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#36 接触
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異能"重力操作"――白夜はほぼ最大の出力で引力を放ち、金剛寺を引き寄せていた。
走行する車の上。
白夜は振り下ろされないよう片手をルーフにつけ、異なる重力で体を固定している。逆の手には金剛寺を引き寄せている引力を放っており、それは車の後方へと向けられていた。
白夜の視線と体はその後方へと向けられている。背中には冷たい風が吹きつけ、たなびく服の袖が腕をくすぐった。
「……あれか」
瞳を細め、後方の奥を凝視していた白夜はこちらに迫ってきている小さな影を発見する。元々車の通りが少なかった車道を地面にすれながら、車に匹敵する速度で不自然に動いているそれは、間違いなく白夜の異能が捕らえた金剛寺だった。
互いに顔が認識できる距離まで縮まると、白夜は唇を緩める。そのまま足の裏を重力でルーフに引っ付け立ち上がると、ボロ雑巾の如く現在進行形で引きずられている金剛寺へ叫んだ。
「初めましてクソ野郎! やっと会えたな!」
「……っ!」
金剛寺の体はかなりの速度で地面をこすり、そのまま弾かれる。その拍子に彼の鋭い瞳が白夜を捉えた。傷だらけで血みどろな顔面が、上を向く。
それは一瞬の視線の交差だった。見下ろす白夜と見上げる金剛寺の視線が重なり、初めての邂逅が行われる。
金剛寺の体が再び地面へ落ち、地に落ちた左腕が服ごと削られた。血液がスプレーのように吹き出し、金剛寺の体が横転してさらに傷を増やす。
「……」
この"引き摺り回し"は白夜がふと思いついた案であったが、想像以上に少ない労力でかなりの損害を与えられているようだった。文字通り血だるまになりつつある金剛寺を見て、白夜はそこに彼に対するかつてない勝算を見出す。
――しかし、その希望はすぐに白夜の度肝を抜いた。
「ッ!?」
突然にして、白夜の目の前に大きな口が現れる。思わず身を反らす白夜の眼前で、その口は歯並びの悪い歯のすき間からよだれを垂らしていた。そしてあんぐりと、大きく口を開ける。
白夜は目を見開いた。その口内は闇に包まれていたが、その実態はすぐにどうでもよくなる。何故なら、その暗闇から勢いよく大きな物体が飛んできたのだから。
「くっ……!」
「……っ!」
かなりの速度で口内から飛んできたそれは白夜へと勢いよくぶつかり、白夜の体をルーフの上から引き剥がした。その衝撃で左手の引力が途切れたのだ。走行し慣性が作用するルーフの上で、白夜の体は中に舞う。
「くそ……っ!」
意図して飛び出したのなら結果は変わるが、意図せず不用意な態勢で走行中の車から投げ出されれば、少なくとも無傷では済まない。生身の体であれば、命すら落とす可能性もある。
それを知っていた白夜は考えるよりも先に、異能で自らの全身を重力で重くして、ルーフの上に張り付けた。
空に向かい仰向けになった白夜。これで車外へ投げ出されることはなくなったが、何かが解決したわけではない。
"口"の中から飛び出してきた大きな物体――その正体、それをこの目で確かめなければならない。その時、視界に広がっていた青い空を一人の影が覆った。それは白夜にぶつかってきた物体そのもので、それを目視した白夜は目を見開いた。
「てめ――」
白夜は敵意を露わにすると同時に、その人影は腕を振りかぶった。その手の内には"口"が顕現しており、歯並びの悪い歯が覗かせている。白夜は瞬時に自らの異能をほどき、体を横に弾き起こした。
そのまま白夜の体はルーフの上から転がり落ちた。
助手席の窓に手がかかる。白夜は瞬時に異能の引力で窓に手を引っ付け、落車を防いだ。ギリギリ地面に落ちず、宙に吊るされた足がいやに冷たい浮遊感を感覚器官に伝達する。
足の先にむず痒い感覚を覚えながらも、白夜は窓越しに雪音へ叫んだ。
「っ雪音ェ!」
"口"から出てきた物体――それは"口"と"口"を経由して空間跳躍をした金剛寺だった。
金剛寺を捉えていた引力の糸は白夜が彼に体当たりされた時――ルーフに貼り付けていた左腕の引力が衝撃で途切れたのと同じくして――完全に途切れている。彼は自由の身になっていた。
故にこれ以上自由にさせておくには危険すぎた。白夜がそう必死に開口すると同時に、引力で車に貼り付けた腕に冷気がかかる。車内の雪音は静かに人差し指を立てて口を開いた。
『氷漬けにならずに済みましたね』
窓越しでよく聞こえなかったが、なんとなくそう言っていた気がする。白夜は目を細め、フリーな片腕で体を持ちあげるとそのまま車の上へ顔を出した。
「……」
白夜がついさっきまでいた車の屋根の上。たなびく前髪越しに白夜が見たのは、その上で氷漬けになった金剛寺の姿だった。
それを目撃して白夜が覚えたのは金剛寺という敵が機能不全になった安堵感ではなく、彼を氷像にした彼女の異能"凍結"に対する畏怖だった。ゾッとする背筋に、以前バーで凍らされた白夜の両腕が不意にくすぐったくなる。
あの時、もし彼女が本気であれば――白夜は息を呑んだ――あの時点で"終わっていた"のだろう。
それはともかく、とにかく金剛寺を捕らえることはできた。彼との戦闘は奇跡的に被害も時間もかけずに終了できたのだから、白夜への依頼は終えたとみて良いだろう。白夜たちを乗せた車も減速を始めた。
「これでひとまずは……ん?」
思うところはあるが、胸をなでおろす気分になった白夜だけれども、その達成感は突如揺らいだ。視界の中で氷漬けになった金剛寺、その手に持つ物に白夜は見覚えがなかった。
「――携帯?」
氷像になった金剛寺の手には携帯が握られていた。白夜と接触した時には持っていなかったものである。恐らく白夜が車のルーフから転げ落ちた後に取り出したのだろう。
何故そうする必要があったのか。
――これは"ダメ"だ。白夜の感性が告げた。
「――雪音ッ!」
すぐさま体を落とし、助手席の窓へ顔を向けた白夜だが、それは結果的に遅かったのだろう。
「――」
左肩が突如激しい痛みに襲われた。視界の端で赤い血液が舞う。体を支えていた左腕が車から滑り落ちた。
「ぁ……」
とてつもなく減速した車から落ちる白夜。その刹那の瞬間で、視線はルーフの上へと向いていた。白い蒸気を放ちながら、のろのろと体を起こす人影が一つ。
「……っ!」
何かを叫ぼうとして噛み締めるも、喉の奥から体液が逆流してる感じがしてそれは叶わない。その人影に見下ろされながら、白夜は背面から地面へと叩きつけられた。
だが幸いなことに車の速度は下がっていた。背骨から鎖骨にかけて激しい衝撃を感じながらも、白夜はすぐさま体制を立て直しすぐ二本足と右手で地面に立つ。
そして、顔を上げるとその先を睨みつけた。
「金剛寺……!」
だるそうに体を前へ垂らし、白夜を追うように"彼"はルーフの上から飛び降りた。
白夜とは違い、金剛寺は綺麗に両脚で着地すると、ゆっくりと口を開いた。
「……まずは、さっきのお礼をしてやる。"丁寧に"だが、"迅速に"、な」
金剛寺の鋭く濁った双眸が、白夜を貫いたのだった。
走行する車の上。
白夜は振り下ろされないよう片手をルーフにつけ、異なる重力で体を固定している。逆の手には金剛寺を引き寄せている引力を放っており、それは車の後方へと向けられていた。
白夜の視線と体はその後方へと向けられている。背中には冷たい風が吹きつけ、たなびく服の袖が腕をくすぐった。
「……あれか」
瞳を細め、後方の奥を凝視していた白夜はこちらに迫ってきている小さな影を発見する。元々車の通りが少なかった車道を地面にすれながら、車に匹敵する速度で不自然に動いているそれは、間違いなく白夜の異能が捕らえた金剛寺だった。
互いに顔が認識できる距離まで縮まると、白夜は唇を緩める。そのまま足の裏を重力でルーフに引っ付け立ち上がると、ボロ雑巾の如く現在進行形で引きずられている金剛寺へ叫んだ。
「初めましてクソ野郎! やっと会えたな!」
「……っ!」
金剛寺の体はかなりの速度で地面をこすり、そのまま弾かれる。その拍子に彼の鋭い瞳が白夜を捉えた。傷だらけで血みどろな顔面が、上を向く。
それは一瞬の視線の交差だった。見下ろす白夜と見上げる金剛寺の視線が重なり、初めての邂逅が行われる。
金剛寺の体が再び地面へ落ち、地に落ちた左腕が服ごと削られた。血液がスプレーのように吹き出し、金剛寺の体が横転してさらに傷を増やす。
「……」
この"引き摺り回し"は白夜がふと思いついた案であったが、想像以上に少ない労力でかなりの損害を与えられているようだった。文字通り血だるまになりつつある金剛寺を見て、白夜はそこに彼に対するかつてない勝算を見出す。
――しかし、その希望はすぐに白夜の度肝を抜いた。
「ッ!?」
突然にして、白夜の目の前に大きな口が現れる。思わず身を反らす白夜の眼前で、その口は歯並びの悪い歯のすき間からよだれを垂らしていた。そしてあんぐりと、大きく口を開ける。
白夜は目を見開いた。その口内は闇に包まれていたが、その実態はすぐにどうでもよくなる。何故なら、その暗闇から勢いよく大きな物体が飛んできたのだから。
「くっ……!」
「……っ!」
かなりの速度で口内から飛んできたそれは白夜へと勢いよくぶつかり、白夜の体をルーフの上から引き剥がした。その衝撃で左手の引力が途切れたのだ。走行し慣性が作用するルーフの上で、白夜の体は中に舞う。
「くそ……っ!」
意図して飛び出したのなら結果は変わるが、意図せず不用意な態勢で走行中の車から投げ出されれば、少なくとも無傷では済まない。生身の体であれば、命すら落とす可能性もある。
それを知っていた白夜は考えるよりも先に、異能で自らの全身を重力で重くして、ルーフの上に張り付けた。
空に向かい仰向けになった白夜。これで車外へ投げ出されることはなくなったが、何かが解決したわけではない。
"口"の中から飛び出してきた大きな物体――その正体、それをこの目で確かめなければならない。その時、視界に広がっていた青い空を一人の影が覆った。それは白夜にぶつかってきた物体そのもので、それを目視した白夜は目を見開いた。
「てめ――」
白夜は敵意を露わにすると同時に、その人影は腕を振りかぶった。その手の内には"口"が顕現しており、歯並びの悪い歯が覗かせている。白夜は瞬時に自らの異能をほどき、体を横に弾き起こした。
そのまま白夜の体はルーフの上から転がり落ちた。
助手席の窓に手がかかる。白夜は瞬時に異能の引力で窓に手を引っ付け、落車を防いだ。ギリギリ地面に落ちず、宙に吊るされた足がいやに冷たい浮遊感を感覚器官に伝達する。
足の先にむず痒い感覚を覚えながらも、白夜は窓越しに雪音へ叫んだ。
「っ雪音ェ!」
"口"から出てきた物体――それは"口"と"口"を経由して空間跳躍をした金剛寺だった。
金剛寺を捉えていた引力の糸は白夜が彼に体当たりされた時――ルーフに貼り付けていた左腕の引力が衝撃で途切れたのと同じくして――完全に途切れている。彼は自由の身になっていた。
故にこれ以上自由にさせておくには危険すぎた。白夜がそう必死に開口すると同時に、引力で車に貼り付けた腕に冷気がかかる。車内の雪音は静かに人差し指を立てて口を開いた。
『氷漬けにならずに済みましたね』
窓越しでよく聞こえなかったが、なんとなくそう言っていた気がする。白夜は目を細め、フリーな片腕で体を持ちあげるとそのまま車の上へ顔を出した。
「……」
白夜がついさっきまでいた車の屋根の上。たなびく前髪越しに白夜が見たのは、その上で氷漬けになった金剛寺の姿だった。
それを目撃して白夜が覚えたのは金剛寺という敵が機能不全になった安堵感ではなく、彼を氷像にした彼女の異能"凍結"に対する畏怖だった。ゾッとする背筋に、以前バーで凍らされた白夜の両腕が不意にくすぐったくなる。
あの時、もし彼女が本気であれば――白夜は息を呑んだ――あの時点で"終わっていた"のだろう。
それはともかく、とにかく金剛寺を捕らえることはできた。彼との戦闘は奇跡的に被害も時間もかけずに終了できたのだから、白夜への依頼は終えたとみて良いだろう。白夜たちを乗せた車も減速を始めた。
「これでひとまずは……ん?」
思うところはあるが、胸をなでおろす気分になった白夜だけれども、その達成感は突如揺らいだ。視界の中で氷漬けになった金剛寺、その手に持つ物に白夜は見覚えがなかった。
「――携帯?」
氷像になった金剛寺の手には携帯が握られていた。白夜と接触した時には持っていなかったものである。恐らく白夜が車のルーフから転げ落ちた後に取り出したのだろう。
何故そうする必要があったのか。
――これは"ダメ"だ。白夜の感性が告げた。
「――雪音ッ!」
すぐさま体を落とし、助手席の窓へ顔を向けた白夜だが、それは結果的に遅かったのだろう。
「――」
左肩が突如激しい痛みに襲われた。視界の端で赤い血液が舞う。体を支えていた左腕が車から滑り落ちた。
「ぁ……」
とてつもなく減速した車から落ちる白夜。その刹那の瞬間で、視線はルーフの上へと向いていた。白い蒸気を放ちながら、のろのろと体を起こす人影が一つ。
「……っ!」
何かを叫ぼうとして噛み締めるも、喉の奥から体液が逆流してる感じがしてそれは叶わない。その人影に見下ろされながら、白夜は背面から地面へと叩きつけられた。
だが幸いなことに車の速度は下がっていた。背骨から鎖骨にかけて激しい衝撃を感じながらも、白夜はすぐさま体制を立て直しすぐ二本足と右手で地面に立つ。
そして、顔を上げるとその先を睨みつけた。
「金剛寺……!」
だるそうに体を前へ垂らし、白夜を追うように"彼"はルーフの上から飛び降りた。
白夜とは違い、金剛寺は綺麗に両脚で着地すると、ゆっくりと口を開いた。
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