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■第二章 試される大地
プロローグ 始まりの村
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馬車が停まり、みんなが降り立つ。するとどこからか不気味な女の唸り声が聞こえてきた。いや、それは風の音だったようだ。氷の刃で頬を撫でられたような、そんな凍てつく冷たさ。思わず僕らは首が縮みブルブルと体が震えてしまう。
「ここがボックスホーム、北部ノースオーシャン領の最初の村です。……以前とあまり変わっておりませんな」
老執事セバスさんが言うが、彼は一度ここを訪れたことがあるようだ。
「ええっ、ここが村なの? 家がたった四つしかないじゃない」
レニアが驚いたが、そうだな、この規模だと村というにはちょっと寂しすぎる。
中央にある邸宅だけは立派なレンガ造りだが、それも緑色の苔に半分以上が覆われており、手入れが行き届いているようには見えない。自然に浸食されるがままになっていた。
これは厳しいな……。
僕はボックスホームの村を見てそう思った。
家が荒れているというのは、村人に家を手入れするだけの余裕が無い証拠だ。
畑もあったが、みすぼらしい葉がいくつか地べたに這っている他は、何も実っていない。今は秋だというのに、だ。
「他にもサースティフッドの村がもう少し北にあったはずですが、もう何十年も行き来が途絶えておりまして、今もあるかどうか……事実上、ここが領地の本拠地になるかと存じます」
セバスさんが告げると、全員が押し黙る。
「そんな、村一つだけの領地だなんて!」
レニアが悲鳴にも似た悲痛な声で叫んだが、状況はこれ以上ないくらいに最悪だ。
だが、やる前から諦めていたら、何も始まらない。
ここの四つの家の人々はこの状況下でもここから逃げずにやってきたのだ。
それだけでも僕には勇気づけられるものがあった。
「いいじゃないか、レニア。僕はまだ新人の領主だし、これから領地は大きくしていけばいいよ」
「それはそうだけど、もう、アッシュも少しは怒ったほうがいいわ」
「まあ、それで問題が上手くいくならね」
「なによ、いい子ぶっちゃって」
「ふふ、だって領主だからね、僕は。さて、まずは領民に挨拶しないと。ここの村長に会ってみよう」
「それがよろしいかと。村長はこのレンガの建物に住んでおります」
領民との最初の挨拶である。最初が肝心とも言うし、僕は領民達に良い印象を持ってもらおうと、服の襟を正した。
鉄輪を使おうと思ったが、その鉄輪がない。
「アッシュ様、私が叩きましょう」
ギルが代わりにドアをノックしてくれた。だが、レンガ造りの邸宅からは反応が無い。
「頼もう! 誰かいませんか!」
「……おかしいわね。誰もいないのかしら?」
レニアが首をひねるが、留守かもしれないな。
「仕方ない、他の家を当たろう」
「いえ、待ってください。中に人の気配があります」
物音はしなかったが、ギルはそれを察知できるようで、ひょっとすると彼もスキル持ちかもしれない。ま、英雄と呼ばれるようなクラスの人は複数のスキルを持っていたりするからな。
「あ、おい、ギル」
ギルが向こうの許可無くドアを開けてしまったので、僕は困ってしまったが、とにかく会って話をしたほうがいいだろう。
そう思って彼に続いて中に入った。
家の中は薄暗い。床に黒いシミがあるのが、かろうじて判別できる程度だ。
だが、奥に小さな光が見えた。二つの左右に並んだ光。何だろうと思ったら――
目だ。
そこには見覚えのある三日月の毛を持つ熊がこちらを向いて立っていた。
「きゃあ! 熊が!」
「くっ! ムーンベアが中に入り込んでいるだと! お、お下がりください、アッシュ様!」
「いや、待ってくれ、ギル。大丈夫、彼はムーンベアじゃないよ」
僕は【鑑定】を使ったので、それが人間だと分かった。
〈名称〉バド 〈レベル〉52
〈HP〉840/840 〈状態〉通常
【解説】
ボックスホームの村長。元騎士隊長。
性格は質実剛健で、ノンアクティブ。
「えっ」
「ああ、なんだ、熊の毛皮かぁ」
レニアがほっとしたように言うが、薄暗いこの部屋ではムーンベアと見間違えても仕方ないだろう。
「初めまして。新たに国王陛下からこのノースオーシャンの領主に任命されたアッシュ=ウルマヤードと言います」
僕は改めて村長のバドに挨拶した。
しかし――
「帰れ」
ただ一言、開口一番に村長のバドが無表情で言い放つ。
「どうしてですか?」
僕は理由を聞きたかった。
「ふぅ。ここは見ての通り家が数軒ほど残っているだけだ。そのすべての家族が私のもともとの部下で、とても村と呼べる状態ではない。ノースオーシャンは中央の連中が考えているほど甘い場所ではないのだ」
深くため息をついたバドが首を振って言う。
「ちょっと! アタシ達だってそれくらいは下調べしてるわよ。だいたい――」
「待ってくれ、レニア。僕が話すよ」
レニアが言いかけたが、もちろん下調べはしているのだ。それでも、現地の人間の見聞には及ばない。最新の詳細な情報はやはり現場にある。
「僕は領主に任命された以上、中央にこの領地の状態も報告する義務があると思います。だから、しばらくここに住んで、情報を集めようと思います。村長としてバドさんも協力してもらえませんか」
「ふむ……報告か。分かった。好きにしろ。ただし、手助けや護衛などはする余裕がないぞ」
「構いません。護衛は頼れる人間を連れてきましたから」
「人数は? 戦闘要員の」
「戦闘ができるのは三人かな」
騎士のギル、そして残りの二人はウッドゴーレムだ。
人数を聞いたバドは肩を落とした。
「たった三人か……食料は?」
「たくさん持ってきましたよ。パンを作る小麦、保存の利く干し肉、チーズ、野菜の漬物や、リンゴなどの果物もありますよ」
「そうか。なら、この館に運び込むといい。ここならムーンベアも簡単には入ってこられないからな」
「ありがとうございます」
「礼などいらぬ。本来は、ここが領主の館になるはずだったのだからな。私のような負け犬が占領してしまっているが」
「バドさん、これは僕が祖父から教わった訓示ですが、どんなにみじめな状況であっても自分を貶めてはいけません。苦しくても、不満があっても、腹が立っても、泣きたくとも、前を向いている間は、まだ負けてなどいないそうです」
「ふっ……なるほどな」
軽く笑ったバドは表情を緩めた。本心で同意してくれたかどうかまでは分からないけれど、さっきまでの張り詰めた空気は少し和らいでいる。
僕は最初にやるべきことの指示を出した。
「じゃ、荷物をここに運び込んだら、まず村の周りに柵を作ろう。みんなの家を新しく建てようにもムーンベアが敷地に入ってきたら安心できないからね」
「そうね」「「分かりました」」「おうよ!」
さあ、僕らの初仕事だ。
「ここがボックスホーム、北部ノースオーシャン領の最初の村です。……以前とあまり変わっておりませんな」
老執事セバスさんが言うが、彼は一度ここを訪れたことがあるようだ。
「ええっ、ここが村なの? 家がたった四つしかないじゃない」
レニアが驚いたが、そうだな、この規模だと村というにはちょっと寂しすぎる。
中央にある邸宅だけは立派なレンガ造りだが、それも緑色の苔に半分以上が覆われており、手入れが行き届いているようには見えない。自然に浸食されるがままになっていた。
これは厳しいな……。
僕はボックスホームの村を見てそう思った。
家が荒れているというのは、村人に家を手入れするだけの余裕が無い証拠だ。
畑もあったが、みすぼらしい葉がいくつか地べたに這っている他は、何も実っていない。今は秋だというのに、だ。
「他にもサースティフッドの村がもう少し北にあったはずですが、もう何十年も行き来が途絶えておりまして、今もあるかどうか……事実上、ここが領地の本拠地になるかと存じます」
セバスさんが告げると、全員が押し黙る。
「そんな、村一つだけの領地だなんて!」
レニアが悲鳴にも似た悲痛な声で叫んだが、状況はこれ以上ないくらいに最悪だ。
だが、やる前から諦めていたら、何も始まらない。
ここの四つの家の人々はこの状況下でもここから逃げずにやってきたのだ。
それだけでも僕には勇気づけられるものがあった。
「いいじゃないか、レニア。僕はまだ新人の領主だし、これから領地は大きくしていけばいいよ」
「それはそうだけど、もう、アッシュも少しは怒ったほうがいいわ」
「まあ、それで問題が上手くいくならね」
「なによ、いい子ぶっちゃって」
「ふふ、だって領主だからね、僕は。さて、まずは領民に挨拶しないと。ここの村長に会ってみよう」
「それがよろしいかと。村長はこのレンガの建物に住んでおります」
領民との最初の挨拶である。最初が肝心とも言うし、僕は領民達に良い印象を持ってもらおうと、服の襟を正した。
鉄輪を使おうと思ったが、その鉄輪がない。
「アッシュ様、私が叩きましょう」
ギルが代わりにドアをノックしてくれた。だが、レンガ造りの邸宅からは反応が無い。
「頼もう! 誰かいませんか!」
「……おかしいわね。誰もいないのかしら?」
レニアが首をひねるが、留守かもしれないな。
「仕方ない、他の家を当たろう」
「いえ、待ってください。中に人の気配があります」
物音はしなかったが、ギルはそれを察知できるようで、ひょっとすると彼もスキル持ちかもしれない。ま、英雄と呼ばれるようなクラスの人は複数のスキルを持っていたりするからな。
「あ、おい、ギル」
ギルが向こうの許可無くドアを開けてしまったので、僕は困ってしまったが、とにかく会って話をしたほうがいいだろう。
そう思って彼に続いて中に入った。
家の中は薄暗い。床に黒いシミがあるのが、かろうじて判別できる程度だ。
だが、奥に小さな光が見えた。二つの左右に並んだ光。何だろうと思ったら――
目だ。
そこには見覚えのある三日月の毛を持つ熊がこちらを向いて立っていた。
「きゃあ! 熊が!」
「くっ! ムーンベアが中に入り込んでいるだと! お、お下がりください、アッシュ様!」
「いや、待ってくれ、ギル。大丈夫、彼はムーンベアじゃないよ」
僕は【鑑定】を使ったので、それが人間だと分かった。
〈名称〉バド 〈レベル〉52
〈HP〉840/840 〈状態〉通常
【解説】
ボックスホームの村長。元騎士隊長。
性格は質実剛健で、ノンアクティブ。
「えっ」
「ああ、なんだ、熊の毛皮かぁ」
レニアがほっとしたように言うが、薄暗いこの部屋ではムーンベアと見間違えても仕方ないだろう。
「初めまして。新たに国王陛下からこのノースオーシャンの領主に任命されたアッシュ=ウルマヤードと言います」
僕は改めて村長のバドに挨拶した。
しかし――
「帰れ」
ただ一言、開口一番に村長のバドが無表情で言い放つ。
「どうしてですか?」
僕は理由を聞きたかった。
「ふぅ。ここは見ての通り家が数軒ほど残っているだけだ。そのすべての家族が私のもともとの部下で、とても村と呼べる状態ではない。ノースオーシャンは中央の連中が考えているほど甘い場所ではないのだ」
深くため息をついたバドが首を振って言う。
「ちょっと! アタシ達だってそれくらいは下調べしてるわよ。だいたい――」
「待ってくれ、レニア。僕が話すよ」
レニアが言いかけたが、もちろん下調べはしているのだ。それでも、現地の人間の見聞には及ばない。最新の詳細な情報はやはり現場にある。
「僕は領主に任命された以上、中央にこの領地の状態も報告する義務があると思います。だから、しばらくここに住んで、情報を集めようと思います。村長としてバドさんも協力してもらえませんか」
「ふむ……報告か。分かった。好きにしろ。ただし、手助けや護衛などはする余裕がないぞ」
「構いません。護衛は頼れる人間を連れてきましたから」
「人数は? 戦闘要員の」
「戦闘ができるのは三人かな」
騎士のギル、そして残りの二人はウッドゴーレムだ。
人数を聞いたバドは肩を落とした。
「たった三人か……食料は?」
「たくさん持ってきましたよ。パンを作る小麦、保存の利く干し肉、チーズ、野菜の漬物や、リンゴなどの果物もありますよ」
「そうか。なら、この館に運び込むといい。ここならムーンベアも簡単には入ってこられないからな」
「ありがとうございます」
「礼などいらぬ。本来は、ここが領主の館になるはずだったのだからな。私のような負け犬が占領してしまっているが」
「バドさん、これは僕が祖父から教わった訓示ですが、どんなにみじめな状況であっても自分を貶めてはいけません。苦しくても、不満があっても、腹が立っても、泣きたくとも、前を向いている間は、まだ負けてなどいないそうです」
「ふっ……なるほどな」
軽く笑ったバドは表情を緩めた。本心で同意してくれたかどうかまでは分からないけれど、さっきまでの張り詰めた空気は少し和らいでいる。
僕は最初にやるべきことの指示を出した。
「じゃ、荷物をここに運び込んだら、まず村の周りに柵を作ろう。みんなの家を新しく建てようにもムーンベアが敷地に入ってきたら安心できないからね」
「そうね」「「分かりました」」「おうよ!」
さあ、僕らの初仕事だ。
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