアーリィ、よろしくね」
スッと、アーリィと名乗る少女はニコッと可憐に微笑みながら手を差し出して来た。
「え、あ、ハイ、どうも」
俺は動揺を何とか押さえつつ、アーリィの握手に応じる。
(うわっ、何だこれ!?)
俺の掴んだ手は絹のように滑らかで、それでいてしっとりと程よい柔らかさで、何というか許されるならずっと感じていたい感触だった。流石にそれは不可能だろうが。
短い時間ではあったが彼女のぬくもりを十全に堪能し、お互い手を離したところでグリアスの声がかかる。
「リン君はリラが魔物に襲われていたところを助けてくれたらしい。だからアーリィの帰りを待った後、我が家に招待しようと思っていたのだ」
「えぇぇぇっ!リラっ、あなた魔物に襲われたの!? 大丈夫? どこも怪我なんてしてないわよねっ?」
魔物に襲われた、と聞いた瞬間面白いほどにアーリィは顔色を変えてリラに詰め寄る。リラはそれに対して元気よく答える。
「うんっ、リンさんがたすけてくれたからへいきだよ!」
「そう、なの…? ………はぁぁよかったぁ…!」
そう言いつつアーリィはこちらに向き直る。
「リン君でしたっけ? この度はほんっとうにありがとう! ぜひ、家にいらっしゃって? お礼に食事でもご馳走するわ!」
「おお、それはいいな! リン君どうだ、それでいいかね?」
グリアスもアーリィの案に賛成のようだ。ならば俺の答えは先ほどと同じ、たった一つしかあるまい。
「あ、はい、是非」
こうして俺は、リラの家族の家に招かれることになったのだった。
あ、それと後で教えてもらったのだがあの場にアーリィと共にいた人物はアーガスと言うらしい。尤もそれを知るのはもう少し先の話ではあるが。
まず、女の子の名前はリラというらしい。リラは草原に生えている薬草を取りに来ていたそうで、夢中で採取するあまり、知らぬ間に村から離れ魔物の出没する場所まで来てしまったそうだ。
すると案の定魔物に襲われ、逃げる途中で怪我をしてしまい諦めようとしたところに俺が駆けつけた、というわけだ。リラ曰く、あの時は俺が物語に出てくる勇者様に見えたそうだ。いやぁ照れるなぁ。
と、それとついでにこの場所やこの世界のことも教えてもらった。今現在いる場所はスラット草原で、そしてリラの村はメリハ村と言うらしい。さらにその周りには何があるか聞いてみると、メリハ村から北に向かうと小さな森があり、さらに村から距離はあるものの東へ行くとダリマンという大きな都市があるそうだ。
あ、ちなみにさっき俺が倒した狼はスラットウルフと言うらしい。
リラから聞くことができたのは大体このくらいだ。流石にここまでいろいろ話しているとお互い緊張もほぐれたのだろう、今では俺は中々に気に入られた様だ。
「あ、見えました、あそこが私の村です」
「ん?どれどれ」
なるほど、確かにいくつかの人工物が数十メートルほどの場所に伺える。
視認できた目標に向かい歩を進めると、男女が何か言い争っているのが見てとれる。
「なんだ?何か騒がしいな」
「あっ、もしかするとわたしのせいかも……。ほんとうならもうお家に帰っている時間のはずなのにいないから…」
「あーなるほどね」
確かにどんな親でも自分の子供が定刻になっても帰ってこなかったら大いに心配するだろう。
「よし、じゃあちょっと走るよっ」
「え?」
「早く戻ってお父さんとお母さんを安心させてあげなきゃな」
「は、はいっ!」
会話を終えた瞬間すぐさま猛スピードで駆け出す。すると村人の一人がこちらに気付いたのだろう、他の人に声をかけている様だ。
走ったおかげで僅かの時間で村の入り口に到着する。疲れはあったが呼吸を整えるよりも先にリラをゆっくりと背中から降ろしてやる。
最初は村人も俺を不審に思っていた様だったが後ろの人物を見て顔色を変えた。その中の二人がこちらに駆け寄ってくる。
「リラ!?」
「リラちゃんっ!」
真っ先に駆け寄って来たのが恐らくリラの親なんだろう。細身だが体格の良い男性がリラを抱きかかえる。
「ああ、無事で良かった…! リラっ!」
「お父さん、心配かけてごめんなさいっ!」
「そんなことっ、私はリラが無事に戻って来てくれただけで十分だ」
「ええ、ええ! 本当に良かったわ……!」
「うん…、あ、それと…ただいまっ!」
リラの言葉を受けてリラの父と母は口を揃えて言った。
「「おかえり!」」
(うん、良かったなぁ…本当に)
助けることができて。今この瞬間にこの場に立ち会うことができて。それだけで今の俺には十分な満足感があった。
この思いは、あちらの世界の自室にいた時にも、学校にいた時にも、日常を過ごしていた時にも味わうことはなかった。ゲームをクリアした時の達成感、宿題をこなした時の満足感、あちらの世界で味わった事があるものとは全く違う、生が満たされていく…そんな満足感が今の俺にはあった。言葉にするならこれは——
《俺が生きて何かを成した充実感》
といったところだろう。
そんな初めての充実感に存分に浸っていた俺に、突然声が声がかかった。
「ところで君は? どうやらリラを連れ帰って来てくれたようだが」
言葉を耳に捉えた瞬間、俺は一気に充実感の波から引き離され、意識を現実に引き戻された。
こちらに戻って来た俺は初対面のその人物に軽く自己紹介をする。
「あ、自己紹介もせずにすみません。俺は宮間燐と言います」
「ああ、すまない。私の名前はグリアスだ。ところで——」
とリラの父—グリアス—が言葉を続けようとしたところをリラは自らの言葉で遮った。
「リンさんは魔物におそわれていたところを助けてくれたの!」
「なにっ!? それは本当か!」
リラの言葉を聞くや否やグリアスは直ちにこちらに向き直り、
「すまないっ、まさか娘の命の恩人だとは……! 失礼したっ何か礼がしたい、我が家へ来てくれないか?」
突然の招待に思わず戸惑う。すると誰かが俺の袖を引っ張る感覚があった。
「りんさん、わたしもお礼したいですっ来てくれますか?」
(ここまで言われて引くって言うのもなんだしな……。まぁ引く気もないけどね!)
「あ、じゃあ、はい、喜んで」
「そうか来てくれるか、では早速案内しよう…と言いたいところだが少しだけ待ってほしい」
「それは、別に構いませんが、なぜですか?」
「リラを探しにいったもう一人の娘を待ちたいのだ。恐らくそろそろ戻ってくる頃だとは思うが……」
グリアスの見ている方向につられこちらも村の入り口に目を向ける。すると二人の人物がこちらに向かって来ているのがわかる。
「む、戻って来たようだな」
二人が村の入り口に到着すると、その二人は大きく肩を落としている様が見てとれる。
「おかえり、アーリィ」
「っ、ただいま…」
「アーガスもおかえり」
「あ、ああ……」
おそらくリラを発見できなかったことにより落胆しているのだろう。そこで俺はリラに向かって告げる。
「ほら、リラが言って安心させてあげないと」
「あ、は、はいっ」
「あ、ごめん、その足じゃ無理か。じゃあ…よいしょっと」
「きゃっ、あ、あのあのあのリンさん!?」
突然のお姫様抱っこに顔を真っ赤にして口をパクパクさせるリラ。俺はそれを気にもせずに3人の元へとリラを運ぶ。
3人の内2人はこちらに向かってくる俺…ではなく運ばれているリラを見て驚きに目を剥き声をあげる。
「リラぁぁぁっ!」
「リラっ!?」
二人の大声にリラは思わず萎縮してしまい、自然と声が萎んでいく。
「お、おかえりなさい、お姉ちゃん、アーガスさん……」
「リラぁっ! もう、心配したんだから! ってリラ、怪我してるじゃない、どうしたの!? ってそんなこと今はどうでもいいわねっ、リラ、じっとしてなさい!」
「う、うん…」
リラを見て感極まっていた筈の、俺と同じぐらいの年齢だと思われる少女はリラの怪我を発見するなり、厳しい声でリラに言いつける。
(じっとしてろ、なんて言われても未だに俺が抱えてるし動きようがないんだけどな)
口には出さず、そんなことを思っていた俺は、事の成り行きを見守ることにする。
そして俺は少女の次の行動に驚愕することとなる。少女はリラの患部に手を被せるようにかざし、一拍置いて言葉を唱えた。
「癒し」
「!?」
(はっ、えっ?)
するとどうだろう、少女の手がかざされたリラの患部に、優しく淡い緑色の光が発生したかと思うとみるみるうちに足の腫れが引いていく。そして完全に腫れが引いたかと思うと、その光はやがて消えた。
「よしっ、これで大丈夫ねっ! リラ、どう?」
「うんっ、もういたくないよ! ね、リンさん、もう下ろしてくれてだいじょうぶですよ」
「ん…? え、あ、ああっそうだね、じゃあ下ろすよ」
そう声をかけて俺はゆっくりとリラを降ろしてやる。そしてリラはその場でピョンピョン跳ねたりして、少女に怪我が完全に治ったことをアピールする。
「ほらっ、ねっ?」
「うんうん、本当に良かったわ! ……あ~、ところで…この人、だれ?」
ようやく懸念が無くなり周囲が見えるようになったのだろう。少女は漸くこちらに意識を向けたようだ。
「あ、と初めまして。宮間燐と言います」
「あら、ご丁寧にどうも。私はアーリィ、よろしくね」
スッと、アーリィと名乗る少女はニコッと可憐に微笑みながら手を差し出して来た。
「え、あ、ハイ、どうも」
俺は動揺を何とか押さえつつ、アーリィの握手に応じる。
(うわっ、何だこれ!?)
俺の掴んだ手は絹のように滑らかで、それでいてしっとりと程よい柔らかさで、何というか許されるならずっと感じていたい感触だった。流石にそれは不可能だろうが。
短い時間ではあったが彼女のぬくもりを十全に堪能し、お互い手を離したところでグリアスの声がかかる。
「リン君はリラが魔物に襲われていたところを助けてくれたらしい。だからアーリィの帰りを待った後、我が家に招待しようと思っていたのだ」
「えぇぇぇっ!リラっ、あなた魔物に襲われたの!? 大丈夫? どこも怪我なんてしてないわよねっ?」
魔物に襲われた、と聞いた瞬間面白いほどにアーリィは顔色を変えてリラに詰め寄る。リラはそれに対して元気よく答える。
「うんっ、リンさんがたすけてくれたからへいきだよ!」
「そう、なの…? ………はぁぁよかったぁ…!」
そう言いつつアーリィはこちらに向き直る。
「リン君でしたっけ? この度はほんっとうにありがとう! ぜひ、家にいらっしゃって? お礼に食事でもご馳走するわ!」
「おお、それはいいな! リン君どうだ、それでいいかね?」
グリアスもアーリィの案に賛成のようだ。ならば俺の答えは先ほどと同じ、たった一つしかあるまい。
「あ、はい、是非」
こうして俺は、リラの家族の家に招かれることになったのだった。
あ、それと後で教えてもらったのだがあの場にアーリィと共にいた人物はアーガスと言うらしい。尤もそれを知るのはもう少し先の話ではあるが。
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