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◇李景宵◇
執務室には、穏やかな光が満ちていた。
南向きの高窓から差し込む陽は澄んでおり、昨日の雨が嘘のようだ。濡れていた庭木の葉はすっかり乾き、若草の匂いが、ほのかに風に乗って入り込んでくる。
(よい天気だ)
景宵は几案に向かいながら、ふとそう思った。
指先は自然と筆を運び、案牘の文面も不思議なほどすんなりと頭に入ってくる。ここしばらく感じていた、瞼の奥の重さも、意識の底に澱む靄も、今朝はない。
原因は、はっきりしていた。
昨夜は久しぶりに、深く眠れたのだ。
夢も見ず、夜の長さを数えることもなく。気がつけば朝だった。そんな眠りは、いつ以来だろうか。
天候に倣うように、思考までもが晴れやかで、書類をめくる手にも迷いがない。
その様子を、傍らから静かに見ていたのだろう。
「……本日は、随分と筆が軽やかでいらっしゃいますね、殿下。何か、気分の晴れる出来事でも?」
どこか含みを持たせた沈周安の声に、景宵は筆先を止め、ゆっくりと顔を上げた。
周安はいつもと変わらず、几案の脇に控えている。背筋は正しく、表情も抑制されているが、その目の奥には、僅かな安堵と、主の変化を測ろうとする観察の色が滲んでいた。
「なんだ。私の顔に、何か書いてあるのか」
「いえ、まさか」
そう言いながらも、周安は否定しきらない調子で、ほんの少し肩をすくめる。
「言いたいことがあるなら、回りくどい言い方はよせ」
「……では、失礼を承知で。今朝方、寧珀様の件が耳に入りまして」
その名を聞いた途端、景宵は小さく息を吐き、筆を几案に置いた。
今朝の出来事が、自然と脳裏を過る。
親王の寝所に忍び込み、しかも身一つのまま逃げ出すなど、常識から大きく外れた振る舞いだ。混乱していたとはいえ、布団に包まれた姿で離宮の廊下を駆け抜け、謝罪の声まで上げたとなれば、噂にならないはずがない。
「……まったく」
景宵は額に指を当て、低く息を吐いた。
「頭が痛い。で……いったい、どんな噂になっている」
そう尋ねると、周安は小さく咳払いをしてから、控えめに一歩だけ前へ出る。
「殿下がついに、寧珀様を寝所へお招きになった、という話でございます」
はぁ、と。
思わず、景宵の口からため息が零れた。
「それから……」
「……まだあるのか」
「すべて噂話にございますので、どうかお気を悪くなさらぬよう」
「回りくどい。続けろ」
周安は一瞬だけ視線を逸らし、言葉を選ぶようにしてから告げた。
「殿下のお力があまりに旺盛で……夜明けまで相手をして差し上げた結果、寧珀様が耐えかねて、思わず逃げ出された……そのような話も出回っております」
景宵は、無言で頭を抱えた。
離宮での暮らしは、仕える者にとっては単調で、変化に乏しい。
だからこそ、ひとつ出来事があれば、たちまち尾ひれ背びれがつき、面白おかしく語られる。
それにしても、出来事からまだ半日も経っていないというのに、この有様だ。
誰に弁明すればよいのかも定かではない。結局のところ、景宵は目の前にいる周安に、事実だけを述べるしかなかった。
「……それは事実ではない」
静かに言うと、周安は眉をわずかに動かす。
「ほう。では、寧珀様が殿下の寝所から出てこられたという話は?」
「それは……事実だが……」
「……なるほど」
含みを持たせた相槌だった。
その声音に、すでに何かしら勝手な推察が組み立てられているのを、景宵は敏感に感じ取る。
「邵寧珀とは、何もない」
「別に……隠されなくてもよろしいのでは」
「隠していない。本当だ」
即座に言い切ったが、周安は「そうですか」と言いながら、どこか納得していない様子で目を細める。その視線に、景宵は言いようのない居心地の悪さを覚えた。
「邵寧珀は、勝手に私の寝所へ入り込んだのだ。昨夜は……久しぶりに深く眠っていた。朝まで気づかなかっただけだ」
「寧珀様のおかげで、よくお休みになれたと?」
「違う。気づかなかったと言っているだろう」
「そうですか」
どうにも、周安は寧珀と自分を結びつけたがる。
縁起が良いだの何だのと言っていたが、この様子を見るに、少なからず面白がっている節すらある。
弁明すればするほど、逆に関係を推し量られている気がして、景宵は思わず息を吐いた。
「……眠れたのは、寧珀のおかげではない」
言い切りながらも、思考は自然と昨夜へと引き戻される。
久しぶりに腕の中に収めた、温かく、柔らかな重み。
あの子以外ありえないと、失うことを思えば怖いと、そう思っていたはずなのに……体は、その心地よさを拒まず、無意識に受け入れてしまっていた。
あの猫は……どこへ行ったのだろう。
寧珀が去ったあと、室内も庭先も探したが、姿は見当たらなかった。
代わりに残されていたのは、泥に汚れた白梅柄の衣と帯。寧珀が脱ぎ捨てたものに違いない。
なぜ、庭で裸になっていた。
奇妙すぎる。理解できん。
いや、待て。
そもそも、あの衣を拾い上げようと身を屈めた瞬間、あの大きな猫が飛び出してきたのだ。
ということは、寧珀とあの猫は、何かしらの関係があるのではないか。
景宵は、几案の上に置いた案牘から視線を外し、静かに口を開いた。
「周安」
「はい」
即座に応じる声。
「ここ最近、寧珀が私用で取り寄せた品の記録はあるか。出入りの帳簿だ」
「庫司に確認させましょう。すぐに手配いたします」
頷きながら、景宵は内心で思案する。
退屈しのぎに、猫を取り寄せたのか。
それとも、もともと白嶺山陵から密かに連れてきていたのか。
邵族は俗世と距離を置く民だ。
生活の細部には、まだ知らない習わしや風習があるのかもしれない。珍しい種の猫を飼う文化があったとしても、不思議ではない。
いずれにせよ、餌や用具を仕入れていれば、帳簿に痕跡は残るはずだ。
「帳簿が揃い次第、お目にかけます」
「ああ、頼む」
景宵はそう言ってから、ふと脇へと視線を移した。
几案の端に置かれたままの、白梅柄の衣。
尚服司に洗わせるよう命じはしたが、泥染みが深く、完全には落ちないだろうと戻されてきたものだ。
人の私物だ。
勝手に処分するわけにもいかず、かといって、置き場も決めかねたまま、そこにある。
今朝の寧珀の姿が脳裏をよぎる。
怯え切った様子で逃げ出すくせに、なぜ、あれほどまでに自分へ近づこうとしたのか。
顔を上げる。
ここ最近、窓の外から毎日のように聞こえていた、辿々しい古琴の音が、今日はまだ届いていない。
冬ではないとはいえ、朝夕は冷える。
ほとんど裸同然で離宮を走り回ったのだ。風邪を引いてもおかしくない。
であれば、名目は、立つ。
「……ふむ」
景宵は腕を組み、背もたれに身を預けた。
「周安」
「はい、何でしょう」
「……この衣の代わりになるものを、用意できるか」
「え。寧珀様のお召し物、ということですか?」
明らかに口元を緩めた周安に、景宵は軽く咳払いをする。
「私の寝所で騒ぎを起こした以上、放置はできん。体裁というものがある」
「ええ、まあ……そうですね」
含みのある声で応じながらも、周安は頷いた。
「尚服司に確認いたします。急ぎで整えられるかどうか……少々お時間をいただくかと」
「そうか……」
一拍、景宵は指先で几案を軽く叩き、続ける。
「であれば、食事も用意させろ。体が温まるものがいい」
「承知しました。姜湯などはいかがでしょう。胃にも優しく、冷えにも効きます」
「……それでいい」
短く答え、景宵は再び案牘へと視線を落とした。
「では、用意が整い次第、寧珀様のもとへお届けいたしますね」
「いや、用意ができたら私に報告しろ」
「……はい……?」
「私が持って行く」
きっぱりと言い切ると、周安が一瞬、口元を手で覆い、言葉を飲み込んだ。
また何か、余計な含みを察している顔だ。
「違う。そういう意味ではない」
景宵は眉を寄せる。
「勝手に寝所へ入り込んだ件は、きちんと咎めねばならんだろう」
「え、ええ……それはもちろん。殿下自らお説教とは……しかも手土産付きとは、なかなかに――」
「余計なことを言うな」
ぴしゃりと遮ると、周安は肩をすくめ、苦笑を引っ込めた。
「……承知いたしました」
景宵は小さく息を吐く。
「とにかく、私は仕事を片付ける。お前は今言った手配を進めろ」
「かしこまりました」
周安は一礼し、静かに執務室を辞していった。
執務室には、穏やかな光が満ちていた。
南向きの高窓から差し込む陽は澄んでおり、昨日の雨が嘘のようだ。濡れていた庭木の葉はすっかり乾き、若草の匂いが、ほのかに風に乗って入り込んでくる。
(よい天気だ)
景宵は几案に向かいながら、ふとそう思った。
指先は自然と筆を運び、案牘の文面も不思議なほどすんなりと頭に入ってくる。ここしばらく感じていた、瞼の奥の重さも、意識の底に澱む靄も、今朝はない。
原因は、はっきりしていた。
昨夜は久しぶりに、深く眠れたのだ。
夢も見ず、夜の長さを数えることもなく。気がつけば朝だった。そんな眠りは、いつ以来だろうか。
天候に倣うように、思考までもが晴れやかで、書類をめくる手にも迷いがない。
その様子を、傍らから静かに見ていたのだろう。
「……本日は、随分と筆が軽やかでいらっしゃいますね、殿下。何か、気分の晴れる出来事でも?」
どこか含みを持たせた沈周安の声に、景宵は筆先を止め、ゆっくりと顔を上げた。
周安はいつもと変わらず、几案の脇に控えている。背筋は正しく、表情も抑制されているが、その目の奥には、僅かな安堵と、主の変化を測ろうとする観察の色が滲んでいた。
「なんだ。私の顔に、何か書いてあるのか」
「いえ、まさか」
そう言いながらも、周安は否定しきらない調子で、ほんの少し肩をすくめる。
「言いたいことがあるなら、回りくどい言い方はよせ」
「……では、失礼を承知で。今朝方、寧珀様の件が耳に入りまして」
その名を聞いた途端、景宵は小さく息を吐き、筆を几案に置いた。
今朝の出来事が、自然と脳裏を過る。
親王の寝所に忍び込み、しかも身一つのまま逃げ出すなど、常識から大きく外れた振る舞いだ。混乱していたとはいえ、布団に包まれた姿で離宮の廊下を駆け抜け、謝罪の声まで上げたとなれば、噂にならないはずがない。
「……まったく」
景宵は額に指を当て、低く息を吐いた。
「頭が痛い。で……いったい、どんな噂になっている」
そう尋ねると、周安は小さく咳払いをしてから、控えめに一歩だけ前へ出る。
「殿下がついに、寧珀様を寝所へお招きになった、という話でございます」
はぁ、と。
思わず、景宵の口からため息が零れた。
「それから……」
「……まだあるのか」
「すべて噂話にございますので、どうかお気を悪くなさらぬよう」
「回りくどい。続けろ」
周安は一瞬だけ視線を逸らし、言葉を選ぶようにしてから告げた。
「殿下のお力があまりに旺盛で……夜明けまで相手をして差し上げた結果、寧珀様が耐えかねて、思わず逃げ出された……そのような話も出回っております」
景宵は、無言で頭を抱えた。
離宮での暮らしは、仕える者にとっては単調で、変化に乏しい。
だからこそ、ひとつ出来事があれば、たちまち尾ひれ背びれがつき、面白おかしく語られる。
それにしても、出来事からまだ半日も経っていないというのに、この有様だ。
誰に弁明すればよいのかも定かではない。結局のところ、景宵は目の前にいる周安に、事実だけを述べるしかなかった。
「……それは事実ではない」
静かに言うと、周安は眉をわずかに動かす。
「ほう。では、寧珀様が殿下の寝所から出てこられたという話は?」
「それは……事実だが……」
「……なるほど」
含みを持たせた相槌だった。
その声音に、すでに何かしら勝手な推察が組み立てられているのを、景宵は敏感に感じ取る。
「邵寧珀とは、何もない」
「別に……隠されなくてもよろしいのでは」
「隠していない。本当だ」
即座に言い切ったが、周安は「そうですか」と言いながら、どこか納得していない様子で目を細める。その視線に、景宵は言いようのない居心地の悪さを覚えた。
「邵寧珀は、勝手に私の寝所へ入り込んだのだ。昨夜は……久しぶりに深く眠っていた。朝まで気づかなかっただけだ」
「寧珀様のおかげで、よくお休みになれたと?」
「違う。気づかなかったと言っているだろう」
「そうですか」
どうにも、周安は寧珀と自分を結びつけたがる。
縁起が良いだの何だのと言っていたが、この様子を見るに、少なからず面白がっている節すらある。
弁明すればするほど、逆に関係を推し量られている気がして、景宵は思わず息を吐いた。
「……眠れたのは、寧珀のおかげではない」
言い切りながらも、思考は自然と昨夜へと引き戻される。
久しぶりに腕の中に収めた、温かく、柔らかな重み。
あの子以外ありえないと、失うことを思えば怖いと、そう思っていたはずなのに……体は、その心地よさを拒まず、無意識に受け入れてしまっていた。
あの猫は……どこへ行ったのだろう。
寧珀が去ったあと、室内も庭先も探したが、姿は見当たらなかった。
代わりに残されていたのは、泥に汚れた白梅柄の衣と帯。寧珀が脱ぎ捨てたものに違いない。
なぜ、庭で裸になっていた。
奇妙すぎる。理解できん。
いや、待て。
そもそも、あの衣を拾い上げようと身を屈めた瞬間、あの大きな猫が飛び出してきたのだ。
ということは、寧珀とあの猫は、何かしらの関係があるのではないか。
景宵は、几案の上に置いた案牘から視線を外し、静かに口を開いた。
「周安」
「はい」
即座に応じる声。
「ここ最近、寧珀が私用で取り寄せた品の記録はあるか。出入りの帳簿だ」
「庫司に確認させましょう。すぐに手配いたします」
頷きながら、景宵は内心で思案する。
退屈しのぎに、猫を取り寄せたのか。
それとも、もともと白嶺山陵から密かに連れてきていたのか。
邵族は俗世と距離を置く民だ。
生活の細部には、まだ知らない習わしや風習があるのかもしれない。珍しい種の猫を飼う文化があったとしても、不思議ではない。
いずれにせよ、餌や用具を仕入れていれば、帳簿に痕跡は残るはずだ。
「帳簿が揃い次第、お目にかけます」
「ああ、頼む」
景宵はそう言ってから、ふと脇へと視線を移した。
几案の端に置かれたままの、白梅柄の衣。
尚服司に洗わせるよう命じはしたが、泥染みが深く、完全には落ちないだろうと戻されてきたものだ。
人の私物だ。
勝手に処分するわけにもいかず、かといって、置き場も決めかねたまま、そこにある。
今朝の寧珀の姿が脳裏をよぎる。
怯え切った様子で逃げ出すくせに、なぜ、あれほどまでに自分へ近づこうとしたのか。
顔を上げる。
ここ最近、窓の外から毎日のように聞こえていた、辿々しい古琴の音が、今日はまだ届いていない。
冬ではないとはいえ、朝夕は冷える。
ほとんど裸同然で離宮を走り回ったのだ。風邪を引いてもおかしくない。
であれば、名目は、立つ。
「……ふむ」
景宵は腕を組み、背もたれに身を預けた。
「周安」
「はい、何でしょう」
「……この衣の代わりになるものを、用意できるか」
「え。寧珀様のお召し物、ということですか?」
明らかに口元を緩めた周安に、景宵は軽く咳払いをする。
「私の寝所で騒ぎを起こした以上、放置はできん。体裁というものがある」
「ええ、まあ……そうですね」
含みのある声で応じながらも、周安は頷いた。
「尚服司に確認いたします。急ぎで整えられるかどうか……少々お時間をいただくかと」
「そうか……」
一拍、景宵は指先で几案を軽く叩き、続ける。
「であれば、食事も用意させろ。体が温まるものがいい」
「承知しました。姜湯などはいかがでしょう。胃にも優しく、冷えにも効きます」
「……それでいい」
短く答え、景宵は再び案牘へと視線を落とした。
「では、用意が整い次第、寧珀様のもとへお届けいたしますね」
「いや、用意ができたら私に報告しろ」
「……はい……?」
「私が持って行く」
きっぱりと言い切ると、周安が一瞬、口元を手で覆い、言葉を飲み込んだ。
また何か、余計な含みを察している顔だ。
「違う。そういう意味ではない」
景宵は眉を寄せる。
「勝手に寝所へ入り込んだ件は、きちんと咎めねばならんだろう」
「え、ええ……それはもちろん。殿下自らお説教とは……しかも手土産付きとは、なかなかに――」
「余計なことを言うな」
ぴしゃりと遮ると、周安は肩をすくめ、苦笑を引っ込めた。
「……承知いたしました」
景宵は小さく息を吐く。
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