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初夜の再開(?)
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テーブルの上に置かれていたグラスに、用意してあったワインを注ぎ……アンタも飲めば?と一応とばかりに注ぎ終えたグラスを、ネイサンの手元近くに置いたった。
優しいやろ?先に飲むけどなっ。
あ、ちょっとだけ甘め。うん、イイね。
「私が産んだ男児が未来の侯爵位を継ぐと、婚前契約書に込められておりますの。旦那様に兄弟がいない限り、契約を結んだ侯爵家の一員として全うする義務が貴方様にありますわ。
……ところで、出来ないのでしたら、翌日へ持ち越して寝てしまいたいのですが、どうします?」
口端に少し垂れたワインを、指先で拭いながら聞いたら、ネイサンはワインを一気に飲み干した。あらー、やけ酒かー?
手の甲でグッと口を拭ったネイサンがやけっぱちの様相で言いよった。
「願い通りヤることヤろうじゃ無いかっ。泣いて縋っても知らんぞっ」
子供か(2回目)
「まぁ、乙女に向かって鬼畜な言い方ですこと」
「きちっ?!」
だから、それくらいで詰まるなら口で絡んでくるなってーの。
優しいやろ?先に飲むけどなっ。
あ、ちょっとだけ甘め。うん、イイね。
「私が産んだ男児が未来の侯爵位を継ぐと、婚前契約書に込められておりますの。旦那様に兄弟がいない限り、契約を結んだ侯爵家の一員として全うする義務が貴方様にありますわ。
……ところで、出来ないのでしたら、翌日へ持ち越して寝てしまいたいのですが、どうします?」
口端に少し垂れたワインを、指先で拭いながら聞いたら、ネイサンはワインを一気に飲み干した。あらー、やけ酒かー?
手の甲でグッと口を拭ったネイサンがやけっぱちの様相で言いよった。
「願い通りヤることヤろうじゃ無いかっ。泣いて縋っても知らんぞっ」
子供か(2回目)
「まぁ、乙女に向かって鬼畜な言い方ですこと」
「きちっ?!」
だから、それくらいで詰まるなら口で絡んでくるなってーの。
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