傀儡使いと獣耳少女の世界遍歴

トンボ

文字の大きさ
2 / 119
第一章 傀儡使い、獣耳少女に出会う

2 酷く虐げられた少女は

しおりを挟む

 日が沈み、シルヴァがいる牢獄の中は薄暗くなってきた。蝋燭ろうそくの明かりだけが朦朧もうろうとしている。

 そんな中で、無実の罪で投獄されたシルヴァは、何とか牢屋から出ようと試行錯誤していた。

「……うーん」

 しかし、牢屋の鉄格子は素手では破壊できそうにないし、床は石畳なので地面を掘って脱出も無理だ。

「新入りぃ! お前みたいなちんちくりんじゃあ、そんなことしたって無駄に決まってんだろ! ガハハ!」

 そうやって牢屋を出ようと試行錯誤していたら、通路を挟んで向かい側の檻にいる囚人の大男が面白可笑しく笑った。

 それにつられて、他の囚人たちも嘲笑う。

「ということで新入り、お前はこれからここで厄介になるわけだが……。先輩である俺たちの言うことは聞くのが礼儀ってやつだよなぁ?」

「……」

「ここは退屈なんだよ。いっちょ、裸踊りでもしてくれねーか? ほれほれ! ハハハ!」

「……」

 ここ最近、全く人の縁がないな、とシルヴァはうなだれた。

 普段は温厚なのだが、自分に対して不遜な態度を取ってくる人に連続して出会って、さらにそれが原因で免罪を吹っかけられ、牢屋に打ち込まれたシルヴァは、気が立っていた。

 自分をからかうような、見下すような囚人の言い草にちょっとイラっときて、目の前の檻にいる囚人の男をにらみつける。

 頭を地面に叩きつけたいなあ、本当。

 その視線に気づき、その男はシルヴァを睨み返した。

「ァア? やんのかこの――」

 男がシルヴァに凄んだ直後、男の頭が下に消えた。否、男は自らの頭を、なんと地面に叩きつけたのだ!

 シルヴァはぎょっとして、思わず後ずさりをする。

「な……」

 男も訳も分からない様子で、鼻血を流しながら立ち上がった。

 男は何が起こったのか分かっていない様子だ。

 しかし、シルヴァには確かな手応えがあった。そしてそれは一つの結論へ繋がっていく。

 ――僕が、そう念じたから……。あいつの頭を地面に叩きつけたいと、そう念じたからそうなったのか……!?

 シルヴァはごくんと息を呑んだ。根拠はないが、今のシルヴァは、目の前で起こった"それ"が、自分の能力によるものだという確信があった。

 今までシルヴァは『傀儡使い』としての能力を魔獣にしか使おうとしなかった。だが、今の感じからして、その『傀儡使い』の能力は、魔獣だけでなく人間にも作用するようだ。

 いや、違う。シルヴァは手に顎を当てて考える。

 過去に人間を自らの望むがままに操れればいいな、と思うことは何度かあった。行列に並んでいるときとか。しかし『その時』は発動しなかった。

 でも今は人間相手にも『傀儡使い』の力が発動した。これはどういうことか。それは、

 ――シルヴァの能力は、今この瞬間に進化した、ということ。

 さっきまでは操れる対象は魔獣だけだった。けれど、今の囚人の男への不満で能力が成長し、人間も支配下におけるようになった……。

 そう考えると、いやに府に落ちた。

「……これなら」

 全てを理解したシルヴァは、にやりと唇を緩ませる。それから向かいの牢の中の、鼻を抑えている男を見据えた。

 シルヴァは腕をかざし、その男を傀儡の能力の対象にとる。突然に体が動かなくなった男は、驚きの表情すらできずにそのまま固まった。――シルヴァの能力の支配下に入ったのだ。

「……っ! ……っ!」

 無表情な男の顔。しかしそれはシルヴァの支配下にあるが故に、表情を変えられないから無表情になっているわけである。男が本当にしたい表情は、驚愕と恐怖の表情だろう。

 シルヴァは傀儡となったその男を操作する。

 ――ガァン!

 男を操作して、その拳を鉄格子にふるった。何度も何度も拳をふるい、その際に生じる大きな音が獄中に響いていく。

「何事だ!」

 その音に釣られて、獄中の見張り番であるらしい男が剣を片手に駆け出してきた。見張りの登場に、獄中の囚人たちが一気に静まる。

 そんな中でも音を鳴らし続けているのは、シルヴァが支配下にある男のみ。

「おい、何をして……っ!」

 檻を無表情に殴っている囚人の男の前に立ち、苦言を放つ見張りの言葉が詰まった。見張りはもう、指一つ動かすことができない。

 シルヴァの能力により、支配されたのだ。これでシルヴァは見張りの支配権を得た。

 ここでシルヴァはあることに疑問を抱く。

 ――この能力は何人まで適応できるのだろうか。

 そう思ったシルヴァは、見張りの男を操り、彼の腰につけている牢屋のカギを手に持たせた。

 見張りの彼が牢屋のカギを持っていたのは好都合だった。これでシルヴァは牢屋から逃れられる。

 でもシルヴァだけがそのカギを使わせて出れば、彼らを操ったのがシルヴァであると分かってしまう。

 だから、シルヴァは自分の他にも複数の檻をカギで開けさせた。

「おいおい……。何を考えてんだよ……」

 見張り役が無表情で檻をどんどん開けていく光景に、囚人は喜びあれど、困惑の面が大きくでていた。その囚人に紛れ、自分の牢の鍵を開けさせたシルヴァも、ちゃっかりと外に出る。

 それから未だ牢屋に入っている囚人たちを視界に入れて、密かに操ってみる。操るといっても、具体的な行動をさせるわけではなく、一時的に支配下におくだけだが。

「……六人か」

 能力で一度に操ることのできる人数を把握し、シルヴァはボソリと呟く。魔獣ならば十匹以上操れたのだが、やはり人間だと魔獣よりも操れる数が少ない。

「へへっ! まあいいか、じゃあなてめえら!」

 牢屋から解き放たれた数人は、牢屋を開ける対象に選ばれなかった囚人たちに笑いかけ、そのままその場を後にしていく。

 シルヴァもその脱獄者たちに続いた。

 ああ、そういえば見張り番をどうにかしないと。ずっと支配下に置いているわけにもいかないし。
 ……まあ、適当に気絶させとくか。

 シルヴァは見張り番を操り、自ら壁に頭をぶつけさせた。そのまま気絶し倒れる見張り番。これでよし。けど、ごめんなさい。

 脱獄者の集団は牢屋の牢かを抜けて、階段を上がっていった。

「そういやこの時間は、女囚人の入浴時間と被るな……」

「丁度良いんじゃねえか? 看守の目はそっちに向いてる!」

 走る囚人たちから小さな歓声が上がる。どうやら運もこちらに向いているようだ。

 シルヴァ達が階段を上り辿り着いた先は、看守たちの小さな詰所だった。囚人たちは身を伏せて、壁からゆっくりと詰所をのぞき込む。

「……いっ、いやっ!」

「――」

 そこで繰り広げられていた光景に、シルヴァは思わず舌打ちをした。

「へへっ、動くなよ罪人! ほらっ」

 服、というよりは布切れを着せられた少女が、手と足を縄で縛られていた。茶色の短い髪はずぶぬれで、目の下には大きなクマが出ていた。

 その上から、看守と思われる男が火の蝋燭を落とす。

「あァ! や、やめてっ! 熱い! あつっ!」

 落とされた蝋燭が少女の腹に転がり、火が少女の露出した腹を焼いていく。

 その目の前で広がる壮絶な光景に、シルヴァだけでなく、他の囚人でさえもが言葉を失っていた。

 ――これは一体なんだ……? どういうことなんだ……!?

 見たくもない光景。だがシルヴァはそこから目を離せない。

 少女は瞳を大きく開け、悲鳴を上げながら、決死の思いで体をくねらせる。自分の腹を焼いていた蝋燭を何とか落とした。

「はぁ……はぁ……」

 少女の上から蝋燭が落ち、火の危険から解き放たれたのもつかの間。看守は横にある水の入ったバケツを持ち上げ、少女に水をぶっかけた。

「てめぇ! 何やってんだよ!」

 看守はずぶぬれになった少女をさらに押し倒し、馬乗りになって頬を殴る。そしてそれだけでは飽き足らず、すでにほぼ裸という状態にあるのにも関わらず、少女が来ていた布切れを腕で破り捨てた。

「てめぇはっ! 俺たちを喜ばせるのがっ! 役目だろうがっ! 裏切り者が!」

「ごめんなさいっごめんなさいっ……!」

 殴られながら、服をはぎ取られながらも、少女は抵抗することなくただ謝った。泣きながら許しを乞う中で、看守は気にせず少女の上で暴行を加える。

 そこまでの光景を、シルヴァとその他囚人たちは影から見ていた。囚人たちはゴクリと喉を鳴らす程度だったが、シルヴァは違う。

 ――シルヴァは、もう我慢の限界だった。

「おいっ! 待て新人!」
「うるさい……っ! 僕は貴方たちとは違う!」

 囚人のストップも聞かず、シルヴァは詰所に飛び出した。その声に気づき振り向いてきた看守の頬に、シルヴァのストレート命中する。

 少女に馬乗りになっていた看守は、そのまま吹っ飛んで地面に転がった。

「……っ! 今だ、かかれぇー!!」

 その行動に呆気に取られていた囚人たちだっが、すぐに気を取り直し、地面に転がった看守へと一斉に飛びかかった。

 圧倒的な数の有利。看守はなすすべなく、そのままボコボコにされる。

 それを見据えながら、シルヴァは倒れた少女に視線を戻す。

 服を所々無理やりにはぎ取られ、危うい恰好になっている少女。彼女は腕を目のところにやって、叩かれて赤くなった頬に涙を流しながら、ただただ、

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

 と、もう居なくなったはずの恐怖に、ピクピクと体を震わせていた。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化! 転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。 どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。 - カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました! - アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました! - この話はフィクションです。

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい

空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。 孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。 竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。 火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜? いやいや、ないでしょ……。 【お知らせ】2018/2/27 完結しました。 ◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。

異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。 【あらすじ】   異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。  それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。  家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。  十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。   だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。  最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。  この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。  そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。  そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。  旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。 ☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。 ☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

巻き込まれた薬師の日常

白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。 剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。 彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。 「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。 これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。 【カクヨムでも掲載しています】 表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...