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第1章 レッツスローライフ
神様のアンチキショー! (2)
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とりあえず、イセカイゴッドから餞別がきたというので、早速確認してみよう。
私は引き続きカバンを漁る。
手紙の次に出てきたのは、かわいい洋服一式だった。
ゆったりとした袖口のトップス、膝より少し短い丈のフレアスカート、ハイソックスのセットだ。しかも全部可愛らしいピンク系統の色。
「女子力高すぎるでしょ!!」
本当に神って何者!?普通の女子である私よりも女子力高いよ!!
え?悲しい奴だって?しばくぞこのヤロー!!
それから洋服一式の他に、茶色のブーツも一緒にあった。
「質量ガン無視してない!?」
おかしくない!?サイズ的にはいわゆる普通の大きさの肩掛けカバンなのに、なんでブーツが出てこれるの!?どうやって収納した!?
「このカバンって、もしかして無限にものが入るパターンのやつ?」
ファンタジーで良くある、どんだけものを入れてもOKで重くもならない系のカバン?なんかそんな気がしてきた………。
「ち、ちょっと鑑定してみよう………」
エンジェルポーチ……夢幻級アイテム。スキル:異次元収納と同じ効果を持つカバン。天海 千夜専用
「餞別どころじゃなくない!?」
まさかの本当に無限バッグだったよ!!めっちゃアイテムランクの名前が壮大!!しかも私専用だって!!
かなりいいものくれてませんか!?神様!!
引き続きカバンの中を漁っていると、ハードカバーサイズの本が4冊出てきた。それぞれ黄色、水色、黄緑、藤色の表紙だ。
黄色と水色の本は文字が書いてあったけど、もう2冊は白紙だった。黄緑色の本の方にはご丁寧にペンまでついている。日記帳に使えそうだ。
「中身の確認は一回置いとこう」
ガサゴソ。
次に出てきたのは、小さな布製の袋だった。何これ?何が入ってるの?
袋をひっくり返すと、中から3つのものが出てきた。懐中時計風の方位磁石、それよりは平べったい方位磁石、そして銀色の立方体キューブだった。
「…………なにこれ?」
今までのアイテムなら確かに見ればわかったけど、今回のこれは全くわからない。変な方位磁石×2と銀色の立方体の使い道とかわかるわけないじゃないか!!
「見てもわからないものもあるじゃないの!!」
神様ーー!!説明してくださいよ!!これなんですかーーー!!
私が一人騒いでいると、ポンッという気の抜ける効果音とともに、目の前に手紙が一枚出てきた。
なんとなく予想はしていたけど、差出人は………。
『イセカイゴッドより』
「ですよねーーー!?」
神様、この世界にはノータッチって言ってたけど、絶対タッチしてるよね!?
『しょうがないから説明してあげるね』
「めっちゃ上から目線なんだけど!!」
神様だから当たり前かもしれないけど!!
『その袋に入ってる方位磁石は対になってるんだ。大きい方の方位磁石は、平べったい方の方位磁石の居場所を指し示す効果はあるよ』
「めっちゃチートだったーーーー!!!!」
つまりこの平べったいのをここに貼っといたら、懐中時計風の方位磁石がこの避難所の場所を指し示してくれるってことでしょ!?
すっごーー!!!カーナビみたいじゃないですか!?これがあれば森の探索に出かけても戻ってこれるじゃん!!
『それからキューブの方は、地面で3回転がすと家に変わるから。お庭もついてるし、家に関しては立て替えてもいいし増築してもいいし。キューブに戻したい時は、玄関横にあるキューブを1回回すと戻るよ』
「質量やっぱり無視してるよね!?」
嘘でしょ!?この手のひらサイズの立方体が庭付きの家になるの!?しかも増改築自由!?やばい!異世界パネェ!!
「どれも至極まともじゃないですか………」
神のアンチキショー!!とか言っちゃったけど、全然アンチキショーじゃないかもしれない。
私は引き続きカバンを漁る。
手紙の次に出てきたのは、かわいい洋服一式だった。
ゆったりとした袖口のトップス、膝より少し短い丈のフレアスカート、ハイソックスのセットだ。しかも全部可愛らしいピンク系統の色。
「女子力高すぎるでしょ!!」
本当に神って何者!?普通の女子である私よりも女子力高いよ!!
え?悲しい奴だって?しばくぞこのヤロー!!
それから洋服一式の他に、茶色のブーツも一緒にあった。
「質量ガン無視してない!?」
おかしくない!?サイズ的にはいわゆる普通の大きさの肩掛けカバンなのに、なんでブーツが出てこれるの!?どうやって収納した!?
「このカバンって、もしかして無限にものが入るパターンのやつ?」
ファンタジーで良くある、どんだけものを入れてもOKで重くもならない系のカバン?なんかそんな気がしてきた………。
「ち、ちょっと鑑定してみよう………」
エンジェルポーチ……夢幻級アイテム。スキル:異次元収納と同じ効果を持つカバン。天海 千夜専用
「餞別どころじゃなくない!?」
まさかの本当に無限バッグだったよ!!めっちゃアイテムランクの名前が壮大!!しかも私専用だって!!
かなりいいものくれてませんか!?神様!!
引き続きカバンの中を漁っていると、ハードカバーサイズの本が4冊出てきた。それぞれ黄色、水色、黄緑、藤色の表紙だ。
黄色と水色の本は文字が書いてあったけど、もう2冊は白紙だった。黄緑色の本の方にはご丁寧にペンまでついている。日記帳に使えそうだ。
「中身の確認は一回置いとこう」
ガサゴソ。
次に出てきたのは、小さな布製の袋だった。何これ?何が入ってるの?
袋をひっくり返すと、中から3つのものが出てきた。懐中時計風の方位磁石、それよりは平べったい方位磁石、そして銀色の立方体キューブだった。
「…………なにこれ?」
今までのアイテムなら確かに見ればわかったけど、今回のこれは全くわからない。変な方位磁石×2と銀色の立方体の使い道とかわかるわけないじゃないか!!
「見てもわからないものもあるじゃないの!!」
神様ーー!!説明してくださいよ!!これなんですかーーー!!
私が一人騒いでいると、ポンッという気の抜ける効果音とともに、目の前に手紙が一枚出てきた。
なんとなく予想はしていたけど、差出人は………。
『イセカイゴッドより』
「ですよねーーー!?」
神様、この世界にはノータッチって言ってたけど、絶対タッチしてるよね!?
『しょうがないから説明してあげるね』
「めっちゃ上から目線なんだけど!!」
神様だから当たり前かもしれないけど!!
『その袋に入ってる方位磁石は対になってるんだ。大きい方の方位磁石は、平べったい方の方位磁石の居場所を指し示す効果はあるよ』
「めっちゃチートだったーーーー!!!!」
つまりこの平べったいのをここに貼っといたら、懐中時計風の方位磁石がこの避難所の場所を指し示してくれるってことでしょ!?
すっごーー!!!カーナビみたいじゃないですか!?これがあれば森の探索に出かけても戻ってこれるじゃん!!
『それからキューブの方は、地面で3回転がすと家に変わるから。お庭もついてるし、家に関しては立て替えてもいいし増築してもいいし。キューブに戻したい時は、玄関横にあるキューブを1回回すと戻るよ』
「質量やっぱり無視してるよね!?」
嘘でしょ!?この手のひらサイズの立方体が庭付きの家になるの!?しかも増改築自由!?やばい!異世界パネェ!!
「どれも至極まともじゃないですか………」
神のアンチキショー!!とか言っちゃったけど、全然アンチキショーじゃないかもしれない。
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