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番外編 瑠可/楓
番外編 Luka-6
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夏休みの後半。
発情期が来る前に宿題はほぼ終わらせた。
「手伝おうか?」と篠崎さんがメッセージをくれたけど、それだとボク自身のためにならないからと断った。
その代わり「頑張って早く終わらせるから」と返信した。
それから数日後、予定通り発情期がきた。
最初の3日間は抑制剤も効かないほど酷くて動けないから、篠崎さんと会うのは4日目になった。
篠崎さんは、「ホテルを予約したけど普通のデートをしてから行こう」とメッセージをくれた。
番について何も言ってこなかった。
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
当日、ボクは強めの抑制剤を朝に飲んで、同じ薬を多めにバッグに入れて出掛けた。
今日は美術館に行った。
発情期中だから、混雑しない場所がいいだろうという篠崎さんの気遣い。
熱心に絵を見る篠崎さんの隣で、ボクはよくわからない絵をボンヤリ眺めた。
夕食は宿泊先のホテルのレストランでフレンチのフルコースを食べた。
「美味しいね」と言う篠崎さんの言葉にボクはどこか上の空で相槌を打った。
篠崎さんにエスコートされて部屋に入ると、そこは夜景が一望できるスイートルームだった。
「わぁ、すごい部屋ですね」
「瑠可との特別な夜だから、張り切っちゃったよ」
照れ笑いする篠崎さんにボクはクスリと笑った。
シャワーは先にボクが入って、その後に篠崎さんが入った。
篠崎さんを待っている間、クイーンサイズのベッドに座ってボンヤリと窓の向こうの景色を眺める。
前に泊まったホテルはこんな豪華な部屋じゃなかった。
カーテンを開けてなかったから、夜景が綺麗だったかも知らない。
セミダブルのベッドでボクのことをずっと抱きしめてくれた。
「ふふっ」
何でこんなこと今思い出しちゃうんだろうって苦笑した。
ガチャとドアが開く音がして、バスローブ姿の篠崎さんが微笑みながらボクの元に来た。
ふんわりと抱きしめられると、石鹸の匂いに混じって、フローラルなフェロモンの匂いがした。
「瑠可、いい?」
耳元で囁かれ頷くと、すぐキスをされた。
それはいつもと違って性急で、侵入してきた舌にボクの舌はあっという間に絡め取られた。
すごく余裕のないキスに呼吸が上手くできなくて苦しいのに、頭の中は落ち着いていた。
あんな激しいキスだからガツガツ来るのかと思ったら、その後はじっくり丁寧だった。
篠崎さんはボクの身体のあちこちにキスをして、たくさん痕を付けた。
抑制剤が切れた発情期中のボクの身体は刺激に敏感で、胸を弄られただけで達した。
「瑠可の匂い濃いね。オレンジの花のような。僕の好きな匂いだ」
「やんっ……はるきさん……もぅ……下も触ってぇ…」
胸を弄りながら首元の匂いを嗅ぐだけで、下を触ってくれない篠崎さんに堪らず強請る。
そんなボクを見て微笑むと、ボクの中心に待ち望んだ手が触れた。
少し強めに扱かれて、抑えきれず恥ずかしい声を上げた。
そして、その手は更に後ろに伸びて、ダラダラと蜜が流れる窄まりに触れた。
「瑠可のココ。大洪水だね」
「も…は、やく触って」
発情期の熱が籠って苦しい。
早く外に出したい。
ボクの身体は欲望に忠実に篠崎さんを求めた。
だけど、求めれば求めるほど、自分の浅ましさにボクの心はどんどん冷めていった。
たくさん弄られた後、ボクの後ろは篠崎さんを受け入れた。
薄いゴム越しに、篠崎さんのものがボクの中を熱く蠢くのが分かる。
久しぶりに受け入れたそこは、少し苦しかったけど気持ちよかった。
チガウ。
コノヒトジャナイ。
そんな声が聞こえた気がする。
違う。
この人だよ。
ボクは…。
「ああっ!」
篠崎さんが中にいたまま、ボクは何度目かの絶頂を迎えた。
息が上がっているボクの中から篠崎さんは一旦出て、ボクをうつ伏せにした。
再度、侵入してきた時に違和感を覚えたけど、中を激しく侵される快感が考える暇を与えてくれない。
「はぁ、ぁんっ、すご…い…」
「瑠可の中、とても気持ちいいよ。ずっと居たいくらいだ…」
「ああっ」
奥を突かれて、内臓が出てきそうななくらい苦しい。
けど、ボクの中を行き来する熱い塊に身体が熱くなる。
快感に酔って朦朧としてきた時、ザラリと項をなぞる感覚にゾワっと全身が粟立ち冷や汗が出る。
「瑠可、僕の番にしたい……噛んでいい?」
そう囁き、何度も何度も舌が項を這う。
歯が項に当たる度、全身が凍りつくように感じ焦った。
「やっ、やだぁ……項、噛まないでぇ」
咄嗟に項を両手で覆う。
カマレタイノハコノヒトジャナイ
血が出るほど何度も手を噛まれたのに、感覚が麻痺したのか痛みはほとんど感じなかった。
必死に項を守った。
しばらくすると舌打ちのようなものが聞こえ、突然篠崎さんの動きが速まった。
篠崎さんが体重を掛けてガンガン突いてきて、1番奥で達した。
ボクの中にジワジワと熱いものが広がっていくのを感じた。
「ああっ、あ、熱い……はる、きさん、ゴムは?」
「ああ、外したよ。番になるのに不要だから。でも、まだ瑠可の決心はついてなかったんだね。ごめんね」
そう言い背中にキスを落とすと、ボクの中から出ることなくまた腰を揺らした。
「あ、あ、なん……また、大きく…」
「瑠可、止まらない。もう少し付き合って」
「やあぁ…」
長いストロークの後、ボクの中にまた熱いものを注がれた。
発情期が来る前に宿題はほぼ終わらせた。
「手伝おうか?」と篠崎さんがメッセージをくれたけど、それだとボク自身のためにならないからと断った。
その代わり「頑張って早く終わらせるから」と返信した。
それから数日後、予定通り発情期がきた。
最初の3日間は抑制剤も効かないほど酷くて動けないから、篠崎さんと会うのは4日目になった。
篠崎さんは、「ホテルを予約したけど普通のデートをしてから行こう」とメッセージをくれた。
番について何も言ってこなかった。
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
当日、ボクは強めの抑制剤を朝に飲んで、同じ薬を多めにバッグに入れて出掛けた。
今日は美術館に行った。
発情期中だから、混雑しない場所がいいだろうという篠崎さんの気遣い。
熱心に絵を見る篠崎さんの隣で、ボクはよくわからない絵をボンヤリ眺めた。
夕食は宿泊先のホテルのレストランでフレンチのフルコースを食べた。
「美味しいね」と言う篠崎さんの言葉にボクはどこか上の空で相槌を打った。
篠崎さんにエスコートされて部屋に入ると、そこは夜景が一望できるスイートルームだった。
「わぁ、すごい部屋ですね」
「瑠可との特別な夜だから、張り切っちゃったよ」
照れ笑いする篠崎さんにボクはクスリと笑った。
シャワーは先にボクが入って、その後に篠崎さんが入った。
篠崎さんを待っている間、クイーンサイズのベッドに座ってボンヤリと窓の向こうの景色を眺める。
前に泊まったホテルはこんな豪華な部屋じゃなかった。
カーテンを開けてなかったから、夜景が綺麗だったかも知らない。
セミダブルのベッドでボクのことをずっと抱きしめてくれた。
「ふふっ」
何でこんなこと今思い出しちゃうんだろうって苦笑した。
ガチャとドアが開く音がして、バスローブ姿の篠崎さんが微笑みながらボクの元に来た。
ふんわりと抱きしめられると、石鹸の匂いに混じって、フローラルなフェロモンの匂いがした。
「瑠可、いい?」
耳元で囁かれ頷くと、すぐキスをされた。
それはいつもと違って性急で、侵入してきた舌にボクの舌はあっという間に絡め取られた。
すごく余裕のないキスに呼吸が上手くできなくて苦しいのに、頭の中は落ち着いていた。
あんな激しいキスだからガツガツ来るのかと思ったら、その後はじっくり丁寧だった。
篠崎さんはボクの身体のあちこちにキスをして、たくさん痕を付けた。
抑制剤が切れた発情期中のボクの身体は刺激に敏感で、胸を弄られただけで達した。
「瑠可の匂い濃いね。オレンジの花のような。僕の好きな匂いだ」
「やんっ……はるきさん……もぅ……下も触ってぇ…」
胸を弄りながら首元の匂いを嗅ぐだけで、下を触ってくれない篠崎さんに堪らず強請る。
そんなボクを見て微笑むと、ボクの中心に待ち望んだ手が触れた。
少し強めに扱かれて、抑えきれず恥ずかしい声を上げた。
そして、その手は更に後ろに伸びて、ダラダラと蜜が流れる窄まりに触れた。
「瑠可のココ。大洪水だね」
「も…は、やく触って」
発情期の熱が籠って苦しい。
早く外に出したい。
ボクの身体は欲望に忠実に篠崎さんを求めた。
だけど、求めれば求めるほど、自分の浅ましさにボクの心はどんどん冷めていった。
たくさん弄られた後、ボクの後ろは篠崎さんを受け入れた。
薄いゴム越しに、篠崎さんのものがボクの中を熱く蠢くのが分かる。
久しぶりに受け入れたそこは、少し苦しかったけど気持ちよかった。
チガウ。
コノヒトジャナイ。
そんな声が聞こえた気がする。
違う。
この人だよ。
ボクは…。
「ああっ!」
篠崎さんが中にいたまま、ボクは何度目かの絶頂を迎えた。
息が上がっているボクの中から篠崎さんは一旦出て、ボクをうつ伏せにした。
再度、侵入してきた時に違和感を覚えたけど、中を激しく侵される快感が考える暇を与えてくれない。
「はぁ、ぁんっ、すご…い…」
「瑠可の中、とても気持ちいいよ。ずっと居たいくらいだ…」
「ああっ」
奥を突かれて、内臓が出てきそうななくらい苦しい。
けど、ボクの中を行き来する熱い塊に身体が熱くなる。
快感に酔って朦朧としてきた時、ザラリと項をなぞる感覚にゾワっと全身が粟立ち冷や汗が出る。
「瑠可、僕の番にしたい……噛んでいい?」
そう囁き、何度も何度も舌が項を這う。
歯が項に当たる度、全身が凍りつくように感じ焦った。
「やっ、やだぁ……項、噛まないでぇ」
咄嗟に項を両手で覆う。
カマレタイノハコノヒトジャナイ
血が出るほど何度も手を噛まれたのに、感覚が麻痺したのか痛みはほとんど感じなかった。
必死に項を守った。
しばらくすると舌打ちのようなものが聞こえ、突然篠崎さんの動きが速まった。
篠崎さんが体重を掛けてガンガン突いてきて、1番奥で達した。
ボクの中にジワジワと熱いものが広がっていくのを感じた。
「ああっ、あ、熱い……はる、きさん、ゴムは?」
「ああ、外したよ。番になるのに不要だから。でも、まだ瑠可の決心はついてなかったんだね。ごめんね」
そう言い背中にキスを落とすと、ボクの中から出ることなくまた腰を揺らした。
「あ、あ、なん……また、大きく…」
「瑠可、止まらない。もう少し付き合って」
「やあぁ…」
長いストロークの後、ボクの中にまた熱いものを注がれた。
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