邪淫の魔眼

刹那への願い

女性達が拉致られた後トイレから帰ってくると誰もいないベンチに気がつきとてつもない事が起きたんだと思い血の気が引いて行くの感じ辺りを探し回るが手がかりを見つけ出せずにいた

そして一部始終を見ていたあーちゃんが彼等の後を着けて居場所を特定するとマスターに知らせる事にした

真夜中にあーちゃんに急かされ起こされ寝ぼけ眼でリビングに降りてDVDレコーダーに念写して再生ボタンを押した

美月に隠れてこんな事をしていたのかと絶句する挙句の果てに自分の不注意から女を拉致られ今も探し回っているとこんなに馬鹿な話が有るか？

TV明かりだけで青白く光るリビングの中、空中の浮かび胡座をかいて話し掛ける

マスターどうしますか？今から行って助けますか？

どうしようかなその女共にも非は有るだろうにバカ親父に騙されてこんな事になって性欲を抑え切れずにそもそも女がエロイって分かると蟻の様に群がってくるからな男共は、タダでヤラシてくれそうなら尚の事だ

美月を日照り続きにさせたんだ少しは、味わって貰わないと苦痛を

それから3日が過ぎた

漸く重い腰を動かし俺に頭を下げてきた自分がしでかした事を俺に手伝ってくれと

あーちゃんから念写して貰ったDVDで既に美月と結奈には確認させて置いたその後の美月は、親父の食事だけ作らなくなり今朝から家族の前で土下座して謝っている

そんな醜態を晒した親父を見下す様に美月が口を開いた

刹那、手伝う事なんて無いわよそんな事をしでかして1番最初に届ける所は、警察で合って刹那と同じ学校の子なら直ぐに捕まえられるまだアナタは、世間体を考えてるの？

なんと言われ様と彼女達の為に警察を動かす何て出来ないんだ

お父さん最低だねお母さんもうお父さんと離婚してこの家から出てって貰おうよ

結奈は、父親を見下し唾を吐くように喋った

離婚でもなんでもお前の言う通りに受け入れるだから頼む刹那、彼女達の為にどうか尽力して助けてくれないだろうか？

深いため息をついて後髪を掻き上げて真剣な顔に切り替える

親父、母さんの言う通りに全面的援助する形で離婚してこの家から出て行ってくれたら助ける事にするよその女達を囲う余裕が合った金も根こそぎ全部だそれでも良いかな？

頭を床から離さず僕達から見下ろされ僕達の顔もロクに見る事も無く土下座し続ける親父を見てると反吐が出る

美月は、僕の身体を優しく包み込み抱きしめた

刹那絶対怪我しないでね危なく成ったら逃げてねお母さん刹那に何か合ったらそこで土下座してる人を殺してしまうかも知れない

大丈夫だよ母さん僕、ケンカ強いからそこで土下座しか出来ない汚い大人とは違うからちょっと学校に行って問い詰めてそれで終わりだよ

分かったでも気をつけてね

小さくなった僕の制服を新たに新調したに制服に着替えると映像で見た男を学校で探した念の為ソイツとその他の男の顔を写真にして学校に登校した

今日を高校に初登校でも無いのに周りの女から子供扱いされ毎日可愛がられるそんな時、琴音が僕を見つける成り抱き抱える

刹那小さくなってよりいっそう可愛いくなったね今日は、私を相手してくれるの？

ごめんね琴音今日は野暮用が有るから

だめぇ今日は、刹那と沢山シタイ

ぎゅ～と抱きしめられ抱えられて身動きが取れない刹那

内ポケットから琴音が押し付ける柔らかい物を手の甲に当てて引っ張り出し写真を見せる

んんっ♡あぁん♡

今日本当にダメなんだコイツを探していて琴音は、写真に目線を落とす

この子私と同じクラスだよ最近欠席してるけど

そうなんだ(じゃ直接乗り込むか)

琴音の肩を掴んでスルリと琴音の腕からぬけて頭上を飛び越えて地面に降り立つと片手を振りながら琴音を校庭に置き去りにする

ちょっせつなぁぁぁ

校門を曲がり僕の姿が琴音彼女から消えた辺りで上空に弾丸の如く跳ね上がった

あーちゃんそいつらが行った場所まで案内してよ

分かりましたこの高さだと見えると思われますこの辺りで1番高い高層マンションですそれの8階1番角の部屋です

分かったじゃ直接窓から入って行った方が楽かな

空中制御と加速(翼)覚えたから使ってみるか


回想

高層マンションビル屋上白い雲青い空冬の乾燥した空気の中に1人の少年とグラマーなスタイルで肌を晒し妖艶な姿と所々肌を晒した着衣を着るお姉さんが立っていた

あーちゃん翼無しで空中制御って出来ないかな？

1番簡単なのは、風魔法を制御する事でしょうか？マスターの周りに乱気流を展開させて浮き上がる方法ですね

あとは、飛翔した後に炎の魔法で加速と減速を行う方法でしょうか？マスターは、変化の魔法を持ってるので翼を生やして魔力込めた方が楽に飛べる気がしますが？

そうだった僕は、変化の魔法を覚えていたそう考えるとこの変化の魔法は、万能感がパナイな・・・

回想終了


さてそれじゃ落下する前に背中に変化の魔法を込めて勢い良く展開した

はぁぁ～は!!………はっ??・・・やばぃやり過ぎた

ブアッサァァァァァっと8対の漆黒の堕天の翼を生やすと翼に力を込める翼は、羽立てその状態で微動だにしない翼と翼の間に高エネルギー収束する

空気を切り裂き途轍も無い速さで高層マンションに8階のの前に到達するこのまま作っ込み大惨事になると思い急激にブレーキを掛け勢い余ってベランダの、外壁に突っ込んだ

外壁は粉々に粉砕されズドーーンと地響きに似た振動で辺りを響かせカーテンを開けっ放しで乱癡気騒ぎに明け暮れる半裸の男達がこちらを凝視していた