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04 いけ!校内見回り大作戦!
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「待ちなさいよっ……!」
必死で追いかけてるのに、なかなかネクラくんとの距離は縮まらない。それどころか、段々離れていくような気すらする。足の長さの違いか。
“ただでさえ人より小さいんですから”
葵くんの言葉が脳裏をよぎって、私は歯を食いしばった。
「待ってよ! ネクラくんっ……!」
私は思わず彼のあだ名を叫んだ。その瞬間、彼の動きがピタリと止まった。あまりに突然のことで、驚いて私も足を止める。
彼は、さっきまで私から逃げていたのに、急につかつかと私のもとに歩いてきた。
「……って……だか」
「……え?」
ネクラくんの声が小さくて、良く聞き取れない。私は首を傾げて聞き返した。
「……ネクラって呼んだか……」
「え? ……だって、あなたは」
「そのあだ名で呼ぶな!!」
「──っ!」
私の話も聞かず、ネクラくんは顔をあげた。そして──すごい勢いで私に掴みかかってきたのだ。何が起きたのか、一瞬わからなかった。その手を振り切ることもできない。
やだ。怖い。怖い……っ!
“先輩だって、女の子、なんですからね”
“ただでさえ人より小さいんですから”
そう言っていた、葵くんの言葉の意味。こんなことになって、やっとわかるなんて──。
私は自分の浅はかさを悔やみながら、ぎゅっと目を閉じた。
「──関根蔵之介さん。手を離してください」
私を掴む力が緩んだのと、その声が上から降ってきたのは、ほぼ同時のことだった。
「……っ!」
ギリギリとネクラくんの手首を掴む葵くん。その痛みに耐えられなかったのか、ネクラくんは小さく声を漏らして、私のことを離してくれた。葵くんもネクラくんの手を離し、ビックリして後ろに倒れかけた私を片方の腕で支えてくれた。
「あ……おい、く」
「だから言ったじゃないですか」
「うん……ごめん、なさい」
「反省してください」
葵くんは、そっと腕を離すと、ネクラくん──関根くんに向き直った。すると、落としていた袋を、関根くんに投げ渡す。あれは……関根くんが持っていた、袋?
「日向先輩、彼は覗きの犯人ではありません」
「えっ?」
「そもそも、覗きなんて最初からなかったんです。彼女たちが勘違いした原因、それは──」
葵くんが言いかけたところで、遠くから何かが走ってくるのが見えた。その影は、関根くんに一直線に走っていき──
「ワンッ!」
勢い良く、関根くんに飛び付いた。
「い……犬っ!?」
私は、思わず間の抜けた声をあげた。割と大きな、柴犬だ。茶色くふさふさな毛に、つぶらな瞳。短めな尻尾を嬉しそうに振って、関根くんに甘えている。
「お話いただけますね? 今回の騒動の、すべてを」
関根くんは、うつむきながらも、小さく首を縦に振ったのだった。
* * *
「この子は……withっていうんだ」
関根くんは、犬──withを撫でながら、首輪を指差す。確かに、「with」と書かれたプレートつきの首輪だ。関根くんは、持っていた袋の中から、紙のお皿と、ドッグフードを取り出して、withに差し出す。withは嬉しそうに、そのドッグフードを食べだした。
「どこから話せばいいのかな……。その、僕は、この間、ある人に告白して、振られた。もちろん、オッケーされるとは思っていなかったから、振られたのは構わないんだ。でも、その結果を彼女から告げられなかったことが、堪らなく悲しかった」
関根くんの目が、悲しげに動いた。ドキリと胸が痛む。何で気がつかなかったんだろう。女の子たちにとっては、ただの笑い話でも、彼にとっては──。
「どうせ僕なんか、誰からも相手にされない。そう思っていた。そこで、withと出会ったんだ。
部活で、部室棟周辺の植物を採取してたときだった。木陰から、withがふらふらとやって来たんだ。
お腹をすかせていた。でも、首輪があったから、迷い犬なのはすぐわかった。でも、住所がわかるわけでもないし、どうしようと思った。
仕方ないし、弁当の残りをあげたんだ。すごい勢いで食べたあと、withはじっと僕を見たんだ。まっすぐ。綺麗な瞳で。
僕は、それが嬉しかったんだと思う。僕なんかを見てくれるその目が、すごく嬉しかったんだと思う。
withって名前も。僕なんかに、“一緒に”いてくれる存在が現れたって、すごく嬉しかった。
でも、僕のうちでは犬は飼えない。でも、withと離れたくなくて……ここで、ひっそりご飯をあげてれば、withと離れなくてすむ。だから、僕はこの部室棟周辺で、学校にばれないようにこっそりwithを飼っていたんだ。withも何故か、この辺にしか居たがらないし。
困ったのは、糞の処理。用事があって会いに来れなかった時とか、休み明けとか、やっぱり至るところにしてあって。やっぱり臭いも結構目立つし。ばれないように、必死に片付けたよ」
そう言って、関根くんは力なく笑った。
ひとつ、繋がった。部室棟周辺の異臭……これは、withの仕業だったのね。部活が終わる頃には、それが無くなっていたのは、関根くんの仕業。
でも、やっぱりわからない。
「じゃあ、結局覗き騒動は?」
「えっ……覗き?」
関根くんは、何もわからないようで、困ったような顔をしている。私は関根くんに、女子テニス部から依頼があったことを教えてあげた。言いづらいけど、関根くんが疑われていたことも。関根くんは、女子テニス部、という単語に少し反応したようだったけど、何も言わずにそれを聞いていた。
「日向先輩、まだ気がつきませんか?」
「え? 何を……」
葵くんは、ちらりとwithを見た。withはもうドッグフードをたいらげていて、ちょこんとお座りをしながら私たちを見ていた。可愛らしく舌を出して、ハッ、ハッ、ハッと犬特有の息遣いを──。
「……あ!」
“男っぽい低い感じの声で……ハァッハァッハァッハァッって感じの、荒い息遣いが”──。
withくらいの大きさの犬ならば、男の息遣いに聞こえないこともない。気が動転していたときなら、尚更。結局……犯人なんてどこにもいなくて。今回の騒動は、一匹の犬がもたらしたものだったのだ。
「一件落着、ですね」
「……ううん、まだだよ!」
私の言葉に、葵くんはやっぱり眉を寄せた。
「私、渡辺さんにガツンと言ってくる! 関根くんだって、渡辺さんに言いたいことあるでしょ!? ここで待ってて! それと、withのお家も探さなきゃ!」
やることはまだまだあるわ。私は、テニスコートに向けて走りだした。後ろからため息が聞こえて、葵くんがついてくる。
「仕方がない。付き合いますよ。先輩のお節介に」
「お節介だなんて、失礼な! 私は二人のために……」
「その考えがもうお節介なんですよ」
「なんですって!?」
ぎゃあぎゃあと騒ぎながら、テニスコートに向かう。ちらりと振り返って見た関根くんは、小さく笑っているように見えた。
* * *
必死で追いかけてるのに、なかなかネクラくんとの距離は縮まらない。それどころか、段々離れていくような気すらする。足の長さの違いか。
“ただでさえ人より小さいんですから”
葵くんの言葉が脳裏をよぎって、私は歯を食いしばった。
「待ってよ! ネクラくんっ……!」
私は思わず彼のあだ名を叫んだ。その瞬間、彼の動きがピタリと止まった。あまりに突然のことで、驚いて私も足を止める。
彼は、さっきまで私から逃げていたのに、急につかつかと私のもとに歩いてきた。
「……って……だか」
「……え?」
ネクラくんの声が小さくて、良く聞き取れない。私は首を傾げて聞き返した。
「……ネクラって呼んだか……」
「え? ……だって、あなたは」
「そのあだ名で呼ぶな!!」
「──っ!」
私の話も聞かず、ネクラくんは顔をあげた。そして──すごい勢いで私に掴みかかってきたのだ。何が起きたのか、一瞬わからなかった。その手を振り切ることもできない。
やだ。怖い。怖い……っ!
“先輩だって、女の子、なんですからね”
“ただでさえ人より小さいんですから”
そう言っていた、葵くんの言葉の意味。こんなことになって、やっとわかるなんて──。
私は自分の浅はかさを悔やみながら、ぎゅっと目を閉じた。
「──関根蔵之介さん。手を離してください」
私を掴む力が緩んだのと、その声が上から降ってきたのは、ほぼ同時のことだった。
「……っ!」
ギリギリとネクラくんの手首を掴む葵くん。その痛みに耐えられなかったのか、ネクラくんは小さく声を漏らして、私のことを離してくれた。葵くんもネクラくんの手を離し、ビックリして後ろに倒れかけた私を片方の腕で支えてくれた。
「あ……おい、く」
「だから言ったじゃないですか」
「うん……ごめん、なさい」
「反省してください」
葵くんは、そっと腕を離すと、ネクラくん──関根くんに向き直った。すると、落としていた袋を、関根くんに投げ渡す。あれは……関根くんが持っていた、袋?
「日向先輩、彼は覗きの犯人ではありません」
「えっ?」
「そもそも、覗きなんて最初からなかったんです。彼女たちが勘違いした原因、それは──」
葵くんが言いかけたところで、遠くから何かが走ってくるのが見えた。その影は、関根くんに一直線に走っていき──
「ワンッ!」
勢い良く、関根くんに飛び付いた。
「い……犬っ!?」
私は、思わず間の抜けた声をあげた。割と大きな、柴犬だ。茶色くふさふさな毛に、つぶらな瞳。短めな尻尾を嬉しそうに振って、関根くんに甘えている。
「お話いただけますね? 今回の騒動の、すべてを」
関根くんは、うつむきながらも、小さく首を縦に振ったのだった。
* * *
「この子は……withっていうんだ」
関根くんは、犬──withを撫でながら、首輪を指差す。確かに、「with」と書かれたプレートつきの首輪だ。関根くんは、持っていた袋の中から、紙のお皿と、ドッグフードを取り出して、withに差し出す。withは嬉しそうに、そのドッグフードを食べだした。
「どこから話せばいいのかな……。その、僕は、この間、ある人に告白して、振られた。もちろん、オッケーされるとは思っていなかったから、振られたのは構わないんだ。でも、その結果を彼女から告げられなかったことが、堪らなく悲しかった」
関根くんの目が、悲しげに動いた。ドキリと胸が痛む。何で気がつかなかったんだろう。女の子たちにとっては、ただの笑い話でも、彼にとっては──。
「どうせ僕なんか、誰からも相手にされない。そう思っていた。そこで、withと出会ったんだ。
部活で、部室棟周辺の植物を採取してたときだった。木陰から、withがふらふらとやって来たんだ。
お腹をすかせていた。でも、首輪があったから、迷い犬なのはすぐわかった。でも、住所がわかるわけでもないし、どうしようと思った。
仕方ないし、弁当の残りをあげたんだ。すごい勢いで食べたあと、withはじっと僕を見たんだ。まっすぐ。綺麗な瞳で。
僕は、それが嬉しかったんだと思う。僕なんかを見てくれるその目が、すごく嬉しかったんだと思う。
withって名前も。僕なんかに、“一緒に”いてくれる存在が現れたって、すごく嬉しかった。
でも、僕のうちでは犬は飼えない。でも、withと離れたくなくて……ここで、ひっそりご飯をあげてれば、withと離れなくてすむ。だから、僕はこの部室棟周辺で、学校にばれないようにこっそりwithを飼っていたんだ。withも何故か、この辺にしか居たがらないし。
困ったのは、糞の処理。用事があって会いに来れなかった時とか、休み明けとか、やっぱり至るところにしてあって。やっぱり臭いも結構目立つし。ばれないように、必死に片付けたよ」
そう言って、関根くんは力なく笑った。
ひとつ、繋がった。部室棟周辺の異臭……これは、withの仕業だったのね。部活が終わる頃には、それが無くなっていたのは、関根くんの仕業。
でも、やっぱりわからない。
「じゃあ、結局覗き騒動は?」
「えっ……覗き?」
関根くんは、何もわからないようで、困ったような顔をしている。私は関根くんに、女子テニス部から依頼があったことを教えてあげた。言いづらいけど、関根くんが疑われていたことも。関根くんは、女子テニス部、という単語に少し反応したようだったけど、何も言わずにそれを聞いていた。
「日向先輩、まだ気がつきませんか?」
「え? 何を……」
葵くんは、ちらりとwithを見た。withはもうドッグフードをたいらげていて、ちょこんとお座りをしながら私たちを見ていた。可愛らしく舌を出して、ハッ、ハッ、ハッと犬特有の息遣いを──。
「……あ!」
“男っぽい低い感じの声で……ハァッハァッハァッハァッって感じの、荒い息遣いが”──。
withくらいの大きさの犬ならば、男の息遣いに聞こえないこともない。気が動転していたときなら、尚更。結局……犯人なんてどこにもいなくて。今回の騒動は、一匹の犬がもたらしたものだったのだ。
「一件落着、ですね」
「……ううん、まだだよ!」
私の言葉に、葵くんはやっぱり眉を寄せた。
「私、渡辺さんにガツンと言ってくる! 関根くんだって、渡辺さんに言いたいことあるでしょ!? ここで待ってて! それと、withのお家も探さなきゃ!」
やることはまだまだあるわ。私は、テニスコートに向けて走りだした。後ろからため息が聞こえて、葵くんがついてくる。
「仕方がない。付き合いますよ。先輩のお節介に」
「お節介だなんて、失礼な! 私は二人のために……」
「その考えがもうお節介なんですよ」
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ぎゃあぎゃあと騒ぎながら、テニスコートに向かう。ちらりと振り返って見た関根くんは、小さく笑っているように見えた。
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