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9話
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国家公務員騎士の庁舎──その最上階にある特別エリアへ向かうのは、今日が初めてだ。
エレベーターを昇るごとに、内装が見るからに豪華になっていく。
「すげぇな……」
思わず漏れた声を聞き、隣にいたソウマがくすっと笑った。
俺が普段働いている庶務課とは、まさに天と地の差だ。
廊下の床は大理石風のタイルが敷かれ、壁には品のいい絵画が飾られている。天井の照明も高級そうなデザインで、まるで高級ホテルのロビーのような造りだ。
それに引き換え、俺が普段働いている庶務課は、20年以上前の設備をだましだまし使っているボロボロの職場である。エアコンなんてもうだいぶガタがきていて、夏場は扇風機併用で凌いでいる始末だ。パソコンは何世代も前のもので、起動するだけで時間がかかるような代物を使っている。
(さすが天下の国家公務員騎士……かなりの税金が使われているな)
俺は内心で苦笑いを浮かべた。まあ、ひがみ半分、感心半分だ。国の威信をかけて活動している部署なんだから、それ相応の予算が割り当てられているのも当然っちゃ当然だ。
でも、同じ役所で働いていても、ここまで待遇に差があるとは思わなかったぞ?
「レイジさん、どうかしましたか?」
ソウマが心配そうに俺を見た。どうやら俺の顔に嫉妬が滲み出ていたらしい。
「いや、なんでもない。立派な職場だなと思ってな」
「そうですね……正直、私もこの環境には慣れません」
ソウマは少し困ったような表情を見せた。
(やっぱり真面目な騎士さんだ)
この豪華な環境に対して素直に喜べないあたり、ソウマの人柄の良さが窺える。きっと「こんなにお金をかけるべきなのか」とか真剣に悩んでいるタイプなんだろう。
俺はそんなソウマの人柄に好感を抱きつつ、案内された部屋の前で立ち止まった。
そこには「国家公務員騎士課」という重厚なプレートが掲げられている。
「失礼します」
ソウマがドアをノックし、中に入室する。
部屋の中は予想以上に広く、最新の設備が整っていた。大型モニターが複数設置され、画面にはダンジョンの内部らしき映像がリアルタイムで表示されている。デスクには最新のパソコンが並び、俺の職場とは技術格差が20年くらいあるのが一瞬で見て取れた。
そして──
「ソウマさん!」
突然、若い男性が駆け寄ってきた。
茶髪で童顔、どこか頼りなさそうな雰囲気の男だった。年は20代前半といったところか。手にはタブレットやら書類やらを抱えており、どこか慌てた様子で近づいてくる。
「よかった……本当に無事だったんですね!」
男性は今にも泣き出しそうな顔でソウマを見つめている。その表情には心からの安堵が浮かんでおり、相当心配していたことが分かる。
(この子、ソウマのことをすごく心配してたんだな)
俺はその光景を見て、なんとなく微笑ましい気持ちになった。
「心配をかけて申し訳ありませんでした、ワタル」
「本当ですよ! 昨日からずっと連絡がないからすっごく心配して……連絡つかないから勝手に最悪のことばかり考えちゃって、眠れませんでしたよ! ……って」
ワタルがそこまで言いかけて、ふと俺の存在に気づいた。
「あ……もしかして」
ワタルの目が見開かれる。
「ああっ、この人が噂のレイジさんですね!」
突然の大声に、俺は驚いて少し身を引いてしまう。
「はじめまして! 僕、金沢渉と申します! ソウマさんの同僚で映像記録を担当しているんです!」
ワタルは勢いよく頭を下げた。その様子があまりにもフレンドリーで、俺は面食らってしまう。人懐っこい笑顔に、どこか人を警戒させない愛嬌がある。
「あ、ああ……レイジです。よろしく」
俺も慌てて挨拶を返した。
「それにしても、まさか本物のレイジさんにお会いできるなんて……! ソウマさんがいつも──」
ワタルがそこまで言いかけたとき、ソウマが咳払いをして、彼の言葉を遮った。
ワタルはハッとした表情を見せて、口をつぐむ。どうやら察しのいい男のようだ。
「あ、えーっと……」
ワタルは慌てたように話題を変えた。
「部長が出社次第、お二人を連れてこいって言われているんです。すぐにご案内しますね」
(ここの部署の部長か……)
俺は内心で首を傾げた。
部長ってどんな人なんだろうか。同じ職場で働いていても、国家公務員騎士の仕事はほとんど管轄外だ。どういう人が率いているのか全く知識がない。
俺の職場の上司といえば、自分以上にくたびれた定年間近のおじさんだ。毎日疲れた顔で書類と格闘しながら、「早く定年したい」とぼやいている。まあ、気持ちは分からなくもないが。
さすがに国家公務員騎士なんて花形部署の上司は、間違ってもそういうタイプではないだろう。もっとバリバリのエリートで、厳格な感じの人って感じか。
(まさか軍人上がりとかかな……)
俺は想像を巡らせながら、ワタルに案内されて部長室へ向かった。
重厚な扉の前で、ワタルがノックする。
「失礼します。レイジさんとソウマさんをお連れしました」
「入りたまえ」
中から女性の声が聞こえた。
(え、女性?)
俺は驚いた。まさか天下の花形部署の上司が女性だとは。
ドアが開かれると、そこには俺と同い年くらいの女性が立っていた。
タイトなスーツに身を包んだ、隙のない雰囲気の女性だった。短く刈り揃えられた黒髪に、鋭い眼光。身長は160センチ程度だが、立ち姿に威厳があって実際より大きく見える。
化粧は薄めだが、整った顔立ちが印象的だ。ただし、その表情は常に真剣で、近寄りがたい雰囲気を醸し出している。まさに仕事のできるキャリアウーマンといった感じだった。
「私が国家公務員騎士課の部長の東堂だ」
女性は男性のような口調で名乗った。
「この度は、わざわざ足を運んでいただき感謝する。レイジ殿」
東堂は俺に向かって軽く頭を下げた。
「先のダンジョンで中層に現れた災厄級モンスターに対し、迅速な対処をしていただいたこと、重ねて礼を言わせていただく」
その口調は丁寧だが、どこか軍隊的な響きを感じる。
「ソウマも、よくやってくれた」
東堂はソウマにも同じように頭を下げる。ソウマは「ありがとうございます」と簡潔に返事をする。
「あの……あれからダンジョン内部はどうなったのですか?」
俺は気になっていたことを尋ねた。
「ああ、それについて少し説明しようか」
東堂は部屋の壁に設置された大型モニターを操作した。画面にダンジョンの内部映像が映し出される。
「現在、ダンジョン内部は中層以降を立ち入り禁止にしている。国家公務員騎士を向かわせて中層の調査を進めているが……」
モニター画面が切り替わり、俺たちが戦った広間の映像が映った。しかし、そこにはスケルトンドラゴンの欠片すら残っていない。
「災厄級モンスターの姿は、死体も含めて既に現場に何も残っていなかった。恐らく自己再生した後、元のエリアに戻っていったと推測される」
「自己再生……」
俺は眉をひそめた。なんとなく予想していたが、三属性の複合魔術をもってしても完全に倒しきれなかったのか。
そんな時、東堂が俺に近づいてきた。至近距離で、何かを探るようにじっと顔を見られる。
「あの災厄級を一時的とはいえ戦闘不能にし、市民が避難する時間を稼げたのは貴方のおかげだ」
そして、東堂は続けて告げた。
「──改めて礼を言おう。深淵の探求者、レイジ」
その瞬間、俺は息を詰まらせた。
(バレてる……!)
もう隠しようがない。それは、20年前の俺の二つ名だ。
エレベーターを昇るごとに、内装が見るからに豪華になっていく。
「すげぇな……」
思わず漏れた声を聞き、隣にいたソウマがくすっと笑った。
俺が普段働いている庶務課とは、まさに天と地の差だ。
廊下の床は大理石風のタイルが敷かれ、壁には品のいい絵画が飾られている。天井の照明も高級そうなデザインで、まるで高級ホテルのロビーのような造りだ。
それに引き換え、俺が普段働いている庶務課は、20年以上前の設備をだましだまし使っているボロボロの職場である。エアコンなんてもうだいぶガタがきていて、夏場は扇風機併用で凌いでいる始末だ。パソコンは何世代も前のもので、起動するだけで時間がかかるような代物を使っている。
(さすが天下の国家公務員騎士……かなりの税金が使われているな)
俺は内心で苦笑いを浮かべた。まあ、ひがみ半分、感心半分だ。国の威信をかけて活動している部署なんだから、それ相応の予算が割り当てられているのも当然っちゃ当然だ。
でも、同じ役所で働いていても、ここまで待遇に差があるとは思わなかったぞ?
「レイジさん、どうかしましたか?」
ソウマが心配そうに俺を見た。どうやら俺の顔に嫉妬が滲み出ていたらしい。
「いや、なんでもない。立派な職場だなと思ってな」
「そうですね……正直、私もこの環境には慣れません」
ソウマは少し困ったような表情を見せた。
(やっぱり真面目な騎士さんだ)
この豪華な環境に対して素直に喜べないあたり、ソウマの人柄の良さが窺える。きっと「こんなにお金をかけるべきなのか」とか真剣に悩んでいるタイプなんだろう。
俺はそんなソウマの人柄に好感を抱きつつ、案内された部屋の前で立ち止まった。
そこには「国家公務員騎士課」という重厚なプレートが掲げられている。
「失礼します」
ソウマがドアをノックし、中に入室する。
部屋の中は予想以上に広く、最新の設備が整っていた。大型モニターが複数設置され、画面にはダンジョンの内部らしき映像がリアルタイムで表示されている。デスクには最新のパソコンが並び、俺の職場とは技術格差が20年くらいあるのが一瞬で見て取れた。
そして──
「ソウマさん!」
突然、若い男性が駆け寄ってきた。
茶髪で童顔、どこか頼りなさそうな雰囲気の男だった。年は20代前半といったところか。手にはタブレットやら書類やらを抱えており、どこか慌てた様子で近づいてくる。
「よかった……本当に無事だったんですね!」
男性は今にも泣き出しそうな顔でソウマを見つめている。その表情には心からの安堵が浮かんでおり、相当心配していたことが分かる。
(この子、ソウマのことをすごく心配してたんだな)
俺はその光景を見て、なんとなく微笑ましい気持ちになった。
「心配をかけて申し訳ありませんでした、ワタル」
「本当ですよ! 昨日からずっと連絡がないからすっごく心配して……連絡つかないから勝手に最悪のことばかり考えちゃって、眠れませんでしたよ! ……って」
ワタルがそこまで言いかけて、ふと俺の存在に気づいた。
「あ……もしかして」
ワタルの目が見開かれる。
「ああっ、この人が噂のレイジさんですね!」
突然の大声に、俺は驚いて少し身を引いてしまう。
「はじめまして! 僕、金沢渉と申します! ソウマさんの同僚で映像記録を担当しているんです!」
ワタルは勢いよく頭を下げた。その様子があまりにもフレンドリーで、俺は面食らってしまう。人懐っこい笑顔に、どこか人を警戒させない愛嬌がある。
「あ、ああ……レイジです。よろしく」
俺も慌てて挨拶を返した。
「それにしても、まさか本物のレイジさんにお会いできるなんて……! ソウマさんがいつも──」
ワタルがそこまで言いかけたとき、ソウマが咳払いをして、彼の言葉を遮った。
ワタルはハッとした表情を見せて、口をつぐむ。どうやら察しのいい男のようだ。
「あ、えーっと……」
ワタルは慌てたように話題を変えた。
「部長が出社次第、お二人を連れてこいって言われているんです。すぐにご案内しますね」
(ここの部署の部長か……)
俺は内心で首を傾げた。
部長ってどんな人なんだろうか。同じ職場で働いていても、国家公務員騎士の仕事はほとんど管轄外だ。どういう人が率いているのか全く知識がない。
俺の職場の上司といえば、自分以上にくたびれた定年間近のおじさんだ。毎日疲れた顔で書類と格闘しながら、「早く定年したい」とぼやいている。まあ、気持ちは分からなくもないが。
さすがに国家公務員騎士なんて花形部署の上司は、間違ってもそういうタイプではないだろう。もっとバリバリのエリートで、厳格な感じの人って感じか。
(まさか軍人上がりとかかな……)
俺は想像を巡らせながら、ワタルに案内されて部長室へ向かった。
重厚な扉の前で、ワタルがノックする。
「失礼します。レイジさんとソウマさんをお連れしました」
「入りたまえ」
中から女性の声が聞こえた。
(え、女性?)
俺は驚いた。まさか天下の花形部署の上司が女性だとは。
ドアが開かれると、そこには俺と同い年くらいの女性が立っていた。
タイトなスーツに身を包んだ、隙のない雰囲気の女性だった。短く刈り揃えられた黒髪に、鋭い眼光。身長は160センチ程度だが、立ち姿に威厳があって実際より大きく見える。
化粧は薄めだが、整った顔立ちが印象的だ。ただし、その表情は常に真剣で、近寄りがたい雰囲気を醸し出している。まさに仕事のできるキャリアウーマンといった感じだった。
「私が国家公務員騎士課の部長の東堂だ」
女性は男性のような口調で名乗った。
「この度は、わざわざ足を運んでいただき感謝する。レイジ殿」
東堂は俺に向かって軽く頭を下げた。
「先のダンジョンで中層に現れた災厄級モンスターに対し、迅速な対処をしていただいたこと、重ねて礼を言わせていただく」
その口調は丁寧だが、どこか軍隊的な響きを感じる。
「ソウマも、よくやってくれた」
東堂はソウマにも同じように頭を下げる。ソウマは「ありがとうございます」と簡潔に返事をする。
「あの……あれからダンジョン内部はどうなったのですか?」
俺は気になっていたことを尋ねた。
「ああ、それについて少し説明しようか」
東堂は部屋の壁に設置された大型モニターを操作した。画面にダンジョンの内部映像が映し出される。
「現在、ダンジョン内部は中層以降を立ち入り禁止にしている。国家公務員騎士を向かわせて中層の調査を進めているが……」
モニター画面が切り替わり、俺たちが戦った広間の映像が映った。しかし、そこにはスケルトンドラゴンの欠片すら残っていない。
「災厄級モンスターの姿は、死体も含めて既に現場に何も残っていなかった。恐らく自己再生した後、元のエリアに戻っていったと推測される」
「自己再生……」
俺は眉をひそめた。なんとなく予想していたが、三属性の複合魔術をもってしても完全に倒しきれなかったのか。
そんな時、東堂が俺に近づいてきた。至近距離で、何かを探るようにじっと顔を見られる。
「あの災厄級を一時的とはいえ戦闘不能にし、市民が避難する時間を稼げたのは貴方のおかげだ」
そして、東堂は続けて告げた。
「──改めて礼を言おう。深淵の探求者、レイジ」
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