123 / 137
断ち切れぬ想い
乱暴(※暴力的なR18)
しおりを挟む
すん、と鼻を鳴らした子爵は顔をしかめた。
「臭うからこの女を風呂に入れておけ。…ドブの臭いがする」
汚いものに触ってしまったと突き放すように押し出された私はムッとした。
魔法で消したつもりだったけど、下水道に入ったときの匂いが染み付いて残ってしまっているんだ。
臭いのは仕方ないとはいえ、誰のせいで臭くなったと思っているのか。とても腹が立つ。
魔封じされた私は抵抗の手段を奪われてしまい、そのまま両側に立った男たちに引っ立てられる形で浴室へと押し込まれると、そこにはふたりの女性が待っていた。
お仕着せを着たその女性らは静かにこちらを見ている。彼女たちの目はどんよりと淀み、どこか焦点が合っていない。
メイドさん、だろうか?
「あ、あの…」
「……」
声をかけてみたけど応答がない。彼女たちは私の服に手をかけると脱がせ始めた。
「あの。待ってください。私はここから脱出したくて」
「……」
同じ女性ということで同情して逃してくれないだろうかと思ってもう一度声をかけるけど、やっぱり応答がない。
……耳が聴こえないのだろうか? 動作でもたつくことはないから、目が見えないというわけではなさそうだ。
「あの…あなた達も無理やりここに連れて来られたの…?」
「……」
やっぱり、返事がない。彼女たちの目は死んでいる。
そこに彼女たちの意思は見えなかった。
異様な雰囲気を醸し出す女性たちは黙々と私をお風呂に入れて、きれいに磨く。女性相手なら私でも抵抗できたけど、彼女たちの異様さが恐ろしくて戸惑っていた私は固まってただされるがままであった。
お風呂でお世話されているときは変なことは何もされなかった。
されなかったけど、準備されていた服がおかしかった。
洗い上がった身体をタオルで優しく拭われたと思ったら、女性たちは紐とレースでできた小さい布切れを私に着させようとした。
着ている意味があるのかわからない、娼婦が身につけるようなえげつない夜用下着だったのだ。
「こんなの紐じゃないの!」
思わず叫んだ私だったが、彼女たちは何も聞こえないと言わんばかりに私の身体にそれらを装着して、上からネグリジェもどきの夜着を着せた。
「終わったか」
「きゃああ!」
無許可で扉を開けたのはさっきの男たちだった。
なんてことを。外から伺いもせずに浴室の扉を開けるとは、紳士の風上にも置けない。
私は非難の視線を相手に向けたが、男たちはなんのそので、再び私の腕を掴むと浴室から引きずり出した。
「ロート様がお待ちかねだ、歩け」
「離して!」
抵抗するにも、男に力で敵うわけもない。そのまま引きずられるようにして近くの部屋に押し込められた。
連れてこられたのは地下の監禁部屋ではない。
細い秘密通路のような道を経て辿り着いたその部屋は見たところ貴族が使うために存在するような部屋なのだが──…
部屋の中には乗馬用の鞭や首輪、手枷、拘束具などが飾られていて不穏な空気を感じ取った。
手前に小さなテーブルとソファがあり、そこに子爵はいた。先程まで服を着ていたのに、いつの間にかバスローブに着替えていたらしい。
それを見た私は、これから行われるとこを想像してゾッとした。
「いや!」
男たちの手を振り払って部屋の外に飛び出そうとしたが、その動きを想定していた男のひとりに捕まえられて地面に叩きつけられた。背中を打ち付けた私は肺を思いっきり圧迫されたような衝撃を受けてケホケホとむせた。
「おいおい、見えるような傷をつけるなよ? 萎えるから」
苦痛に呻く私を見下ろした子爵は楽しそうに笑っていた。
「おら手間かけさせんじゃねぇよ。立て」
「うぅっ…!」
手下の男から腕を捻り上げられるようにして無理やり立たされた私の手首にカシャンと何かがはめられた。
鎖と繋がったそれを見て私は息を呑む。抵抗を封じるために手枷をつけられたのだ。
「離してよ…っ!」
私は渾身の力で腕を振り払って、部屋の隅に逃げた。扉の前には男たちがいる。子爵も待ちかねている。
この抵抗も大した時間稼ぎにはならないだろう。
だけど黙って犯されるのはゴメンだった。
「私に近づかないで!」
威嚇するように叫んでみたが、子爵は笑みを保ったままだ。むしろ、私が喚いて抵抗する姿を見て楽しんでいるようにも見える。
私の頭の先から爪先まで視線を送った子爵はニヤリといやらしく笑った。
「処女じゃないのが不満だが、顔も身体も上物だから楽しめそうだ」
と言われた私はふと自分の体を見下ろして恥ずかしくなった。
このネグリジェもどきの夜着がスケスケの素材だから、際どい下着から身体まで丸見えなんだ。全裸でいるよりも逆に卑猥な格好していると自覚した私は身体を腕で隠した。
「さぁ、来るんだ」
「!」
目の前にやってきた子爵に腕を掴まれたと思ったら、力任せに大きなベッドに投げ飛ばされた。その反動でぎしんぎしんとベッドのスプリングが悲鳴を上げる。
ジャラリ、と頭上で音がしたと思えば、私の両腕がくいっと引っ張られた。
再び与えられた衝撃に私が呻いていた隙にすかさず手枷についている鎖をベッド脇に固定されたのだ。
両腕が使えなくなってしまった。しまった。と青ざめたときには遅かった。
私の体に跨がった子爵はずいっと私の顔に近づいて、ヘーゼル色の瞳で覗き込んでくる。
「美しい顔だ……君と私の血を継いだ、新しい身体はどんな姿かたちをしているだろうか」
恍惚とした様子でつぶやく子爵。
ふと彼の言動に疑問を抱いた。
さっきもちょっと引っかかったけど……新しい身体ってなに? この人は魔力を持った子どもが欲しいんだよね?
それなのに新しい身体って表現はなんかおかしい気がするのだけど…
「無事、魔力持ちの身体を産めば、それなりの扱いをしてやろう。従順にしていればひどくはしない…」
するりと指で唇を撫でられた。
私は反抗の意味を込めてそれに噛み付いた。
「っ…! このっ!」
ぱしりと頬を叩かれ、頬に熱が走った。その後もう片方もばしんと叩かれる。加減を忘れたのか、自分の感情のままに暴力を振るう男。
痛みを感じながら、どこか冷静な私は心のなかで突っ込んだ。
この男、あの連続婦女暴行男と同じじゃない。自分の思い通りに行かなければ力で組み伏せる。
貴族の血が流れていても同じ行動するんだなって。
怒りで興奮していたのか、顔を真っ赤にした子爵は、何度か私を平手打ちして満足したのだろう、ふぅふぅと肩で大きく息をして落ち着きを見せると、私の身体に触れ始めた。
愛情も労りもない、ただ欲だけを感じさせる触り方で両胸をワシワシと握られ、痛みを与えられた私は眉間にシワを寄せて耐えた。
心もとないひらひらの夜着をめくられると、これまた隠している意味のない下着姿をお披露目する羽目になる。
子爵はレースの胸当てをずらした。こぼれ落ちた私の乳房を鷲掴み、噛み付くように胸の飾りにしゃぶりつかれる。
それには不快感しかない。
じゅうじゅうと下品な音を立てて吸われ、時折舌で舐め回されるが、悪寒に襲われるだけだった。
汚される恐怖に泣きたくなった。まるでナメクジが身体を這い回っているようで気持ち悪い。
「いやぁぁ…!」
身体をねじって動こうにも、手枷が邪魔をして制限される。
子爵は乳房全体を舐め回すようにしゃぶりつくすと、私の太ももを大きく開かせた。
「触らないで! いやっそこだけは…!」
足をバタバタ動かそうとしたが、しっかり抑え込まれていて無駄な抵抗に終わった。
隙間に指を差し込まれ、紐のような下着をずらされて秘部を晒されてしまった私はとうとう泣いてしまう。
嫌だ、なんでこんな人に見られなくてはならないの…
「ちっ濡れてないのか」
私が反応していないことが気に入らないようで、子爵は不機嫌に舌打ちしていた。
そして何を思ったのか乾いた指を、乾いた私の秘部に突っ込んだのだ。
「…っ!?」
乾いたそこに気遣いなく乱暴にがしがし指を突っ込まれて、秘部に鋭い痛みが走った。
「いたっ…痛い! やめてよ痛い!」
身体を抑えつけられていて、動くと余計に乱暴にされた。
どんなに悲鳴を上げても、相手がやめる気配は一切なかった。
「臭うからこの女を風呂に入れておけ。…ドブの臭いがする」
汚いものに触ってしまったと突き放すように押し出された私はムッとした。
魔法で消したつもりだったけど、下水道に入ったときの匂いが染み付いて残ってしまっているんだ。
臭いのは仕方ないとはいえ、誰のせいで臭くなったと思っているのか。とても腹が立つ。
魔封じされた私は抵抗の手段を奪われてしまい、そのまま両側に立った男たちに引っ立てられる形で浴室へと押し込まれると、そこにはふたりの女性が待っていた。
お仕着せを着たその女性らは静かにこちらを見ている。彼女たちの目はどんよりと淀み、どこか焦点が合っていない。
メイドさん、だろうか?
「あ、あの…」
「……」
声をかけてみたけど応答がない。彼女たちは私の服に手をかけると脱がせ始めた。
「あの。待ってください。私はここから脱出したくて」
「……」
同じ女性ということで同情して逃してくれないだろうかと思ってもう一度声をかけるけど、やっぱり応答がない。
……耳が聴こえないのだろうか? 動作でもたつくことはないから、目が見えないというわけではなさそうだ。
「あの…あなた達も無理やりここに連れて来られたの…?」
「……」
やっぱり、返事がない。彼女たちの目は死んでいる。
そこに彼女たちの意思は見えなかった。
異様な雰囲気を醸し出す女性たちは黙々と私をお風呂に入れて、きれいに磨く。女性相手なら私でも抵抗できたけど、彼女たちの異様さが恐ろしくて戸惑っていた私は固まってただされるがままであった。
お風呂でお世話されているときは変なことは何もされなかった。
されなかったけど、準備されていた服がおかしかった。
洗い上がった身体をタオルで優しく拭われたと思ったら、女性たちは紐とレースでできた小さい布切れを私に着させようとした。
着ている意味があるのかわからない、娼婦が身につけるようなえげつない夜用下着だったのだ。
「こんなの紐じゃないの!」
思わず叫んだ私だったが、彼女たちは何も聞こえないと言わんばかりに私の身体にそれらを装着して、上からネグリジェもどきの夜着を着せた。
「終わったか」
「きゃああ!」
無許可で扉を開けたのはさっきの男たちだった。
なんてことを。外から伺いもせずに浴室の扉を開けるとは、紳士の風上にも置けない。
私は非難の視線を相手に向けたが、男たちはなんのそので、再び私の腕を掴むと浴室から引きずり出した。
「ロート様がお待ちかねだ、歩け」
「離して!」
抵抗するにも、男に力で敵うわけもない。そのまま引きずられるようにして近くの部屋に押し込められた。
連れてこられたのは地下の監禁部屋ではない。
細い秘密通路のような道を経て辿り着いたその部屋は見たところ貴族が使うために存在するような部屋なのだが──…
部屋の中には乗馬用の鞭や首輪、手枷、拘束具などが飾られていて不穏な空気を感じ取った。
手前に小さなテーブルとソファがあり、そこに子爵はいた。先程まで服を着ていたのに、いつの間にかバスローブに着替えていたらしい。
それを見た私は、これから行われるとこを想像してゾッとした。
「いや!」
男たちの手を振り払って部屋の外に飛び出そうとしたが、その動きを想定していた男のひとりに捕まえられて地面に叩きつけられた。背中を打ち付けた私は肺を思いっきり圧迫されたような衝撃を受けてケホケホとむせた。
「おいおい、見えるような傷をつけるなよ? 萎えるから」
苦痛に呻く私を見下ろした子爵は楽しそうに笑っていた。
「おら手間かけさせんじゃねぇよ。立て」
「うぅっ…!」
手下の男から腕を捻り上げられるようにして無理やり立たされた私の手首にカシャンと何かがはめられた。
鎖と繋がったそれを見て私は息を呑む。抵抗を封じるために手枷をつけられたのだ。
「離してよ…っ!」
私は渾身の力で腕を振り払って、部屋の隅に逃げた。扉の前には男たちがいる。子爵も待ちかねている。
この抵抗も大した時間稼ぎにはならないだろう。
だけど黙って犯されるのはゴメンだった。
「私に近づかないで!」
威嚇するように叫んでみたが、子爵は笑みを保ったままだ。むしろ、私が喚いて抵抗する姿を見て楽しんでいるようにも見える。
私の頭の先から爪先まで視線を送った子爵はニヤリといやらしく笑った。
「処女じゃないのが不満だが、顔も身体も上物だから楽しめそうだ」
と言われた私はふと自分の体を見下ろして恥ずかしくなった。
このネグリジェもどきの夜着がスケスケの素材だから、際どい下着から身体まで丸見えなんだ。全裸でいるよりも逆に卑猥な格好していると自覚した私は身体を腕で隠した。
「さぁ、来るんだ」
「!」
目の前にやってきた子爵に腕を掴まれたと思ったら、力任せに大きなベッドに投げ飛ばされた。その反動でぎしんぎしんとベッドのスプリングが悲鳴を上げる。
ジャラリ、と頭上で音がしたと思えば、私の両腕がくいっと引っ張られた。
再び与えられた衝撃に私が呻いていた隙にすかさず手枷についている鎖をベッド脇に固定されたのだ。
両腕が使えなくなってしまった。しまった。と青ざめたときには遅かった。
私の体に跨がった子爵はずいっと私の顔に近づいて、ヘーゼル色の瞳で覗き込んでくる。
「美しい顔だ……君と私の血を継いだ、新しい身体はどんな姿かたちをしているだろうか」
恍惚とした様子でつぶやく子爵。
ふと彼の言動に疑問を抱いた。
さっきもちょっと引っかかったけど……新しい身体ってなに? この人は魔力を持った子どもが欲しいんだよね?
それなのに新しい身体って表現はなんかおかしい気がするのだけど…
「無事、魔力持ちの身体を産めば、それなりの扱いをしてやろう。従順にしていればひどくはしない…」
するりと指で唇を撫でられた。
私は反抗の意味を込めてそれに噛み付いた。
「っ…! このっ!」
ぱしりと頬を叩かれ、頬に熱が走った。その後もう片方もばしんと叩かれる。加減を忘れたのか、自分の感情のままに暴力を振るう男。
痛みを感じながら、どこか冷静な私は心のなかで突っ込んだ。
この男、あの連続婦女暴行男と同じじゃない。自分の思い通りに行かなければ力で組み伏せる。
貴族の血が流れていても同じ行動するんだなって。
怒りで興奮していたのか、顔を真っ赤にした子爵は、何度か私を平手打ちして満足したのだろう、ふぅふぅと肩で大きく息をして落ち着きを見せると、私の身体に触れ始めた。
愛情も労りもない、ただ欲だけを感じさせる触り方で両胸をワシワシと握られ、痛みを与えられた私は眉間にシワを寄せて耐えた。
心もとないひらひらの夜着をめくられると、これまた隠している意味のない下着姿をお披露目する羽目になる。
子爵はレースの胸当てをずらした。こぼれ落ちた私の乳房を鷲掴み、噛み付くように胸の飾りにしゃぶりつかれる。
それには不快感しかない。
じゅうじゅうと下品な音を立てて吸われ、時折舌で舐め回されるが、悪寒に襲われるだけだった。
汚される恐怖に泣きたくなった。まるでナメクジが身体を這い回っているようで気持ち悪い。
「いやぁぁ…!」
身体をねじって動こうにも、手枷が邪魔をして制限される。
子爵は乳房全体を舐め回すようにしゃぶりつくすと、私の太ももを大きく開かせた。
「触らないで! いやっそこだけは…!」
足をバタバタ動かそうとしたが、しっかり抑え込まれていて無駄な抵抗に終わった。
隙間に指を差し込まれ、紐のような下着をずらされて秘部を晒されてしまった私はとうとう泣いてしまう。
嫌だ、なんでこんな人に見られなくてはならないの…
「ちっ濡れてないのか」
私が反応していないことが気に入らないようで、子爵は不機嫌に舌打ちしていた。
そして何を思ったのか乾いた指を、乾いた私の秘部に突っ込んだのだ。
「…っ!?」
乾いたそこに気遣いなく乱暴にがしがし指を突っ込まれて、秘部に鋭い痛みが走った。
「いたっ…痛い! やめてよ痛い!」
身体を抑えつけられていて、動くと余計に乱暴にされた。
どんなに悲鳴を上げても、相手がやめる気配は一切なかった。
10
あなたにおすすめの小説
時間を止めて ~忘れられない元カレは完璧な容姿と天性の才能を持つ世界一残酷な人でした 【完結】
remo
恋愛
どんなに好きになっても、彼は絶対に私を愛さない。
佐倉ここ。
玩具メーカーで働く24歳のOL。
鬼上司・高野雅(がく)に叱責されながら仕事に奔走する中、忘れられない元カレ・常盤千晃(ちあき)に再会。
完璧な容姿と天性の才能を持つ世界一残酷な彼には、悲しい秘密があった。
【完結】ありがとうございました‼
猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~
黒猫子猫
恋愛
ディアナは欲深く、夫にも結婚を強いた悪女として知られた女王だ。当然のように人々から嫌われ、夫婦仲は悪く、病に倒れた時も誰も哀しまなかった。ディアナは、それで良かった。余命宣告を受け、自分の幸せを追い求める事などとうに止めた。祖国のためにできる事は全てやった。思うままに生きたから、人生をやり直せると言われても、人間などまっぴらごめんだ。
そして、《猫》になった。日向でのんびりと寝ている姿が羨ましかったからだ。いざ、自堕落な生活をしようと思ったら、元夫に拾われてしまった。しかも、自分が死んで、解放されたはずの彼の様子が妙だ。
あなた、隙あらば撫でようとするの、止めてくれる? 私達は白い結婚だったでしょう。
あなた、再婚する気がないの? 「お前を愛したりしない」って嬉しい事を言ってくれたのは誰よ!
猫になった孤高の女王×妻を失って初めて色々気づいてしまった王配の恋のお話。
※全30話です。
お兄ちゃんは、ヒロイン様のモノ!!……だよね?
夕立悠理
恋愛
もうすぐ高校一年生になる朱里には、大好きな人がいる。義兄の小鳥遊優(たかなしゆう)だ。優くん、優くん、と呼んで、いつも後ろをついて回っていた。
けれど、楽しみにしていた高校に入学する日、思い出す。ここは、前世ではまっていた少女漫画の世界だと。ヒーローは、もちろん、かっこよくて、スポーツ万能な優。ヒロインは、朱里と同じく新入生だ。朱里は、二人の仲を邪魔する悪役だった。
思い出したのをきっかけに、朱里は優を好きでいるのをやめた。優くん呼びは、封印し、お兄ちゃんに。中学では一緒だった登下校も別々だ。だって、だって、愛しの「お兄ちゃん」は、ヒロイン様のものだから。
──それなのに。お兄ちゃん、ちょっと、距離近くない……?
※お兄ちゃんは、彼氏様!!……だよね? は二人がいちゃついてるだけです。
偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~
甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」
「全力でお断りします」
主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。
だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。
…それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で…
一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。
令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
一途な皇帝は心を閉ざした令嬢を望む
浅海 景
恋愛
幼い頃からの婚約者であった王太子より婚約解消を告げられたシャーロット。傷心の最中に心無い言葉を聞き、信じていたものが全て偽りだったと思い込み、絶望のあまり心を閉ざしてしまう。そんな中、帝国から皇帝との縁談がもたらされ、侯爵令嬢としての責任を果たすべく承諾する。
「もう誰も信じない。私はただ責務を果たすだけ」
一方、皇帝はシャーロットを愛していると告げると、言葉通りに溺愛してきてシャーロットの心を揺らす。
傷つくことに怯えて心を閉ざす令嬢と一途に想い続ける青年皇帝の物語
【完結】俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
椿かもめ
恋愛
「こはる、俺の妻になれ」その日、大女優を母に持つ2世女優の花宮こはるは自分の所属していた劇団の解散に絶望していた。そんなこはるに救いの手を差し伸べたのは年上の幼馴染で大企業の御曹司、月ノ島玲二だった。けれど代わりに妻になることを強要してきて──。花嫁となったこはるに対し、俺様な玲二は独占欲を露わにし始める。
【幼馴染の俺様御曹司×大物女優を母に持つ2世女優】
☆☆☆ベリーズカフェで日間4位いただきました☆☆☆
※ベリーズカフェでも掲載中
※推敲、校正前のものです。ご注意下さい
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる