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すれ違う思い③
翌日、お店に行くと売り場は綺麗に装飾されていた。
私は念の為、早めに出勤したのに無駄となった。
「店長、やる時はやるからね~」
杉野チーフが私の背後で呟く。
「え?これ、全部店長一人で?」
驚いて尋ねると
「幾ら俺が天才やからって、一人じゃ無理やねん」
杉野チーフと話していると店長が現れる。
「おはようございます」
私と杉野チーフが挨拶すると
「おはよう~」
と、関西なまりの挨拶が返って来る。
「という事は…」
杉野チーフが匂わせて質問すると
「俺には協力な助っ人がおんねん」
と、店長がにやりと笑って答えた。
「やっぱり…。身重の奥様に手伝わせたんですか?」
呆れた顔をした杉野チーフに
「ちゃうで!あいつは口を出しただけ。俺と山岸チーフで動いたんや」
「嫌々、あのツリーの並べ方や飾り、展示センスは絶対に奥様でしょう?」
杉野チーフが見破ったりっという顔で笑う。
「ちぇっ!これやから杉ちゃんは苦手や」
二人のやり取りに疑問の視線を投げていると
「ああ、柊さんは知らなかったわよね。店長の奥様、元このお店の契約社員さんだったのよ。とにかく、ディスプレイに関しては抜群のセンスでね~」
うっとりとクリスマス関連売り場を眺めている。
確かに、温かみがあって思わず立ち寄りたくなるディスプレイがしてある。
「店長の奥様にお会いしたかったです」
私が呟くと
「事務所におるで~。さっきまでこっちに居たから、入れ違いやったんやろうな」
満面の笑顔で答える店長に、思わずつられて笑ってしまう。
このお店に配属されて色々な売り場へ研修に行く度に、店長がかなりの愛妻家だとは聞いていた。すると、物凄い勢いで階段を駆け上る足音が聞こえて来る。
「来た来た」
店長と杉野チーフが顔を見合わせて笑っていると
「ああ!俺達が帰った後、やっぱり園田さんがディスプレイしたんですね!ちくしょう!やっぱり帰らなきゃ良かった!!!」
森野さんは売り場を見るなり叫んだ。
「森野君はね、店長の奥様のディスプレイが大好きなの。売り場が一緒にならなかったから、クリスマス時期だけお手伝いしてくれててね。その度に、色々質問しまくってたわね」
クスクスと笑う杉野チーフに
「余計な事を教えなくて良いですから!」
って文句を言った後、子供のようにキラキラした目で売り場を見ている。
私は念の為、早めに出勤したのに無駄となった。
「店長、やる時はやるからね~」
杉野チーフが私の背後で呟く。
「え?これ、全部店長一人で?」
驚いて尋ねると
「幾ら俺が天才やからって、一人じゃ無理やねん」
杉野チーフと話していると店長が現れる。
「おはようございます」
私と杉野チーフが挨拶すると
「おはよう~」
と、関西なまりの挨拶が返って来る。
「という事は…」
杉野チーフが匂わせて質問すると
「俺には協力な助っ人がおんねん」
と、店長がにやりと笑って答えた。
「やっぱり…。身重の奥様に手伝わせたんですか?」
呆れた顔をした杉野チーフに
「ちゃうで!あいつは口を出しただけ。俺と山岸チーフで動いたんや」
「嫌々、あのツリーの並べ方や飾り、展示センスは絶対に奥様でしょう?」
杉野チーフが見破ったりっという顔で笑う。
「ちぇっ!これやから杉ちゃんは苦手や」
二人のやり取りに疑問の視線を投げていると
「ああ、柊さんは知らなかったわよね。店長の奥様、元このお店の契約社員さんだったのよ。とにかく、ディスプレイに関しては抜群のセンスでね~」
うっとりとクリスマス関連売り場を眺めている。
確かに、温かみがあって思わず立ち寄りたくなるディスプレイがしてある。
「店長の奥様にお会いしたかったです」
私が呟くと
「事務所におるで~。さっきまでこっちに居たから、入れ違いやったんやろうな」
満面の笑顔で答える店長に、思わずつられて笑ってしまう。
このお店に配属されて色々な売り場へ研修に行く度に、店長がかなりの愛妻家だとは聞いていた。すると、物凄い勢いで階段を駆け上る足音が聞こえて来る。
「来た来た」
店長と杉野チーフが顔を見合わせて笑っていると
「ああ!俺達が帰った後、やっぱり園田さんがディスプレイしたんですね!ちくしょう!やっぱり帰らなきゃ良かった!!!」
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「森野君はね、店長の奥様のディスプレイが大好きなの。売り場が一緒にならなかったから、クリスマス時期だけお手伝いしてくれててね。その度に、色々質問しまくってたわね」
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って文句を言った後、子供のようにキラキラした目で売り場を見ている。
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