いまさら好きと気づいても。。。

ちろは

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番外編 中学の頃6

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(やっぱり僕は石田のことが大好きなんだ。)
石田と廊下ですれ違うだけでドキドキして、
その日1日がすごく充実したものに感じてしまう。
まるで白黒の世界に色が付いたようだった。
しかし、今の自分は彼女の隣にふさわしいのだろうか?
最初は見ているだけで満足だったけど、
やっぱり好きになってもらいたい。
それに今のままだと異性として見られている気がしない。
石田に振り向いてもらうために僕は努力することを決意した。

まずは勉強だ。
元々そんなに悪い方ではないが、すごく良い方でもない。
中途半端な点数だ。
この学校には学年200人のうち、上位20位までの成績が貼り出されるシステムがあった。
僕はそこで石田に認知してもらおうと考えたのだ。
上位20位だとこれまた中途半端なため、
僕は上位5位以内を目指すことに決めた。
現在の点数が5教科380点/500点満点
上位になるためには450点、平均で90点取る必要がある。
そして、部活でよい成績を残すと全校集会で名前が呼ばれる。
文武両道になれば、きっと石田も。。。
淡い期待を抱き、今の自分にできることを少しずつ進めた。
部活が終わって、すぐに塾に行って勉強をし、
授業が終わっても塾に残って、勉強した。
家に帰るのは夜の11時頃でよく警察に職務質問されたほどだった。
部活も手を抜かないようになった。
柔道を親の言いつけで嫌々、続けていたため
練習は適当だった。
しかし、その日から目の色を変えて練習に打ち込んだ。
自主的な走り込みや筋トレも行った。
これは長期休暇でも同じルーティンを行った。
朝に走り込みに行き、そのまま部活動へ。
昼からは図書館にこもり勉強。
夏休み明けの実力テストで3位になった。
3位 佐藤直哉 462点
(やった!これで石田も見直してくれる!)
まずは目標の1つを達成した。
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