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キャラメイクは得意じゃないので
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僕は死んだ。
死んだという事実だけを理解したまま、そこにいた。
生前の記憶はない。
女神を自称する金髪ロングの美少女は、微笑みながらラミネート加工が施された一枚の紙を差し出してくる。
「こちらがメニューになります」
手渡されたそれを見ると、細かな文字の羅列が視界を覆い尽くした。
生前の僕は、きっと活字を読むのが苦手な人間だったのだろう。一瞬にして読む気力が萎えきった。
「とりあえず、最強で」
読むことを放棄しようとした際、目に付いた適当な文言を読み上げた。
「かしこまりました」
女神はそう告げると、返した紙を無数の光の玉へと変え、それらは瞬く間に霧散してゆく。
「それでは早速、転生の方を実行していきますね」
足元から眩い光が生じたと感じた次の瞬間、僕の意識はその白い光の内へ溶けていった。
/
平々凡々な人生を歩むというのは、言葉のままに簡単じゃない。
行商の父と元踊り子の母は、旅の途中で魔物に襲われ、幼い僕を命からがら逃してくれた。その末路は語るべくもない。
父の商品だった一本の短刀を片手に、僕は暗い森を歩き進め、陽が昇り始めた頃になってようやく小さな村へと辿り着いた。
村長の好意で村外れの小さな小屋を貸し与えてもらった僕は、十五になる今の今まで村の人々の手伝いやらをこなして過ごしていた。
そんなある日、目が覚めた僕は自分が転生者であることを思い出して今に至る。
上等とは呼べないながらも、粗悪とも言えないベッドから抜け出した僕は、ベッドの下に忍ばせてあった木箱を取り出した。
簡素な作りの木箱のガタついた蓋を外し開けると、そこには父の形見とも言える短刀が以前と変わらぬ鈍い光沢を以って僕を待っていてくれた。
転生者として生まれ変わった僕ではあるが、転生するよりも前の記憶を持っていない為、どうにもこれが二度目の誕生であるという実感がイマイチ湧いてこない。ピンと来る感覚に欠けてしまっている。
女神が僕に与えてくれた『最強』がどんな意味合いを含んでいるのか、それさえも分からない。
父の形見と睨み合っていると、不意に小屋の戸を叩く音が聞こえてきた。
「おはよー。起きてたらちょっと話があるんだけどー」
声から察するに、サーシャだろう。
サーシャは村で唯一の酒場を営むハーベスト家の一人娘であり、僕とは幼馴染という間柄になるだろうか。
ハーベスト家の夫妻にはよく仕事を頼まれるなど、とても良くしてもらっている。だからという訳ではないが、そんな恩人たちの娘に当たるサーシャからの頼みともなれば、こうして自分を取り戻した今となっても無下にすることはできないだろう。
再び小箱をベッドの下へ潜らせた僕は、そのまま戸の方へ向かった。
「よかった、起きてたんだね」
「うん。それで、話ってなに?」
サーシャは軽くウェーブのかかったブロンドのミドルヘアを大きく揺らしながら、その小さな頭のてっぺんを僕の方へ向けてきた。衝撃で揺れた真っ赤なリボンが目に付く。右の側頭部に括られたそれは、サーシャのお気に入りの一品である。
「私と――冒険者になって欲しいのっ」
リボンの揺れに目を奪われつつあった僕は、一瞬だけサーシャの告げてきた言葉の意味を理解するのが遅れた。
小鳥たちの囀りが辺りに響く。
一拍二拍の間を空けて、ようやく僕がサーシャの放った言葉の意味を理解した頃、サーシャの二つの翡翠が僕を見据え直す。
「……ダメ、かな」
彼女の唐突なお願いに関して思い当たる節はある。
王都の方では最近になって『冒険者アイドル』なる存在が現れたようで、文字通りに冒険者を生業としながら傍らでアイドルとして活動している女の子たちが一大ムーブメントを築いているそうだ。
裏には昨今の冒険者たちに対する悪評が目立ってきた為、ギルドがその対策として発足したという事情があるとか無いとか。
恐らく、サーシャはその冒険者アイドルになりたいのだろう。
「一つだけ、訊いてもいいかな?」
「うん、なに?」
「サーシャがなりたいのは冒険者とアイドル、どっちなんだい?」
翡翠の美しかった光沢が曇りだすと、再び囀りが心地の良い沈黙の間を繕う。
「お父さんにもね、同じこと言われたの」
サーシャの父親であるノースさんは聡明なお人だ。娘の浅い考えを察するなど、容易なことだったのだろう。
「それで、サーシャはどう答えたの?」
無言。
それは、言葉を有さないという返事だった。
「僕はサーシャの頼みを断るつもりはない。例えそれがどんな無理難題だったとしても。けど、それ以上にノースさんたちの意向に逆らうようなことはしたくないんだ」
彼女にとっては厳しい言葉に違いない。
けれど、きっとノースさんも僕と同じ気持ちを抱いている。だからこそ、サーシャに尋ねたんだ。
「クロならって、思ったのに……」
小声で何かを呟くと、サーシャはいきなり走り出してしまった。
僕がサーシャの頼みを断れないことを、彼女はきっと分かっていた。故に、僕の元を訪れた。でもそれは、僕を利用しようとした彼女の浅ましさを起点としたことではなく、僕以外にすがるべき藁を見出せなかったが故の結果だったのだろう。
胸に張り付いた罪悪感は風に靡くことはあっても、そのまま飛んで行きはしなかった。
お店の裏の倉庫から頼まれた酒樽を運び終えた僕に、ノースさんがバツの悪そうな顔で尋ねてきたのは、やはりサーシャの件だった。
「そうか……いや、クロくんならボクの考えを汲んでくれると思っていたよ、ありがとう」
しかし、バツの悪そうに見えたその表情は不安を模したモノだった。
「サーシャ、まだ戻ってないんですか?」
「ああ。今朝、家を出てからずっと」
もうじき完全に陽が暮れてしまう。
ここは小さな村で、彼女が自宅以外に行きそうな場所と言えば僕の住んでいる村外れの小屋か、近くの森の中にある湖くらいだろう。
自分という存在の自覚は、ひょんな弊害を生んでくれた。
「ノースさん、落ち着いて聞いてください。サーシャは森の中にいる可能性が高いです」
「なっ――」
ノースさんは驚愕の表情を浮かべるのと同時に近くにあった棒を手に取る。が、
「待ってください」
僕はそれを制した。
「僕が迎えに行きます」
魔物が彷徨く森の中、それも陽が暮れ夜が征するともなれば、みすみす恩人を向かわせる訳にはいかない。
狼狽えるノースさんにここで止まることを確約してもらった僕は、一抹の不安を抱きながら小屋を中継してから森へと向かった。
宵闇が奪うのは視界に止まらず、音に始まり人の平静をも奪い取る。
歩み慣れた湖への道のりも、もはや全くの別物。木の配置も張り出した岩の位置も、手元のランプの火で照らさなければ初めましても良いところ。
ベルトに掛けた短刀の先が足を叩くたび、研磨され続ける神経がその磨り減った過敏な表面を逆撫でされたかのような錯覚を覚える。
嫌な予感は、保身だけを考えれば良かったあの日の比ではなく、サーシャの身に及んでいるかもしれない危険を思うと、イタズラに僕の歩みを急かさせる。
やがて、ようやく見覚えのある木の幹に付いた傷との邂逅を果たした僕は、その向こうに広がる真っ黒な大穴を目にする。
夜空を精巧に映し出した水面には、波紋の一つも広がりはしておらず、ただただ静寂の禁を守り抜きそこに在り続ける。
木々らの茂りが掃け、拓けた空間に出た。
「クロ……」
蒼白い月明かりが降り注ぐ幻想的な世界に広がるのは、それこそを幻想であると思い込みたくなるような結末だった。
死んだという事実だけを理解したまま、そこにいた。
生前の記憶はない。
女神を自称する金髪ロングの美少女は、微笑みながらラミネート加工が施された一枚の紙を差し出してくる。
「こちらがメニューになります」
手渡されたそれを見ると、細かな文字の羅列が視界を覆い尽くした。
生前の僕は、きっと活字を読むのが苦手な人間だったのだろう。一瞬にして読む気力が萎えきった。
「とりあえず、最強で」
読むことを放棄しようとした際、目に付いた適当な文言を読み上げた。
「かしこまりました」
女神はそう告げると、返した紙を無数の光の玉へと変え、それらは瞬く間に霧散してゆく。
「それでは早速、転生の方を実行していきますね」
足元から眩い光が生じたと感じた次の瞬間、僕の意識はその白い光の内へ溶けていった。
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平々凡々な人生を歩むというのは、言葉のままに簡単じゃない。
行商の父と元踊り子の母は、旅の途中で魔物に襲われ、幼い僕を命からがら逃してくれた。その末路は語るべくもない。
父の商品だった一本の短刀を片手に、僕は暗い森を歩き進め、陽が昇り始めた頃になってようやく小さな村へと辿り着いた。
村長の好意で村外れの小さな小屋を貸し与えてもらった僕は、十五になる今の今まで村の人々の手伝いやらをこなして過ごしていた。
そんなある日、目が覚めた僕は自分が転生者であることを思い出して今に至る。
上等とは呼べないながらも、粗悪とも言えないベッドから抜け出した僕は、ベッドの下に忍ばせてあった木箱を取り出した。
簡素な作りの木箱のガタついた蓋を外し開けると、そこには父の形見とも言える短刀が以前と変わらぬ鈍い光沢を以って僕を待っていてくれた。
転生者として生まれ変わった僕ではあるが、転生するよりも前の記憶を持っていない為、どうにもこれが二度目の誕生であるという実感がイマイチ湧いてこない。ピンと来る感覚に欠けてしまっている。
女神が僕に与えてくれた『最強』がどんな意味合いを含んでいるのか、それさえも分からない。
父の形見と睨み合っていると、不意に小屋の戸を叩く音が聞こえてきた。
「おはよー。起きてたらちょっと話があるんだけどー」
声から察するに、サーシャだろう。
サーシャは村で唯一の酒場を営むハーベスト家の一人娘であり、僕とは幼馴染という間柄になるだろうか。
ハーベスト家の夫妻にはよく仕事を頼まれるなど、とても良くしてもらっている。だからという訳ではないが、そんな恩人たちの娘に当たるサーシャからの頼みともなれば、こうして自分を取り戻した今となっても無下にすることはできないだろう。
再び小箱をベッドの下へ潜らせた僕は、そのまま戸の方へ向かった。
「よかった、起きてたんだね」
「うん。それで、話ってなに?」
サーシャは軽くウェーブのかかったブロンドのミドルヘアを大きく揺らしながら、その小さな頭のてっぺんを僕の方へ向けてきた。衝撃で揺れた真っ赤なリボンが目に付く。右の側頭部に括られたそれは、サーシャのお気に入りの一品である。
「私と――冒険者になって欲しいのっ」
リボンの揺れに目を奪われつつあった僕は、一瞬だけサーシャの告げてきた言葉の意味を理解するのが遅れた。
小鳥たちの囀りが辺りに響く。
一拍二拍の間を空けて、ようやく僕がサーシャの放った言葉の意味を理解した頃、サーシャの二つの翡翠が僕を見据え直す。
「……ダメ、かな」
彼女の唐突なお願いに関して思い当たる節はある。
王都の方では最近になって『冒険者アイドル』なる存在が現れたようで、文字通りに冒険者を生業としながら傍らでアイドルとして活動している女の子たちが一大ムーブメントを築いているそうだ。
裏には昨今の冒険者たちに対する悪評が目立ってきた為、ギルドがその対策として発足したという事情があるとか無いとか。
恐らく、サーシャはその冒険者アイドルになりたいのだろう。
「一つだけ、訊いてもいいかな?」
「うん、なに?」
「サーシャがなりたいのは冒険者とアイドル、どっちなんだい?」
翡翠の美しかった光沢が曇りだすと、再び囀りが心地の良い沈黙の間を繕う。
「お父さんにもね、同じこと言われたの」
サーシャの父親であるノースさんは聡明なお人だ。娘の浅い考えを察するなど、容易なことだったのだろう。
「それで、サーシャはどう答えたの?」
無言。
それは、言葉を有さないという返事だった。
「僕はサーシャの頼みを断るつもりはない。例えそれがどんな無理難題だったとしても。けど、それ以上にノースさんたちの意向に逆らうようなことはしたくないんだ」
彼女にとっては厳しい言葉に違いない。
けれど、きっとノースさんも僕と同じ気持ちを抱いている。だからこそ、サーシャに尋ねたんだ。
「クロならって、思ったのに……」
小声で何かを呟くと、サーシャはいきなり走り出してしまった。
僕がサーシャの頼みを断れないことを、彼女はきっと分かっていた。故に、僕の元を訪れた。でもそれは、僕を利用しようとした彼女の浅ましさを起点としたことではなく、僕以外にすがるべき藁を見出せなかったが故の結果だったのだろう。
胸に張り付いた罪悪感は風に靡くことはあっても、そのまま飛んで行きはしなかった。
お店の裏の倉庫から頼まれた酒樽を運び終えた僕に、ノースさんがバツの悪そうな顔で尋ねてきたのは、やはりサーシャの件だった。
「そうか……いや、クロくんならボクの考えを汲んでくれると思っていたよ、ありがとう」
しかし、バツの悪そうに見えたその表情は不安を模したモノだった。
「サーシャ、まだ戻ってないんですか?」
「ああ。今朝、家を出てからずっと」
もうじき完全に陽が暮れてしまう。
ここは小さな村で、彼女が自宅以外に行きそうな場所と言えば僕の住んでいる村外れの小屋か、近くの森の中にある湖くらいだろう。
自分という存在の自覚は、ひょんな弊害を生んでくれた。
「ノースさん、落ち着いて聞いてください。サーシャは森の中にいる可能性が高いです」
「なっ――」
ノースさんは驚愕の表情を浮かべるのと同時に近くにあった棒を手に取る。が、
「待ってください」
僕はそれを制した。
「僕が迎えに行きます」
魔物が彷徨く森の中、それも陽が暮れ夜が征するともなれば、みすみす恩人を向かわせる訳にはいかない。
狼狽えるノースさんにここで止まることを確約してもらった僕は、一抹の不安を抱きながら小屋を中継してから森へと向かった。
宵闇が奪うのは視界に止まらず、音に始まり人の平静をも奪い取る。
歩み慣れた湖への道のりも、もはや全くの別物。木の配置も張り出した岩の位置も、手元のランプの火で照らさなければ初めましても良いところ。
ベルトに掛けた短刀の先が足を叩くたび、研磨され続ける神経がその磨り減った過敏な表面を逆撫でされたかのような錯覚を覚える。
嫌な予感は、保身だけを考えれば良かったあの日の比ではなく、サーシャの身に及んでいるかもしれない危険を思うと、イタズラに僕の歩みを急かさせる。
やがて、ようやく見覚えのある木の幹に付いた傷との邂逅を果たした僕は、その向こうに広がる真っ黒な大穴を目にする。
夜空を精巧に映し出した水面には、波紋の一つも広がりはしておらず、ただただ静寂の禁を守り抜きそこに在り続ける。
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