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11 帰ってきたUMA
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数時間後俺はもつれる足を必死に動かし何とかメリハ村までたどり着くことに成功した。
ようやく安全圏にたどり着いたことに無意識に安堵したのだろうか、俺の身体から力が抜けて汚れるのも構わずにその場に大の字に寝転がる。往来の視線なんぞ気にする余裕など今の俺にはなかった。
まぁ、そのおかげで数分も経つと村人がわらわらと集まって来て俺を取り囲んでいたんだけどな。
「ま、魔物だ! 魔物が出たぞぉ!」
「女子供は家に入れ! 戦えるものはなんでもいい、武器を持て!」
「見たことない形状のスライムだ、みんな気をつけろよぉ!」
なるほど理解した。どうやら俺は今新種の魔物と間違えられているらしい。
…………。
(……って冷静に分析してる場合じゃねぇだろ!)
「違うって! 俺は人間だって!(ぢぁうっで! ゔぉぇあうぃんげぇだっでぇ!)」
証拠として俺は村長から預かった採集キットと剣をその場にのそっと置いた。
瞬間村人の顔色が変わった。
「!? これはリラたちと一緒にいた少年が持っていた……?」
「う、うわぁぁ! こ、こいつ人間を喰ったのか!?」
「何だと? そんなスライムここいらじゃ見かけねぇはずだ!」
「くっそぉ、みんな! 何としてもこいつをこれ以上村には入れるなよ!」
「「「おう!!」」」
(え、何で勘違いされてんの? そんなに今の俺は化け物じみているの?)
いやまぁ確かに口には出さなかったが今俺の全身はスライムの粘液だらけだ。今現在もそれは変わらない。
しかしおかしいと思う。何故かというと俺の視界に映っている粘液は全て半透明なのだ。だから顔全体が粘液まみれだったとしても俺だということがすぐにわかるはずだ。
なのに村人たちは完全に俺を魔物だと認識している。おかしいと思わないはずがない。
そこで俺は自分のステータスを確認してみれば何かわかるんじゃないかと思い、
「ステータス(うえぇあゔ)」
「くそったれ! 随分と不快な鳴き声をあげやがって! こうしてやる!」
「馬鹿よせ! 下手に刺激して俺たちも喰われたらどうするんだ! お前だってあんなおぞましい魔物に喰われたくなんてないだろう!?」
「く、くそっ! ああ、そうだな……」
………わかるんじゃないかと思い、唱えた。
名前 リン ミヤマ
性別 男
職業 なし
LV 8
力 21
守 18
命中 17
魔力 16
素早さ 20
スキル スキルの種lv unknown
神眼lv 1
ユーモアスキル スライム擬態lv 4
称号 謎の一般人
※新しい称号があります
なるほど、ユーモアスキルか。ようやくこの不可思議な現象の理由を理解できた。
(……ん?)
あれ。おかしいな。ユニークスキルだろ? あの特別なスキルとか何とかっていう。
もう一度ステータスの欄を見直す。
ユーモアスキル スライム擬態 lv 4
(ユーモアスキルってなんだろなー…)
何度も何度も見間違いかな? と思って見返して見たがどう読んでもユーモアスキルと書いてある。
割と本気でなんなんだろうと思い悩んでいると突然、解説、という欄が出現した。
解説 常識的な生活を守っていると生涯お目にかかれないもう一種類のスキル。主に変人、狂人などと呼ばれる者が持つスキル。
「な……なんじゃこりゃぁぁあああぁぁ!! (ゔぁ……ゔぁんじゃゔぉるぁぁあああぁぁ!!)」
「うお! おいやばいぞ! どうすりゃいいんだ! 」
「しょうがねぇ! なんとか俺たちでこいつを倒すんだ!」
「くそっ、やるしかねぇのか!」
俺の渾身の叫びを聞いた村人たちは震え上がりながらも武器を構え襲いかかってくる!
(あぁぁまずったぁぁ!!)
流石にもうダメか、よりによって勘違いで殺される理不尽を恨みながらも身構えた。だがその時。
「リンさんの気配がするですぅぅ!!」
「な、リラ! 出て来ちゃダメだ!」
「そうだ、この魔物は恐ろしいなんてもんじゃねぇ! 見るだけでトラウマになるぞ!」
「え、で、でもそのまものさんからリンさんの気配がするです」
「それはこいつがそのリンとやらを喰っちまったからだ、ほれそこにその子の持ち物があるだろ?」
「違うです! ちゃんとあのまものさんから気配がするです! 今からリラが大丈夫だってことを教えるです!」
「!? お、おい! リラ危ねぇぞぉ!」
周りの村人たちの制止を強引に振りほどき、まっすぐこちらに走ってくる。
するとリラは俺の目の前まで来るとその場で立ち止まり、俺に背を向けてそのままの状態で立ち尽くした。
(……一体何をしようとしてるんだ?)
リラは俺に背を向けたまま微動だにしなかった。
「ほら! まものさんだったらリラはもうおそわれてるはずです! なのに今リラは大丈夫です!」
(そういうことか!)
漸く合点がいった。リラは今現在の俺が危険なものではないことを証明してくれたのだ。
「まものさん」
リラは俺に問い掛ける。
「まものさんは、リンさんですよね?」
声を出してもまともに伝わらない今、俺は首を知性ある人間らしく、こくこくと縦に振るしかなかった。
「ほら! やっぱりリンさんです!」
リラの声を聞いた村人たちもやがてこちらに恐る恐る近づいて来る。
「ほ、ほんとにリンっちゅう人間なんか?」
再度俺は首を縦に振る。
「しょ、証拠はあるか?」
そう言われて俺は顔の部分のスライムの粘液をどけようとした。だけど、どうしてもできない。理由は分かる。手が完全に覆われてるせいで掻き出せる爪や指が全く使えない状態なのだ。
それを見たリラは俺のやろうとしたことを察したのだろうか、自分の両手を俺の顔の部分に突っ込んだ。
「! これは…リンさんのお顔ですね!」
(こいつすげぇ!)
いうなりスライム状の塊を俺の顔から自分の手ごと引き抜いた。
その瞬間俺の視界から半透明な液状越しから見えていたような視界が急にクリアになった。
「こいつぁすげぇ。本当に人間様だったとは!」
「ああ、こんなの見たのは生まれて初めてだなぁ」
「ちょ、ちょっと触って見てもいいか?」
好奇心に惹かれた村人がそんなことを聞いて来た。
「あ、どうぞどうぞ」
己のコーティングされた手を差し出す。
「そんじゃ失礼して………。…うおぉすげぇ、なんだこりゃ!」
妙にオーバーなリアクションをとってくれたもんだから周りの村人どもも我先にと俺の身体を触り出す。
「うひゃあ! なんだこの感触、気持ちいいなぁ!」
「ああ、なんか癖になるな!」
「スライムってこんな感触だったのか」
口々にみんなそう言って驚きを顕にするせいで家に引っ込んでいた子供や女性も騒ぎを聞きつけて集まって来ては遠慮なしにスライムの中に手を突っ込んでいく。
「きゃあ! 何これすごーい!」
「へへんだ、おれいっちば~ん!」
「あ~ずるい、わたしも!」
「うちも!」
「ぼくも!」
「きゃあ! 奥の方に気持ち悪いものがあるわ!」
あの、すみませんがそれ、おれのからd
「え~、どれどれ…きゃぁ! ホントだわ!」
「やだぁ、ばっちぃわ!」
(いま、俺は、泣いていいと、思うんだッ……!)
さめざめと泣くなか、更にアーリィやアーガス、村長もいつの間にか加わり騒ぎが収まるのはだいぶ後のことだった。
「ひょえぇ! 気持ちええのう!」
……村長には絶対薬草渡さねぇ。
ようやく安全圏にたどり着いたことに無意識に安堵したのだろうか、俺の身体から力が抜けて汚れるのも構わずにその場に大の字に寝転がる。往来の視線なんぞ気にする余裕など今の俺にはなかった。
まぁ、そのおかげで数分も経つと村人がわらわらと集まって来て俺を取り囲んでいたんだけどな。
「ま、魔物だ! 魔物が出たぞぉ!」
「女子供は家に入れ! 戦えるものはなんでもいい、武器を持て!」
「見たことない形状のスライムだ、みんな気をつけろよぉ!」
なるほど理解した。どうやら俺は今新種の魔物と間違えられているらしい。
…………。
(……って冷静に分析してる場合じゃねぇだろ!)
「違うって! 俺は人間だって!(ぢぁうっで! ゔぉぇあうぃんげぇだっでぇ!)」
証拠として俺は村長から預かった採集キットと剣をその場にのそっと置いた。
瞬間村人の顔色が変わった。
「!? これはリラたちと一緒にいた少年が持っていた……?」
「う、うわぁぁ! こ、こいつ人間を喰ったのか!?」
「何だと? そんなスライムここいらじゃ見かけねぇはずだ!」
「くっそぉ、みんな! 何としてもこいつをこれ以上村には入れるなよ!」
「「「おう!!」」」
(え、何で勘違いされてんの? そんなに今の俺は化け物じみているの?)
いやまぁ確かに口には出さなかったが今俺の全身はスライムの粘液だらけだ。今現在もそれは変わらない。
しかしおかしいと思う。何故かというと俺の視界に映っている粘液は全て半透明なのだ。だから顔全体が粘液まみれだったとしても俺だということがすぐにわかるはずだ。
なのに村人たちは完全に俺を魔物だと認識している。おかしいと思わないはずがない。
そこで俺は自分のステータスを確認してみれば何かわかるんじゃないかと思い、
「ステータス(うえぇあゔ)」
「くそったれ! 随分と不快な鳴き声をあげやがって! こうしてやる!」
「馬鹿よせ! 下手に刺激して俺たちも喰われたらどうするんだ! お前だってあんなおぞましい魔物に喰われたくなんてないだろう!?」
「く、くそっ! ああ、そうだな……」
………わかるんじゃないかと思い、唱えた。
名前 リン ミヤマ
性別 男
職業 なし
LV 8
力 21
守 18
命中 17
魔力 16
素早さ 20
スキル スキルの種lv unknown
神眼lv 1
ユーモアスキル スライム擬態lv 4
称号 謎の一般人
※新しい称号があります
なるほど、ユーモアスキルか。ようやくこの不可思議な現象の理由を理解できた。
(……ん?)
あれ。おかしいな。ユニークスキルだろ? あの特別なスキルとか何とかっていう。
もう一度ステータスの欄を見直す。
ユーモアスキル スライム擬態 lv 4
(ユーモアスキルってなんだろなー…)
何度も何度も見間違いかな? と思って見返して見たがどう読んでもユーモアスキルと書いてある。
割と本気でなんなんだろうと思い悩んでいると突然、解説、という欄が出現した。
解説 常識的な生活を守っていると生涯お目にかかれないもう一種類のスキル。主に変人、狂人などと呼ばれる者が持つスキル。
「な……なんじゃこりゃぁぁあああぁぁ!! (ゔぁ……ゔぁんじゃゔぉるぁぁあああぁぁ!!)」
「うお! おいやばいぞ! どうすりゃいいんだ! 」
「しょうがねぇ! なんとか俺たちでこいつを倒すんだ!」
「くそっ、やるしかねぇのか!」
俺の渾身の叫びを聞いた村人たちは震え上がりながらも武器を構え襲いかかってくる!
(あぁぁまずったぁぁ!!)
流石にもうダメか、よりによって勘違いで殺される理不尽を恨みながらも身構えた。だがその時。
「リンさんの気配がするですぅぅ!!」
「な、リラ! 出て来ちゃダメだ!」
「そうだ、この魔物は恐ろしいなんてもんじゃねぇ! 見るだけでトラウマになるぞ!」
「え、で、でもそのまものさんからリンさんの気配がするです」
「それはこいつがそのリンとやらを喰っちまったからだ、ほれそこにその子の持ち物があるだろ?」
「違うです! ちゃんとあのまものさんから気配がするです! 今からリラが大丈夫だってことを教えるです!」
「!? お、おい! リラ危ねぇぞぉ!」
周りの村人たちの制止を強引に振りほどき、まっすぐこちらに走ってくる。
するとリラは俺の目の前まで来るとその場で立ち止まり、俺に背を向けてそのままの状態で立ち尽くした。
(……一体何をしようとしてるんだ?)
リラは俺に背を向けたまま微動だにしなかった。
「ほら! まものさんだったらリラはもうおそわれてるはずです! なのに今リラは大丈夫です!」
(そういうことか!)
漸く合点がいった。リラは今現在の俺が危険なものではないことを証明してくれたのだ。
「まものさん」
リラは俺に問い掛ける。
「まものさんは、リンさんですよね?」
声を出してもまともに伝わらない今、俺は首を知性ある人間らしく、こくこくと縦に振るしかなかった。
「ほら! やっぱりリンさんです!」
リラの声を聞いた村人たちもやがてこちらに恐る恐る近づいて来る。
「ほ、ほんとにリンっちゅう人間なんか?」
再度俺は首を縦に振る。
「しょ、証拠はあるか?」
そう言われて俺は顔の部分のスライムの粘液をどけようとした。だけど、どうしてもできない。理由は分かる。手が完全に覆われてるせいで掻き出せる爪や指が全く使えない状態なのだ。
それを見たリラは俺のやろうとしたことを察したのだろうか、自分の両手を俺の顔の部分に突っ込んだ。
「! これは…リンさんのお顔ですね!」
(こいつすげぇ!)
いうなりスライム状の塊を俺の顔から自分の手ごと引き抜いた。
その瞬間俺の視界から半透明な液状越しから見えていたような視界が急にクリアになった。
「こいつぁすげぇ。本当に人間様だったとは!」
「ああ、こんなの見たのは生まれて初めてだなぁ」
「ちょ、ちょっと触って見てもいいか?」
好奇心に惹かれた村人がそんなことを聞いて来た。
「あ、どうぞどうぞ」
己のコーティングされた手を差し出す。
「そんじゃ失礼して………。…うおぉすげぇ、なんだこりゃ!」
妙にオーバーなリアクションをとってくれたもんだから周りの村人どもも我先にと俺の身体を触り出す。
「うひゃあ! なんだこの感触、気持ちいいなぁ!」
「ああ、なんか癖になるな!」
「スライムってこんな感触だったのか」
口々にみんなそう言って驚きを顕にするせいで家に引っ込んでいた子供や女性も騒ぎを聞きつけて集まって来ては遠慮なしにスライムの中に手を突っ込んでいく。
「きゃあ! 何これすごーい!」
「へへんだ、おれいっちば~ん!」
「あ~ずるい、わたしも!」
「うちも!」
「ぼくも!」
「きゃあ! 奥の方に気持ち悪いものがあるわ!」
あの、すみませんがそれ、おれのからd
「え~、どれどれ…きゃぁ! ホントだわ!」
「やだぁ、ばっちぃわ!」
(いま、俺は、泣いていいと、思うんだッ……!)
さめざめと泣くなか、更にアーリィやアーガス、村長もいつの間にか加わり騒ぎが収まるのはだいぶ後のことだった。
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