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過去へのキーワード

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「へぇーこんな感じになるんだー先代の数倍ましないいデザインじゃないか。」俺の目の前にはブカブカパーカーをきた深紅の綺麗な瞳をもつ錆色の髪の少女が立っていた。
「ああ、我ながらいい感じにできてて正直ほっとしているよ。ところ出てきたとこ悪いが、2つほど質問だ。」
「なにかな?マスター」
「一つ目はなぜ俺を助けたかだ。」
「それはそのペンダントのおかげだね。」
「ペンダントってこれか?」俺は首にかかっていたペンダントを外しそいつの前につき出す。
「それは魔高石と呼ばれるロストテクノロジーの一種だ。」
「あの魔高石だと!」まえにネロが一度話してくれた昔話に出てきたいかなるエネルギー不足問題も解決することができる伝説の発明品の一種。
「そう、僕はその輝きを感じ長い眠りから目覚めそれを持ってるやつを探してたら持ち主が、殺られそうだったから助けただけさ。」
「なるほどな。」
「で?もう一つはなんだい?」
ああ一つ目のインパクトが強すぎてわすれかけてた。お前の名前はなんだ。あそこまでのことができる精霊なんてそうそういない間違いなく一級精霊様だろう?」
「一級精霊、それ以上だね僕の名は、とりあえずはサラマンダー、マダラとでも呼んでおいてくれ」
「サラマンダーってあの古代遺跡の守り神か!?」
「よくしってるね。その様子だとシルフ、ノーム
ウンディーネもご存じかな?マスター」
「ああそういうのは散々俺の友が聞かせてくるもんだからな。」そういえばネロたちもうそろそろ町に着いて俺が死んだということでギルドに報告しているころだろうか..,さーてどうしたもんか。
「ん?さっき君くらいの少女が、拐われてるの感知したけど、もしかしてマスターの友達だったりするかい?」
「その少女に魔力的反応とかはあったか?」
「あったよ大分弱まってたけどあれはすごい魔じゅ、」俺はそれをきき終わる前に進み始めていた。
「まってよマスター!いくら僕と契約しているからってあれと連戦は無理だ!」
「例え無理でも友を見捨てて行けるかよ!」マダラの
制止を無視し俺は走り出そうとするも急なめまいが俺の襲いかかってきた。
「あーあだから言ったのにしょうがないマスターだなぁ、」その言葉を最後に俺は意識を失ってしまう。そこで俺はとある夢を見た。
「ようやくここに来ましたね。カイト」真っ白な空間でその声だけが響き渡る。
「お前は何者だ!ここはどこだ!」
「ここは君の魔高石の記憶空間、普通ならばこの魔高石の先代使用者であるあなたのおじいさんの過去を知ることができるはずですが、どうやら君はまだそのランクではないようだ。そして最後に私の名はイスカルまたどこかで会いましょう、、
「まてまだ話は終わっていな、」そこには静寂だけが残されていた。
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