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番外編「二人のクリスマス」
⑤
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「凛太朗」
冷蔵庫に向き合って静止した凛太朗に優しい声がかかった。酒井が凛太朗の背後に来ている。
「凛太朗、頑張ってくれたんだな。ありがとう。いつも凛太朗は見えない努力をしてくれる。そんなところが、愛おしくて大好きだ」
酒井の言葉が温かく心に染み込む。
『愛おしくて、大好き』
そんな言葉を貰えるだけで沈んだ心がフワリと軽くなる。堪えていた涙がポロっと頬を伝った。その涙は優しい微笑みを生み出した。
「酒井、お前、良いヤツだな」
ズビっと鼻をすすれば、酒井が慌ててティッシュを取ってくれる。「サンキュ」と受け取り、酒井に笑いかけた。酒井はとびっきり優しい笑顔を返してくれた。
二人で冷蔵庫を開けて、凛太朗の手作りケーキを見せた。「食後に出そうとしたのに」と伝えれば、「先に見れて良かった」と酒井が泣きそうな顔で言ってくれた。
スライスした苺が並ぶケーキに興奮して、「写真をとりたい、早く食べたい」と酒井は喜んだ。その顔が見られて、凛太朗は幸せで胸がいっぱいだった。
「ハッピークリスマス!」
「ハッピーって何だよ。メリクリだろ」
「だって朝にメリクリ挨拶したじゃん」
「そりゃそっか」
笑いながら豪華昼ご飯を食べた。自分で言うのも恥ずかしいが、全部が美味しかった。酒井が頬を染めて「美味い!」と食べる姿が、凛太朗の心を満たしてくれた。食べきれない食事は持ち帰りとした。
「じゃ、酒井。僕からクリスマスプレゼント。食べたら消えちゃうんだけど、ケーキ作ったんだ」
最後に先ほど見せたケーキを出した。
酒井は火が嫌いだからキャンドルは灯さない。そのまま、切り分けようとしたが、酒井がスマホで何枚も写真撮影をした。ついでに凛太朗も写真に撮られた。
それなら、と凛太朗もケーキと酒井をスマホ撮影した。正直、酒井の写真が手に入って嬉しかった。ちょっとバカップルみたいだ、と笑い合った。
苺のクリスマスケーキは甘さ控えめの生クリームにしっとりのスポンジケーキが絶妙に美味しかった。奮発して高級な苺を使って良かった。試しに作った時より格段に美味しく出来ていた。酒井が「手作りケーキは初めてだ! 最高!」と大喜びした。
全てが大満足なクリスマスだった。
ケーキを食べて、残りは明日も食べようと約束した。その時、酒井が真っ赤な顔で凛太朗の前に立った。
「凛太朗、俺からも、クリスマスプレゼント」
酒井が自分のバックから細長い箱を出した。綺麗にラッピングされた箱だ。
酒井は赤い顔で額に汗を浮かべている。そんな様子が可愛らしくて、そしてプレゼントが楽しみで心臓がドキドキと速くなった。
ド緊張している酒井を見れば、物は何でもいいと思えた。こんな風に一生懸命になっている酒井を見られただけで凛太朗は満足だった。
「酒井、ありがとう!」
モジモジとプレゼントを差し出している酒井から、両手で箱を受け取った。最高に嬉しい瞬間だった。
「開けても良い?」
酒井を見上げて聞くと、真っ赤のままの顔がニコリと微笑んだ。
「もちろん」
立ったまま包装を開封した。
はらりとリボンを解くと期待がグンと高まる。物は何でもいいと思いながら、酒井が何を選んだのだろうとワクワクする自分がいる。
そんな現金な自分がおかしくて凛太朗はクスッと笑った。
包装紙をピリピリと剥がして、ドキドキする心のままに酒井に「エヘヘ」と笑いかけると、酒井も照れ笑いのように「えへへ」と笑い返してくれた。
出て来た金属製の箱を見て、凛太朗は笑顔を忘れて口を開けて固まった。
「さ、酒井……。これ……」
「あ、気に入らなかった? あの、凛太朗なら絶対欲しいかと思ったんだけど……」
固まってしまった凛太朗の顔を心配そうに酒井が覗き込んだ。
「ちょ、っと、待て。マジ、お前……」
凛太朗は良く知っている金属製の箱を持ったまま深呼吸した。覚悟を決めて、箱の蓋を開けた。カポッと缶独特のいい音がする。中身を確かめて、凛太朗はテーブルに箱を置いた。
「酒井、これ、店頭にもう無いよな。どうやって手に入れた?」
「え? あの、ミマツ文具にも取り扱いが無くて、ネット、だけど」
「その、ネットがプレミア価格で、数万するだろうが!」
「あ、いや、だけど……」
「僕たちが手を出せる金額じゃないはずだ。どうしたんだよ?」
凛太朗は金属の箱に鎮座する高級シャープペンを見つめてから酒井を見た。酒井は先ほどまでの真っ赤な顔から、真っ白な血の気の引いた顔になっている。
酒井が凛太朗に渡してきたプレゼントは、ドイツの文房具ブランドであるカヴェコ社製の超高級シリーズのひとつだ。
特に、この特別限定版は全商品にロット番号が登録されていて、世界で販売千本という超レア物である。一本十万円以上の値が付いているものだってある。
その価値も値段も良く知る凛太朗は、喜びよりも怒りの方が勝った。素直に喜べる品ではない。
「凛太朗が、喜ぶかなって思ったんだ。ごめん。お金は、心配ない。うち、母さんがいなくなってから、万が一の時に使えって多めに金をくれてて」
それを聞いた時に凛太朗は言いようのない悲しみが湧き上がった。怒りで手を握りしめていた。
「その金は、こんなことに使っていい金じゃないだろうが!」
思ったより大声が出ていた。凛太朗の声に酒井がビクリと全身を震わせた。無言の数十秒をとても長く感じた。
「ご、ごめん……」
弱々しい謝罪とともに、酒井の目から涙が溢れた。
その涙を見て、凛太朗はハッとした。強く言い過ぎた。高級なものを見て感情が高ぶってしまった。これが安いものでは無いことを酒井だって十分知っているはずだ。凛太朗の態度はきっと酒井を傷つけた。
「酒井、ゴメン。僕が言い過ぎた」
凛太朗の謝罪に酒井は無反応だった。大きな酒井がボロボロ泣く前で、凛太朗は立ち尽くした。
大きな罪悪感が凛太朗に伸し掛かった。
冷蔵庫に向き合って静止した凛太朗に優しい声がかかった。酒井が凛太朗の背後に来ている。
「凛太朗、頑張ってくれたんだな。ありがとう。いつも凛太朗は見えない努力をしてくれる。そんなところが、愛おしくて大好きだ」
酒井の言葉が温かく心に染み込む。
『愛おしくて、大好き』
そんな言葉を貰えるだけで沈んだ心がフワリと軽くなる。堪えていた涙がポロっと頬を伝った。その涙は優しい微笑みを生み出した。
「酒井、お前、良いヤツだな」
ズビっと鼻をすすれば、酒井が慌ててティッシュを取ってくれる。「サンキュ」と受け取り、酒井に笑いかけた。酒井はとびっきり優しい笑顔を返してくれた。
二人で冷蔵庫を開けて、凛太朗の手作りケーキを見せた。「食後に出そうとしたのに」と伝えれば、「先に見れて良かった」と酒井が泣きそうな顔で言ってくれた。
スライスした苺が並ぶケーキに興奮して、「写真をとりたい、早く食べたい」と酒井は喜んだ。その顔が見られて、凛太朗は幸せで胸がいっぱいだった。
「ハッピークリスマス!」
「ハッピーって何だよ。メリクリだろ」
「だって朝にメリクリ挨拶したじゃん」
「そりゃそっか」
笑いながら豪華昼ご飯を食べた。自分で言うのも恥ずかしいが、全部が美味しかった。酒井が頬を染めて「美味い!」と食べる姿が、凛太朗の心を満たしてくれた。食べきれない食事は持ち帰りとした。
「じゃ、酒井。僕からクリスマスプレゼント。食べたら消えちゃうんだけど、ケーキ作ったんだ」
最後に先ほど見せたケーキを出した。
酒井は火が嫌いだからキャンドルは灯さない。そのまま、切り分けようとしたが、酒井がスマホで何枚も写真撮影をした。ついでに凛太朗も写真に撮られた。
それなら、と凛太朗もケーキと酒井をスマホ撮影した。正直、酒井の写真が手に入って嬉しかった。ちょっとバカップルみたいだ、と笑い合った。
苺のクリスマスケーキは甘さ控えめの生クリームにしっとりのスポンジケーキが絶妙に美味しかった。奮発して高級な苺を使って良かった。試しに作った時より格段に美味しく出来ていた。酒井が「手作りケーキは初めてだ! 最高!」と大喜びした。
全てが大満足なクリスマスだった。
ケーキを食べて、残りは明日も食べようと約束した。その時、酒井が真っ赤な顔で凛太朗の前に立った。
「凛太朗、俺からも、クリスマスプレゼント」
酒井が自分のバックから細長い箱を出した。綺麗にラッピングされた箱だ。
酒井は赤い顔で額に汗を浮かべている。そんな様子が可愛らしくて、そしてプレゼントが楽しみで心臓がドキドキと速くなった。
ド緊張している酒井を見れば、物は何でもいいと思えた。こんな風に一生懸命になっている酒井を見られただけで凛太朗は満足だった。
「酒井、ありがとう!」
モジモジとプレゼントを差し出している酒井から、両手で箱を受け取った。最高に嬉しい瞬間だった。
「開けても良い?」
酒井を見上げて聞くと、真っ赤のままの顔がニコリと微笑んだ。
「もちろん」
立ったまま包装を開封した。
はらりとリボンを解くと期待がグンと高まる。物は何でもいいと思いながら、酒井が何を選んだのだろうとワクワクする自分がいる。
そんな現金な自分がおかしくて凛太朗はクスッと笑った。
包装紙をピリピリと剥がして、ドキドキする心のままに酒井に「エヘヘ」と笑いかけると、酒井も照れ笑いのように「えへへ」と笑い返してくれた。
出て来た金属製の箱を見て、凛太朗は笑顔を忘れて口を開けて固まった。
「さ、酒井……。これ……」
「あ、気に入らなかった? あの、凛太朗なら絶対欲しいかと思ったんだけど……」
固まってしまった凛太朗の顔を心配そうに酒井が覗き込んだ。
「ちょ、っと、待て。マジ、お前……」
凛太朗は良く知っている金属製の箱を持ったまま深呼吸した。覚悟を決めて、箱の蓋を開けた。カポッと缶独特のいい音がする。中身を確かめて、凛太朗はテーブルに箱を置いた。
「酒井、これ、店頭にもう無いよな。どうやって手に入れた?」
「え? あの、ミマツ文具にも取り扱いが無くて、ネット、だけど」
「その、ネットがプレミア価格で、数万するだろうが!」
「あ、いや、だけど……」
「僕たちが手を出せる金額じゃないはずだ。どうしたんだよ?」
凛太朗は金属の箱に鎮座する高級シャープペンを見つめてから酒井を見た。酒井は先ほどまでの真っ赤な顔から、真っ白な血の気の引いた顔になっている。
酒井が凛太朗に渡してきたプレゼントは、ドイツの文房具ブランドであるカヴェコ社製の超高級シリーズのひとつだ。
特に、この特別限定版は全商品にロット番号が登録されていて、世界で販売千本という超レア物である。一本十万円以上の値が付いているものだってある。
その価値も値段も良く知る凛太朗は、喜びよりも怒りの方が勝った。素直に喜べる品ではない。
「凛太朗が、喜ぶかなって思ったんだ。ごめん。お金は、心配ない。うち、母さんがいなくなってから、万が一の時に使えって多めに金をくれてて」
それを聞いた時に凛太朗は言いようのない悲しみが湧き上がった。怒りで手を握りしめていた。
「その金は、こんなことに使っていい金じゃないだろうが!」
思ったより大声が出ていた。凛太朗の声に酒井がビクリと全身を震わせた。無言の数十秒をとても長く感じた。
「ご、ごめん……」
弱々しい謝罪とともに、酒井の目から涙が溢れた。
その涙を見て、凛太朗はハッとした。強く言い過ぎた。高級なものを見て感情が高ぶってしまった。これが安いものでは無いことを酒井だって十分知っているはずだ。凛太朗の態度はきっと酒井を傷つけた。
「酒井、ゴメン。僕が言い過ぎた」
凛太朗の謝罪に酒井は無反応だった。大きな酒井がボロボロ泣く前で、凛太朗は立ち尽くした。
大きな罪悪感が凛太朗に伸し掛かった。
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