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番外編
突撃! 肉食獣の巣窟! 〜私もあなたを束縛します!〜【前編】
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大学2年、あやめは吹っ切れた。
ーーーーーーーーーーーーーー
「いい加減私のこと信じて下さいよ!」
「疑っているんじゃない、お前は女だろう、酒の入った男はただでさえタガが外れて危険なんだから。…お前が俺の知らない場所で傷つくのが怖いんだよ」
「じゃあ私も先輩が心配だからコンパに着いていきますよ!」
私の彼氏はとても束縛屋だ。
私の行動を縛っているくせに、自分は飲み会に行く。自分だって異性のいる飲み会に参加しているくせに。私はそれが納得できなかった。
先輩が制限するのは、異性が含まれる飲み会へ行く時だけ。日中に女性とランチへ行ったり遊びに行くのは制限しない。
この間沢渡君含めた高校の時の仲良しメンバーで集まって飲みに行った時は例外で、全く止めなかったし。多分どこの誰かわからない男がいたら止めるのかなぁ?
…だけど、ふと彼と交際を始める前のことを思い出したのだ。
先輩は元彼女さんの不貞で、自信をなくした経験があることを。沙織さんだけが原因じゃないけど、その事もあって私を縛るのではないかなと思ったり。
いや、ただ単に私がトラブルに巻き込まれる体質だからかもしれないけどさ、多分その事もあって不安なのかな? って思ったのだ。でも最近は本当に落ち着いているのよ? …たまに巻き込まれるけどさ。
だがしかし、自分は良くて私は駄目というその姿勢は良くない。
なので私は、彼氏様の所属する剣道サークルの飲み会【他校の女子大生含む合同コンパ】にお邪魔してやった。
先輩には「大丈夫だから」と言われたが、私は大丈夫じゃないので彼氏様と同じことをしてやった。
先輩だって私の学部の定期飲み会に参加してるでしょ? 私は同じことしているんだからね?
「こんばんは。おじゃましま~す」
「…すいません。ついてくるって聞かなくて」
私は先輩の腕にくっついて、飲み会の場にお邪魔した。場所は大学近くの繁華街にあるリーズナブルな値段で学生に人気の大衆居酒屋。そこの座敷で今日は飲み会だ。
剣道サークルの練習に差し入れを持って行ったりしているから、サークルのメンバーとは顔見知りだ。そのおかげか温かく迎え入れられた。
大学の剣道サークルには少ないが女性もいる。彼女たちも上級生に言われるがまま、このコンパまがいの飲み会に参加しているけど、内心辟易しているみたいである。
彼女たちはボーイッシュだったり、カジュアルな感じのさっぱりした女性たちなのだが、飲み会の席でデリカシーのない人間が何かと女子力の高い女性と比べて酒の肴にしてくるらしい。
相手はそれを愛のあるイジりだと思っているのがタチが悪いと苦々しい表情をして話していたのを覚えている。
楽しいと思っている人間がいる一方では、楽しくないって思っている人間が一定数存在しているみたいだ。
趣味の一環のサークルなのになんかやだね。
席につくとしっかり先輩の隣をキープ。今回はコース料理と飲み放題らしく、前もって飲み物を店員さんに注文しておいた。
「…今日はどちらのお嬢さん方とコンパなんですかぁ?」
「だからコンパじゃないと」
「いやーコンパでしょ…私達を引き立てピエロ役にしたコンパに違いない」
「同意…」
私がチクリと先輩に探りを入れていると、私の隣に座っていた女性部員のお姉様方が怨嗟の声をあげていた。メニュー表が彼女の握力でひしゃげているが大丈夫かな。ラミネート加工だから大丈夫か。
「いや…そんなことは…」
「橘あんた、今までの流れを見て、あのクソ坊主を庇うわけ!?」
「彼女が同じ目に遭ってもそんな事言えるわけ!? …そんなんじゃあんた彼女に振られるんだからね!」
お姉様方は3年生。亮介先輩と同級生だが、女子パワーに押された先輩は二の句が告げずにいた。
「来年になれば最高学年だからそうなれば…だけど就活でそれどころじゃないし…途中で抜けたら駄目かな…」
「あのクソ坊主いい加減自重しろっての…引退した4年だろうが…あー帰りたい」
「おい、相模先輩に聞かれるから…」
クソ坊主もとい4年の相模さんは去年度の剣道サークル部長。今年は就活に入るから引退しているのだけど、何かに付けて飲み会を開催しては部員を招集している困った人らしい。
飲むのが好きなのか、女性と飲みたいから合同コンパを開くのか…
単独でやればいのに何故巻き込む。
飲み会参加者で個室の席が半分くらい埋まった頃、部屋の外から黄色い声が聞こえてきた。
「来た! S女子大の子たちだ!」
おぉ! と男性陣が盛り上がる。私とお姉様方はそれを冷めた目で見つめていた。特に私は隣に座っている亮介先輩に冷たい眼差しを送ってやったのだが、それが嫌だったのか「疑うな」と鼻を摘まれてしまった。
個室に入ってきたのは女子力ハイパーな華やかな女性陣。お互いの個性を潰さないように被らないように計算されてますねぇ、こりゃー気合入ってますねぇハイハイ。いっつもこんな女子たちと先輩は楽しくお酒を飲んでいたんですね。
サークル合同って言うから他校の剣道サークルの人達だと思っていたんだけど…ここまで来るとサークル関係ないな。
先輩はイケメンだ。歳を重ねて更にイケメンに磨きをかけたイケメン様である。そのため速攻女性陣にロックオンされていた。
それを察知した私は先輩にくっついて睨みをきかせた。
あっちへお行き、肉食女子達。この人は私の彼氏なんだからね! いやらしい目で見ないで下さい!
空いた席に女性陣が配置されると、飲み物が配られてく。始めはとりあえず生らしいが、私はビールが苦手なのでカシスオレンジを個別に頼んである。
「あやめ、ほら飲み物」
「ありがとうございます」
こういう女子の視線に慣れているのか、先輩は肉食女子の視線を気にすること無く私にカシスオレンジのグラスを手渡してきた。
まだ飲むペースが掴めていない私はたまに失敗するので、今日はあまり飲みすぎないようにしよ。
そして例の相模さんによる、乾杯の合図で飲み会が始まった。
「先輩それおいしいですか?」
目の前の大皿料理を食べたい分だけ各自よそうシステムなので、各々好きなものを取り分けて食べながらお酒を飲んでいた。
先輩が唐揚げを食べていたので私は味の感想を尋ねてみた。
「普通。…やっぱりあやめが作ったもののほうが美味いな」
「…あ、そうですか…」
誰が私をおだてろと言いましたか! いきなりの褒め言葉に私の頬は熱くなりました。お酒が廻るのがずいぶん早いこと。
「田端が他の唐揚げに満足できないのも納得がいく」
「それですよ! あいつ私が受験生の時、作ってもらうの卒業するとか言っておきながら未だに私に唐揚げ作れってねだってくるんです」
もう和真は19歳なんだからいい加減自分でなんとかしなさいとは言っているんだけどね…ついつい作ってあげている私も甘いなとは自覚している。
和真は同じ大学の工学部に入学した。大学のサークルには入らず、そのまま道場で空手を習い続けている。
弟は大学生になっても相変わらず唐揚げ星人のままだ。このまま…唐揚げ成人になってしまうのだろうか。なんちゃって。
「あのぉーお隣いいですかぁ~?」
そこへ割って入ってきたのは女子大の学生1人。その人は黒髪ナチュラルメイクの白い肩出しフリフリ服にうすピンクのひざ丈スカート姿。あざとかわいい系の女の子だ。甘い香水を使用しているのか彼女が先輩の隣に座った時にふわりと香ってきた。
そして私と目が合うとなんだか好戦的な笑みを向けられる。
あっ宣戦布告された。
こうして肉食女子との戦いの火蓋は切って落とされたのだ…
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「いい加減私のこと信じて下さいよ!」
「疑っているんじゃない、お前は女だろう、酒の入った男はただでさえタガが外れて危険なんだから。…お前が俺の知らない場所で傷つくのが怖いんだよ」
「じゃあ私も先輩が心配だからコンパに着いていきますよ!」
私の彼氏はとても束縛屋だ。
私の行動を縛っているくせに、自分は飲み会に行く。自分だって異性のいる飲み会に参加しているくせに。私はそれが納得できなかった。
先輩が制限するのは、異性が含まれる飲み会へ行く時だけ。日中に女性とランチへ行ったり遊びに行くのは制限しない。
この間沢渡君含めた高校の時の仲良しメンバーで集まって飲みに行った時は例外で、全く止めなかったし。多分どこの誰かわからない男がいたら止めるのかなぁ?
…だけど、ふと彼と交際を始める前のことを思い出したのだ。
先輩は元彼女さんの不貞で、自信をなくした経験があることを。沙織さんだけが原因じゃないけど、その事もあって私を縛るのではないかなと思ったり。
いや、ただ単に私がトラブルに巻き込まれる体質だからかもしれないけどさ、多分その事もあって不安なのかな? って思ったのだ。でも最近は本当に落ち着いているのよ? …たまに巻き込まれるけどさ。
だがしかし、自分は良くて私は駄目というその姿勢は良くない。
なので私は、彼氏様の所属する剣道サークルの飲み会【他校の女子大生含む合同コンパ】にお邪魔してやった。
先輩には「大丈夫だから」と言われたが、私は大丈夫じゃないので彼氏様と同じことをしてやった。
先輩だって私の学部の定期飲み会に参加してるでしょ? 私は同じことしているんだからね?
「こんばんは。おじゃましま~す」
「…すいません。ついてくるって聞かなくて」
私は先輩の腕にくっついて、飲み会の場にお邪魔した。場所は大学近くの繁華街にあるリーズナブルな値段で学生に人気の大衆居酒屋。そこの座敷で今日は飲み会だ。
剣道サークルの練習に差し入れを持って行ったりしているから、サークルのメンバーとは顔見知りだ。そのおかげか温かく迎え入れられた。
大学の剣道サークルには少ないが女性もいる。彼女たちも上級生に言われるがまま、このコンパまがいの飲み会に参加しているけど、内心辟易しているみたいである。
彼女たちはボーイッシュだったり、カジュアルな感じのさっぱりした女性たちなのだが、飲み会の席でデリカシーのない人間が何かと女子力の高い女性と比べて酒の肴にしてくるらしい。
相手はそれを愛のあるイジりだと思っているのがタチが悪いと苦々しい表情をして話していたのを覚えている。
楽しいと思っている人間がいる一方では、楽しくないって思っている人間が一定数存在しているみたいだ。
趣味の一環のサークルなのになんかやだね。
席につくとしっかり先輩の隣をキープ。今回はコース料理と飲み放題らしく、前もって飲み物を店員さんに注文しておいた。
「…今日はどちらのお嬢さん方とコンパなんですかぁ?」
「だからコンパじゃないと」
「いやーコンパでしょ…私達を引き立てピエロ役にしたコンパに違いない」
「同意…」
私がチクリと先輩に探りを入れていると、私の隣に座っていた女性部員のお姉様方が怨嗟の声をあげていた。メニュー表が彼女の握力でひしゃげているが大丈夫かな。ラミネート加工だから大丈夫か。
「いや…そんなことは…」
「橘あんた、今までの流れを見て、あのクソ坊主を庇うわけ!?」
「彼女が同じ目に遭ってもそんな事言えるわけ!? …そんなんじゃあんた彼女に振られるんだからね!」
お姉様方は3年生。亮介先輩と同級生だが、女子パワーに押された先輩は二の句が告げずにいた。
「来年になれば最高学年だからそうなれば…だけど就活でそれどころじゃないし…途中で抜けたら駄目かな…」
「あのクソ坊主いい加減自重しろっての…引退した4年だろうが…あー帰りたい」
「おい、相模先輩に聞かれるから…」
クソ坊主もとい4年の相模さんは去年度の剣道サークル部長。今年は就活に入るから引退しているのだけど、何かに付けて飲み会を開催しては部員を招集している困った人らしい。
飲むのが好きなのか、女性と飲みたいから合同コンパを開くのか…
単独でやればいのに何故巻き込む。
飲み会参加者で個室の席が半分くらい埋まった頃、部屋の外から黄色い声が聞こえてきた。
「来た! S女子大の子たちだ!」
おぉ! と男性陣が盛り上がる。私とお姉様方はそれを冷めた目で見つめていた。特に私は隣に座っている亮介先輩に冷たい眼差しを送ってやったのだが、それが嫌だったのか「疑うな」と鼻を摘まれてしまった。
個室に入ってきたのは女子力ハイパーな華やかな女性陣。お互いの個性を潰さないように被らないように計算されてますねぇ、こりゃー気合入ってますねぇハイハイ。いっつもこんな女子たちと先輩は楽しくお酒を飲んでいたんですね。
サークル合同って言うから他校の剣道サークルの人達だと思っていたんだけど…ここまで来るとサークル関係ないな。
先輩はイケメンだ。歳を重ねて更にイケメンに磨きをかけたイケメン様である。そのため速攻女性陣にロックオンされていた。
それを察知した私は先輩にくっついて睨みをきかせた。
あっちへお行き、肉食女子達。この人は私の彼氏なんだからね! いやらしい目で見ないで下さい!
空いた席に女性陣が配置されると、飲み物が配られてく。始めはとりあえず生らしいが、私はビールが苦手なのでカシスオレンジを個別に頼んである。
「あやめ、ほら飲み物」
「ありがとうございます」
こういう女子の視線に慣れているのか、先輩は肉食女子の視線を気にすること無く私にカシスオレンジのグラスを手渡してきた。
まだ飲むペースが掴めていない私はたまに失敗するので、今日はあまり飲みすぎないようにしよ。
そして例の相模さんによる、乾杯の合図で飲み会が始まった。
「先輩それおいしいですか?」
目の前の大皿料理を食べたい分だけ各自よそうシステムなので、各々好きなものを取り分けて食べながらお酒を飲んでいた。
先輩が唐揚げを食べていたので私は味の感想を尋ねてみた。
「普通。…やっぱりあやめが作ったもののほうが美味いな」
「…あ、そうですか…」
誰が私をおだてろと言いましたか! いきなりの褒め言葉に私の頬は熱くなりました。お酒が廻るのがずいぶん早いこと。
「田端が他の唐揚げに満足できないのも納得がいく」
「それですよ! あいつ私が受験生の時、作ってもらうの卒業するとか言っておきながら未だに私に唐揚げ作れってねだってくるんです」
もう和真は19歳なんだからいい加減自分でなんとかしなさいとは言っているんだけどね…ついつい作ってあげている私も甘いなとは自覚している。
和真は同じ大学の工学部に入学した。大学のサークルには入らず、そのまま道場で空手を習い続けている。
弟は大学生になっても相変わらず唐揚げ星人のままだ。このまま…唐揚げ成人になってしまうのだろうか。なんちゃって。
「あのぉーお隣いいですかぁ~?」
そこへ割って入ってきたのは女子大の学生1人。その人は黒髪ナチュラルメイクの白い肩出しフリフリ服にうすピンクのひざ丈スカート姿。あざとかわいい系の女の子だ。甘い香水を使用しているのか彼女が先輩の隣に座った時にふわりと香ってきた。
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